ブラザープリンターの選び方|PRIVIOとファーストタンク、電話・ファクス付きモデル

ブラザープリンターの選び方|PRIVIOとファーストタンク、電話・ファクス付きモデル プリンター

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まず結論:同じ本体寸法でも、ファーストタンクならコストが下がる

ブラザーのPRIVIO(プリビオ)には、大容量タンク方式ではなく「ファーストタンク」と呼ばれる大容量カートリッジ方式があります。当サイトがブラザーの公式仕様を確認したところ、W390×D343×H148.5mmという同じ本体寸法のDCP-J529N(通常カートリッジのLC511使用)とDCP-J1270N(ファーストタンクのLC514使用)を比べると、A4カラー文書のコストはDCP-J529Nが約11.4円、DCP-J1270Nが約6.1円で、後者のほうが低くなっていました(いずれもブラザー公式仕様。インク価格は2025年9月1日付のブラザーダイレクトクラブ掲載価格が基準で、2026年10月1日の価格改定より前の数字です。確認日2026年9月27日)。

型番 方式 純正インク A4カラー/モノクロ 本体寸法
DCP-J529N カートリッジ「4色独立」 LC511シリーズ 約11.4/2.9円 W390×D343×H148.5mm
DCP-J1270N ファーストタンク(大容量カートリッジ)4色独立 LC514(約1,200ページ) 約6.1/1.0円 W390×D343×H148.5mm
0円12円DCP-J529N 約11.4円DCP-J1270N 約6.1円
同じ本体寸法の2機種のA4カラー文書コストを、公式仕様の数字の位置で示した図です。

この記事の根拠

この記事は、ブラザーの公式ページの仕様と印刷コストの条件ページだけを根拠にしています。確認日は2026年9月27日です。当サイトはこれらの機種の実機を購入・使用しておらず、印刷も行っていません。この比較はブラザー1社の中で行っており、他社の数字とは並べていません。

ファーストタンクは4色独立の大容量カートリッジ

ブラザーは、インクが4色独立カートリッジタイプで1色ずつ交換できる点を強みとして案内しています。ファーストタンクのDCP-J4250Nは、さらに全色顔料インクで、純正インクのLC516(黒・標準タイプ)は印刷可能ページ数が約1,000ページ、LC516XL(黒・大容量タイプ)は約6,000ページと公式に示されており、このLC516XL使用時のA4カラー文書コストは約4.1円です。LC411シリーズを使うDCP-J1800Nは「A4用紙を半分のA5サイズに自動カット」という機能を持ち、A4カラー文書コストは約10.4円です。

電話・ファクス付きは、今回見た範囲ではブラザーだけ

家庭向けプリンターで電話・ファクス機能を持つ機種(MFC-J742DN/DWN・MFC-J943DN/DWN・MFC-J908N・MFC-J4950DN)は、今回当サイトが確認した範囲では、キヤノン・エプソン・HPの家庭向け一覧にはなく、ブラザーだけが出しています。MFC-J742DN/DWNは自動両面印刷が「-」(非対応)と表示されている一方、MFC-J943DN/DWNとMFC-J908NはADF(20枚)付きで対応しています。ファクス機能が不要な場合は、同じLC511を使うDCP-J529NやDCP-J929N-W(ADF付き)のほうが選択肢としてシンプルです。

2026年10月にインクの出荷価格が改定予定

ブラザーの印刷コストの基準は「2025年9月1日付のオンラインショップ「ブラザーダイレクトクラブ」の掲載価格(税込)」です。ブラザーの公式ニュースには、「価格改定日」が2026年10月1日(木)、対象商品に「インクジェットプリンター用インクカートリッジ : 106品目 出荷価格改定」、「価格改定率」が約5%~10%とあり、この記事で挙げたコストの数字は、この改定前の価格が前提になっています。

デメリット・向いていない人

ブラザーの印刷コストの条件ページには「※プリビオは印刷品質維持安定のため、オートクリーニング機構により電源投入中(本製品の電源プラグをコンセントに差したままの状態)及び印刷中に定期的にインク各色の強制吐出を行い消費します。」とあります。純正以外のインクについては、ブラザーの公式ページに「ブラザー純正品以外の消耗品(トナーカートリッジ・インクカートリッジ等。詰替え商品含む。)を使用したことによる故障は、保証期間内や保守契約期間中でも有償修理となりますのでご注意ください。(純正品以外の全ての消耗品が必ず不具合を起こすと断定しているわけではありません。)」という注意があります。保証を延長できる「ハイプリ」という制度もありますが、純正インクの継続使用が条件かどうかは、この記事の確認範囲では未確認です。

買わなくてよい人

印刷量が少なく、A4カラー文書のコスト差(約11.4円と約6.1円)を気にしない場合は、通常カートリッジのDCP-J529Nでも十分な場合があります。電話・ファクス機能を使わない家庭であれば、無理にMFCシリーズを選ぶ必要はありません。

まとめ

ブラザーは、同じ本体寸法のDCP-J529NとDCP-J1270Nを比べると、ファーストタンク(大容量カートリッジ)のDCP-J1270Nのほうが、A4カラー文書のコストが約11.4円から約6.1円へ下がっています。電話・ファクス機能を持つ家庭向け機種は、今回確認した範囲ではブラザーだけでした。2026年10月にインクの出荷価格が改定される予定がある点も踏まえて選ぶとよさそうです。この記事の内容は、実機を使った比較ではなく、公式情報から当サイトが判断したものです。

出典

ブラザー PRIVIO一覧 https://www.brother.co.jp/product/printer/inkjet/index.aspx ・DCP-J529N仕様 https://www.brother.co.jp/product/printer/inkjet/dcp-j529n/spec/ ・DCP-J1270N仕様 https://www.brother.co.jp/product/printer/inkjet/dcp-j1270n/spec/ ・DCP-J4250N仕様 https://www.brother.co.jp/product/printer/inkjet/dcp-j4250n/spec/ ・DCP-J1800N仕様 https://www.brother.co.jp/product/printer/inkjet/dcp-j1800n/spec/ ・MFC-J742DN仕様 https://www.brother.co.jp/product/printer/inkjet/mfc-j742dn/spec/ ・印刷コストの条件 https://www.brother.co.jp/product/printer/inkjet/running_cost_16/index.aspx ・価格改定ニュース https://www.brother.co.jp/news/2026/kakakukaitei/index.aspx ・純正品以外の注意 https://www.brother.co.jp/product/original/index.aspx (2026年9月27日確認)

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