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プリンターシリーズ
まず結論:カラリオとエコタンクは、消耗品の合計コストで大きく分かれる
エプソンの家庭向けプリンターは、カートリッジ方式のカラリオ(複合機・プリンターとして8型番、ハガキプリンターのPF-81・PF-71を含めると10型番)と、大容量タンク方式のエコタンク(家庭向け4型番)に分かれます。当サイトがエプソンの公式ページを確認したところ、エプソン自身が、A4カラー文書約1,000ページの印刷に必要なインクの合計価格を、エコタンクのEW-M757TWで4,235円、カラリオのEP-887AWで20,636円と示しており、2026年10月1日時点のエプソンダイレクトショップ掲載価格が基準になっています。2026年10月3日の時点で、エプソンがこの試算に挙げているカラリオの機種は EP-889AW(2026年10月29日発売予定)で、金額は同じ20,636円です。この価格は、7月1日にホームプリンター向けなどの消耗品417商品の価格改定があったあとの数字です。この数字はインクだけの価格で、本体の値段は入っていません。エプソンは、本体価格と消耗品を合わせた5年間の合計で、どちらが得になるかの分かれ目を別に示しています。
| 区分 | 型番 | A4カラー文書約1,000ページ分のインク価格 | 基準 |
|---|---|---|---|
| エコタンク | EW-M757TW | 4,235円 | 2026年10月1日時点のエプソンダイレクトショップ価格 |
| カラリオ | EP-887AW | 20,636円 | 同上 |
この記事の根拠
この記事は、エプソンの公式ページと印刷コスト算出条件のページだけを根拠にしています。確認日は2026年9月27日です。当サイトはこれらの機種の実機を購入・使用しておらず、印刷も行っていません。この比較はエプソン1社の中で行っており、他社の数字とは並べていません。
カラリオ:カートリッジ方式の8型番とハガキプリンター
カラリオの一覧には、2026年10月3日の時点で、A4以上の複合機・プリンターとしてEP-988A3(A3対応)・EP-889AW/AB/AP・EP-819A・EP-719A・EW-559A・EW-456A・EW-056A・EP-315の8型番と、ハガキプリンターのPF-81・PF-71が並んでいます(このほかに、A3ノビ対応の単機能プリンター EP-50V も一覧にあります)。EP-889AW/AB/AP・EP-819A・EP-719A・EW-559A の4型番は、エプソンが2026年10月1日に発表した型です。EW-559A・EW-456A・EW-056Aは4色(染料3色、顔料1色)の独立型インクで、ほかの5型番は6色の染料インクです。いずれも独立型のインクカートリッジを採用しています。一覧から外れた EP-887AW/AB/AP・EP-817A・EP-717A は、それぞれの製品ページに「在庫限り」と表示されています(2026年10月3日確認)。カラリオの仕様表には保証期間の欄がなく、保証書同梱の記載のみのため、この記事では保証期間を未確認としています。
EP-887AW はエプソンの公式で「在庫限り」です(2026年10月3日確認)。同じ6色で印刷コストも同じ EP-889AW が2026年10月29日に発売予定です。
エコタンク:家庭向け4型番、無償保証は1年間
家庭向けのエコタンクは、EW-M873T・EW-M757TW/TB/TP・EP-M476T・EP-M553Tの4型番です(A3ノビのEW-M973A3Tは参考機種)。EP-M476TとEW-M757TWの仕様表には「無償保証期間」「1年間(持ち込み修理)」という記載があり、EW-M757TWにはさらに「(注10)保証期間内に機器ごとに定めた耐久枚数に達した場合は、保証期間を終了させていただきます。」という注記が付いています。EP-M553Tは公式一覧で「在庫限り」と表示されています。EP-M476Tの自動両面印刷は、仕様表で「非対応」と明記されている点にも注意が必要です。
純正インクは「オープンプライス」表示
エプソンの純正インクは、全機種の消耗品ページで「オープンプライス」と表示されており、「(注)オープンプライス商品の価格は取扱販売店にお問い合わせください。」という注記が付いています。価格改定のニュースでは「本体、オプションおよび消耗品:2026年7月1日納品分より改定」とされており、この記事で挙げたEW-M757TWとEP-887AWの価格差も、この改定後の数字にもとづいています。
PF-81・PF-71:ハガキ専用のプリンター
エプソンには、年賀状などのハガキ印刷に特化したPF-81・PF-71というプリンターもあります。PF-81は「9.0型」の液晶を備え、スキャン機能はなく、寸法は187×278×100mm(キーボード含まず)・約2.6kgです。PF-71は249×176×85mm・約1.8kgとさらに小型です。どちらもA5までの印刷を想定した機種で、この記事で扱ったカラリオ・エコタンクのようなA4文書の印刷用途には向きません。
デメリット・向いていない人
カラリオは保証期間が仕様表に明記されておらず、この記事では未確認としているため、保証内容を重視する場合は購入前に販売店や保証書で確認したほうがよさそうです。EP-M476Tは自動両面印刷に非対応のため、両面印刷を頻繁に使う場合は他の機種を検討してください。純正以外のインクについては、エプソンが修理サービス規約で「エプソン製品以外の消耗品(トナーカートリッジ/インク及びインクカートリッジ等)の使用に起因して生じた製品の損傷、故障及び障害。」は保証期間内でも有償修理になるとしています。
買わなくてよい人
印刷量が少なく、消耗品コストの差を重視しない場合は、無理にエコタンクへ買い替える必要はありません。ハガキ印刷しかしない場合は、A4対応の複合機ではなくPF-81・PF-71のようなハガキ専用機で十分な場合があります。
まとめ
エプソンの家庭向けプリンターは、カートリッジ方式のカラリオと大容量タンク方式のエコタンクに分かれ、公式の試算では1,000ページ分のインク価格がエコタンクのEW-M757TWで4,235円、カラリオのEP-887AWで20,636円と大きく開いています(2026年10月1日時点の価格が基準)。保証期間はエコタンクの一部機種で1年間と確認できましたが、カラリオは仕様表に記載がなく未確認です。ハガキ印刷だけならPF-81・PF-71のような専用機も選択肢になります。この記事の内容は、実機を使った比較ではなく、公式情報から当サイトが判断したものです。
出典
エプソン カラリオ一覧 https://www.epson.jp/products/colorio/ ・エコタンク一覧 https://www.epson.jp/products/ecotank/ ・EW-M757TW仕様 https://www.epson.jp/products/ecotank/ewm757t/spec.htm ・EP-887AW仕様 https://www.epson.jp/products/colorio/ep887a/spec.htm ・EP-M476T仕様 https://www.epson.jp/products/ecotank/epm476t/spec.htm ・印刷コスト算出条件 https://www.epson.jp/products/printer/sokutei.htm ・価格改定ニュース https://www.epson.jp/osirase/2026/260511.htm ・修理サービス規約 https://www.epson.jp/support/shuri/tyui/ ・PF-81製品ページ https://www.epson.jp/products/colorio/pf81/ ・PF-71製品ページ https://www.epson.jp/products/colorio/pf71/ (2026年9月27日確認。印刷コスト算出条件とエコタンク一覧の基準日は2026年10月3日に再確認)


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