シャープのドライヤーの機能|現行5機種で、機能ごとに付いている機種を数えた

シャープのドライヤーの機能のアイキャッチ ドライヤー

本記事はアフィリエイト広告(楽天・Amazon)を含みます。

シャープのドライヤーは、2026年9月19日に当サイトが公式サイト(美容家電トップ・各製品ページ・仕様ページ)を開き直したところ、トップページの「製品ラインアップ」に載る現行機が、プラズマクラスタードレープフロードライヤー1機種・プラズマクラスタードライヤー3機種・ディンプルフロードライヤー1機種の、3カテゴリ5機種でした(自社通販「COCORO STORE」へのリンクがあるのもこの5機種だけです)。看板の「プラズマクラスター」があるのは5機種中4機種で、残る1機種(IB-P300)は「マイナスイオン」という別の名前です。このほか「全製品一覧」ページには、前の機種6つも残っています(当サイトが「全製品一覧」の読み込みデータを直接開いて確認。内訳は次の章)。この記事は、現行5機種の公式ページ・仕様ページを1つずつ開いて、機能ごとに「何をする機能か」と「付いている機種」を確認します。

先に3行で

  • 「距離センサー&AIで温度コントロール」するSENSINGモードは、現行5機種(トップの製品ラインアップ)の中ではIB-WX902だけの機能です。「全製品一覧」に残る前の機種IB-WX901・IB-WX3にも同じSENSINGモードがあります。公式は「業界初」(国内で販売されているドライヤーにおいて、距離センサーで温度コントロールする構造。IB-WX1〈2019年発売〉が最初)としています。
  • 「プラズマクラスター」を看板にしているのは5機種中4機種(IB-WX902・IB-P802・IB-P602・IB-P80M)です。IB-P300だけは「マイナスイオン」で、送風の仕組みの名前も「ディンプルフロー」と別です。
  • 質量は約485g(IB-P300)〜約555g(IB-P80M)、COCORO STOREの参考価格は8,910円〜44,000円(税込)と幅があります。保証期間の記載は、当サイトが開いた4機種のページでは見つけられませんでした(IB-P300だけ「補修用性能部品の保有期間は、製品の製造打ち切り後5年です。」の記載があります)。

1本目のドライヤーはメーカーで何が違う?では、シャープを「プラズマクラスターと距離センサーで温度を自動管理」と1行で紹介しました。この記事はその中身を、機種ごとに開けていきます。

まず1枚:シャープの看板機能と、何をする機能か

シャープのドライヤー、看板機能ごとに付いている機種数(現行5機種中)の横棒グラフ
公式の呼び名 何をする機能か(公式の説明を当サイトが要約) 付いている機種(5機種中)
プラズマクラスター プラスとマイナスのイオンで髪に水分子コートを作り、静電気を抑える 4機種:IB-WX902・IB-P802・IB-P602・IB-P80M
マイナスイオン 髪の静電気を抑え、キューティクルを保護する 1機種:IB-P300のみ
ドレープフローX4 4つの吹出口から出る風で髪を立体的に押し分けて速乾させる 1機種:IB-WX902のみ
速乾エアロフォルム まっすぐで勢いのある風を送り出す送風構造 3機種:IB-P802・IB-P602・IB-P80M
速乾ディンプルフロー 効率よく風を届ける送風構造 1機種:IB-P300のみ
SENSINGモード(距離センサー&AI) 髪との距離を検知し、風の温度を自動でコントロールする 1機種:IB-WX902のみ
WARMモード 髪の表面温度をケラチンが変性する55℃以下に抑えて乾かす 2機種:IB-P802(約75℃)・IB-P80M(約65℃〈100/200V〉・約75℃〈120/240V〉)
BEAUTYモード 温風と冷風の切り替えを自動で行い、過乾燥を抑える 3機種:IB-WX902・IB-P802・IB-P80M
SCALPモード(約50℃) 地肌にやさしい温度でじっくり乾かす 3機種:IB-WX902・IB-P802・IB-P80M
GENTLEモード 風量を抑え、風の温度を低めにしてやさしく乾かす 1機種:IB-WX902のみ
APPモード(アプリ連携) 専用アプリで作った好みの温度帯・時間の組み合わせで乾かす 1機種:IB-WX902のみ
海外対応(AC100/200V・120/240V) 海外の電圧でも使える 1機種:IB-P80Mのみ

※表の「5機種中」はトップページの現行ラインアップの数で、「全製品一覧」の前の機種(次の章)には同じ機能を持つものもあります。当サイトはこれらを1台も購入・使用しておらず、乾き方や仕上がりの評価はしていません。

前提:シャープの現行ラインアップは3カテゴリ5機種です

シャープの現行ラインアップ3カテゴリ5機種の系列図と、全製品一覧に残る前の機種6つ

2026年9月19日の公式サイトトップページの「製品ラインアップ」には、ドライヤーのカテゴリが「プラズマクラスタードレープフロードライヤー」「プラズマクラスタードライヤー」「ディンプルフロードライヤー」の3つ、5機種ありました。このほかヘアアイロン(3機種)・ヘアブラシ(1機種)・光美容器(1機種)のカテゴリがありますが、この記事ではドライヤー5機種だけを扱います。「全製品一覧」ページ(JavaScriptが読み込むデータファイルを当サイトが直接開いて確認)には、この5機種に加えて前の機種6つ(IB-WX901・IB-WX3・IB-P801・IB-NP9・IB-P601・IB-RP7)が載っていますが、自社通販「COCORO STORE」へのリンクは無く、トップページの一覧にも表示されません。

カテゴリ シリーズ 型番 公式の紹介文 この記事
プラズマクラスタードレープフロードライヤー 900 series IB-WX902 「ドレープフローで、新速乾体験。イオンと4つの風で、さらりとした美髪に。」 詳しく・カード
プラズマクラスタードライヤー 800 series IB-P802 「速乾も、美髪ケアも。コンパクトなスタンダードモデル。」 詳しく・カード
600 series IB-P602 「使いやすいシンプルな操作。大風量で、熱に頼らず速く乾く。」 詳しく
800 series(海外・国内両用) IB-P80M 「海外・国内両用。旅行先でもサラリ、ツヤ髪へ。」 詳しく
ディンプルフロードライヤー シリーズ表記なし IB-P300 「ディンプルフローで速乾。自然な「さらさら髪」へ。安心して長く使える、こだわり設計。」 詳しく

型番の読み方(当サイトが確認できた範囲)

  • IB-:5機種すべてに共通する記号
  • 末尾の数字・アルファベット:IB-P802とIB-P80Mは「800 series」、IB-P602は「600 series」、IB-WX902は「900 series」ですが、IB-P300にシリーズ番号の表記はありません。数字が大きいほど上位とは決められません(IB-P602とIB-P802は質量・風量が同じです)
  • 「P」の文字はIB-P802・IB-P602・IB-P80M・IB-P300の4機種に共通しますが、カテゴリは「プラズマクラスタードライヤー」と「ディンプルフロードライヤー」の2つに分かれます。型番だけでカテゴリは分かりません

機能① プラズマクラスターとマイナスイオン:看板が違う機種が1つあります

プラズマクラスター搭載4機種とマイナスイオン搭載1機種(IB-P300)の対比図

シャープ公式の説明は「水分子が浸透し、手触りのいい髪へ。水分子に包まれたイオンが、髪内部までうるおいを与え、コーティング。」というものです。この文は、当サイトが確認した範囲ではIB-WX902・IB-P802・IB-P602・IB-P80Mの4機種の製品ページに共通して掲載されており、全製品一覧のカテゴリ表記でも4機種とも「プラズマクラスタードライヤー」系列(またはドレープフロー系列)です。プラズマクラスタービューティのページには「水分子に包まれたイオンが、髪をうるおいでコーティング。うるおい効果が8時間続きます。」(原文の注番号「※1」は省きました)という説明もあります。※1の中身は「冷風を約5分間あて、使用直後から約8時間後の水分量変化率を比較」(当社調べ)です。この数字は、プラズマクラスターイオンありのヘアドライヤーと、イオンなし(送風のみ)のヘアドライヤーを、試験機IB-PB1[2011年]で比べた結果で、公式は「IB-WX902/IB-P802/IB-P602[2024年]は各試験機種よりイオン濃度同等以上。」としています。

IB-P300だけは「マイナスイオン搭載」で、プラズマクラスターの表記がありません。製品ページの説明は「マイナスイオンで自然なさらさら髪へ。髪の静電気を抑え、キューティクルを保護します。」です。送風の仕組みも「速乾ディンプルフロー」で、ほかの4機種の「ドレープフロー」「エアロフォルム」とは別の名前です。

⚠️ トップページの製品ラインアップの表記をよく見ると、「プラズマクラスター(濃度アップ)」と「プラズマクラスター」だけの2通りがあります。「(濃度アップ)」の表記があるのはIB-WX902・IB-P802・IB-P80Mの3機種で、IB-P602は「プラズマクラスター」とだけ表記されています。この3機種の「プラズマクラスター」のページを開くと、画像の中に「イオン濃度 約10%アップ」(当サイトが画像を保存して目で確認)とあり、注記は「IB-P602[2024年]のイオン濃度約330万個/cm³との比較。」です。つまり比較の基準はシャープ自身のIB-P602で、IB-P602自身のページには同じ画像に「約10%アップ」の表示がありません(当サイトが3機種とIB-P602のページの画像を突き合わせて確認)。

⚠️ 髪にイオンをあててうるおいや静電気抑制をうたう考え方は、シャープだけのものではありません。ナノイー・プラズマクラスター・ハイドロイオン…全部なに?イオンの名前「翻訳表」で確認したとおり、パナソニックは「高浸透ナノイー」、リファは「ハイドロイオン」という名前で、髪のうるおいや静電気の抑制について公式に説明しています。名前が違う技術を当サイトが「同じ」と判定したものではなく、効果の比較もしていません。

機能② 速く乾かす送風構造:機種によって名前が違います

ドレープフローX4・速乾エアロフォルム・速乾ディンプルフローの3つの送風構造と搭載機種・風量

現行5機種の中でIB-WX902だけが持つ「ドレープフローX4」(前の機種IB-WX901にも同じ名前の技術があります)は、公式が「髪を立体的に押し分けて、速乾性を高める独自のテクノロジー」と説明する4方向の吹出口構造です。プラズマクラスタービューティのページでは「ドライ時間を約35%短縮」(原文の注番号「※6」は省きました)という数値もあります。※6の中身は、水分を含ませたマネキンの毛髪の水分が約75%減少する(当社基準)までに必要な平均乾燥時間を測定し、IB-RP9(2022年、ドレープフロー技術非搭載)の8.83分とIB-WX901(2023年、IB-WX902と性能同等機種)の5.47分を比べたもの(当社調べ)です。比較の相手は自社の旧機種で、他社製品と比べた数字ではありません。

IB-P802・IB-P602・IB-P80Mの3機種は「速乾エアロフォルム」です。IB-P602自身の製品ページは「独自の速乾エアロフォルムが生み出す大量の速い風が、髪を根元から乾かします。」と説明し、プラズマクラスタービューティのページはIB-P602について「熱くないのに、速く乾く。」「大量の速い風を多く届けることで、熱に頼らず速乾。根元からすばやく乾く。」と説明しています。

IB-P300は「速乾ディンプルフロー」で、公式は「効率よく風を届ける速乾ディンプルフロー。コンパクトなボディで風量4.8m³/分を実現。」としています。

風量の数値は、5機種とも「IEC規格にて測定」という同じ規格の注記が付いています(IB-WX902=約7.4m³/分、IB-P802・IB-P602=約5.1m³/分、IB-P80M=約3.3m³/分〈100/200V〉・約3.7m³/分〈120/240V〉、IB-P300=約4.8m³/分。いずれもTURBO運転時)。単位・規格・条件の3点がそろっているため、数字自体は大小を読めます。ただしドライヤーの風量「m³/分」は比べられないで確認したとおり、風量の数字だけでは、どちらが速く乾くかも、どちらが上の機種かも判断できません。⚠️ 風で速く乾かす発想自体は他社にもあります(コイズミの「BLDCダブルファン」など、ドライヤーはメーカーで何が違う?で確認)。仕組みが違うため、どちらが速いかは当サイトでは判定しません。

機能③ SENSINGモード:現行5機種の中で距離センサー+AIで温度を制御するのはIB-WX902だけです

SENSINGモードの仕組みと、「55℃以下」が画像の説明文に記載されていることを示す図

SENSINGモードは、トップページの現行5機種の中ではIB-WX902の搭載モード(HOT/SENSING/BEAUTY/SCALP/COLD/GENTLE/APP)にだけあります。ただし「全製品一覧」に残る前の機種IB-WX901・IB-WX3にも同じ名前のSENSINGモードがあります(当サイトが両機種のページを開いて確認)。公式の説明は「業界初*距離センサー&AIで温度コントロール。髪との距離をセンシングし、風の温度をコントロールするので、ドライヤーを近づけても髪が熱くなることを防ぎ、熱ダメージや過乾燥から髪をまもります。」(原文の注番号「※1」は省きました)というものです。*の注記は「国内で販売されているドライヤーにおいて、距離センサーで温度コントロールする構造。IB-WX1(2019年発売)」で、シャープが2019年のIB-WX1から続けている技術という位置づけです。※1の中身は「熱ダメージの原因となる熱ストレス(濡れた髪のケラチンの変性が始まる温度55℃以上に髪がさらされている温度と時間)を低減することによる。」です。

⛔ 「55℃以下」という数値は、当サイトが確認した範囲では製品ページの画像の説明(alt属性)にのみ記載されています。「髪とドライヤーの距離に応じて風の温度を55℃以下にキープします」という画像の説明文で、仕様表の数値としては見つけられませんでした。SENSINGモードはカスタム設定も可能で、公式は「カスタム後は、距離に応じて髪表面の温度が55℃以上になる場合があります。」とも書いています。

⚠️ 距離センサーとAIで温度を自動制御する仕組みは、シャープだけのものではありません。パナソニックは比較表のモード欄に「スマートセンシング(風温自動コントロール)」、リファは「ダブルセンシング」を公式に書いています(2本目・結論編で確認)。読み取るものや方式が違うため、どちらが優れているかは決めません。

IB-P802・IB-P80Mには、SENSINGの代わりにWARMモードがあります。温度はIB-P802が約75℃、IB-P80Mが約65℃(100/200V)・約75℃(120/240V)で、いずれもTURBO運転時の値です。公式は「髪の表面温度を、ケラチンが変性する55℃以下に抑えて乾かすモード。髪の中間から毛先を、中温で乾かす。」と説明しています。距離センサーの有無についての記載は、このモードの説明には見つけられませんでした。IB-P602・IB-P300にはWARMモードもSENSINGモードもありません(搭載モードはTURBO/SET/COLDの3つ)。

機能④ BEAUTY・SCALP・GENTLE・APPモード:機種ごとに組み合わせが違います

シャープドライヤー5機種の搭載モード一覧表

BEAUTYモードは、IB-WX902・IB-P802・IB-P80Mの3機種にあります。公式は「キューティクルの引き締めには、温風と冷風を交互に髪にあてることが効果的です。その温風と冷風の切り替えを自動でできる、ビューティモードを搭載。」と説明しています。ツヤの数値は「プラズマクラスターイオンあり・ビューティモードあり」「イオンなし・ビューティモードあり」「イオンなし・ビューティモードなし」の3通りで毛髪乾燥前後のツヤ値を比較したもので、写真の試験機はIB-GX9K[2016年]です(当社調べ)。

SCALPモード(約50℃)も同じ3機種(IB-WX902・IB-P802・IB-P80M)にあります。「約50℃の温風で、地肌をいたわりながらじっくり乾かすことができます(ある程度髪が乾いてからの使用をおすすめします)。」という説明は、当サイトが確認した範囲ではIB-WX902のページの文言です。IB-P602・IB-P300にはSCALPモードがありません。

GENTLEモードとAPPモードは、トップページの現行5機種の中ではIB-WX902だけの機能です(前の機種IB-WX901・IB-WX3にも同様の機能があります)。GENTLEモードは「SET(風量小)よりも風量を抑え、風の温度を低めに。さらにドライヤーと髪が近づきすぎると冷風に切り替わる安心設計。大きな送風音に敏感なお子様に配慮した、やさしくヘアドライできる新しいモードです。」と説明されています。同じ説明の直後に公式は「小さなお子様に使用する場合は、必ず保護者の方が本体を持ち、お子様へ当てる風の温度に注意してください。また、同じ場所に当て続けないようにしてください。」という注意を置いています。APPモードは「プラズマクラスタービューティアプリ」と連携し、「好きな[温度帯]×[時間]の組合せで、自分好みの心地よいドライモードにカスタマイズできる」機能です。

上位機と下位機の機能差

  • IB-WX902とIB-P802の差:IB-WX902にはSENSING・GENTLE・APPの3モードがあり、IB-P802にはWARMモードがあります。質量はIB-WX902が約515g、IB-P802が約545gで、IB-WX902のほうが小さい数字です。付属品もIB-WX902はストラップ、ユニット清掃ブラシ、取扱説明書でセット用ノズルがなく、IB-P802はセット用ノズル、ストラップ、取扱説明書です
  • IB-P802とIB-P602の差:搭載モードはIB-P802が「HOT/WARM/BEAUTY/SCALP/COLD」の5つ、IB-P602は「TURBO/SET/COLD」の3つで、WARM・BEAUTY・SCALPの3モードがIB-P602にはありません。質量・風量(約545g・約5.1m³/分)は同じ数字です
  • IB-P802とIB-P80Mの差:搭載モードは同じ5つですが、IB-P80Mは電源がAC100/200V・120/240Vの海外・国内両用で、温風温度が約70℃(100/200V)・約80℃(120/240V)とIB-P802の約95℃より低い数字です。消費電力も830W(100/200V)・1200W(120/240V)とIB-P802の1200Wと違います

保証・部品保有期間

保証期間の記載は、当サイトが開いたIB-WX902・IB-P802・IB-P602・IB-P80Mの4機種の製品ページ・仕様ページでは見つけられませんでした(取扱説明書・保証書は開いていません。無いという意味ではありません)。IB-P300のページにだけ「補修用性能部品の保有期間は、製品の製造打ち切り後5年です。」という記載があります。これは保証の年数そのものではなく、修理用の部品を保有しておく期間です。

シャープが向いていない人

次に当てはまる人は、シャープを第1候補にしなくてよいと当サイトは考えます。

  • 海外に安く持ち出したい人。海外対応(AC100/200V・120/240V)はIB-P80Mだけで、COCORO STOREの参考価格は35,200円(税込)とIB-P300の8,910円より高い数字です。プラグは「A-2プラグ仕様」で、それ以外の地域では別途アダプターが要ります
  • IB-WX902にセット用ノズルが付いていることを期待する人。IB-WX902の付属品はストラップ・ユニット清掃ブラシ・取扱説明書で、セット用ノズルは付いていません(IB-P802・IB-P602・IB-P80Mには付いています)
  • 家電量販店の実売価格を公式サイトで先に見たい人。5機種とも公式の表示は「オープン価格」です。自社通販「COCORO STORE」の参考価格(税込)は分かりますが、家電量販店等の実売価格とは別のものです。これはシャープだけの話ではなく、このシリーズの6社のうちパナソニック・コイズミ・テスコムも同じく「オープン価格」です

当サイトがシャープを上位モデルの段の第1に挙げた理由

このシリーズの結論編上位モデルと普及帯・中位モデルの段ごとに、どのメーカーかを言い切るで、当サイトは上位モデルの段の第1にシャープ IB-WX902を挙げています。理由は2つです。①温度をセンサーで制御する仕組みを公式に書いていること(この段の6機種でセンサーを明記していたのはIB-WX902・リファBX W・パナソニックEH-NC80の3機種)。②その3機種の中で質量の数字が最も小さいこと(約515g。ただし含み物の書き方は3社で違うため、結論編もこの数字だけで単純比較はしていません)。この記事で確認したとおり、SENSINGモードは現行5機種の中でもIB-WX902だけの機能です。乾き方や仕上がりの順位は入っていません。

商品カードについて(正直に書きます)

この記事で機能を説明したのは5機種ですが、商品カードはIB-WX902とIB-P802の2台だけです。結論編で順位を付けたのはIB-WX902で、IB-P802は本文で機能を説明した機種として置いています(順位なし)。IB-P602・IB-P80M・IB-P300のカードは用意できていません。当サイトは価格を調べていません(5機種とも「オープン価格」で、自社通販「COCORO STORE」の参考価格は確認できましたが、実売価格とは別のものです)。記事の中の商品カードに出る価格は販売店の表示で、日々変わります。

5機種の数値一覧

項目 IB-WX902 IB-P802 IB-P602 IB-P80M IB-P300
搭載モード HOT/SENSING/BEAUTY/SCALP/COLD/GENTLE/APP HOT/WARM/BEAUTY/SCALP/COLD TURBO/SET/COLD HOT/WARM/BEAUTY/SCALP/COLD TURBO/SET/COLD
温風温度 約95℃(HOT/DRY・室温30℃) 約95℃(HOT/DRY・室温30℃) 約95℃(TURBO・室温30℃) 約70℃(100/200V)・約80℃(120/240V) 約95℃(TURBO・室温30℃)
風量(IEC規格) 約7.4m³/分 約5.1m³/分 約5.1m³/分 約3.3/3.7m³/分 約4.8m³/分
質量 約515g 約545g 約545g 約555g 約485g
消費電力 1200W 1200W 1200W 830/1200W 1200W
電源 AC100V AC100V AC100V AC100/200V・120/240V AC100V
COCORO STORE価格(税込) 44,000円 31,900円 19,800円 35,200円 8,910円

よくある質問

Q. 「プラズマクラスター」と「マイナスイオン」は、どちらもシャープの看板機能ですか?
A. 公式ページの表記としては別の機能です。プラズマクラスターはIB-WX902・IB-P802・IB-P602・IB-P80Mの4機種、マイナスイオンはIB-P300だけの表記でした。

Q. IB-WX902のSENSINGモードは、他の機種にもありますか?
A. トップページの現行5機種の中では、IB-WX902だけです。ただし「全製品一覧」に残る前の機種IB-WX901・IB-WX3にも同じSENSINGモードがあります。現行5機種のうちIB-P802・IB-P80MにはSENSINGの代わりにWARMモード(IB-P802は約75℃、IB-P80Mは約65℃〈100/200V〉・約75℃〈120/240V〉)があり、IB-P602・IB-P300にはどちらもありません。

Q. IB-P80Mは海外でも使えますか?
A. 公式仕様の「海外対応」の欄は「可」(電源はAC100/200V・120/240V、50Hz-60Hz)です。ほかの4機種(IB-WX902・IB-P802・IB-P602・IB-P300)は仕様表の電源がAC100Vのみです(IB-P300は「日本国内仕様です。海外ではご使用できません。」という注意書きもあります)。

Q. IB-P602とIB-P802は何が違いますか?
A. 搭載モードの数が違います。IB-P602は「TURBO/SET/COLD」の3つ、IB-P802は「HOT/WARM/BEAUTY/SCALP/COLD」の5つです。質量・風量の数字は同じでした。

まとめ

  • シャープのトップページに載る現行ドライヤーは3カテゴリ5機種(プラズマクラスタードレープフロードライヤー1・プラズマクラスタードライヤー3・ディンプルフロードライヤー1)。プラズマクラスターがあるのは4機種、IB-P300だけがマイナスイオンです。「全製品一覧」には前の機種6つも残っています
  • 距離センサー+AIで温度を制御するSENSINGモードは、現行5機種の中ではIB-WX902だけの機能です(前の機種IB-WX901・IB-WX3にも同じ機能があります)。「55℃以下」の数値は製品ページの画像の説明にのみ記載されていました
  • 速く乾かす送風構造の名前も機種ごとに違います(IB-WX902=ドレープフローX4、IB-P802・IB-P602・IB-P80M=エアロフォルム、IB-P300=ディンプルフロー)

今日やることは1つだけ。自分が欲しいのは「距離センサーで温度を自動制御する機種」か「価格の安さ」かを、1語で書き出してください。シャープは同じ「プラズマクラスター」でも、機種ごとに搭載モードの数がまったく違います。

注記:数字の条件

  • 風量は、5機種とも「IEC規格にて測定」という注記が付いています。ただし測定時のモード(TURBO運転時)は共通ですが、IB-P80Mは電圧によって数値が2つに分かれます(約3.3m³/分〈100/200V〉・約3.7m³/分〈120/240V〉)
  • 温風温度の条件は機種ごとに違います。IB-WX902・IB-P802・IB-P80MはHOT/DRY運転時、IB-P602・IB-P300はTURBO運転時の値で、5機種とも室温30℃の条件です。IB-P80Mは電圧によって約70℃(100/200V)・約80℃(120/240V)の2つの数字があります
  • 「55℃以下」(SENSINGモードの温度キープ)は、当サイトが確認した範囲では製品ページの画像の説明(alt属性)にのみ記載されており、仕様表の数値としては見つけられませんでした。
  • 保証期間・部品保有期間は、当サイトが開いた製品ページ・仕様ページでは、IB-P300の「補修用性能部品の保有期間は、製品の製造打ち切り後5年です。」以外は見つけられませんでした(取扱説明書・保証書は開いていません)。保証がないという意味ではありません。
  • 「見つけられなかった」は、当サイトが開いたページに記載を見つけられなかったという意味で、その機能・仕様が存在しないという意味ではありません。当サイトはこれらのドライヤーを購入・使用しておらず、乾き方や仕上がりの評価は行っていません。価格の比較もしていません。

出典(すべて2026年9月19日に当サイトが確認)

引用は原文どおりです(原文の改行は詰めています。注番号を省いた箇所は本文にその旨を書きました)。他社比較に使った数値は、2026年8月27日〜9月18日に6社の公式ページから作成した13機種の一覧(1本目・2本目・4本目・6本目で使用したもの)によります。当サイトはこれらのドライヤーを購入・使用しておらず、乾き方や仕上がりの評価は行っていません。

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