レグザのテレビを機能ごとに解説:タイムシフトマシンと重低音立体音響システムの違い

テレビ

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レグザの看板機能は、「タイムシフトマシン」「レグザエンジンZRα」「重低音立体音響システム」「声で探す・切り替える」の4つに分けると整理できます(当サイトの分け方)。当サイトは2026年9月19日に公式の商品一覧ページが呼び出すデータと、55Z890S・50Z890S・65ZX3Sの商品ページ・特長ページ・仕様ページを開き、機能ごとに何をするものかと、付いている機種を確認しました。

先に3行で

  • 「タイムシフトマシン」(地デジ最大6チャンネルの全録)は、レグザの中でも搭載機種が分かれます。Z8シリーズの55Z890S・50Z890Sは搭載(別売のタイムシフトマシン対応USBハードディスクが必要)、一方でRGB Mini LEDのZX3シリーズ65ZX3Sは、仕様表の記載が「ー (タイムシフトリンクで対応)」で、本体には搭載されていません
  • 画質を処理するAIエンジン「レグザエンジンZRα」は、55Z890S・50Z890S・65ZX3Sの3機種とも搭載しています。パネル方式は55Z890S・50Z890Sが「Mini LEDバックライト」、65ZX3Sが「RGB Mini LEDバックライト」で、公式表記が異なります
  • 標準のメーカー保証は1年間です。2026年12月31日までの購入と2027年1月31日までの応募で2年延長される、条件つきのキャンペーンがあります

このシリーズ(テレビ・全7回)の目次

テレビの記事は7本で1組。これは2本目です。

  1. テレビは結局どれを選べばいい?【4つの分かれ道で決まる】(公開ずみ)
  2. レグザのテレビの機能(この記事)
  3. シャープ(AQUOS)の看板機能8つを公式情報で解説(公開ずみ)
  4. パナソニック(ビエラ)の看板機能8つを公式情報で解説(公開ずみ)
  5. 「4K対応」と「4Kチューナー内蔵」の違い(公開ずみ)
  6. テレビは画面サイズの段ごとにどこがいい? 55V型はレグザ、65V型はシャープが第1【7機種】(公開ずみ)
  7. テレビの新製品(2026年秋)|前の機種と公式仕様で比べる

1本目のテレビは結局どれを選べばいい?【4つの分かれ道で決まる】では、レグザの看板を「ディープニューラルネットワーク(DNN)を使ったAI映像処理エンジン『レグザエンジンZRα』」と「予約なしで地上デジタルを丸ごと自動録画する『タイムシフトマシン』」の1〜2文で紹介しました。この記事はその中身を、機能ごとに開けていきます。

まず1枚:レグザの看板機能と、何をする機能か

レグザの8つの看板機能と、55Z890S・50Z890S・65ZX3Sの搭載有無を並べた表。タイムシフトマシンの列だけ65ZX3Sが「ー(タイムシフトリンクで対応)」
レグザの看板機能と、付いている機種(本文の表と同じ・TVS REGZA公式・2026年9月19日確認)
公式の呼び名 何をする機能か(公式の説明を当サイトが要約) 55Z890S 50Z890S 65ZX3S
レグザエンジンZRα AIの深層学習で映像を解析し、高画質処理を行う映像処理エンジン ○ ○ ○
タイムシフトマシン 地デジ最大6チャンネルを丸ごと録画し、過去番組表から見逃した番組を選べる機能 ○ ○ ー(タイムシフトリンクで対応)
BSも地デジも3チューナーW録 番組を見ながら、同時刻の別の2番組を外付けHDDに録画する機能 ○(地デジ9・BS/CS3) ○(地デジ9・BS/CS3) ○(地デジ3・BS/CS3)
4Kダブルチューナーウラ録 4K放送を見ながら、別の4K放送を録画する機能 ○(4K衛星放送2) ○(4K衛星放送2) ○(4K衛星放送2)
重低音立体音響システムZ/重低音立体音響ZX マルチアンプと7個のスピーカーでDolby Atmosに対応するサウンドシステム ○(70W) ○(60W) ○(60W・名称は「ZX」)
レグザAIボイスナビ 話しかけて番組・録画・ネット動画を横断検索し、予約や再生を声で行う機能 ○ ○ ○
プロフィール切替 声を識別し、家族それぞれの好みに合わせて表示を切り替える機能 ○ ○ ○
新ダブルウインドウ 放送・HDMI・録画番組・ネット動画などを2画面で同時に表示する機能 ○ ○ ○

※このほか、ネット動画・スクリーンミラーリング・AirPlay 2は3機種とも公式仕様表で「●」でした(評価は注記参照)。

前提:現行ラインアップは18機種です(型落ちを含めると40機種)

現行ラインアップ10系列(ZX1・ZX2・ZX3・Z9・Z8・Z7・X9・X8とX7・Z6/E7/E6/M5/E3・V3とS2)を箱で並べ、この記事で扱うZ8とZX3の箱にだけ印を付けた図
現行ラインアップ10系列の並び(本文の表と同じ行・TVS REGZA公式・2026年9月19日確認)

2026年9月19日、当サイトはレグザの公式サイト(テレビ商品一覧)が持つ商品データを確認しました。このデータには、型落ちを含めて40機種の型番がありました。一覧の19番目に型番の無い「ラインアップシート」の項目があり、その後ろの21件(例:Z890Sに対するZ875R/Z870R・Z870N・Z870M)には「在庫限り」「生産終了」と表示された機種も含まれるため、当サイトはその手前に並ぶ18機種(16シリーズ)を「現行ラインアップ」として数えました。

系列(画質のグレード順・当サイトの並べ方) 現行の代表型番 サイズ展開
ZX1(RGB Mini LED最上位) ZX1R・ZX1S 116V/100V・85V
ZX2(RGB Mini LED) ZX2S 75V・65V
ZX3(RGB Mini LED) ZX3S 100V・85V・75V・65V・55V
Z9(4K Mini LED・タイムシフトマシン搭載) Z990R・Z970R 110V/100V〜65V
Z8(4K Mini LED・タイムシフトマシン搭載) Z890S 85V〜43V
Z7(4K Mini LED) Z770S 75V〜43V
X9(4K有機EL・タイムシフトマシン搭載) X9900R 65V・55V
X8・X7(4K有機EL) X8900R・X770S 77V〜48V
Z6・E7・E6・M5・E3(4K液晶・4K Mini LED) Z670R・E770S・E670R・M550S・E350S 各系列で43V〜100V
V3・S2(ハイビジョン液晶) V35T・S25T 40V〜24V

この記事で扱う55Z890S・50Z890SはZ8シリーズ(公式ページの表記は「<Mini LED> ハイグレードモデル」)、65ZX3SはZX3シリーズ(RGB Mini LED・公式ページの表記は「<RGB Mini LED> ハイグレードモデル」)です。タイムシフトマシンを搭載しているのは、当サイトが確認した範囲ではZX1R・Z890S・X9900R・Z990R・Z970Rの5機種(4系列)で、同じRGB Mini LEDのZX1S・ZX2S・ZX3Sには搭載されていません。

型番の読み方(当サイトが確認できた範囲)

  • アルファベットの部分(Z8・Z9・ZX3・X9など):シリーズ名と一致します。ZXはRGB Mini LED、Xは4K有機ELでした。Zは多くが4K Mini LEDですが、公式の商品一覧データではZ6(Z670R)が4K液晶、E7(E770S)が4K Mini LEDで、アルファベットだけでパネル方式は決まりません
  • 末尾の数字(890・770・990など):同じアルファベットの中でのシリーズ番号ですが、番号の大小と上位・下位の対応は公式に明記した説明を見つけられませんでした
  • 末尾のアルファベット1文字(S・R・N・M・L・T):商品一覧の並び方から、同じ系列内の新しい世代ほど手前に出ている傾向はありますが、対応を明記した公式の説明は見つけられませんでした

機能① レグザエンジンZRα:AIが映像を解析する画質エンジン

レグザエンジンZRαが行う3つの処理(AIシーン高画質PRO・AIナチュラルフォーカステクノロジーPRO・地デジAIビューティPRO)を並べた図。順番・流れは示していない
レグザエンジンZRαが行う3つの処理(TVS REGZA公式・2026年9月19日確認)

公式ページの見出しは「圧倒的な学習・解析・表現能力を備えたAIエンジン」。55Z890Sの特長ページはこう説明しています。

「人間の感性を持ったかのような映像解析能力を備えた、レグザ最新のハードウェアAIエンジン。ディープニューラルネットワークを駆使し、AIの深層学習を徹底的に突きつめることで圧倒的な解析精度を実現。コンテンツやプラットフォームに最適化した高ビットの信号処理と超解像技術を用い、実世界の光のきらめきや人物の表情、臨場感までもリアルに再現します。」

65ZX3Sの特長ページは同じエンジンを「RGB Mini LEDの色表現力を最大化するためにレグザエンジンZRαがAIを用いて緻密に映像解析し、被写体の色、輝き、質感をリアルに再現しました。」とRGB Mini LEDに絞った説明で紹介しており、機種ごとに紹介文は違いますが、仕様表の「映像処理エンジン」欄は「レグザエンジンZRα」で55Z890S・50Z890S・65ZX3Sの3機種とも共通です。

エンジンが行う処理のうち、公式が名前を挙げているものには「AIシーン高画質PRO」(ネット動画・地デジ放送・HDMI入力映像のコンテンツ種別とシーンを判別)、「AIナチュラルフォーカステクノロジーPRO」(AIで構図を推定し人物と背景に立体感を持たせる)、「地デジAIビューティPRO」(地デジ・BS・CS放送のノイズを低減)があります。当サイトは映像の見え方を評価していません。

パネル方式は機種によって公式表記が分かれます。55Z890S・50Z890Sとも「4K液晶パネル(Mini LEDバックライト)」、65ZX3Sは「4K液晶パネル(RGB Mini LEDバックライト)」で「RGB LED」による広色域と説明されています。ただし同じZ8シリーズでも、仕様表の広色域は55Z890Sが「広色域量子ドット」、50Z890Sは「ー」で違います(特長ページ注記「85/75/65/55V型で採用」)。広視野角も55Z890Sは「●」、50Z890Sは「ー」でした。低反射は55Z890Sの仕様表で「低反射コート」、50Z890Sは「ノングレアパネル」、65ZX3Sの同じ項目は「ー」でした。

機能② 重低音立体音響システムZ/重低音立体音響ZX:スピーカー構成が違います

公式の見出しは「クリアな高音から重低音まで、立体的で迫力のあるサウンド」。55Z890Sの特長ページはこう説明しています。

「実用最大出力合計値70W*1(50Z890Sは60W、43Z890Sは50W)のマルチアンプを採用し、2wayメインスピーカー*2、重低音バズーカ、トップスピーカー*3など合計7個のスピーカーでパワフルで臨場感あふれるサウンドを再現。音域のつながりを向上させる高遮断クロスオーバーフィルターに加え、立体音響技術「Dolby AtmosⓇ(ドルビーアトモス)」にも対応しており、映画館のように立体的で迫力のあるサウンドを楽しむことができます。」

仕様表の名称は、55Z890S・50Z890Sが「重低音立体音響システムZ」、65ZX3Sは「重低音立体音響ZX」と系列ごとに名前が違います。出力は55Z890Sが合計70W(2wayメインスピーカー30W・トップスピーカー20W・ウーファー20W)、50Z890Sと65ZX3Sは合計60Wで、内訳は50Z890S・65ZX3Sとも「2wayメインスピーカー20W・トップスピーカー20W・ウーファー20W」でした。スピーカーの個数はどちらも合計7個(2wayメインスピーカー4個・トップスピーカー2個・ウーファー1個)です。画面サイズが大きい65ZX3Sより、55Z890Sのほうが出力の数字は大きくなります。

機能③ タイムシフトマシン:地デジ最大6チャンネルを丸ごと録画

55Z890S・50Z890Sは地デジ最大6チャンネルを自動録画し過去番組表から選んで再生できるが、65ZX3Sはタイムシフトマシン非搭載であることを示す図
タイムシフトマシンの流れと、機種による搭載の違い(TVS REGZA公式・2026年9月19日確認)

公式の見出しは「気づかなかった番組も見逃さない!」「録画予約なしで、見たかった番組を好きなときに!」。55Z890Sの特長ページはこう説明しています。

「地デジ番組を最大6チャンネルまるごと録画。過去番組表から、見逃した番組や録画し忘れた番組が自由に選べます。」

公式の注記では「別売のUSBハードディスクを接続することで地デジ番組を最大6チャンネル約80時間分*1まるごと録画*2できます」(*1は別売のレグザ純正USBハードディスクTHD-600D3を使用した場合の目安、*2はお客様が初期設定しておく必要がある旨)。仕様表には「USB端子(タイムシフトマシン録画専用)」の欄があり、値は「2(タイムシフトマシン録画:1、増設:1)」で、55Z890S・50Z890Sともこの端子を持ちます。

一方、65ZX3Sの仕様表では、「タイムシフトマシン [過去番組表]」欄が「ー (タイムシフトリンクで対応)」となっており、「USB端子(タイムシフトマシン録画専用)」の項目も「ー」でした。「タイムシフトリンクで対応」とは、レグザタイムシフトマシンまたはタイムシフトマシン対応レグザとLAN接続し、接続機器でタイムシフトマシン録画した番組を過去番組表などで選んで再生できるという意味で(65ZX3Sの特長ページの説明による)、65ZX3S本体にタイムシフトマシンが内蔵されているという意味ではありません。

当サイトの入口記事は、7社を確かめた範囲で「予約なしで地上デジタルの複数チャンネルを丸ごと自動録画する『タイムシフトマシン(全録)』は、この記事で確認できた範囲ではTVS REGZAだけの機能です。」と書いています。

機能④ BSも地デジも3チューナーW録・4Kダブルチューナーウラ録:見ながら別の番組を録る

55Z890Sの特長ページの見出しは「BSも地デジも3チューナーだから番組を見ながら別の2番組を同時に録画できる」です。

「『地上デジタル/BS・110度CSデジタル放送用のチューナー』を3基内蔵しているので、地上/BS・110度CSデジタルの番組を見ながら、同時刻に放送中の地上/BS・110度CSデジタルの2番組を、接続した外付けUSBハードディスク(別売)*1に手軽に録画することができます。1台(4TB)で約502時間*2(HDレート:17Mbps)のハイビジョン録画が可能です(最大で8TBまでのUSBハードディスクに対応)。」(*1・*2は仕様表脚注ではなく特長ページ自身の注記番号です。条件は注記の節にまとめました)

仕様表のチューナー数は、55Z890S・50Z890Sが「地上デジタル9・BS/110度CSデジタル3・4K衛星放送2」、65ZX3Sは「地上デジタル3・BS/110度CSデジタル3・4K衛星放送2」でした。地上デジタルのチューナー数は、Z8シリーズのほうが65ZX3Sより多い数字です。4K放送どうしの裏録画には「4Kダブルチューナーウラ録」があり、55Z890Sの特長ページは「『4K衛星放送用のチューナー』を2基内蔵しているので外付けUSBハードディスク(別売)*1を接続すれば手軽に4K放送を視聴しながら、別の4K放送を録画できます」「1台(4TB)で約258時間*2の録画が可能」(33Mbpsの4K放送番組の目安。条件は注記参照)と説明しています。この機能は3機種とも4K衛星放送のチューナーが2のため、条件は同じです。

機能⑤ レグザAIボイスナビとプロフィール切替:声で探し、声で切り替える

「快適に見る」の特長ページの見出しは「レグザと会話して見たいものに出会える」です。

「対話形式で、見たいものを探すことができます。推しているタレントや長いタイトルの番組を手軽に探すのはもちろん、あいまいなリクエストも理解し、話題になっているコンテンツや、まだ出会っていなかった多彩なコンテンツをご提案。」

この機能は「レグザAIボイス機能利用規約」への同意が必要で、公式は「本機能は、成人の方を対象としています」「16歳未満の方は保護者の方(親権者など法定代理人)の同意を得てから声の登録を進めてください」と注記しています。また、レグザを複数人で使う家庭向けの「プロフィール切替」は「本体またはリモコンのマイクに話しかけるだけで、自動的にプロフィールが切り替わります」という説明で、一人ひとりの視聴履歴や続きの録画番組を呼び出せる機能です。レグザAIボイスナビは3機種の仕様表で「●」、プロフィール切替は仕様表に行が無く特長ページ(快適に見る)に載っています。レグザAIボイスナビの利用にはインターネットへの接続が必要です。

機能⑥ 新ダブルウインドウ:2つの画面を同時に映す

新ダブルウインドウの組み合わせ例として「放送と録画番組の再生」「放送とネット動画(YouTube等)」の2つを示した図
新ダブルウインドウ:2つの組み合わせ例(TVS REGZA公式・2026年9月19日確認)

公式の見出しは「気になる2番組を同時に楽しめる」です。

「放送/HDMIと放送の組み合わせはもちろん、新たに録画番組の再生にも対応。さらにさまざまなネット動画*1やYouTube、AirPlayとの2画面表示など、さまざまなコンテンツで2画面機能をお楽しみいただけます。放送を見ながらネット動画、SNS動画、ビデオ通話などをマルチに楽しめます。片方の画面を大きく・もう一方の画面を小さくすることもできます*3。」(*1・*3は仕様表脚注ではなく特長ページ自身の注記番号です。原文はこの後「音声は、画面にフォーカスを合わせて…」と続きますが、この記事では省いています)

仕様表のマルチウインドウは、55Z890S・50Z890Sが「● ダブルウィンドウ/まるごとチャンネル」、65ZX3Sは「● ダブルウィンドウ」で、まるごとチャンネルの表記がありません。まるごとチャンネル(放送や録画番組を見ながら、放送中の地デジ番組最大6チャンネルを画面上に同時に表示する機能)自体も、65ZX3Sの仕様表では「ー」でした。まるごとチャンネルの画面からおもしろそうな番組を選んで最初から見る「始めにジャンプ」は、タイムシフトマシンで録画中の番組に対してのみ動作する機能です(55Z890Sの特長ページの注記)。

機能⑦ ネット動画・スクリーンミラーリング・AirPlay 2:スマホの画面を大画面に

「ネット動画・ネットで連携」の特長ページは「多彩なネット動画に対応。お好みの動画配信サービスから、話題の映画、ドラマ、アニメなどをテレビの大画面で楽しめます」と説明しています。仕様表の「ネット動画」「スクリーンミラーリング」「AirPlay 2」はいずれも「●」で、3機種とも共通です。Apple AirPlay 2については「Apple AirPlay 2対応により、Apple製デバイスをレグザと同じネットワークに接続してAirPlayアイコンをタップすると、レグザにストリーミングやミラーリングをすることができます。」、スクリーンミラーリングは「また、スクリーンミラーリング機能により、AndroidTMデバイスやPCの画面をレグザにミラーリングすることができます。」とあります。ネット動画に対応する配信サービスは各社の契約条件によって異なるため、当サイトはサービスごとの視聴条件までは確認していません。

Z890SとZX3Sの機能差:ZX3Sには無く、Z890Sにはある機能

55Z890S・50Z890S・65ZX3Sの3機種でタイムシフトマシン・地上デジタルのチューナー数・音声実用最大出力を並べた表。音声実用最大出力は55Z890Sが70W、50Z890Sと65ZX3Sはともに60W
タイムシフトマシン・チューナー数・音声出力の3項目(TVS REGZA公式・2026年9月19日確認)

公式の表記はZ890Sが「<Mini LED> ハイグレードモデル」、ZX3Sが「<RGB Mini LED> ハイグレードモデル」で、どちらが上とは書かれていません。そのうえで、Z890Sにだけある機能があります。タイムシフトマシン(Z890Sは搭載・ZX3Sは非搭載)、地上デジタルのチューナー数(Z890Sは9・ZX3Sは3)、音声実用最大出力の数字(55Z890Sは70W・65ZX3Sは60W)の3点です。逆にZX3Sだけの特徴は、パネルの公式表記が「RGB Mini LEDバックライト」であることと、仕様表の広色域「RGB LED」・高コントラスト「RGB独立エリアコントロール」という記載です。当サイトは画質の優劣を判断していません。(55Z890Sと50Z890Sの機能差は前段「機能①」に書いたとおりです)

保証:標準は1年、条件つきで2年延長するキャンペーンがあります

当サイトが開いた55Z890S・50Z890S・65ZX3Sの仕様ページには、保証年数の記載自体は見つけられませんでした。一方、公式サイトには「レグザ20周年感謝キャンペーン 保証期間延長サービス」というページがあり、次のように説明しています。

「本サービスは、対象商品を購入期間内にご購入のうえ、所定の方法で応募期間内にご応募いただいたお客様に対し、通常のメーカー保証1年間の後、さらに2年間の延長保証期間を提供するものです。延長保証期間中の保証内容は、通常のメーカー保証期間と同等の内容となります。」

この説明から、レグザの標準のメーカー保証は1年間であることが分かります。延長キャンペーンの対象商品には「85Z890S / 75Z890S / 65Z890S / 55Z890S / 50Z890S / 43Z890S」と「100ZX3S / 85ZX3S / 75ZX3S / 65ZX3S / 55ZX3S」が明記されており、この記事の3機種とも対象に含まれます。ただし条件があります。

  • 購入期間:2026年5月1日〜2026年12月31日23:59
  • 応募期間:2026年6月1日〜2027年1月31日23:59(WEB応募限定)
  • 必要書類:メーカー保証書(保証書用ラベル貼付)の画像と、購入日・商品形名・購入金額・販売店名が分かるレシート等の画像
  • 対象外:アウトレット品・中古品・再調整品・転売品や、日本国外での購入・法人名義の応募

つまり自動的に3年保証になるわけではなく、期間内の購入と応募・書類提出が必要な条件つきのキャンペーンです。当サイトが結論編で確認した範囲では、他社のハイセンス55U8Sは商品ページに「3年保証」と直接記載していました(条件の詳細は同梱の保証書による)。書き方はメーカーごとに異なり、当サイトはどちらが手厚いかを判断していません。部品保有期間は、当サイトが開いたページでは見つけられませんでした。

レグザが向いていない人

次に当てはまる人は、レグザを第1候補にしなくてよいと当サイトは考えます。

  • 全録(タイムシフトマシン)を目的に65ZX3Sを検討している人。仕様表の記載は「ー (タイムシフトリンクで対応)」で、本体には搭載されていません。全録が必要なら、Z890Sなど搭載機種の仕様表を確認してください
  • 全録のために、テレビのほかに対応USBハードディスク(純正の目安機THD-600D3など)とその置き場所を用意したくない人。タイムシフトマシン・通常録画とも「別売のUSBハードディスクが必要」と注記されており、テレビ本体だけでは録画できません
  • 50V型(50Z890S)を検討していて、55V型と同じ画質の部材を期待している人。仕様表の広色域は55Z890Sが「広色域量子ドット」なのに対し50Z890Sは「ー」、低反射も「低反射コート」ではなく「ノングレアパネル」でした

当サイトがレグザを55V型の第1に挙げた理由

このシリーズの結論編テレビは画面サイズの段ごとにどこがいい? 55V型はレグザ、65V型はシャープが第1【7機種】で、当サイトは55V型の段の第1にTVS REGZA 55Z890Sを挙げています。理由は「5機種の中で地上デジタルのチューナーが9ある(他の4機種は3)のは55Z890Sだけで、公式仕様表のタイムシフトマシンの欄は『●』」だったことと、年間消費電力量110kWh/年が5機種で2番目に少なかったことです。50Z890Sは結論編の「予算が合わないときに見る場所」で、地上デジタル9・タイムシフトマシン「●」・年間消費電力量116kWh/年の数字だけを紹介しており、順位はつけていません。65ZX3Sは結論編の65V型で「この2台に当てはまらない人」の1つとして名前だけを挙げ、その時点では商品カードを用意していませんでしたが、この記事では置いています(順位は付けていません)。結論編と同じく、この記事も画質・音質の順位はつけていません。

商品カードについて(正直に書きます)

カードは55Z890S・50Z890S・65ZX3Sの3台。結論編で55V型の第1に順位を付けたのは55Z890Sで、50Z890S・65ZX3Sは本文で機能を説明した機種として置いています(順位なし)。当サイトは価格を調べていません(商品トップページに「オープン価格」の記載があります)。記事の中の商品カードに出る価格は販売店の表示で、日々変わります。

製品ページ・仕様ページまで開いた3機種の数値一覧

項目 55Z890S 50Z890S 65ZX3S
パネル方式 4K液晶(Mini LEDバックライト) 4K液晶(Mini LEDバックライト) 4K液晶(RGB Mini LEDバックライト)
画面寸法(幅×高さ×対角) 121.0×68.0cm・対角138.8cm 109.6×61.6cm・対角125.7cm 142.8×80.4cm・対角163.9cm
質量(スタンド含む/本体のみ) 22.5kg/18.9kg 18.0kg/14.2kg 26.5kg/22.7kg
消費電力 246W 200W 257W
年間消費電力量 110kWh/年 116kWh/年 145kWh/年
省エネ基準達成率(2026年度基準) 111% 96% 101%
地上デジタル/BS・110度CS/4K衛星放送 9/3/2 9/3/2 3/3/2
タイムシフトマシン ● ● ー(タイムシフトリンクで対応)
音声実用最大出力(JEITA・合計) 70W 60W 60W

よくある質問

Q. RGB Mini LEDの65ZX3Sに、タイムシフトマシンが無いのはなぜですか?
A. 当サイトが公式仕様表で確認できた範囲では、非搭載である理由の説明は見つけられませんでした。RGB Mini LEDの機種のうち、公式の商品一覧データで「タイムシフトマシン搭載」と表示されているのはZX1Rだけで、ZX1S・ZX2S・ZX3Sには表示がありません(ZX1S・ZX2Sの仕様表は当サイトの出典に含めていません)。

Q. タイムシフトマシンを使うには何が必要ですか?
A. 別売のタイムシフトマシン対応USBハードディスクが必要です。55Z890S・50Z890Sの仕様表には、この録画専用のUSB端子が2つ(録画用1・増設用1)あります。65ZX3Sにはこの専用端子自体がありません。

Q. 保証は3年ですか?
A. 標準のメーカー保証は1年間です。2026年5月1日〜12月31日に購入し、2027年1月31日までに書類を添えて応募すると、条件を満たせば2年間無料で延長され合計3年になるキャンペーンが確認できました。自動的に3年になるわけではありません。

Q. 55Z890Sと50Z890Sは、画面サイズ以外に違いがありますか?
A. あります。仕様表の広色域(55V型「広色域量子ドット」/50V型「ー」)・広視野角(●/ー)・低反射(低反射コート/ノングレアパネル)の3行が違い、質量・消費電力・音声実用最大出力(55V型70W・50V型60W)など数値一覧表の項目も違いました。

まとめ

  • レグザの現行ラインアップは18機種(16シリーズ)。タイムシフトマシンを搭載しているのは、当サイトが確認した範囲ではZX1R・Z890S・X9900R・Z990R・Z970Rの5機種(4系列)で、同じRGB Mini LEDでもZX1S・ZX2S・ZX3Sには搭載されていません
  • 55Z890S・50Z890Sはタイムシフトマシンを搭載し、65ZX3Sは「ー (タイムシフトリンクで対応)」で非搭載です。地上デジタルのチューナー数も9(Z890S)と3(ZX3S)で差があります
  • 画質エンジン「レグザエンジンZRα」は3機種とも搭載。パネル方式は55Z890S・50Z890Sが「Mini LEDバックライト」、65ZX3Sが「RGB Mini LEDバックライト」です
  • 標準のメーカー保証は1年間。2026年5月1日〜12月31日購入・条件つきの応募で2年間延長されるキャンペーンがあり、この記事の3機種はいずれも対象でした

今日やることは1つだけ。「全録(タイムシフトマシン)が要るか」を1語で書き出してください。要るなら55Z890S・50Z890Sの仕様表、要らないなら65ZX3Sも含めて画質エンジンやパネル方式で比べてください。

注記:数字の条件

  • 現行ラインアップの18機種は、公式サイトの商品一覧ページが呼び出すデータ(2026年9月19日確認・合計40機種)のうち、「ラインアップシート」の項目より手前に並ぶものを当サイトが数えた件数です。公式ページ上に「現行」という明記があるわけではありません
  • 年間消費電力量・省エネ基準達成率は、いずれも目標年度2026年度の基準(1日の視聴5.1時間・待機18.9時間)で各社の仕様表に載っていた数字です
  • 録画時間の目安は機能ごとに条件が違います。約80時間=タイムシフトマシン(THD-600D3、地デジHD 17Mbps)。約502時間=3チューナーW録などの通常録画(4TB、HDレート17Mbps)。約258時間=4Kダブルチューナーウラ録(4TB、33Mbpsの4K放送番組)
  • 音声実用最大出力はJEITA基準・同時駆動の合計値です
  • 「見つけられなかった」は、当サイトが開いたページに記載を見つけられなかったという意味で、その機能・仕様が存在しないという意味ではありません。当サイトはこれらのテレビを購入・使用しておらず、画質・音質の評価は行っていません。価格の比較もしていません

出典(すべて2026年9月19日に当サイトが確認)

引用は原文どおりです(原文の改行は詰めています。注番号を省いた・書き足したところは、その場に書きました)。他社比較に使った数値は、当サイトの結論編・入口記事(1本目・6本目)で使用したものによります。

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