布団乾燥機の電気代|1時間・1回あたりを公式の数字で計算(5社10機種)

布団乾燥機

本記事はアフィリエイト広告(楽天・Amazon)を含みます。

布団乾燥機の電気代は、どの数字を掛け算に使うかで大きく変わります。たとえばアイリスオーヤマのJSK-S10は、仕様表の「定格消費電力 0~最大1100W」で1時間ぶんを計算すると約34.1円ですが、取扱説明書にある「1時間あたりの消費電力の目安(高温風時)標準 690wh」で計算すると約21.4円です(どちらも当サイトの計算・1kWhあたり31円)。この記事は、各社の公式ページと取扱説明書に書かれている数字を、書かれている条件のまま使って、1時間あたりと1回あたりの電気代を計算します。当サイトは2026年9月22日に、アイリスオーヤマ・日立・象印・シャープ・パナソニック・ブルーノの6社11機種の公式ページを開き直しました。消費電力を公式で確認できたのは、そのうち5社10機種です。

先に3行で

  • 1時間あたりは約13.8円〜約42.8円(当サイトの計算・31円/kWh)。ただし各社で消費電力の書き方が違い、「最大」「0〜最大」の数字で計算した値は、実際より高めに出ることがあります
  • ふとん乾燥1回ぶん(シングル・基本のコース)は、当サイトの計算で約9.1円〜約20.4円(機種ごとに運転時間・布団の条件が違うため、この幅を順位として読まないでください)
  • ダニ対策の運転は時間が長いぶん、1回の電気代も大きくなります。シャープUD-DF1は取扱説明書で「180 分×2 回=360 分」とされ、仕様表のふとん乾燥時480Wを当てはめると約89.3円です(当サイトの仮の計算)

1本目「布団乾燥機はマットあり・なしどっち?【実は「なし」に3種類ある】」は、消費電力を横に並べたうえで「電気代の実額の計算(1kWhあたりの単価をかけた月額・年額の試算)は数字が多くなるため、この記事では扱いません」と書き、6本目「方式ごとに、どの機種かを言い切る」は、電気代の計算をこの5本目に回していました。この記事は、その計算を引き受ける回です。

先に答え:1時間あたりの電気代(消費電力から計算)

消費電力(W)を1000で割ってkWhにし、1kWhあたり31円を掛けると、1時間運転したときの電気代になります。公式に書かれている数字をそのまま使った結果が次の表です。

メーカー・型番 公式の数字(書き方のまま) 1時間あたりの電気代(当サイトの計算) 数字の性格
パナソニック FD-F06X2/FD-F06S2 消費電力 445W(50Hz)/460W(60Hz) 約13.8円(50Hz)/約14.3円(60Hz) 地域の周波数で2つの値
シャープ UD-DF1 「消臭乾燥」運転(ふとん乾燥時)480W 約14.9円 公式が「参考値」と注記
日立 HFK-VS6000/HFK-VS5000/HFK-VS3000 消費電力 最大680W 約21.1円 最大値。これより低いこともある
アイリスオーヤマ JSK-S10 1時間あたりの消費電力の目安(高温風時)標準 690wh(取扱説明書)/定格消費電力 0~最大1100W 約21.4円(目安で計算)/約34.1円(最大で計算) 目安と最大の2つが公式にある
象印 RF-FA20 消費電力 905/910W(50/60Hz) 約28.1円(50Hz)/約28.2円(60Hz) 地域の周波数で2つの値
アイリスオーヤマ KFK-401/FK-WH1 消費電力(高温風時)1000W 約31.0円 高温風のときの値
アイリスオーヤマ BSK-210-W 1時間あたりの消費電力の目安(高温風時)ターボ時 1280Wh・標準 1130Wh(取扱説明書)/定格消費電力 0~最大1380W 約39.7円(ターボ)・約35.0円(標準)/約42.8円(最大で計算) 目安と最大の2つが公式にある
ブルーノ BOE047 公式で確認できず 計算していません —

並べ方は計算した1時間あたりの金額の小さい順です(JSK-S10とBSK-210-Wは取扱説明書の目安の値の位置)。ただし下の節のとおり数字の性格が機種ごとに違うため、この順番を「電気代が安い順位」として読まないでください。

1時間あたりの電気代を機種ごとに横棒で示す図。JSK-S10とBSK-210-Wは「取扱説明書の目安で計算」と「最大で計算」を2本並べ、日立は「最大値」、シャープは「参考値」の注記を棒の横に必ず付ける。ブルーノは「公式で確認できず・計算していない」と文字で示す

この記事の材料と計算式

単価は1kWhあたり31円

電気の単価は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会(家電公取協)の目安単価を使いました。家電公取協は「現在の目安単価は、令和4年7月22日に改定された31円/kWh(税込)です。」と書いています。実際の単価は契約している電力会社・料金プランで変わります。自分の単価が分かっている人は、この記事の金額を「自分の単価÷31」倍してください。

なお、メーカーの公式ページの中には、古い単価で電気代を書いているものがあります。シャープの2019年度発売の型 UD-CF1 の仕様表は「電力料金目安単価27円/kwh(税込)〔2014年4月改定〕」で1時間あたり約13円(UD-DF1 の仕様表は31円/kWhで約15円です。2026年10月3日確認)、象印のニュースリリース(2020年)は「電力量目安単価 27円/kWh(税込)」で計算しています。この記事では、比べやすいように全部を31円で計算し直しました。

計算式

電気代(円)= 消費電力(W)÷1000 × 運転時間(時間)× 31

公式が電力量(Wh)を直接書いている場合は、電力量(Wh)÷1000 × 31で計算しました。日立HFK-VS6000の公式ページは、コースごとに「約292Wh」のような電力量を書いています。これは運転中の電力の上がり下がりを含んだ数字なので、消費電力×時間の計算より実際に近いと当サイトは考えます。

消費電力の書き方は5種類ある

同じ「W」でも、各社の書き方が違います。電気代の計算で一番気をつけたいのはここです。この記事で確認した5社10機種の中で見つかった書き方は次の5種類でした。

  • 最大の値:日立は「最大680W」。運転中ずっと680Wとは書かれていません
  • 0〜最大の値:アイリスオーヤマのミニタイプ(BSK-210-W・JSK-S10)。取扱説明書の注記は「温度制御のため消費電力が変動します。」です
  • 1時間あたりの目安:同じミニタイプの取扱説明書には「1時間あたりの消費電力の目安(高温風時)」が別にあり、注記は「使用環境や使用時の電圧によって異なります。」です
  • 参考値:シャープの480Wには「ふとん乾燥時の消費電力は参考値であり、ふとんの種類・大きさ・重さなどによって異なります。」という注記があります
  • 周波数で2つの値:パナソニック(445W/460W)と象印(905/910W)。東日本の50Hz地域と西日本の60Hz地域で値が違います

アイリスオーヤマのKFK-401(大型タイプ)は、取扱説明書の「高温風時1000W」という値をこの記事のダニ対策の計算に使っていますが、上の5種類のどれにもそろわない書き方です。同じアイリスオーヤマでも、機種のタイプ(大型・ミニ)によって消費電力の書き方が違うことになります。

「最大」や「0〜最大」の数字に運転時間を掛けると、電気代は実際より高めに出ることがあります。冒頭のJSK-S10の例では、最大1100Wで計算した値が、目安の690whで計算した値の約1.6倍でした。また、シャープ(480W)とパナソニック(445W/460W)の値は「室温30℃の場合」の条件つきですが、日立の電力量(約292Whなど)は「室温20℃、湿度約65%の場合」の条件つきです。測定した室温が違うため、この記事の数字を機種どうしで直接比べる根拠にはしていません。

消費電力の書き方5種類(最大の値・0〜最大の値・1時間あたりの目安・参考値・周波数で2つの値)を、該当する機種名と公式の注記つきで並べた図。JSK-S10の「最大1100Wで計算=約34.1円」と「目安690whで計算=約21.4円」を並べて差を見せる

1回あたりの電気代(機種ごとの条件つき)

1回あたりは、運転時間を公式で確認できた機種について計算しました。布団のサイズ・コース・室温の条件が機種ごとに違うため、この節の金額は横に並べて比べないでください。それぞれの機種の中で「このコースならこのくらい」と読むための数字です。

日立 HFK-VS6000:公式の電力量から計算

日立HFK-VS6000の公式ページは、節電コースの説明の注記に次の数字を書いています。条件は「室温20℃、湿度約65%の場合。使用条件により異なります。」です。

布団とコース(公式の書き方) 時間・電力量(公式) 1回の電気代(当サイトの計算)
シングルサイズ(綿ふとん以外)冬乾燥コース 約27分/約292Wh 約9.1円
同 節電コース 約60分/約228Wh 約7.1円
シングルサイズ(綿ふとん)冬乾燥コース 約37分/約404Wh 約12.5円
同 節電コース 約70分/約319Wh 約9.9円
ダブルサイズ 冬乾燥コース 約80分/約886Wh 約27.5円
同 節電コース 約120分/約692Wh 約21.5円

この電力量が書かれているのはHFK-VS6000の公式ページで、当サイトが開いたHFK-VS5000・HFK-VS3000の公式ページには、同じ形の電力量は見つけられませんでした。3機種とも消費電力は「最大680W」ですが、HFK-VS6000の数字をほかの2機種にそのまま当てはめてはいません。

アイリスオーヤマ BSK-210-W・JSK-S10:取扱説明書の目安から計算

2機種とも、取扱説明書の仕様欄に「1時間あたりの消費電力の目安(高温風時)」があります。運転時間も取扱説明書のモード表から取りました。

型番とモード(取扱説明書) 高温風の時間 1回の電気代(当サイトの計算)
BSK-210-W ふゆ・ターボ 25分 約16.5円(1280Whで計算)
BSK-210-W ふゆ・標準 35分 約20.4円(1130Whで計算)
BSK-210-W あたため・ターボ/標準 2分/8分 約1.3円/約4.7円
JSK-S10 ふゆ 35分 約12.5円(690whで計算)
JSK-S10 あたため/しっかりあたため 8分/15分 約2.9円/約5.3円

BSK-210-Wは、ターボのほうが1時間あたりの目安は高い(1280Whと1130Wh)のに、ふゆの運転時間が短い(25分と35分)ため、当サイトの計算では1回ぶんはターボのほうが安くなりました(約16.5円と約20.4円)。なつモードは高温風のあとに送風が20分あり、送風中の消費電力が取扱説明書に見つからないため計算していません。

アイリスオーヤマ KFK-401/FK-WH1:公式は「1回あたり約2円」

KFK-401の公式製品ページは「1回あたりの電気代 約2円」と書き、条件を「ターボモードで5分間使用した場合。【2022年7月改定】電気料金目安単価31円/kWh(税込)で算出。」としています。当サイトが消費電力1000Wに5分を掛けると約2.6円になり、公式の約2円と一致しません。公式がどう算出したかはページに書かれておらず、差の理由は確認できていません。ほかのモードの1回あたりは、モードごとの消費電力が公式に見つからないため計算していません。

象印 RF-FA20:消費電力×公式の乾燥時間

商品ページの乾燥時間は「シングルサイズ使用の場合」の数字です。ダブルはニュースリリースの仕様表から取りました。

  • 標準(冬)コース・シングル35分:約16.4円(905W・50Hz)/約16.5円(910W・60Hz)
  • しっかり(冬)コース・シングル60分:約28.1円(905W)
  • 標準(冬)・ダブル80分:約37.4円(905W)

象印のニュースリリースの仕様表には「電気代の目安(50/60Hz)(約)」として「約15円/kwh「乾燥・標準(冬)」」とあり(表記は原文のまま)、単価は27円で計算されています。当サイトの約16.4円は、消費電力が運転中ずっと905Wだったと仮定した計算です。

シャープ UD-DF1:参考値480W×取扱説明書の時間

取扱説明書のコース表では、ふとんの「消臭乾燥」の冬はシングルサイズ「温風60分」、ダブルサイズ「温風120分」です。480Wを当てはめると、シングルで約14.9円、ダブルで約29.8円です。480Wは公式が「参考値」としている数字なので、この金額も目安です。

パナソニック FD-F06X2・FD-F06S2:消費電力×仕様表の時間

仕様表のふとん乾燥は、羽毛・羊毛が「標準:60分」、綿・合成繊維が「しっかり:80分」です。公式は「ふとんはシングルサイズを目安にしています。」と書いています。

  • 羽毛・羊毛・標準60分:約13.8円(445W・50Hz)/約14.3円(460W・60Hz)
  • 綿・合成繊維・しっかり80分:約18.4円(445W)/約19.0円(460W)
機種ごとに「条件」と「1回の電気代」を1枚のカードにした図(HFK-VS6000は公式の電力量、BSK-210-WとJSK-S10は取扱説明書の目安、RF-FA20・UD-DF1・FD-F06X2は消費電力×時間、KFK-401は公式の約2円)。各カードに布団のサイズ・コース・時間と計算の元の数字を必ず書く

ダニ対策の運転は1回いくらか

ダニ対策の運転は、乾燥より時間が長く、測定の前提も会社ごとに違います(詳しくは2本目「布団乾燥機のダニ対策は何分かかるのか」)。下の表は、公式の時間にそれぞれの消費電力を掛けた当サイトの計算です。枚数・袋の有無・運転の回し方が違うため、金額を比べて「ダニ対策が安い機種」を選ぶ使い方はしないでください。

型番 公式のダニ対策の時間と条件 1回の電気代(当サイトの計算)
日立 HFK-VS6000 約65分(「シングルサイズ、ダニ対策コースの場合」) 約22.8円(最大680Wで計算=上限寄り)
アイリスオーヤマ JSK-S10 ダニモード 高温風80分(取扱説明書) 約28.5円(690whで計算)
象印 RF-FA20 シングル80分・ダブル120分(ニュースリリースの仕様表) 約37.4円・約56.1円(905Wで計算)
アイリスオーヤマ BSK-210-W ダニモード ターボ60分・標準80分(取扱説明書)。公式プレスリリースの「99%以上退治」は別売りのダニ撃退ふとん乾燥袋を使う条件 約39.7円(ターボ)・約46.7円(標準)
アイリスオーヤマ KFK-401 ターボモード80分・通常モード100分(取扱説明書)。ダニ撃退ふとん乾燥袋が付属 ターボ80分で約41.3円(取扱説明書の「高温風時1000W」で計算。ダニモードの間は高温風が続くとされているため、上限寄りではなく実際の運転に近い値です)
パナソニック FD-F06X2・FD-F06S2 約6時間(「ふとん1組<掛け・敷きふとん/各1枚>あたり」) 約82.8円(445W)/約85.6円(460W)
シャープ UD-DF1 温風180分を、ふとんを裏返して2回(取扱説明書「180 分×2 回=360 分」) 約89.3円(ふとん乾燥時の参考値480Wを当てはめた仮の計算)

シャープUD-DF1のダニ対策の時間は、これまで当サイトの兄弟記事で「確認できていない」としていましたが、2026年9月22日に UD-CF1 の取扱説明書(PDF)で、2026年10月3日に UD-DF1 の取扱説明書(PDF)で、同じ記載を確認できました。ただし、ダニ対策の運転中の消費電力は仕様表に別の記載がなく、上の約89.3円は480Wを当てはめた仮の計算です。象印は自身の商品ページで「ダニは逃げることがあるため、対策できない場合があります。」と書いています。また日立は、電気を抑える節電コースについて「ダニ対策、敷ふとん両面乾燥はできません。」と明記しています。

ダニ対策の「時間と条件」を機種ごとに縦に並べ、横に「1回の電気代(当サイトの計算)」を添えた図。パナソニックは「ふとん1組(掛け・敷き各1枚)あたり」、シャープは「180分×2回(裏返して)・480Wを当てはめた仮の計算」、BSK-210-Wは「袋は別売り」、KFK-401は「袋が付属・高温風時1000Wで計算」、日立は「最大680Wで計算=上限寄り」を必ず書く

電気代を抑えるときに見る場所

当サイトが公式ページと取扱説明書で見つけた範囲で、電気代に関わる書き方を4つ挙げます。

  1. 節電コースがある機種では、それを使う。日立HFK-VS6000は、節電コースを「冬乾燥コースより約20%の節電効果」と書いています(「当社調べ」「節電コースは乾燥時間が長くなります」の注記つき)。ただし上のとおり、節電コースではダニ対策・敷ふとん両面乾燥ができません
  2. ターボのほうが1回は安くなる機種もある。BSK-210-Wは、取扱説明書の数字で計算すると、ふゆの1回ぶんはターボ(約16.5円)のほうが標準(約20.4円)より安くなりました。これは当サイトの計算で、公式が「ターボは節電になる」と書いているわけではありません
  3. 布団のサイズで電気代は大きく変わる。HFK-VS6000の冬乾燥コースは、ダブル(約886Wh)がシングル綿ふとん以外(約292Wh)の約3.0倍です(当サイトの割り算)
  4. あたためだけなら数円。BSK-210-Wのあたため(ターボ2分)は約1.3円、JSK-S10のあたため(8分)は約2.9円、KFK-401は公式が「約2円」(ターボ5分)です

月の電気代の出し方

月の電気代は「1回の電気代×月の回数」です。たとえばHFK-VS6000でシングル(綿ふとん以外)の冬乾燥コースを週2回・月8回使うと、約292Wh×8回=約2.3kWhで、約72円です(当サイトの計算・31円/kWh)。同じように、この記事で計算したふとん乾燥1回ぶん(シングル・基本のコース。約9.1円〜約20.4円)を月8回にすると、約72円〜約163円の範囲になります。

「1回の電気代×月の回数=月の電気代」の計算の流れを、HFK-VS6000のシングル(綿ふとん以外)冬乾燥コース(約292Wh×8回=約2.3kWh→約72円)を例に示す図。節電コースは約20%(公式・当社調べ)だがダニ対策はできない、という注記も入れる

電気代で機種を選ばなくてよい人

当サイトの計算では、ふとん乾燥(シングル・基本のコース)を月8回使っても、月の電気代は約72円〜約163円の範囲でした。次に当てはまる人は、電気代を機種選びの決め手にしなくてよいと当サイトは考えます。

  • 乾燥を週1〜2回くらい使う人。この記事の計算の幅(月約72円〜約163円)で見ても、差は月に約91円です。それより、方式(ノズル・アタッチメント・本体直結)や布団のサイズへの対応のほうが使い勝手に効きます。方式の選び方は6本目「方式ごとに、どの機種かを言い切る」にまとめています
  • ダブルの布団を使っている人。電気代より先に、公式がダブルサイズへの対応を書いているかを確認してください。パナソニックは「シングルサイズを目安」と書いています
  • ダニ対策が目的の人。ダニ対策の運転は1回数十円かかることがありますが、それより前に、袋が付属か別売りか、何枚を何回運転するかの手順が機種ごとに違います。2本目の記事で手順を確かめてから選ぶほうが確実です

反対に、毎日ダニ対策の運転をしたい人や、ダブルの布団を毎日乾燥したい人は、1回あたりの金額が積み重なります。その場合は、公式が電力量や1時間あたりの目安を書いている機種(HFK-VS6000・BSK-210-W・JSK-S10)を選ぶと、使う前に電気代を見積もりやすくなります。

「電気代を決め手にしなくてよい人(週1〜2回・ダブル布団・ダニ対策目的)」と「電気代を見積もってから選びたい人(毎日ダニ対策・ダブルを毎日乾燥)」を左右に分けた図。右側に「電力量や1時間あたりの目安を公式が書いている機種=HFK-VS6000・BSK-210-W・JSK-S10」を添える

商品カードについて

消費電力と運転時間を公式で確認し、この記事で電気代を計算した機種のうち、商品カードを用意できた6機種を置きます。記事の中の商品カードに出る価格は販売店の表示で、日々変わります。当サイトは価格の比較をしていません。

日立 HFK-VS6000:公式ページがコースごとの電力量(Wh)を書いていて、使う前に電気代を見積もりやすい機種です。

アイリスオーヤマ BSK-210-W:取扱説明書に1時間あたりの目安(ターボ・標準)があります。ダニモードの「99%以上退治」は別売りの袋を使う条件です。

アイリスオーヤマ JSK-S10:取扱説明書の目安690whで計算すると、ふゆ35分で約12.5円です。

アイリスオーヤマ KFK-401:公式が「1回あたりの電気代 約2円」(ターボ5分)を書いています。ダニ撃退ふとん乾燥袋が付属します。

象印 RF-FA20:標準(冬)シングル35分で約16.4円(905Wで計算)。ホースもマットも使わない本体直結型です。

シャープ UD-DF1:消臭乾燥のシングル冬60分で約14.9円(参考値480Wで計算)。ダニ対策は取扱説明書で180分×2回です。

パナソニック FD-F06X2:羽毛・羊毛の標準60分で約13.8円(50Hz)。ダニ対策は「ふとん1組あたり」約6時間です。

ブルーノBOE047は商品カードを用意できていますが、公式の消費電力を確認できず電気代を計算していないため、この記事では置いていません。FD-F06S2・HFK-VS5000・UD-DF1は商品カードを用意できていません。

よくある質問

Q. 布団乾燥機の電気代は1時間いくらですか?
A. 当サイトが31円/kWhで計算した範囲では約13.8円〜約42.8円です。ただし日立は「最大680W」、アイリスオーヤマのミニタイプは「0〜最大」の書き方で、最大の値で計算すると実際より高めに出ることがあります。

Q. 1回あたりはいくらですか?
A. ふとん乾燥1回ぶん(シングル・基本のコース)は、当サイトの計算で約9.1円〜約20.4円でした。機種ごとに運転時間と布団の条件が違うため、この幅は順位ではありません。

Q. ダニ対策の運転は電気代が高いですか?
A. 時間が長いぶん、1回の金額は乾燥より大きくなります。当サイトの計算では約22.8円(HFK-VS6000・上限寄り)から約89.3円(UD-DF1・仮の計算)まででしたが、枚数や回し方の前提が違うため比べられません。

Q. メーカーが書いている電気代と、この記事の金額が違うのはなぜですか?
A. 単価の違い(シャープ UD-CF1 の仕様表・象印のニュースリリースは27円で計算)と、計算の元の数字の違い(最大の値か、目安か)が主な理由です。KFK-401の公式「約2円」と当サイトの計算(約2.6円)の差は、理由を確認できていません。

まとめ

  • 1時間あたりの電気代は、当サイトの計算(31円/kWh)で約13.8円〜約42.8円。「最大」「0〜最大」「参考値」の数字で計算した値は、実際と違うことがあります
  • ふとん乾燥1回ぶん(シングル・基本のコース)は約9.1円〜約20.4円(当サイトの計算)。機種ごとに条件が違うため、順位として読まないでください
  • HFK-VS6000は公式が電力量(シングル綿ふとん以外の冬乾燥 約292Wh=約9.1円)を書いており、BSK-210-W・JSK-S10は取扱説明書に1時間あたりの目安があります
  • ダニ対策の運転は1回数十円になることがあります。UD-DF1は取扱説明書で「180 分×2 回=360 分」。日立の節電コースではダニ対策ができません
  • 週1〜2回の乾燥なら、月の電気代は約72円〜約163円の範囲(月8回・当サイトの計算)。方式や布団のサイズへの対応を先に決めるほうが、選び方としては確実です

買う前にやることは1つです。候補の型番の公式ページか取扱説明書で、消費電力が「最大」なのか「目安」なのかを見てから、この記事の計算式に当てはめてください。

注記:数字の条件

  • 金額はすべて当サイトの計算です(1kWhあたり31円・小数第2位を四捨五入)。KFK-401の「約2円」は公式の数字です
  • 「ふとん乾燥1回ぶん(シングル・基本のコース)約9.1円〜約20.4円」に入れたのは、HFK-VS6000の冬乾燥コース(シングルの綿ふとん以外・綿ふとん)、BSK-210-W・JSK-S10のふゆ、RF-FA20の標準(冬)シングル、UD-DF1の消臭乾燥(冬・シングル)、FD-F06X2・FD-F06S2の標準60分・しっかり80分です。ダブル、節電コース、象印のしっかり(冬)、あたためは入れていません。アイリスオーヤマの取扱説明書のモード表には布団のサイズの書き方がなく、パナソニックの時間には季節の書き方がありません
  • 日立の電力量は「室温20℃、湿度約65%の場合。使用条件により異なります。」の条件つきです。日立HFK-VS6000の公式ページでは、ダニ対策コースは「約65分」(シングルサイズ)です。「シングル・ベビー・キッズサイズは78分1回運転、セミダブル・ダブルサイズはまくら側・足もと側で各78分運転。」という文はHFK-VS3000の公式ページには画面表示されていますが、HFK-VS6000・HFK-VS5000のページではHTMLコメントの中にあり画面には表示されていません。当サイトは画面に表示されている文言だけを公式の表記として扱うため、この78分の文はVS3000だけの記載として扱い、65分との関係は公式ページから読み取れませんでした
  • アイリスオーヤマの「1時間あたりの消費電力の目安」は取扱説明書の値で、単位の書き方はJSK-S10が「wh」、BSK-210-Wが「Wh」です(原文のまま)
  • ブルーノBOE047は、公式オンラインショップの商品ページの仕様欄に数値が表示されず、消費電力を確認できていません。公式サイトに取扱説明書のダウンロードページはありますが、利用条件への同意が必要なため当サイトは開いていません。消費電力が無いという意味ではありません
  • 当サイトはこれらの布団乾燥機を購入・使用しておらず、電気代を実測していません

出典(すべて2026年9月22日に当サイトが確認)

当サイトはここに挙げた布団乾燥機を購入・使用していません。数字と引用は、上の公式ページ・取扱説明書に書かれている内容をもとにしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました