ホットプレートとグリル鍋、どっちを買えばいい?【兼用でいける人・いけない人】

ホットプレート・電気鍋

本記事はアフィリエイト広告(楽天・Amazon)を含みます。

ホットプレートを買おうとネットで調べていたら、「グリル鍋」という選択肢も出てきて、結局どっちがいいのか分からなくなった——。焼肉やたこ焼きだけでなく、寒くなると鍋や煮込みもしたい。でも売り場では「ホットプレート」と「グリル鍋(電気鍋)」が別の棚に並んでいて、何が違うのかが分かりにくいジャンルです。

この記事は、まだ方式もメーカーも決めていない人のための「最初の1枚」です。先に結論をお伝えすると、グリル鍋は深い鍋がついているため煮る料理もでき、平面や波形のプレートが付属していればホットプレート代わりにもなります。逆にホットプレートで鍋料理はできません。まずはこの1点で分かれ道を決め、そこから人数・たこ焼き・片付けやすさで各社を絞り込みます。

ホットプレートとグリル鍋のどちらを買うかを決める分岐図。1〜2人暮らしなら600〜650W級の1人用(レコルトRPD-4など)、3人以上で鍋や煮込みもしたいならグリル鍋、3人以上で焼くだけでよいならホットプレートに分かれる
当サイトが作成した図(迷ったらこの3行・用途別おすすめをもとに・2026年8月28日確認)
  1. まず答え:どっちを買う?1枚表
  2. この記事の根拠
  3. 選び方の講義(3分だけ)
    1. そもそも何が違う?——焼く床か、煮られる深さか
    2. 人数で決まるW数——600W級か1100〜1300W級か
    3. たこ焼きプレートの有無
    4. 片付け:「丸洗いできる範囲」は3段階
  4. 各社を1社ずつ紹介します
    1. 象印——「ヒーターセットが簡単に取り外せる」あじまる
    2. タイガー——「深なべ直火OK」で下ごしらえが速い
    3. BRUNO——デザインと限定色。消費電力は1200Wで「見た目だけ」ではない
    4. レコルト——ヒーター内蔵プレート=本体まで水洗いできる
    5. 山善——直火対応の深鍋つきで実用派
    6. アイリスオーヤマ——最薄10mm・まな板スタンドに立てる
    7. 個性派2社——両面焼きのエムケー精工/竹台の1枚板グリルのプリンセス
  5. 項目別に比べる
    1. 「丸洗い」翻訳表——公式表記そのまま並べる
    2. プレート構成マトリクス
    3. コーティングの呼び名——フッ素系とセラミック配合系が交錯
  6. 電気代の比較(1回2時間で何円か)
  7. 用途別おすすめ(3択)
  8. よくある質問
    1. Q. グリル鍋はホットプレート代わりになりますか?
    2. Q. ホットプレートで鍋料理はできますか?
    3. Q. 一人暮らしにはどちらが向いていますか?
    4. Q. たこ焼きが焼けるのはどれですか?
    5. Q. 「BRUNOはおしゃれだけど火力が弱い」というのは本当ですか?
    6. Q. 電気代はどれくらいかかりますか?
  9. 買う前の注意
  10. まとめ——今日やることは1つだけ
  11. 注記:数字の細かい条件
  12. 出典(確認日つき)

まず答え:どっちを買う?1枚表

迷ったらこの3行

  • 鍋・煮込みもするなら → グリル鍋(波形や平面のプレートが付いている機種ならホットプレート代わりにもなります)
  • 焼くだけ・大人数のパーティー中心なら → ホットプレート
  • 1人暮らし・1〜2人暮らしなら → 600〜650W級の小型(1人用)

下の表は、この記事で扱う8社を「鍋ができるか・焼くのが得意か」「たこ焼きプレートの有無」「丸洗いできる範囲」「1人用の有無」でまるごと1枚にまとめたものです。細かい数値の条件(測定条件・下限表記の違いなど)はすべて後半の「注記」にまとめてあります。

メーカー 区分 たこ焼き 洗える範囲 1人用 こんな人向け
象印 グリル鍋◎ ○(EP-FS30) ③本体ガードまで 片付けを一番楽にしたい人
タイガー グリル鍋◎・ホットプレート◎(機種で分かれる) ○(CRV-G301) ②〜③(機種による) 鍋も焼くも本気で選びたい人
BRUNO ホットプレート◎ ○(穴数は取得できず) 取得できず デザイン・置きたくなる見た目重視の人
レコルト ホットプレート◎・1人用◎ ○(RHP-1) ②〜③(機種による) 1〜2人でヒーター内蔵プレートを使いたい人
山善 グリル鍋◎・1人用○ ②〜不明(機種による) 直火の下ごしらえもしたい人
エムケー精工 ホットプレート◎(両面焼き) ①プレートだけ 両面焼きで時短したい人
アイリスオーヤマ ホットプレート◎(薄型) ①プレートだけ(ヒーターごと) 収納スペースが無い・すぐ立てて片付けたい人
プリンセス ホットプレート◎(1枚板) ①プレートだけ 油をひかず焼きたい・デザイン重視の人

※◎○△✕は各社の公式仕様に基づく当サイトの整理です。個別機種の数値は後半の「各社を1社ずつ紹介」「項目別に比べる」で確認してください。兼用の向きは一方通行です:グリル鍋に波形・平面プレートが付属していればホットプレート代わりになりますが、ホットプレートを鍋代わりに使うことはできません。

どっちの読み方にしますか?

📄 このまま読む —— 「ホットプレートとグリル鍋のどっちを買うか」だけを短く決める入口版(この記事)

🔍 細かく選ぶ —— 丸洗いのしやすさで選ぶ記事、一人用で選ぶ記事といった詳細連載も準備中です。公開でき次第、この記事から見出しごとにリンクします。

この記事の根拠

  • 本文の数値は、象印・タイガー・BRUNO・レコルト・山善・エムケー精工・アイリスオーヤマ・プリンセスの8社13機種について、公式サイトまたは公式ストア・公式リリースで2026-08-28に確認したものです。
  • アイリスオーヤマのみ公式サイト(irisohyama.co.jp・irisplaza.co.jp)が403エラーで開けないため、PR TIMESに掲載された公式リリースを出典にしています。そのため、消費電力と価格は確認できていません。
  • BRUNOの仕様数値は、本体サイトの仕様欄がJS描画のため、BRUNO公式楽天市場店の商品ページを出典にしています。温度調節の下限は出典によって表記が割れているため、この記事では上限だけを書いています。
  • プリンセスの仕様数値は、本体サイトがJS描画のため、国内正規販売元CORED(store.cored.co.jp)を出典にしています。
  • 公式で確認できなかった項目は、数値を作らずに「取得できず」「公式に記載なし」と書いています。

選び方の講義(3分だけ)

そもそも何が違う?——焼く床か、煮られる深さか

ホットプレートとグリル鍋(電気鍋)の一番の違いは、「平面のプレートで焼くだけの器具か、深さのある鍋がついていて煮ることもできる器具か」です。タイガーのグリルなべ「CQE-B201」は、この違いを1台の中に持っている分かりやすい例です。付属の穴あき波形プレートは深さ2.7cm(焼く用)、深なべは深さ6.1cm(煮る用)と、同じ製品の中でも役割によって深さがまったく違います。

ホットプレート(平面) グリル鍋(深鍋) 兼用(プレート交換式)
できる料理 焼く(焼肉・お好み焼き・たこ焼きなど) 煮る・炊く・蒸す(鍋・おでん・炊き込みご飯など) 両方(プレートを付け替える)
プレートの深さの目安 浅い(タイガーCQE-B201の波形プレートで2.7cm) 深い(同じくCQE-B201の深なべで6.1cm) 機種によって浅深どちらも用意
直火(ガス火)にかけられるか 基本的に不可 「深なべ」など鍋部分のみ対応する機種がある 鍋部分だけ対応

タイガー公式の製品ページで直火対応が明記されているのは、CQE-B201の深なべ部分だけです。ガス火で下ごしらえをしてから本体に戻して卓上へ運べることが紹介されています。同社のホットプレート「CRV-G301」(平面・波形・たこ焼きの3枚プレート)の製品ページには直火対応の記載はありません。「直火OK」は鍋(深なべ・土鍋風なべ)部分だけの機能であるという点は誤読しやすいので覚えておいてください。

人数で決まるW数——600W級か1100〜1300W級か

この記事で調べた8社13機種の消費電力を見ると、1人用は600〜650W、家族用は1100〜1300Wの2つの帯にはっきり分かれます。数値はすべて各社の公式仕様値です。

消費電力の横棒グラフ。600W山善YHC-W600、650Wレコルトポットデュオキャレ、1100Wタイガーグリルなべ、1200WBRUNOコンパクトホットプレート、1300W象印・タイガーCRV-G301・山善YGF-W130ほか・レコルトRHP-1(1〜2人用ながら最大1300W)。アイリスIHU-A10は消費電力を確認できていないため掲載していない
当サイトが作成した図(各社公式で確認した消費電力の数値をもとに・2026年8月28日確認。アイリスIHU-A10は公式サイトに接続できず公式リリースにも記載がないため掲載していません)

まとめると、1人用は600〜650W、家族用は1100〜1300Wの2階級です。ただしレコルトRHP-1は1〜2人用ながら1300W(最大)で例外です。1人用を家族用と間違えて選ぶと、加熱がゆっくりになったり、逆に大人数で家族用を使うと1回あたりの電気代(後述)が上がったりします。人数に合わせて選ぶのが基本です。

たこ焼きプレートの有無

たこ焼きを焼きたいかどうかも、早い段階で決めておきたいポイントです。個数や玉サイズは機種によって差があります。

メーカー・型番 個数 玉サイズ
象印 EP-FS30(あじまる) 21個 直径40mm
タイガー CRV-G301 30個 直径約44mm
レコルト RHP-1 14個 公式に記載なし
BRUNO BOE021 取得できず(たこ焼きプレートは付属) 取得できず

玉を大きく焼きたいならタイガーCRV-G301(約44mm×30個)、少人数でコンパクトに焼きたいなら象印EP-FS30(40mm×21個)やレコルトRHP-1(14個)が候補になります。

片付け:「丸洗いできる範囲」は3段階

各社とも「丸洗いOK」を訴求していますが、公式表記を見比べると洗える範囲が3段階に分かれることが分かります。この違いは、当サイトが8社の公式ページを実際に読み比べて初めて見えてきた独自の整理です。

本体の丸洗いできる範囲を3段階で示す図解。凡例(プレート・なべ・本体)つき。①プレートだけ洗える機種はエムケーTK-H315K・プリンセス・アイリスIHU-A10、②なべ・プレートまで洗える機種はタイガーCQE-B201・山善YGF-W130・レコルトRPD-4、③ヒーター・本体まで洗える機種は象印EP-FS30/EP-FA10・タイガーCRV-G301・レコルトRHP-1
当サイトが作成した図(8社の公式ページの丸洗い可否の表記をもとに・2026年8月28日確認)
段階 洗える範囲 該当機種
①プレートだけ プレートを外して水洗い。本体・ヒーターは拭くだけ エムケー TK-H315K/プリンセス Table Grill Stone/アイリス IHU-A10(※ヒーター内蔵プレートごと洗える点で毛色が違います)
②なべ・プレートまで 深なべ・フタも水洗い。本体は不可 タイガー CQE-B201/山善 YGF-W130/レコルト RPD-4(本体は水洗い不可と公式に明記)
③ヒーター・本体(ガード)まで ヒーターを外して、または熱源がプレートに内蔵されていて本体側まで洗える 象印 EP-FS30・EP-FA10/タイガー CRV-G301/レコルト RHP-1

BRUNO BOE021と山善YHC-W600は、公式ページに丸洗い可否の詳しい記載がなく、この3段階には分類していません(「洗えない」という意味ではなく「確認できていない」という意味です)。

名前が似ていて別ものなので注意してください。「ヒーター内蔵プレート」(レコルトRHP-1・アイリスIHU-A10)は構造の名前で、プレートを洗えば熱源ごと洗えるという意味です。一方「完全分離構造」(タイガー)や「ヒーターセット取り外し」(象印)は、本体を分解してヒーター側まで洗う方式です。どちらも「本体まで洗える」という結果は同じですが、仕組みは違います。

各社を1社ずつ紹介します

象印——「ヒーターセットが簡単に取り外せる」あじまる

象印のグリル鍋「あじまる」シリーズの看板機能は、ヒーターセットごと外して本体ガードまで丸洗いできることです。3枚プレート(土鍋風なべ・たこ焼き・すき焼きなべ)の「EP-FS30」と、土鍋風なべのみの1枚仕様「EP-FA10」の2機種があり、いずれも消費電力1300W、土鍋風なべは直火対応です。

EP-FS30 EP-FA10
プレート構成 土鍋風なべ+たこ焼き(40mm×21個)+すき焼きなべ 土鍋風なべのみ
消費電力 1300W 1300W
なべ容量・直火 満水3.3L・土鍋風なべは直火OK 満水容量は公式に記載なし・直火OK
サイズ・質量 40×32.5×19cm(なべ時)・6.5kg 40×32.5×19cm・4.3kg
温度調節 数値の記載なし 数値の記載なし

気になる点:温度調節の具体的な範囲(℃)は、製品ページ・ニュースリリースとも数値の記載が確認できませんでした。価格も公式ページに記載がなく確認できていません。

こんな人向け:片付けを最優先したい人。すき焼きなべまで含めて用途が広いのはEP-FS30です。

タイガー——「深なべ直火OK」で下ごしらえが速い

タイガーは、鍋料理向けの「グリルなべ CQE-B201」と、焼く用途に特化した「ホットプレート CRV-G301」の2ラインを持っています。CQE-B201の看板機能は深なべの直火対応で、ガス火で下ごしらえをしてから本体に戻して卓上に運べます。

CQE-B201(グリルなべ) CRV-G301(ホットプレート)
プレート構成 穴あき波形プレート(深さ2.7cm)+深なべ(深さ6.1cm) 穴あき波形+平面+たこ焼き(約44mm×30個)の3枚
消費電力 1100W 1300W
洗える範囲 「プレート、なべ丸洗いOK」=②なべ・プレートまで 「本体ガードまで丸洗いOK」+完全分離構造=③本体ガードまで
なべ容量・直火 3.5L・深なべは直火OK
サイズ・質量 約40.7×32.9×18.7cm・約3.8kg 52.3×38.5×12.7cm・8.6kg(縦置き自立で約14.8cm)
価格(公式) 公式に記載なし 27,500円(税込)

CRV-G301は「本体ガード、プレート、ヒーターが外せる完全分離構造」で本体ガードまで丸洗いできるほか、縦置きで自立するスリムな収納設計(約14.8cm)も特徴です。

こんな人向け:鍋も焼くも本気で選びたい人はCQE-B201、大人数のたこ焼き・焼肉パーティーが中心ならCRV-G301が向いています。

BRUNO——デザインと限定色。消費電力は1200Wで「見た目だけ」ではない

BRUNOのコンパクトホットプレート「BOE021」は、豊富な限定色とコンパクトなデザインが看板です。消費電力は1200Wで、この記事で比較した8社の中では、タイガーのグリルなべCQE-B201(1100W)より高い数値です。消費電力(W)は火力そのものではなく、発熱の元になる電力量であることは必ず併記しておきます。「デザイン重視だから火力が弱い」と決めつけられる数値ではありません(「弱い・弱くない」という評価そのものは、この記事では扱いません)。

BOE021 BOE026(グランデサイズ)
対象人数 2〜3人用 4〜5人用
消費電力 1200W 取得できず
温度調節 上限250℃(下限は出典によって表記が割れており、この記事では書きません) 取得できず
プレート構成 平面+たこ焼き(穴数は取得できず) 平面+たこ焼き(詳細は取得できず)
サイズ・質量 W37.5×D23.5×H14cm・2.3kg 取得できず
価格(公式) 12,100円(税込) 18,700円(税込)

気になる点:本体サイトの仕様欄がJS描画のため、仕様数値はBRUNO公式楽天市場店の商品ページを出典にしています。洗える範囲・たこ焼きの穴数は公式で確認できませんでした。

こんな人向け:置いておきたくなる見た目やカラー展開を重視する人。BOE026は4〜5人の家族向けです。

レコルト——ヒーター内蔵プレート=本体まで水洗いできる

レコルトの看板機能はプレートにヒーターを内蔵させた構造です。ホットプレート「RHP-1」はフラット・タコヤキ両プレートともヒーター内蔵という構造です。

RHP-1(ホットプレート) RPD-4(ポットデュオ キャレ)
対象人数 1〜2人 1人用(1台5役)
消費電力 1300W(最大) 650W
温度調節 WARM約80〜120℃/LO約120〜160℃/MID約160〜200℃/HI約200〜250℃ 公式に記載なし
プレート構成 フラット+タコヤキ(14個)・両プレートともヒーター内蔵 セラミックボウル(1.3L・煮る炊く蒸す揚げる)+グリルプレート(焼く)
洗える範囲 コントローラー以外は水洗い可=③本体まで フタ・アミ・ボウル・プレートは水洗い可、本体は水洗い不可=②鍋・プレートまで
サイズ・質量 約44.5×25×15.5cm・約2.6kg 約20×20×17.5cm(収納時)・約1.35kg
価格(公式) 13,200円(税込) 8,800円(税込)

こんな人向け:1〜2人でヒーター内蔵プレートを使いたい人はRHP-1、1人暮らしで煮る・焼くをこれ1台にまとめたい人はRPD-4が向いています。

山善——直火対応の深鍋つきで実用派

山善のグリル鍋「YGF-W130」は、深鍋2Lと波型プレートの2枚組で、深鍋は直火に対応します。ガラスフタは自立するため置き場所に困りません。1人用の「YHC-W600」は600Wの小型モデルです。

YGF-W130 YHC-W600
対象人数 家族用(2枚組) 1人用
消費電力 1300W 600W
温度調節 約80〜約230℃ 保温(80℃)〜210℃
洗える範囲 「深鍋、波型プレート、ガラス蓋は水で丸洗いOK」=②なべ・プレートまで 丸洗い可否の記載なし(取得できず)
プレート構成・容量 深鍋2L+波型プレート(着脱式)・ガラスフタは自立 波型プレート+鍋プレート(容量は公式に記載なし)
サイズ・質量 34.3×33.3×22.2cm(深なべ時)・2.5kg 24.5×23×7cm(波型時)・1.2kg
価格(公式) 公式に記載なし 公式に記載なし

こんな人向け:直火の下ごしらえもしたい人はYGF-W130、1人暮らしで薄さと軽さを優先する人(厚さ7cm・1.2kg)はYHC-W600が向いています。

アイリスオーヤマ——最薄10mm・まな板スタンドに立てる

アイリスオーヤマの薄型ホットプレート「IHU-A10」の看板機能は、プレート最薄部10mmという薄さと、折りたたみX脚で「まな板スタンド」に立てかけて収納できる点です。

プレート構成 ヒーター内蔵プレート1枚(最薄部10mm)・折りたたみX脚
消費電力 取得できず(公式リリースに記載なし。公式サイトは403エラーで開けず)
温度調節 約80〜230℃(無段階)
洗える範囲 「取り外して丸洗いができる」=①プレートだけ(ヒーター内蔵プレートごと)
サイズ・質量 調理面 幅40.5×奥行24.5cm・約2.6kg
価格(公式) 公式に記載なし

気になる点:公式サイト(irisohyama.co.jp・irisplaza.co.jp)が今回の確認時点で403エラーとなり開けなかったため、消費電力と価格はPR TIMESの公式リリースの範囲では確認できませんでした。「消費電力が無い」という意味ではなく「確認できていない」という意味です。

こんな人向け:収納スペースが限られていて、使わないときは立てて収納したい人。

個性派2社——両面焼きのエムケー精工/竹台の1枚板グリルのプリンセス

エムケー精工の「HASAMIZE(ハサマイズ)」(TK-H315K)は、上下のプレートで食材を挟んで両面から同時に加熱する両面焼きホットプレートです。上下それぞれ90〜220℃で独立して温度調節でき、開けば2面のホットプレートとしても使えます。

プリンセスの「Table Grill Stone」(103031〜103034)は、アルミダイキャストにセラミックマーブルコーティングを施した1枚板のプレートを、天然竹の台座にのせたデザイングリルです。プレートは取り外して丸洗いできます。

エムケー精工 TK-H315K プリンセス 103031〜103034
方式 両面焼き(上下1300W=各650W) 1枚板グリル(1300W)
温度調節 0℃、90〜220℃(上下それぞれ独立調整) 保温〜250℃
プレート構成 平面(上下各1)+波型(上下各1) セラミックマーブルコーティングの1枚板+竹の台座
洗える範囲 「プレートは取り外して水洗い」=①プレートだけ 「プレート取り外し可能・丸洗い可」=①プレートだけ
サイズ・質量 公式に記載なし プレートW56×D25.5×H4.4cm・台座W61.4×D22×H7.5cm・約3.4kg
価格(公式) 公式に記載なし(オープン価格) 19,800円(税込・国内正規販売元CORED確認)

こんな人向け:厚みのある食材を両面から時短で焼きたい人はTK-H315K、油をひかずに焼きたい・見た目のデザイン性を重視したい人はプリンセスが向いています。

項目別に比べる

「丸洗い」翻訳表——公式表記そのまま並べる

同じ「丸洗いOK」でも、各社の公式表記を並べると範囲が違うことが分かります。

メーカー・型番 公式表記(そのまま) 段階
象印 EP-FS30/EP-FA10 「ヒーターセットが簡単に取り外せるので、本体ガードも丸洗いできます」
タイガー CQE-B201 「プレート、なべ丸洗いOK」
タイガー CRV-G301 「プレート・本体ガード丸洗いOK」(完全分離構造)
BRUNO BOE021 取得できず
レコルト RHP-1 「コントローラー以外、本体・フタ・各プレートは水洗いできます」
レコルト RPD-4 「フタ・油切りアミ・蒸し料理用アミ・セラミックボウル・グリルプレートは水洗い可、本体は水洗い不可」
山善 YGF-W130 「深鍋、波型プレート、ガラス蓋は水で丸洗いOK」
山善 YHC-W600 取得できず(丸洗い可否の記載なし)
エムケー TK-H315K 「プレートは本体から簡単に取り外し、水洗いができます」
アイリス IHU-A10 「取り外して丸洗いができる」(ヒーター内蔵プレートごと)
プリンセス 103031〜103034 「プレート取り外し可能・丸洗い可」

プレート構成マトリクス

機種 平面 波形 深鍋 たこ焼き 両面
象印 EP-FS30 ○(土鍋風)
象印 EP-FA10 ○(土鍋風)
タイガー CQE-B201 ○(深なべ)
タイガー CRV-G301
BRUNO BOE021
レコルト RHP-1 ○(フラット)
レコルト RPD-4 ○(グリルプレート) ○(セラミックボウル)
山善 YGF-W130 ○(深鍋)
山善 YHC-W600 ○(鍋プレート)
エムケー TK-H315K
アイリス IHU-A10
プリンセス 103031〜103034 ○(1枚板)

コーティングの呼び名——フッ素系とセラミック配合系が交錯

各社のプレートのコーティングは、呼び名だけを見ると別物のように見えますが、実は「フッ素系」と「セラミック配合系」の2系統に整理できます。

系統 公式表記 機種
フッ素系 フッ素樹脂コーティング/フッ素樹脂加工/フッ素加工 BRUNO BOE021(※)・レコルト RHP-1・山善 YGF-W130/YHC-W600・アイリス IHU-A10・エムケー TK-H315K
セラミック配合系 「セラミックを含んだフッ素加工」+「遠赤長持ちコート」(CQE-B201)/「硬質セラミックスハードフッ素コーティング」(CRV-G301) タイガー2機種
セラミック系 「セラミックマーブル・コーティング」(遠赤外線訴求) プリンセス Table Grill Stone
セラミック(鍋側) セラミックコーティング(セラミックボウル) レコルト RPD-4
記載なし・取得できず 象印 EP-FS30/EP-FA10(製品ページ・リリースともコーティング名の記載を確認できず)

電気代の比較(1回2時間で何円か)

電気代は「消費電力(kW) × 使用時間(h) × 単価(31円/kWh)」で機械的に計算できます。ここでは1回2時間使った場合の目安を、この記事で確認した消費電力ごとに並べます(31円/kWhは全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価。実測値ではなく計算上の目安です)。

1回2時間使用時の電気代を消費電力ごとに横並びにした棒グラフ。600Wで約37円、650Wで約40円、1100Wで約68円、1200Wで約74円、1300Wで約81円
当サイトが作成した図(単価31円/kWh〈全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価〉による試算・実測値ではありません)
消費電力 該当する主な機種 2時間あたりの電気代目安
600W 山善 YHC-W600 約37円
650W レコルト RPD-4 約40円
1100W タイガー CQE-B201 約68円
1200W BRUNO BOE021 約74円
1300W 象印 EP-FS30/EP-FA10・タイガー CRV-G301・山善 YGF-W130・エムケー TK-H315K・プリンセス 103031〜103034・レコルト RHP-1(最大) 約81円

1人用(600〜650W)と家族用(1100〜1300W)では、2時間あたりで約2倍の差があります。ただし実際の電気代は「弱運転で使う時間」「保温にしている時間」によっても変わるため、あくまで目安として見てください。1人用の電気代・スピードをさらに詳しく比べる記事は準備中です。同じ加熱調理家電でも、電子レンジはタイプによる電気代差が年319円でした。あわせて読むと電子レンジは3タイプ、どれを選ぶ? 同じ26Lで比べたら差は年319円でしたで「家電の電気代はどこで差がつくか」が見えます。

用途別おすすめ(3択)

おすすめ機種 こんな人
第1に(鍋も焼きも=兼用) タイガー CQE-B201 深なべの直火対応と、なべ・プレートまで洗える手軽さを両立したい人
第2に(焼き中心・家族) タイガー CRV-G301(デザイン重視ならBRUNO BOE021) 大人数のたこ焼き・焼肉パーティーが中心の人
第3に(1人) レコルト RPD-4(薄さと軽さを優先するなら山善 YHC-W600=厚さ7cm・1.2kg) 1人暮らしで煮る・焼くをこれ1台にまとめたい人

グリル鍋・ホットプレート・小型の3段ごとに、どのメーカーのどの機種を第1に選ぶかの結論は、ホットプレートとグリル鍋は段ごとにどこがいい? グリル鍋はタイガー、ホットプレートもタイガー、小型はレコルト|迷ったらこの3段の結論でまとめています。

条件が合わない人の逃がし先

  • 丸洗いのしやすさを一番重視したい → 「丸洗い」翻訳表(前章)で③(ヒーター・本体ガードまで)の機種から選んでください。詳しい比較記事は準備中です
  • 1人用をさらに細かく比べたい → 電気代・スピードで比較する記事を準備中です
  • BRUNOの火力について詳しく知りたい → 通説を公式数値だけで検証する記事を準備中です
  • たこ焼きプレートの個数・玉サイズで選びたい → 詳しい比較記事は準備中です
  • 食卓まわりの調理家電を、同じようにメーカーで選びたい → 炊飯器のメーカーはどこがいい? 8社の違いを94シリーズの実数で比較

よくある質問

Q. グリル鍋はホットプレート代わりになりますか?

A. 波形や平面のプレートが付属している機種であれば、ホットプレートとしても使えます。この記事で紹介したタイガーCQE-B201・山善YGF-W130はいずれも波形プレートが付属しています。

Q. ホットプレートで鍋料理はできますか?

A. 基本的にできません。ホットプレートは平面のプレートで焼くための器具で、深さのある鍋がついていないためです。鍋料理もしたい場合はグリル鍋(深鍋つき)を選んでください。

Q. 一人暮らしにはどちらが向いていますか?

A. 600〜650W級の1人用モデル(レコルトRPD-4・山善YHC-W600)が向いています。家族用(1100〜1300W級)は容量が大きい分、1人分では余りやすく、電気代も約2倍かかります。

Q. たこ焼きが焼けるのはどれですか?

A. この記事では象印EP-FS30(40mm×21個)、タイガーCRV-G301(約44mm×30個)、レコルトRHP-1(14個)、BRUNO BOE021(穴数は取得できず)にたこ焼きプレートが付属しています。

Q. 「BRUNOはおしゃれだけど火力が弱い」というのは本当ですか?

A. 公式の消費電力を見る限り、BOE021は1200Wで、この記事で比較したタイガーのグリルなべCQE-B201(1100W)より高い数値です。ただし消費電力は火力そのものではなく発熱の元になる電力量のため、この記事では「弱い・弱くない」という評価そのものは扱いません。

Q. 電気代はどれくらいかかりますか?

A. 1回2時間使う場合、1人用(600〜650W)で約37〜40円、家族用(1100〜1300W)で約68〜81円が目安です(単価31円/kWhで試算・実測値ではありません)。

買う前の注意

購入前チェックリスト

  • □ 収納サイズを確認したか(タイガーCRV-G301は縦置き自立で約14.8cm、アイリスIHU-A10はまな板スタンドに立てかけ収納)
  • □ 置き場所のすきまを確認したか(同じ台所家電では、電子レンジは周囲10cmと言われがちですが公式18機種のうち6機種は左右0cmでした。詳しくは電子レンジは周囲10cmあける? 公式18機種を数えたら「左右0cm」が6機種ありました
  • □ 「直火OK」は鍋(深なべ・土鍋風なべ)部分だけの機能であることを理解しているか(本体・プレートを火にかけられるという意味ではない)
  • □ 卓上で使う際、電源コードの位置とコンセントの容量を確認したか(他の家電とタコ足配線にしない)
  • □ 洗える範囲(①プレートだけ/②なべ・プレートまで/③本体まで)が自分の求める片付けやすさに合っているか
  • □ 価格が公式に記載なし(オープン価格)の機種は、購入前に実売価格を確認したか

特に見落としやすいのが「直火OK」の意味です。象印は土鍋風なべ使用時のみ、タイガーは深なべ限定で、いずれも鍋の部分だけがガス火に対応するという意味です。本体やプレート全体を火にかけられるわけではないので、誤解のないようにしてください。

まとめ——今日やることは1つだけ

  • ✔ ホットプレートは「平面で焼く」、グリル鍋は「深鍋で煮る(+プレート次第で焼く)」器具です。兼用はグリル鍋からホットプレート方向のみ一方通行です。
  • ✔ 消費電力は1人用600〜650W、家族用1100〜1300Wの2階級。人数に合わせて選んでください。
  • ✔ 「丸洗いOK」でも範囲は3段階(プレートだけ/なべ・プレートまで/ヒーター・本体まで)。片付けやすさを重視するなら③の機種を選んでください。
  • ✔ 「直火OK」は鍋部分だけの機能です。本体全体を火にかけられるわけではありません。

今日やることは1つだけです。この1週間の夕食を思い出して、鍋や煮込みが1回でもあったか数えてください。1回でもあれば兼用(グリル鍋)、ゼロならホットプレートです。人数とたこ焼きの有無を合わせて考えれば、冒頭の1枚表からすぐに候補を絞り込めます。

注記:数字の細かい条件

消費電力(W)は火力そのものではありません。消費電力は投入する電力量であり、実際の加熱の体感(火力)とは別の指標です。この記事のBRUNOの検証(BOE021=1200W)も、公式数値の事実を述べているだけで、「火力が強い・弱い」という評価はしていません。

温度上限は横並びにできますが、差はほとんどつきません。この記事で温度の上限が分かった機種は220〜250℃の範囲に収まっています(BRUNO・レコルトRHP-1・プリンセスが250℃、山善・アイリスが210〜230℃)。象印・タイガーの2機種は温度調節の数値そのものが公式に記載されていません。

温度調節の「下限」は表記がバラバラなため、この記事では比較していません。「保温」「WARM(約80〜120℃)」「80℃」「0℃」など、各社の書き方が揃っていないためです。

電気代の計算式:消費電力(kW) × 使用時間(h) × 単価(31円/kWh) = 電気代。単価は全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価です。実際の電気料金は契約している電力会社・プランによって変わります。

BRUNOの仕様の出どころ:本体サイト(bruno-onlineshop.com)の仕様欄がJS描画で確認できなかったため、BRUNO公式楽天市場店の商品ページを出典にしています。温度調節の下限は出典によって記録が割れているため書いていません。

プリンセスの仕様の出どころ:本体サイト(princess-jp.com相当)がJS描画で確認できなかったため、国内正規販売元CORED(store.cored.co.jp)を出典にしています。

アイリスオーヤマの数値が少ない理由:公式サイト・公式通販(アイリスプラザ)とも今回の確認時点でアクセスできず、PR TIMES掲載の公式リリース(発行元:アイリスオーヤマ株式会社)でのみ一部情報を確認できました。消費電力・価格は確認できていません。

価格が「公式に記載なし」の機種について:象印EP-FS30・EP-FA10、タイガーCQE-B201、山善YGF-W130・YHC-W600、エムケーTK-H315K、アイリスIHU-A10は、公式ページに価格の記載がなく確認できていません。オープン価格の可能性がありますが、断定はしていません。

出典(確認日つき)

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