ポータブル電源は容量で選ぶ|5つの容量帯ごとに当サイトが選んだ第1候補

ポータブル電源は容量で選ぶ|5つの容量帯ごとに当サイトが選んだ第1候補 ポータブル電源

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ポータブル電源を容量(Wh)で5つの帯に分け、当サイトが帯ごとに第1候補を1台ずつ決めました。確かめたのは Jackery・Anker・BLUETTI・DJI の4社21機種(公式仕様・2026年10月1日確認)で、ほかの会社は調べていません。

先に3行で

  • 第1候補は、300Wh未満=Anker Solix C300/500〜800Wh=Jackery 500 New/1000Wh前後=Anker Solix C1000 Gen 2/1500〜2100Wh=Jackery 2000 New/3000Wh以上=Jackery 3000 New。
  • 決め方は2つ。①メーカー公式の数字の差 ②公式に条件や注意書きまで書かれているか。機能の数では決めていません。
  • 当サイトは実機を1台も持っていません。確認できなかった欄は表に「確認できませんでした」と書きました。

ポータブル電源シリーズ

  1. 停電に備えるポータブル電源の選び方|容量(Wh)・AC出力(W)・保管の条件を公式仕様で確かめる
  2. Jackery(ジャクリ)のポータブル電源の機能を公式情報で解説|停電時の自動切り替え・保管向けの2つのモード・保証の条件
  3. Anker Solix のポータブル電源の機能を公式情報で解説|急速充電・SurgePad・保証の条件
  4. DJI Power シリーズの機能を公式情報で解説|2つの充電モード・AC出力の自動オフ・保管の指示
  5. ポータブル電源の保管・保証・捨て方|会社ごとに違う充電量の指示と回収の条件
  6. ポータブル電源は容量で選ぶ|5つの容量帯ごとに当サイトが選んだ第1候補(この記事)

まず答え:5つの容量帯と、当サイトの第1候補

容量帯 確かめた機種数 第1候補 決め手にした公式の数字
300Wh未満 4機種 Anker Solix C300 瞬間最大・AC口数・充電時間の条件まで製品ページにある
500〜800Wh 3機種 Jackery 500 New サイクル寿命が「70%以上」の条件つき。質量「約5.7 kg」
1000Wh前後 7機種 Anker Solix C1000 Gen 2 サイクル寿命と充電時間が条件つきで製品ページにある
1500〜2100Wh 5機種 Jackery 2000 New 出力・充電時間・サイクル寿命の条件まで公式で埋まる
3000Wh以上 2機種 Jackery 3000 New 出力「5ポート合計3000W (瞬間最大6000W)」
4社21機種を容量で5つの帯に分けた(当サイトの区分)300Wh未満4機種第1候補 Anker Solix C300500〜800Wh3機種第1候補 Jackery 500 New1000Wh前後7機種第1候補 Anker Solix C1000 Gen 21500〜2100Wh5機種第1候補 Jackery 2000 New3000Wh以上2機種第1候補 Jackery 3000 New出典:各社公式サイト(2026年10月1日確認)
容量帯ごとの機種数と当サイトの第1候補。帯の分け方は公式の区分ではありません。

決め方と、この記事の材料

5つの帯は公式の区分ではありません。当サイトが、確かめた4社21機種を容量(Wh)で5つに分けました。内訳は Jackery 6機種・Anker 5機種・BLUETTI 5機種・DJI 5機種です。第1候補は、①メーカー公式の数字の差 ②公式に情報があるか(条件や注意書きまで書かれているか)の2つで決めました。DJI Power 1000(DJI 公式ストアでは在庫切れの表示でした。2026年10月1日確認)・DJI Power 500(取扱説明書の著作権表示が2024年)と、質量と寸法を確かめられなかった Jackery 240 New は、第1候補にしていません。

数字は公式仕様によるものです(2026年10月1日確認)。Jackery は取扱説明書の仕様表(6機種のうち 1000 New V3 は製品ページの説明文、240 New は製品ページと製品一覧)、Anker は製品ページ、BLUETTI は公式サポートにある取扱説明書の仕様表、DJI は仕様ページから取りました。当サイトは実機を持っていないので、使い心地は書けません。金額は載せていません。記事の中の商品カードに出る価格は販売店の表示で、日々変わります。

【300Wh未満】4機種の第1候補は Anker Solix C300

機種 容量 AC出力 質量 サイクル寿命(公式の表記) 保証(公式の表記)
BLUETTI AORA 10 「128 Wh (20 Ah)」 「JP:最大200W、100V、50Hz/60Hz」。瞬間最大は確認できませんでした 「約1.8kg (3.97 lbs)」 残り容量の条件つきの表記を確認できませんでした 保証ページの表で36か月
Jackery 240 New 「容量:256Wh」 「定格出力:300W」。瞬間最大は確認できませんでした 確認できませんでした 「※4000回の充放電サイクル後も70%のバッテリー残量を維持します。」 製品ページは公式サイト購入で3年+2年
Anker Solix C300 「288Wh」 「300W(50/60Hz) / 600W」(定格 / 瞬間最大) 「約4.1kg」 「電池 3,000回」(残り容量の条件は書かれていません) 「18ヶ月保証 + 42ヶ月 (Ankerで会員登録後)」
BLUETTI AORA 30 V2 「288Wh (18Ah)」 「合計600W、100V、6A、50Hz/60Hz」。瞬間最大は確認できませんでした 「約4.3kg/9.48lbs」 残り容量の条件つきの表記を確認できませんでした 保証ページの表で60か月

第1候補は Anker Solix C300 です。製品ページに、定格と瞬間最大の出力「300W(50/60Hz) / 600W」、端子の数「AC x 3 / USB-C x 2 (140W) / USB-C x 1 (15W) / USB-A x 1 / シガーソケット x 1」、充電時間「最短 約68分」(ACコンセントからの充電時)がそろっています。同じ288Whの BLUETTI AORA 30 V2 は、瞬間最大とACの口数を公式の取扱説明書の仕様表では確認できませんでした。アンカー・ジャパンのポータブル電源について、当サイトが2026年10月1日に消費者庁リコール情報サイトと経済産業省の製品別リコール情報を調べた範囲では、回収の情報は見つかりませんでした。同社のモバイルバッテリーやスピーカーなど、ほかの製品では回収が出ています(経済産業省 2025年10月21日ほか)。

Anker Solix C300 の弱みと、向いていない人。サイクル寿命は「電池 3,000回」と回数があるだけで、何%まで減った時点の回数かは書かれていません。定格300Wを超える家電をつなぎたい人には向きません。その場合は、AC出力が「合計600W」の BLUETTI AORA 30 V2 を、確認できていない欄があることを承知のうえで見てください。保証の延長は、表のとおり会員登録が条件です。

【500〜800Wh】3機種の第1候補は Jackery 500 New

機種 容量 AC出力 質量 サイクル寿命(公式の表記) 保証(公式の表記)
Jackery 500 New 「20Ah/25.6V DC (512Wh)」 「2ポート合計500W (瞬間最大1000W)」 「約311x205x157 mm (約5.7 kg)」 「6,000回の充放電後も容量の70%以上を維持」 製品ページは公式サイト購入で3年+2年
DJI Power 500 「512 Wh」 仕様ページ「最大連続出力:1000 W」「最大連続出力電力は、製品のバッテリー残量が20%以上の時に利用可能です。」/取扱説明書「800 W(定格)、1000 W(最大連続出力)」。瞬間最大は確認できませんでした 「約7.3 kg」 仕様ページ「4000サイクル以降は、70%以上のバッテリー容量を維持します。」/取扱説明書「3000サイクル以降は、80%以上のバッテリー容量を維持」 保証ページの表で「60ヶ月」
Anker Solix C800 Plus 「768Wh」 「1200W(50/60Hz) / 1600W」(定格 / 瞬間最大) 「約10.9kg」 「電池 3,000回 / 電子部品 50,000時間」(残り容量の条件は書かれていません) 「18ヶ月保証 + 42ヶ月 (Ankerで会員登録後)」

第1候補は Jackery 500 New です。理由は2つあります。1つ目は、サイクル寿命が「6,000回の充放電後も容量の70%以上を維持」と、残り容量の条件つきで取扱説明書に書かれていることです。2つ目は質量で、「約5.7 kg」はこの帯の3機種の中でいちばん小さい数字でした。保管できる温度も、取扱説明書に「1ヶ月 -20℃~45℃」「3ヶ月 0℃~45℃」「1年 0℃~25℃」と期間ごとに書かれています。

Jackery 500 New の弱みと、向いていない人。ACの出力は2ポート合計で500Wです。充電時間は、当サイトは確認できませんでした。製品ページには「※低出力状態で6時間後にスリープになるため、医療機器との接続には非推奨」という注意書きもあります。500Wを超える家電をつなぎたい人は、定格と瞬間最大が「1200W(50/60Hz) / 1600W」の Anker Solix C800 Plus を見てください。こちらは質量が「約10.9kg」で、サイクル寿命に残り容量の条件が書かれていません。

【1000Wh前後】7機種の第1候補は Anker Solix C1000 Gen 2

機種 容量 AC出力 質量 サイクル寿命(公式の表記) 保証(公式の表記)
DJI Power 1000 Mini 「1008 Wh(標準)」 「最大1000 W(連続800 W)」。瞬間最大は確認できませんでした 「約11.5 kg」 「4000サイクル以降は、80%以上のバッテリー容量を維持します。」 「60ヶ月」
Jackery 1000 New V3 「容量1024Wh」 「AC定格出力1500W」。瞬間最大は確認できませんでした 「約10.6kg」 「※6000回使用後も工場出荷時の70%の電池容量を維持します。」 製品ページは公式サイト購入で3年+2年
Anker Solix C1000 Gen 2 「1024Wh」 製品ページの表記では「1550W (50/60Hz) / 2300W」(定格 / 瞬間最大) 「約11.3kg」 電池容量が初期容量の80%まで劣化するまでのサイクル回数として4,000回以上 「18ヶ月保証 + 42ヶ月 (Ankerで会員登録後)」
BLUETTI AORA 100 V2 「1,024Wh (20Ah)」 「最大1,800W、100V、最大18A、50Hz / 60Hz」。瞬間最大は確認できませんでした 「約11.5kg (25.35lbs)」 残り容量の条件つきの表記を確認できませんでした 保証ページの表で60か月
DJI Power 1000(DJI 公式ストアでは在庫切れの表示・2026年10月1日確認) 「1024 Wh」 「日本国内では、電圧が100 Vであるため、日本版の最大連続出力電力は2000 Wになります。」 「約13 kg」 仕様ページ「4000サイクル以降は、70%以上のバッテリー容量を維持します。」/取扱説明書「3000サイクル以降は、80%以上のバッテリー容量を維持」 「60ヶ月」
DJI Power 1000 V2 「1024 Wh」 仕様ページは電流の表記「最大電流:20 A」。Wの数字は確認できませんでした 「約14.2 kg」 「4000サイクル以降は、80%以上のバッテリー容量を維持します。」 「60ヶ月」
Anker Solix C1000 「1056Wh」 「1500W (50/60Hz) / 2000W」(定格 / 瞬間最大) 「約12.9kg」 電池容量が初期容量の80%まで劣化するまでのサイクル回数として3,000回以上 「18ヶ月保証 + 42ヶ月 (Ankerで会員登録後)」

第1候補は Anker Solix C1000 Gen 2 です。定格と瞬間最大の出力、残り容量の条件がついたサイクル寿命、条件がついた充電時間、ACの口数、質量の5つを、製品ページで確かめられました。サイクル寿命は「※電池容量が初期容量の80%まで劣化するまでのサイクル回数4,000回以上、電子部品の寿命は50,000時間を誇り、適切な利用方法および環境下においては、1日1回ご利用いただいても約10年以上に渡り正常な状態を保ちます」。充電時間は54分で、条件は「※20°Cのテスト環境下におけるAnker調べ。専用アプリで超急速充電モード設定時。通常モードでは約60分です。」と書かれています。端子は「AC x 5 / USB-C x 3 / USB-A x 1 / シガーソケット x 1」です。アンカー・ジャパンのポータブル電源について、当サイトが2026年10月1日に消費者庁リコール情報サイトと経済産業省の製品別リコール情報を調べた範囲では、回収の情報は見つかりませんでした。同社のモバイルバッテリーやスピーカーなど、ほかの製品では回収が出ています(経済産業省 2025年10月21日ほか)。

Anker Solix C1000 Gen 2 の弱みと、向いていない人。定格出力は公式の中で数字が分かれています。製品ページは「1550W (50/60Hz) / 2300W」、シリーズ特設ページの比較表は「1500W (50/60Hz) / 2300W」です。1500W近い家電をつなぐ予定の人は、買う前に公式へ確かめてください。質量がこの帯の7機種でいちばん小さいのは Jackery 1000 New V3 の「約10.6kg」ですが、瞬間最大と寸法を当サイトは確認できなかったため、第1候補にしていません。サイクル寿命は Anker が「80%まで」、Jackery 1000 New V3 が「70%」と条件が違うので、回数だけを横に並べて比べることはできません。

【1500〜2100Wh】5機種の第1候補は Jackery 2000 New

機種 容量 AC出力 質量 サイクル寿命(公式の表記) 保証(公式の表記)
Jackery 1500 New 「40Ah/38.4V DC (1536Wh)」 「3ポート合計2000W, 瞬間最大4000W(-10℃~45℃)」 「約330×221×242 mm (約14.5 kg)」 「6,000回の充放電後も容量の70%以上を維持」 製品ページは公式サイト購入で3年+2年
Jackery 2000 New 「45.6Ah/44.8V DC (2042Wh)」 「3ポート合計2200W (瞬間最大4400W)」 「約335×264×292 mm (約17.9 kg)」 「※4000回の充放電後も工場出荷時の70%の電池容量を保証します。」 製品ページは公式サイト購入で3年+2年(同じページに別の書き方もあり)
Anker Solix C2000 Gen 2 「2048Wh」 「2000W(50/60Hz) / 3300W」(定格 / 瞬間最大) 「約18.9kg」 電池容量が初期容量の80%まで劣化するまでのサイクル回数として4,000回以上 「18ヶ月保証 + 42ヶ月 (Ankerで会員登録後)」
DJI Power 2000 「2048 Wh」 仕様ページは電流の表記「AC 100~120 V、25 A、50/60 Hz」。Wの数字は確認できませんでした 「約22 kg」 「4000サイクル以降は、80%以上のバッテリー容量を維持します。」 「60ヶ月」
BLUETTI AORA 200 「2,073.6Wh(54Ah)」 「合計2,200W、100V、22A、50Hz/60Hz」。瞬間最大は確認できませんでした 「24.2kg(53.35ポンド)」 残り容量の条件つきの表記を確認できませんでした 保証ページの表で確認できませんでした

第1候補は Jackery 2000 New です。取扱説明書の仕様表に、容量・出力(定格と瞬間最大)・寸法と質量がそろっています(上の表)。充電時間は製品ページに「ACコンセント 2時間」「ACコンセント(緊急充電モード) 1.7時間」とあり、サイクル寿命も「※4000回の充放電後も工場出荷時の70%の電池容量を保証します。」と条件つきです。2000Wh級の4機種(Jackery 2000 New・Anker Solix C2000 Gen 2・DJI Power 2000・BLUETTI AORA 200)の中で、質量の数字がいちばん小さいのもこの機種でした。BLUETTI の「AORA 200」は公式サポートの表記で「AORA 200(旧Elite 200 V2)」、取扱説明書の表紙は Elite 200 V2 のままです。

Jackery 2000 New の弱みと、向いていない人。質量は約17.9kgあります。ひんぱんに持ち運ぶつもりの人には重い数字です。取扱説明書の充電温度は「充電温度: 0°C~45°C」で、0℃を下回る場所での充電は、この範囲の外になります。保証の延長に登録が要るかどうかは、同じ製品ページの中で書き方が分かれているため、買う前に公式へ確かめてください。もう少し軽い機種がよい人は、この帯で質量の数字がいちばん小さい Jackery 1500 New(約14.5kg・1536Wh)を見てください。帯の下の端にあたる容量のため、第1候補にはしていません。

【3000Wh以上】2機種の第1候補は Jackery 3000 New

機種 容量 AC出力 質量 サイクル寿命(公式の表記) 保証(公式の表記)
BLUETTI AORA 300 「3,014.4 Wh (314 Ah)」 「JP:最大2,000 W、100 V、50/60 Hz」。瞬間最大は確認できませんでした 「約26.3 kg/57.98ポンド」 残り容量の条件つきの表記を確認できませんでした 保証ページの表で60か月
Jackery 3000 New 「60Ah/51.2Vdc(3072Wh)」 「5ポート合計3000W (瞬間最大6000W)」 「約416×325×305 mm (約27 kg)」 「※4000回の充放電後も工場出荷時の70%の電池容量を保証します。」 製品ページは公式サイト購入で3年+2年

第1候補は Jackery 3000 New です。この帯で当サイトが確かめたのは2機種で、出力の数字に差があります。Jackery 3000 New は「5ポート合計3000W (瞬間最大6000W)」、BLUETTI AORA 300 は取扱説明書の仕様表で「JP:最大2,000 W、100 V、50/60 Hz」です。サイクル寿命も、Jackery 3000 New は上の表のとおり70%という条件つきで書かれています。BLUETTI AORA 300 は、残り容量の条件つきのサイクル寿命と瞬間最大を、公式の取扱説明書の仕様表では確認できませんでした。

Jackery 3000 New の弱みと、向いていない人。質量は約27kgです。置き場所を決めて動かさない使い方を前提にしてください。充電時間は、当サイトは確認できませんでした。保証の月数を表で確かめたい人には、保証ページの表に60か月と載っている BLUETTI AORA 300(約26.3kg)も候補になります。

帯をまたいで、買う前に確かめること

出力(W):容量が足りても、つなげない家電がある

容量(Wh)はためておける電気の量、出力(W)は一度に出せる電気の大きさです。Jackery は 1000 New V3 のよくある質問で「消費電力が1500W以内の機器であれば使用可能です。ただし、冷蔵庫・電子レンジ・ドライヤー・電動工具など、一部の機器は起動時に大きな電力を必要とするため、使用できない場合があります。ご使用前に機器の仕様をご確認ください。」と書いています。お持ちの家電がつなげるかどうかを、当サイトは判断できません。家電の銘板と取扱説明書の消費電力を見て、メーカーに確かめてください。

停電時に自動で切り替わる機能:メーカーの注意書きを先に読む

コンセントとの間につないでおき、停電時に自動で切り替わる機能は、機種ごとに表記が違います。製品ページの表記は、Jackery 1000 New V3 が0.01秒以内、Jackery 2000 New が「切替速度20ミリ秒(0.020秒)以下」、Anker Solix C1000 Gen 2 が比較表で「停電時10ミリ秒で切り替え」です。Jackery は同じ欄に「※0ms 以内に切り替わる UPS 機能ではありません。無停電電源装置を必要とするデーターサーバーやワークステーションなどの機器には接続しないでください。」と注意を書いています。DJI も Power 1000 V2 の取扱説明書で「電源ステーションは基本的なUPS 機能のみをサポートし、0 ms 切り替えのサポートはしません。」としています。

保管:充電量の指示は会社で違う

会社(確かめた機種) 公式の指示
Jackery(500 New 取扱説明書) 「長期保管中は、電池残量が0%にならないよう、3か月に一度の充電をおすすめします。」
Anker(Solix C300 製品ページ) 「3ヶ月に一度を目安に定期的にバッテリー残量を確認し、100%まで充電した状態で保管してください。」
BLUETTI(AORA 100 V2 取扱説明書) 「保管する前に、40%~60%の充電状態まで充電し、電源をオフにしてすべてのケーブルを外してください。」
DJI(Power 1000 V2 取扱説明書) 「パワーステーションを長期間保管する必要がある場合は、パワーステーションのバッテリー残量を60%まで放電することをお勧めします。」

100%で置くよう書く会社と、60%前後で置くよう書く会社があります。どれが正しいかを当サイトは決めません。買った機種の取扱説明書を見て、その指示に合わせてください。

回収(リコール)の情報を、買う前に自分で確かめる

会社 消費者庁リコール情報サイトでのポータブル電源の回収情報 経済産業省の製品別リコール情報でのポータブル電源の回収情報
Jackery 見つかりませんでした 見つかりませんでした
Anker 見つかりませんでした(ほかの製品の回収は出ています) 見つかりませんでした(ほかの製品の回収は出ています)
BLUETTI 見つかりませんでした 見つかりませんでした
DJI 見つかりませんでした 見つかりませんでした

上の表は、当サイトが2026年10月1日に消費者庁リコール情報サイトと経済産業省の製品別リコール情報を会社名で調べた範囲の結果です。NITE(製品評価技術基盤機構)の事故情報の検索は、当サイトは確認できていません。消費者庁はポータブル電源の注意点として「リコール対象製品となっていないか確認しましょう。」と書いています。買う直前に、同じ2つのページで型番を調べ直してください。

医療機器につなぐことを考えている人へ

在宅で使う医療機器にポータブル電源が使えるかどうかを、当サイトは判断しません。メーカーの注意書きは次のとおりです。

会社 注意書き
Jackery(1000 New V3 のよくある質問) 「0msでの完全無停止給電には対応していないため、医療機器やサーバーなど高精度な電源供給が必要な機器でのご使用は推奨しておりません。」
Anker(Solix C300 製品ページ) 「データサーバや医療機器など、非常時に不具合が起こると人命 / 財産に重大な危険を及ぼしうる用途でのご使用はお控えください。」

お使いの医療機器のメーカー・主治医・医療機器の事業者に確認してください。

買わなくてよい人

次のどれかに当てはまる人は、いまポータブル電源を買わなくてよいと当サイトは考えます。

  • 停電のときに充電したいのがスマートフォンだけの人。ACコンセントの出力を使わないなら、この記事で比べた出力(W)の数字は選ぶ理由になりません。
  • 備えたいのが数時間の停電だけで、止まって困る家電が決まっていない人。先に「何をつなぐか」と、その家電の消費電力を書き出してください。つなぐものが決まらないと、容量帯も決まりません。
  • 保管場所が高温になる人(夏の車内・屋外の物置など)。下の表のとおり、各社が保管の温度を決めています。置き場所が決まるまで、買うのを待ってください。
会社(確かめた機種) 保管の温度についての公式の表記
Jackery(500 New 取扱説明書) 「1ヶ月 -20℃~45℃」「3ヶ月 0℃~45℃」「1年 0℃~25℃」
Anker(Solix C300 製品ページ) 「本製品は0°C〜40°Cで保管してください。」
BLUETTI(AORA 200 の取扱説明書=表紙は Elite 200 V2) 「1か月まで:-10°Cから40°C」「1か月以上:-10°Cから35°C」
DJI(Power 1000 Mini 仕様ページ) 保管環境温度「-10℃~45℃」

NITE も、ポータブル電源使用時の注意点として「高温環境下での使用は控えてください。また、長期間使用しない場合は、箱に入れて直射日光が当たらない冷暗所に保管しましょう。」と書いています。

よくある質問

Q. 5つの容量帯は、メーカーや国が決めた区分ですか?
A. いいえ。当サイトが、確かめた4社21機種を容量(Wh)で5つに分けたものです。公式の区分ではありません。

Q. サイクル寿命の回数が多い機種を選べばよいですか?
A. 回数だけでは比べられません。Jackery 1000 New V3 は「70%」、Anker Solix C1000 Gen 2 は「80%まで」と、残り容量の条件が違います。Anker Solix C300 のように、条件が書かれていない表記もあります。

Q. BLUETTI が第1候補に入っていないのはなぜですか?
A. 残り容量の条件つきのサイクル寿命・瞬間最大・ACの口数を、公式の取扱説明書の仕様表では確認できなかったためです。製品が劣っているという意味ではありません。

まとめ

  • 当サイトの第1候補は、300Wh未満=Anker Solix C300、500〜800Wh=Jackery 500 New、1000Wh前後=Anker Solix C1000 Gen 2、1500〜2100Wh=Jackery 2000 New、3000Wh以上=Jackery 3000 New です(確かめた4社21機種の中で)。
  • 買う前に、つなぐ家電の消費電力、停電時に自動で切り替わる機能の注意書き、保管の指示、回収の情報を自分の機種で確かめてください。
  • 医療機器につなぐかどうかは、医療機器のメーカー・主治医・医療機器の事業者に確認してください。

出典(すべて2026年10月1日確認)

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