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シャープ(AQUOS)のテレビが持つ機能は、それぞれ何をしてくれるのか。この記事は、シャープの看板機能を公式の説明だけを使って1つずつ解説する回です。当サイトはシャープのテレビを購入・使用していません。2026年9月25日にシャープ公式サイトを開き、各製品ページ・機能ページで確認した内容だけを扱います。
先に3行で
- この記事で取り上げるシャープの看板機能は、画像処理エンジン「Medalist」・AIオート+環境センシング・AQUOS AI・人感センサー・音響システム・4Kダブルチューナー/録画・Google TV(HN2はGemini搭載)・回転式スタンドの8つです。どれも公式の商品ページ・機能ページに説明があります
- AQUOS AI(AIキャラクターとの会話機能)は、2026年発売のX9A・X7A・S9A・S7Aの4シリーズだけに付いています。HN2(2026年発売の65V型4T-C65HN2を含む)・HV1・HP1・HS1・HQ2には付いていません(シャープ公式の製品一覧のデータで確認)
- 取扱説明書に記載されている保証期間は、購入日から1年間です。補修用性能部品の保有期間は、製品の製造打切後8年と案内されています
テレビシリーズ(全7回)の目次
- テレビは結局どれを選べばいい?【4つの分かれ道で決まる】
- レグザのテレビを機能ごとに解説:タイムシフトマシンと重低音立体音響システムの違い
- この記事:シャープ(AQUOS)の看板機能8つを公式情報で解説
- パナソニック(ビエラ)の看板機能8つを公式情報で解説
- 「4K対応」と「4Kチューナー内蔵」の違い
- テレビは画面サイズの段ごとにどこがいい? 55V型はレグザ、65V型はシャープが第1【7機種】
- テレビの新製品(2026年秋)|前の機種と公式仕様で比べる
4本目・5本目・7本目は準備中です(公開したらここにリンクを足します)。
1本目「テレビは結局どれを選べばいい?【4つの分かれ道で決まる】」では、7社の比較表の中でシャープの機能を短く紹介しました。この記事はその中身を機能ごとに開けて、何をする機能で・どんな条件が付くのかまで説明します。
- まず1枚:シャープの看板機能と、何をする機能か
- 前提:シャープ(AQUOS)の現行ラインアップ
- 型番の読み方(確認できた範囲)
- 機能① 画像処理エンジン「Medalist S7」/「Medalist S6」
- 機能② AIオート+環境センシング
- 機能③ AQUOS AI:AIキャラクターとの会話
- 機能④ 人感センサー:離席・接近・番組表を自動で見分ける
- 機能⑤ 音響システム:X9Aは100W、HN2は前面開口
- 機能⑥ 4Kダブルチューナー/録画
- 機能⑦ Google TV:X9Aはアシスタント、HN2はGemini
- 機能⑧ 回転式スタンド:角度調整と転倒防止
- 上位機(X9A)と下位機(HN2)の差
- 保証:取扱説明書の記載
- シャープが向いていない人
- 結論編との接続
- 数値一覧表
- よくある質問
- まとめ
- 注記:数字の条件
- 出典(確認日:2026年9月25日)
まず1枚:シャープの看板機能と、何をする機能か
| 公式の呼び名 | 何をする機能か(公式の説明より) | 条件・付いている機種 |
|---|---|---|
| 画像処理エンジン「Medalist S7」/「Medalist S6」 | 放送だけでなくネット動画もAIが解析し、画質・音質を自動調整する土台になるエンジン | S7=X9A・X7A・S9A・S7A(2026年発売)、S6=HN2・HV1・HQ1・HQ2 |
| AIオート+環境センシング | 放送・ネット動画・視聴環境の変化にあわせて画質と音質を自動調整する | 「AIオート」モードで動作。それ以外のモードでは全機能が働くわけではない |
| AQUOS AI | AIキャラクターと会話し、番組をおすすめしてもらえる | X9A・X7A・S9A・S7A(2026年発売)のみ。ネット環境必須・月ごとの回数制限あり |
| 人感センサー | 離席・居眠りで画面を消したり、接近しすぎを知らせたりする | X9A・X7Aの製品ページ、S9Aの機能ページ(48V型を除く)に記載。S7A・HN2のページには記載なし |
| 音響システム | X9Aは画面の上下左右にスピーカーを配置して映像を音で包み込む。HN2はスピーカーネットをなくした前面開口で音を前に出す | X9A=総合100W・13スピーカー、HN2=65V型65W・55/50/43V型35W |
| 4Kダブルチューナー/録画 | 4K放送を見ながら別の放送を裏録画する | 別売のUSBハードディスクが必要。4K放送どうしの2番組同時録画には非対応 |
| Google TV(HN2はGemini搭載) | アプリやサブスクの動画をまとめて整理し、音声で操作できる | X9AはGoogleアシスタント、HN2はGeminiを搭載。HN2のハンズフリー音声は65V型のみ |
| 回転式スタンド | 画面角度を左右に振り、転倒防止ベルトで固定できる | X9A・HN2の両方に搭載 |
前提:シャープ(AQUOS)の現行ラインアップ
シャープ公式サイトのトップページには、4T-C65HN2(2026年8月27日公開)とX9Aライン(4T-75X9A/4T-65X9A/4T-55X9A、2026年5月14日公開)の製品情報が新着として出ています。シャープ公式サイトの製品一覧ページが読み込んでいるデータ(以下「一覧データ」)で確認できた2026年発売の機種は、量子ドット/mini LEDテレビのX9A(4T-75X9A・4T-65X9A・4T-55X9A、N-Black Wideパネル、Medalist S7)とX7A(4T-65X7A・4T-55X7A・4T-50X7A・4T-43X7A、Medalist S7)、4K有機ELテレビのS9A(4T-77S9A・4T-65S9A・4T-55S9A・4T-48S9A)とS7A(4T-65S7A・4T-55S7A・4T-48S7A・4T-42S7A)、4K液晶テレビのHN2(65V型のみが2026年発売の4T-C65HN2、Medalist S6)の5シリーズです。2025年以前に発売され一覧データに残っている機種には、HS1・HQ1・HQ2・HP1/HP2・HV1・HN2の55/50/43V型(4T-C55HN2など)・GL1・2T-Cの2K液晶があります。価格はいずれも製品ページで「オープン価格」と表示されており、メーカーサイトには在庫の表示はありません。X9A・HN2の製品ページには、生産終了を示す表示も見当たりませんでした。
代表として2026年発売の上位機4T-65X9Aと、2025年発売の4T-C55HN2の仕様を並べると、チューナーはどちらも、BS 4K・110度CS 4Kが2、地上デジタルが3、BS/110度CSデジタルが3で同じです。音声実用最大出力(JEITA)は4T-65X9Aが100W(スピーカー13個)、4T-C55HN2が35W(55V/50V/43V型・ツィーター×2、フルレンジ×2。65V型は65W)、ハンズフリー音声操作は4T-65X9Aが「●」、4T-C55HN2が「【55V/50V/43V】-(リモコンでの音声操作)」です。年間消費電力量は4T-65X9Aが135kWh/年(達成率108%)、4T-C55HN2が118kWh/年です(出典:X9Aの仕様ページ・HN2の仕様ページ)。
型番の読み方(確認できた範囲)
型番の読み方を説明した公式ページは見当たりませんでした。仕様や一覧データから分かる範囲では、数字2桁がV型を表します(4T-65X9A=65V型)。一覧データでは「4T-」の型番はすべて「4K」欄が●、「2T-」の型番は「2K」欄が●ですが、「4T=4K」と明記した公式の説明は見つけていません。「C」の有無にも規則性は見えます。2026年発売のX9A・X7A・S9A・S7AはCなし(4T-65X9A)ですが、HN2は2026年発売の65V型もC入り(4T-C65HN2)です。この規則についても公式の説明は見つけられませんでした。末尾(X9Aの「A」、HN2の「2」)が何を表すかも、当サイトが確認した範囲では公式の説明が見当たりませんでした。
機能① 画像処理エンジン「Medalist S7」/「Medalist S6」
公式(X9A機能ページ)の見出しです。
AIプロセッサーを採用した、新開発・画像処理エンジン「Medalist S7」
HN2の機能ページでは「AIプロセッサーを採用した、画像処理エンジン『Medalist S6』」という見出しで、続く説明はX9A・HN2で同じ文です。
放送だけでなく、ネット動画もAIが最適化。コンテンツに応じて、画質と音質を“おまかせ”で自動調整する画質/音質モード「AIオート※1」と、外光や照明の明るさだけでなく色も検知し、視聴環境の変化にあわせて映像チューニングする「環境センシング※1」と、遠近感(精細感・明暗)を自動補正する「空間認識AI」が、これまでにない快適な視聴スタイルを実現します。
Medalistという名前について、公式には次の注記があります。
Medalistは映像と音声制御の設計・ロジックを担う独自の画像処理エンジンです。MediaTek社は、その処理を支える演算能力を提供しています。
一覧データで確認すると、Medalist S7が付くのはX9A・X7A・S9A・S7A(2026年発売)、Medalist S6はHN2・HV1・HQ1・HQ2、Medalist S6XはHP1/HP2・HS1、GL1には「Medalist L1」が付いています。画質を自動で調整するAIエンジンは、シャープだけの機能ではありません(他社のエンジンについてはこの記事では扱いません)。
機能② AIオート+環境センシング
公式(X9A機能ページ)の見出しです。
映像と音声は、AIにまるっとおまかせ「AIオート」※1
X9Aの説明は次のとおりです。
地デジ、BS/CS、4K放送はもちろん、ネット動画も番組やシーンに応じて、AIが画質と音質を最適に自動調整します。さらに外光や照明の明るさ・色、視聴位置などの視聴環境の変化にも適用、面倒な設定はAIにまかせて快適に視聴できます。
HN2の説明は「視聴位置などの」が無く「外光や照明の明るさ・色などの視聴環境の変化にも適用」という文になっています。この機能には次の条件が付きます。
※1画質/音質モードの「AIオート」では、AI各機能や環境センシングの効果が動作します。その他のモードでは全てが機能するものではありません。
AIオートの中には、名前の付いた処理がいくつも含まれます。空間認識AIは「AIが被写体の遠近を認識し、検出した情報から明暗と精細感の強弱を使い分け、自然な奥行きを復元します。」という説明で、ほかにAI超解像・アニメ・ネットクリア・スマートアクティブコントラスト・オブジェクトAI識別がX9A・HN2共通で載っています。X9Aだけには「AI-HDR(階調補正)」「AIオート好み設定」の記載があります。環境センシングは「明るさ・色温度センサーを内蔵。…外光や照明の色味の変化に応じて映像の色温度まで自動調整します。」という説明で、X9Aには続けて「さらに、視聴位置に合わせた画質・音質の自動補正機能も新たに追加しました。」という一文があります(HN2のページにはこの一文がありません)。音質のAIオートは、X9A・HN2共通で「AIが音声信号をリアルタイムに解析し、シーンに適した音質へ自動調整を行います。セリフや会話、解説シーンでは人の声を聞きやすくしたり…」という説明です。
機能③ AQUOS AI:AIキャラクターとの会話
公式(X9A機能ページ)の見出しです。
AIキャラクターとあれこれ会話!テレビの新しい楽しみ方「AQUOS AI※1」
説明はそのまま引用すると、次のとおりです。
独自の生成AI会話技術でAIキャラクターが家族の話題を学習し、日々の生活に寄り添うパートナーへと成長。
機能は「トーク」「番組おすすめ」「使い方ヘルプ」の3つで、番組おすすめは「放送番組、USBハードディスク(別売)の録画番組、一部のネット動画配信サービスからコンテンツをおすすめします。」という説明です。この機能には、次のような条件が公式に明記されています。
本サービスはAIを利用して、回答を生成しています。情報や応答が不正確な場合があるため、重要な項目はご自身での再確認をお願いします。ご利用には利用規約への同意が必要です。未成年の方がご利用になる場合は、保護者の方と一緒にご利用ください。
※1本機能のご利用にはインターネット環境が必要です。…COCORO MEMBERSに会員登録し、COCORO IDでログインすると、すべての機能をご利用いただけます。また、月ごとに会話の回数制限があります。放送や外部入力、および他のアプリと同時にご利用いただくことはできません。
さらに「※1『トーク』は、有償で会話回数を増やすことも可能です。」「※2最新情報などリアルタイム検索を伴う会話には対応していません。」という注記もあります。AQUOS AIが付いているのは、一覧データでAQUOS AIの欄が●になっているX9A・X7A・S9A・S7A(2026年発売)だけです。HN2(2026年発売の4T-C65HN2を含む)・HV1・HP1・HS1・HQ2は、この欄が空欄です。
機能④ 人感センサー:離席・接近・番組表を自動で見分ける
公式(X9A機能ページ)の見出しです。
人感センサーで安心・便利もおまかせ
説明はそのまま引用すると、次のとおりです。
テレビの前から一定時間離れると画面がオフになる「離席/居眠り画面オフ」、テレビ画面に接近し過ぎると画面にサイン表示する「離れてくだサイン」、視聴距離を検知して距離に応じて番組表が自動でサイズ調整される「番組表自動拡大」を搭載しています。
この機能には、使用条件の注意もあります。
人感センサーは医療目的(疾病の診断・診断・予防等)の使用はできません。
センサーの前にサウンドバーなどの遮蔽物がある場合や、電波を反射しやすい物体が近くにある場合、またペットや扇風機などの動く物体がある場合に、誤検知や検知不良が発生することがあります。
睡眠の推定についても「※1…体の微細な動きと脈の変化から睡眠を推定します。」という注記があります。人感センサーは、X9AとX7Aの製品ページには「人感センサー」「AIオート」を搭載という記載があります。S9Aの機能ページの見出しは「人感センサーで安心・便利もおまかせ(48V型を除く)」です。S7AとHN2のページには、人感センサーの記載がありません。
機能⑤ 音響システム:X9Aは100W、HN2は前面開口
公式(X9A機能ページ)の説明です。
映像を音で包み込むように画面の上下左右にスピーカーを配置。音をさえぎらないで前方向に放出する独自構造を採用しました。総合音声出力100Wの高出力システムにより、迫力のある高品位な音質を楽しめます。
この前傾スピーカーについて、公式は「音の放出効率を従来比約40%※1向上。」と書いています。その※1が、次の比較条件の注記です。
※1X9AラインとHP1ライン(2025年発売)の放出効率の比較(測定条件:当社実験値)。音場やコンテンツにより効果は異なります。
この比較の対象は、他社ではなく自社の前年機(HP1ライン)です。HN2の機能ページには、次の説明があります。
最大音声出力65W※1のスピーカーシステムは、…スピーカーネットをなくした前面開口の機構により、音抜けが良く聞き取りやすいサウンドをダイレクトに届けます(関連特許取得済)。
「※165V型。55V/50V/43V型は35W。」という注記のとおり、HN2は画面サイズによって最大音声出力が変わります。両機種に共通するのはDolby Atmos対応と、「Eilex PRISM™」「VIR Filter™」という声の聞きやすさに関する技術です。HN2の「補正精度を当社従来比※1約2.2倍」という表現も、注記を読むと「※14T-C55HN2と4T-C55FN2(2023年発売)の比較。」となっており、こちらも比較対象は自社の旧モデルです。
機能⑥ 4Kダブルチューナー/録画
公式(X9A機能ページ)の見出しです。
4K放送※1を存分に楽しむ4Kダブルチューナー内蔵 放送の2番組同時録画が可能※2
説明はそのまま引用すると、次のとおりです。
本機は4K放送を楽しめるBS4K・110度CS4Kチューナーを2基内蔵し、4K放送を視聴中に別の4K放送と地上/BS/CSデジタル放送の2番組を同時に裏録画することができます。
この機能には見出しの数字だけでは分からない条件があります。
※2別売のUSBハードディスクが必要です。4K放送の2番組同時録画には対応していません。
※14K放送のご視聴には、右旋・左旋円偏波対応のアンテナ、分配器、分波器、ブースター、ケーブル等に交換が必要な場合があります。
つまり、2番組を同時に録画するとき、4K放送は1番組までです(4K放送と地上/BS/CSデジタル放送の組み合わせ、または地上/BS/CSデジタル放送どうし)。仕様表の注記にも「地上デジタル、BS・110度CS放送は、2番組同時録画、BS4K・110度CS4Kは、裏番組録画に対応。USBハードディスク(別売)が必要です。」とあります。早見・早聞き再生は、X9Aが「8段階の速度変更で、時短・効率視聴『早見・早聞き再生』」(速度は0.5〜3.0倍の8段階)、HN2が「時短・効率視聴『1.5/2倍速早見・早聞き再生』」で、対応する倍率の幅が違います。L/U字カット再生も、X9Aは「L/U字カット再生」、HN2は「L字カット再生」です。仕様表には「USBハードディスクに録画した内容の長期保存は保証いたしかねます。」「修理等によりテレビ内部の主要部品を交換した場合や、テレビ本体を交換した場合には、USBハードディスクに録画したコンテンツを再生できなくなります。」という注意もあります。
機能⑦ Google TV:X9Aはアシスタント、HN2はGemini
X9Aの機能ページには、次の説明があります。
Google TV™ が、映画や番組などのコンテンツを、あなたのアプリやサブスクリプションからまとめ、お好みに合わせて整理します。
X9Aの音声操作は「声でテレビを操作するには、Google アシスタントに話しかけるだけ※1」という説明です。一方、HN2の機能ページの見出しは違います。
Gemini を搭載した、Google TV™ が登場。
HN2には「ハンズフリーで Gemini と話す※1(65V型)」という説明があり、注記でこう続きます。
※155V/50V/43V型はハンズフリー音声操作は非対応です。リモコンのマイクボタンを押すことで、ご利用いただけます。
Geminiの回答については、次の注意書きがあります。
Gemini for Google TV は大画面体験に最適化されています。結果は異なる場合があります。回答の正確さを確認してください。一部の国、言語、18歳以上のユーザーが利用可能です。
両機種共通で使えるCOCORO VISIONについては、次の説明があります。
テレビの使い方が広がる各種サービスや生活をより快適にする便利なお役立ち情報をご提供する「エンタメ・生活情報サポートアプリ」(無料)です。テレビをインターネットに接続しリモコンのココロビジョンボタンを押すだけですぐにご利用いただけます。
X9Aの快適・便利機能のページには、Google TVでアプリを使うときの条件として、次の注記があります。
アプリのインストールや更新をするには、Google アカウントを取得し、本機でログインする必要があります。またアプリによっては、会員登録や利用料金の支払いが必要な場合があります。
機能⑧ 回転式スタンド:角度調整と転倒防止
公式(X9A機能ページ)の見出しです。
省スペースで設置できる回転式スタンド採用
説明はそのまま引用すると、次のとおりです。
視聴位置に合わせて、画面角度を左右計約30°、水平方向に調節できる回転式スタンドを採用。
X9Aには、これに加えて「回転ロック機能※1」「ケーブルマネジメント機構」が新たに付いています。X9Aのデザインのページには、設置と運び入れについて次の説明もあります。
転倒防止ベルトを同梱してあるので、本体をテレビ台にネジで固定できます。
大型テレビは原則横向きでの運搬が求められますが、梱包材を増強することで、一時的に縦向きにした状態で運べます。
回転式スタンドは、X9A・HN2のどちらの製品ページにも記載があります。
上位機(X9A)と下位機(HN2)の差
4T-65X9Aと4T-C55HN2を比べると、バックライトはX9Aが「アクティブmini LED駆動」+「輝きドライブ40」、HN2の55V型は「直下型LEDバックライト」です。色の技術・パネル・エンジンもX9Aが「Advanced RGB 量子ドットリッチカラー」/N-Black Wideパネル/Medalist S7、HN2が「リッチカラーテクノロジー」/N-Blackパネル/Medalist S6と異なります。AQUOS AIはX9Aにあり、HN2は一覧データのAQUOS AIの欄が空欄です。人感センサーもX9Aの製品ページにあり、HN2のページには記載がありません。音はX9Aが100W・13スピーカー、HN2が35W・4スピーカー、ハンズフリー音声操作もX9Aは「●」、HN2は55/50/43V型でリモコン操作のみ、早見早聞きの速度幅もX9Aの0.5〜3.0倍・8段階に対しHN2は1.5/2倍速の2段階です。ここまでは上位機X9Aのほうが多機能ですが、下位機のHN2だけにある機能もあります。それがGeminiを搭載したGoogle TVです。X9Aの音声操作の説明(快適・便利機能のページ)はGoogle アシスタントで、X9Aの製品ページ・ネット動画ページ・快適・便利機能ページにGeminiという文字は見当たりませんでした。共通しているのは、チューナー数(4K放送用が2、地上デジタルが3、BS/110度CSデジタルが3)、4K放送を視聴中の裏番組録画、回転式スタンド、Dolby Atmos、Dolby Vision IQ、動きの速い映像を補間する「倍速技術」です。
保証:取扱説明書の記載
X9A・X7A共通の取扱説明書(p.66)とHV1・HN2共通の取扱説明書(p.68)には、次の記載があります。
保証期間 お買いあげの日から 1 年間です。保証期間中でも、有料になることがありますので、保証書をよくお読みください。
補修用性能部品の保有期間 ■ 当社は、テレビの補修用性能部品を、製品の製造打切後、8 年保有しています。
公式のサポート一覧ページにも「液晶カラーテレビ」の部品保有期間として8年の記載があり、「(2020年6月 現在)」「※2 保有期間の始期は、その製品の製造を打ち切った時です。」という注記が付いています。X9A・HN2の製品ページ・仕様ページ自体には保証年数の記載はなく、付属品欄に「取扱説明書(保証書付き)」とあるだけです。当サイトが確認した範囲では、延長保証のキャンペーンは見つけられませんでした。
シャープが向いていない人
次のような方には、シャープの前にほかのメーカーも確認することをおすすめします。
- 4K放送どうしを2番組同時に録りたい方:「4K放送の2番組同時録画には対応していません。」という条件があります。
- AQUOS AIを主目的にHN2などを選ぼうとしている方:AQUOS AIが付くのは2026年発売のX9A・X7A・S9A・S7Aの4シリーズだけです。HN2は65V型(4T-C65HN2)が2026年発売ですが、AQUOS AIは付いていません。
- AQUOS AIをネット環境なし・回数無制限で使いたい方:インターネット環境が必須で、月ごとの会話回数制限があり、放送や外部入力と同時には使えません。
- HN2の55V/50V/43V型でリモコンを持たずに声で操作したい方:この画面サイズは「ハンズフリー音声操作は非対応」という記載です。
- テレビの前にサウンドバーを置いていたり、ペットや扇風機が動き回る部屋で使う方:人感センサーの誤検知・検知不良の注意があります。
- テレビ本体だけで録画を完結させたい方:別売のUSBハードディスクが必要で、録画内容の長期保存も保証されません。
- 保証の長さを基準に選びたい方:取扱説明書に記載されている保証期間は1年間です。
結論編との接続
画面サイズごとに当サイトが選ぶ1台は、テレビは画面サイズの段ごとにどこがいい? 55V型はレグザ、65V型はシャープが第1【7機種】にまとめています。シャープの機種を買う前には、この記事の「機能③ AQUOS AI:AIキャラクターとの会話」「保証:取扱説明書の記載」で見た条件を、公式サイトで最新の内容に確認してください。この記事の商品カードは、楽天市場の店に用意できている4T-65X9A・4T-C55HN2・4T-55X9A・4T-55X7A・4T-C65HN2の5台です。
数値一覧表
| 型番 | 発売年 | パネル・エンジン | チューナー(4K/地デジ/BS・CS) | 音声出力 | 年間消費電力量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4T-65X9A | 2026年 | N-Black Wide/Medalist S7 | 2/3/3 | 100W(13スピーカー) | 135kWh/年 |
| 4T-C55HN2 | 2025年 | N-Black/Medalist S6 | 2/3/3 | 35W(4スピーカー。65V型は65W) | 118kWh/年 |
よくある質問
Q. シャープのAQUOS AIはどの機種で使えますか?
A. シャープ公式の製品一覧のデータでAQUOS AIの欄が●になっている、2026年発売のX9A・X7A・S9A・S7Aの4シリーズだけです。HN2(2026年発売の65V型4T-C65HN2を含む)など、ほかのシリーズには付いていません。
Q. 4T-65X9Aと4T-C55HN2はどう違いますか?
A. X9Aはバックライト・音響出力・AQUOS AI・人感センサー・早見早聞きの幅で上回りますが、Geminiを搭載したGoogle TVはHN2だけの機能です。詳しくは「上位機(X9A)と下位機(HN2)の差」で説明しています。
Q. シャープのテレビの保証は何年ですか?
A. 取扱説明書に記載されている保証期間は、お買いあげの日から1年間です。補修用性能部品の保有期間は、製品の製造打切後8年と案内されています。
Q. 4K放送を2番組同時に録画できますか?
A. できません。公式の注記に「4K放送の2番組同時録画には対応していません。」とあります。2番組を同時に録画するときは、4K放送は1番組までで、もう1番組は地上・BS・110度CSデジタル放送になります(地上・BS・110度CSデジタル放送どうしの2番組同時録画はできます)。別売のUSBハードディスクも必要です。
まとめ
この記事で取り上げたシャープの看板機能は、画像処理エンジン「Medalist」・AIオート+環境センシング・AQUOS AI・人感センサー・音響システム・4Kダブルチューナー/録画・Google TV(HN2はGemini搭載)・回転式スタンドの8つです。AQUOS AIは、2026年発売のX9A・X7A・S9A・S7Aの4シリーズだけの機能で、2026年発売の65V型4T-C65HN2を含むHN2には付いていません。人感センサーは、X9A・X7Aの製品ページとS9Aの機能ページ(48V型を除く)に記載があり、HN2のページには記載がありません。逆にGeminiを搭載したGoogle TVは、上位機のX9Aではなく下位機のHN2だけにある機能です。4K放送どうしの2番組同時録画には対応しておらず、録画には別売のUSBハードディスクが必要です。取扱説明書に記載されている保証期間は1年間で、部品の保有期間は製造打切後8年です。購入前には、公式サイトで機種ごとの最新の条件を確認してください。
注記:数字の条件
・この記事の数値・引用はすべて2026年9月25日にシャープ公式サイトの各製品ページ・機能ページ・仕様ページで確認したものです。
・音響システムの比較の数字(X9Aの音の放出効率の「従来比約40%」、HN2の補正精度の「約2.2倍」)は、どちらも他社ではなく自社の前年モデル・旧モデルとの比較です。
・AQUOS AIの利用にはインターネット環境と会員登録(COCORO MEMBERS)が必要で、月ごとに会話の回数制限があります。
・保証期間の1年間は取扱説明書の記載で、製品ページ・仕様ページには保証年数の記載がありません。延長保証のキャンペーンは、当サイトが確認した範囲では見つけられませんでした。
・価格・在庫・仕様は今後変わる可能性があります。購入前に公式サイトで最新の情報を確認してください。
出典(確認日:2026年9月25日)
- シャープ AQUOS トップページ
- 4T-65X9A 仕様
- 4T-65X9A 画質機能
- 4T-65X9A 音質機能
- 4T-65X9A AI・センサー機能
- S9A AI機能
- 4T-65X9A 録画機能
- 4T-65X9A ネット機能
- 4T-65X9A 快適機能
- 4T-65X9A デザイン
- X9A 製品ページ
- X7A 製品ページ
- HN2 製品ページ
- 4T-C55HN2 仕様
- 4T-C55HN2 画質機能
- 4T-C55HN2 音質機能
- 4T-C55HN2 録画機能
- 4T-C55HN2 ネット機能
- 4T-C55HN2 快適機能
- 取扱説明書(X9A/X7A)
- 取扱説明書(HV1/HN2)
- 補修用性能部品の保有期間
- 入口記事:テレビは結局どれを選べばいい?【4つの分かれ道で決まる】
- 結論編:テレビは画面サイズの段ごとにどこがいい? 55V型はレグザ、65V型はシャープが第1【7機種】
当サイトはシャープのテレビを購入・使用していません。この記事の内容は、上記の公式ページに書かれている説明・数値・引用のみで構成しています。


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