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富士通・NEC・dynabook・Apple の家庭向けパソコンを、画面サイズ・メモリの増やしやすさ・価格の公式表示・保証年数の書き方・修理を受けられる期間の定義という、各社の仕様ページにある事実だけで並べました(確認日 2026-09-22)。メーカーがユーザー自身で増設できると明記しているのは、この4社の中では、当サイトが確認できた範囲ではNEC LAVIE N16だけです。速さや壊れにくさの順位は、当サイトが実機を使っていないため付けていません。AI性能・NPUの比較も、この記事では扱いません。
まず答え:4社まるごと1枚表

記号の意味:○=公式が明記 △=一部だけ・条件つき ×=公式が「できない」等と明記 不明=当サイトが確認できなかった(「無い」という意味ではありません)
| 比べる項目 | 富士通 FMV | NEC LAVIE | dynabook | Apple Mac |
|---|---|---|---|---|
| この記事で取り上げる5機種 | FMVA77L2BA (16.0型・約1.9kg) FMVU59L2BA (14.0型・約908g) |
PC-N1675MAL (16.0型・約2.0kg) |
P1X9APBL (13.3型・約948g) |
MacBook Neo (13.0インチ・1.23kg) |
| メモリを後から自分で足せるか | × この記事で取り上げるFMVA77L2BAを含む夏モデルは、最大64GBの機種でも「お客様によるメモリの交換・増設はできません」と明記(有償の交換サービスのみ) |
○ N16は「セルフメンテナンス設計」でメモリ・SSDを増設できると公式が明記(ユーザー自身で増設できると明記しているのは、確認できた範囲ではN16のみ) |
× この記事で取り上げるP1X9APBL(Xシリーズ)は「専用スロット0(交換不可)」「メモリの交換・増設はできません」と明記。T7/T6/T5・Cシリーズは「2スロット(空きスロット×1)」だが、ユーザー自身で増設できるかどうかの文言は仕様表にない |
不明 メモリは8GBの1構成のみで、購入時に選べる容量の幅もなく、増設についての文言も見つけられていない |
| 仕様ページ・リリースに価格の記載があるか | × 店頭モデルはリリースで「オープン価格」とされ、仕様ページにも価格の記載はない。直販「FMV Store」の価格は画面の描画(JavaScript)で表示されるため当サイトでは未確認 |
△ 店頭モデルは「オープン価格」。直販の「LAVIE Direct」は一覧ページに税込価格の表示がある |
× 店頭モデルはリリースで「オープン価格」とされ、仕様ページにも価格の記載はない。直販「Dynabook Direct」の価格は画面の描画(JavaScript)で表示されるため当サイトでは未確認 |
○ ニュースリリースに発表時の税込価格を記載(現在のストア価格は画面表示では確認できていない) |
| 保証年数の書き方 | 不明 仕様表に保証期間の記載を見つけられなかった |
不明 仕様ページに保証期間の記載を見つけられなかった |
○ 仕様表に「1年」と明記(T9・T7のみ「2年」) |
○ 「製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証」と「90日間の無償テクニカルサポート」を明記 |
| 修理を受けられる期間の定義があるか | 不明 当サイトは確認できていない |
不明 当サイトは確認できていない |
不明 当サイトは確認できていない |
○ 「販売店に供給した最終日から最低5年間」など、起点と年数を公式が定義している |
迷ったらこの3行
- メモリを自分で増やせる可能性を残したい → NEC(LAVIE N16は「セルフメンテナンス設計」。ただし当サイトは店頭での実際の発売を確認できていません)
- 何年まで修理を受けられるか、定義から確認したい → Apple(供給停止日を起点にした年数の定義が公式にある)
- 保証年数を仕様表でそのまま確認したい → dynabook(「1年」、T9・T7だけ「2年」と明記)
パソコンの選び方シリーズ(全7本)/この記事は1本目です
- この記事:パソコンの選び方の入口
- 富士通FMVの機能解説
- NEC LAVIEの機能解説
- dynabookの機能解説
- パソコンのサポート期限
- 画面サイズで決める結論編
- パソコンの新着情報
この1枚表は、6本目の結論編でもう一度使う予定です。各社の詳しい機能解説(2〜4本目)と、Macの修理年数を含むサポート期限(5本目)は、上の目次から読めます。
この記事の根拠
当サイトはパソコンの実機を持っていません。表と本文の数字・引用はすべて各社の公式サイトを開いて確認したものです(確認日 2026-09-22)。「見つけられなかった」場合は「不明」と書き、「無い」とは書いていません。NPU・AI性能の比較や、社をまたいだバッテリー時間の比較はしていません(測定条件が国内3社とAppleで違うためです)。
選び方の講義(3分だけ)
画面サイズと重さ
この記事で取り上げる5機種だけでも、画面サイズと重さはこれだけ違います。13.3型のdynabook P1X9APBLは約948g、14.0型の富士通FMVU59L2BAは約908g、13.0インチのMacBook Neoは1.23kgです。16.0型になると、富士通FMVA77L2BAは約1.9kg、NEC PC-N1675MALは約2.0kgと重くなります。持ち運ぶ機会が多い家庭は13〜14型、置きっぱなしで大きな画面を使いたい家庭は16型、というのがまず最初の分かれ目です。
まとめると:画面が大きくなるほど重くなる。持ち運ぶかどうかを先に決めると、選ぶ画面サイズが決まります。一体型(23.8型・27.0型)まで含めると、この記事の表にある一体型4機種では質量が約6.2kgから約11.0kgまでさらに幅が広がります。
メモリとストレージの最低ライン
Windows 11を動かすための公式の最小要件は、「2 コア以上の 1 GHz 以上のプロセッサ」「4 GB の RAM」「64 GB 以上のストレージ」「TPM バージョン 2.0」です(Microsoft公式の仕様ページより)。この記事で取り上げる5機種のうち、Windows 11で動く富士通・NEC・dynabookの3機種は、いずれもこの最小要件を大きく上回るメモリ・ストレージを備えています(Apple MacBook NeoはmacOSで動くため、この最小要件の対象ではありません)。
まとめると:Windowsの3機種(富士通・NEC・dynabook)は最低ラインを超えている。実際の選び方で効いてくるのは、次の「あとから増やせるか」のほうです。
ストレージの容量
ストレージの容量も、この記事で取り上げる5機種で違いがあります。富士通FMVA77L2BAとFMVU59L2BAは約512GB SSD、NEC PC-N1675MALも約512GB、dynabook P1X9APBLも512GB、Apple MacBook Neoは256GBと512GBの2構成です。先ほどのWindows 11の最小要件は「64 GB 以上のストレージ」なので、Windows 11で動く富士通・NEC・dynabookの3機種はこの最小要件を上回っています(Apple MacBook NeoはmacOSで動くため対象外です)。
まとめると:ストレージは256GB以上あれば、Windowsの3機種はいずれも最小要件を大きく超えています。容量の差より、次のメモリの増設可否のほうが機種選びの分かれ目になります。
メモリを後から足せるか
ここが会社によっていちばんはっきり分かれます。富士通のFMVA77L2BAなど夏モデル3機種は、仕様表で「標準16GB(16GB×1)/ 最大64GB」となっていますが、注記に「お客様によるメモリの交換・増設はできません。当社のメモリ交換サービス(有料)をご利用いただく必要があります。」とあります。最大値が大きくても、自分で足すことはできません。FMVU59L2BAなどCopilot+ PCの機種は、そもそも「標準16GB/最大16GB[オンボード/増設・交換不可]」です。
これに対してNEC LAVIE N16は、2026年8月25日のリリースで「ユーザ自身でバッテリの交換や、メモリ、SSDを増設できる『セルフメンテナンス設計』を実現しました。」と明記しています。仕様上もSO-DIMMスロット×2(空き1)・M.2スロット×2(空き1)で、PC-N1675MAL・PC-N1665MALは16GBから最大64GBまで、PC-N1655MALは16GBから最大32GBまで増設の余地があります(ただしPC-N1675MAL・PC-N1665MALを最大の64GBにするには、空きスロットに足すだけでは足りず、仕様の注記に「最大メモリ容量にする場合、本体に標準実装されているメモリを取り外して、別売の増設メモリを装着する必要があります。」とあります)。これに対してdynabookのP1X9APBL(Xシリーズ)は、仕様表に「専用スロット0(交換不可)」「メモリの交換・増設はできません」と明記されており、自分では増設できません。同じdynabookでもT7/T6/T5・Cシリーズは「2スロット(空きスロット×1)」ですが、ユーザー自身で増設できるかどうかの文言は仕様表にありません。Appleのメモリは、この記事のMacBook Neoの場合は8GBの1構成のみで、購入時に選べる容量の幅もなく、あとから増設できるという文言も、当サイトは見つけられていません。
まとめると:メーカーがあとから自分で増やせると明記しているのは、この4社の中では、当サイトが確認できた範囲ではNEC LAVIE N16(PC-N1655MALは最大32GBまで、それ以外は最大64GBまで)だけです。dynabookの一部機種には空きスロットがありますが、ユーザー自身で増設できるかどうかの文言は確認できていません。
OSのサポート期限(煽らずに事実だけ)
「Windows 11だから当分大丈夫」は正確ではありません。Microsoft公式のライフサイクルページには「Windows 11 Home と Pro は、モダン ライフサイクル ポリシーに従います。」とあり、バージョンごとに終了日が決まっています。Windows 11のバージョンの1つである24H2は、Home/Proの終了日が「10/14/2026 6:59:59 AM」と表記されています(「サポートの日付は、太平洋標準時ゾーン (PT) – Redmond、WA、USA で表示されます。」という注記つき)。同じMicrosoftの別ページ(リリース情報)はISO形式で「2026-10-13」と書いており、当サイトは「2026年10月13日(米国時間)に最後の更新」と、両方の出典を添えて書いています。ずれの理由をMicrosoftは説明していないため、当サイトも理由を推測しません。
ただし、これは「今すぐ買い替えないと使えなくなる」という意味ではありません。Microsoftのサポート技術情報KB5054156には「Windows 11、バージョン 24H2 と 25H2 は、共通のコア オペレーティング システムと同じシステム ファイルのセットを共有します。」「有効化パッケージは、バージョン 24H2 からバージョン 25H2 への更新を 1 回の再起動で可能にし…」とあり、「Windows Update…から直接更新プログラムを受け取るバージョン 24H2 デバイスの場合…有効化パッケージを自動的に取得します。」ともあります。つまり、Windows Updateから直接更新を受け取っている24H2のパソコンでは、25H2への切り替えに必要な有効化パッケージが自動的に届き、1回の再起動で切り替わる仕組みです。切り替え後の25H2(Home/Pro)のサポート終了日は「10/13/2027 6:59:59 AM」(米国時間)と、あらかじめ決まった日付であり、切り替えた日から2年間続くわけではありません。Windowsの公式ブログによると、アプリやドライバーとの相性の問題が見つかった端末では、その問題が解決するまで更新が保留される仕組み(セーフガードホールド)もあるとされています。23H2以前のバージョンは、この1回の再起動での更新ではなく、まとまった入れ替え(OSの全体入れ替え)が必要になる、とも説明されています。
まとめると:24H2の終了日は2026年10月13日(米国時間)ですが、条件を満たせば25H2への更新で使い続けられます。今日できることは、「設定」→「Windows Update」を開いて、25H2の更新が届いているか、更新の履歴を確かめることです。
あわせて、Windows 10のサポートはすでに終了しています。Microsoft公式には「2025 年 10 月 14 日に、Windows 10 のサポートは終了しました。お使いの PC を Windows 11 にアップグレードできない場合は、新しい PC を購入して Windows 11 に移行できます。」とあります。Office製品にも期限があり、「Windows 11 を実行しているデバイスでは、Office 2021 と Office LTSC 2021 は 2026 年 10 月まで引き続きサポートが提供されます。」(Office 2024は2029年10月まで)とされています。
画面サイズ別に見る:各社のラインナップ

ここまでに出てきた機種を、画面サイズごとに並べ直すとこうなります(当サイトが公式ページで確認した家庭向けの機種の一部で、全件ではありません。dynabook T9・NEC LAVIE N16は、当サイトが店頭での実際の発売を確認できていない機種ですが、ラインナップとして含めています)。
| 画面サイズ | 機種(会社) |
|---|---|
| 13.0インチ | Apple MacBook Neo |
| 13.3型 | dynabook P1X9APBL(Xシリーズ)/NEC PC-X1375KAB(LAVIE NEXTREME) |
| 14.0型 | 富士通 FMVU59L2BA(Note U)/富士通 FMVUQSL1BA(Note U・Snapdragon搭載)/dynabook P1P9ARBL・P1P7ARBL(XPシリーズ) |
| 16.0型 | 富士通 FMVA77L2BA・FMVA75L2BA・FMVA53L2BA(Note A)/NEC PC-N1675MAL・PC-N1665MAL・PC-N1655MAL(LAVIE N16)/dynabook P2T9A3PL・P2T7A3PL・P1T6A3PL・P1T5A3PL(Tシリーズ・光学ドライブ搭載) |
| 23.8型(一体型) | 富士通 FMVF75L1BA(Desktop F)/NEC PC-A2355LAB2(LAVIE A23) |
| 27.0型(一体型) | 富士通 FMVF77L1BA(Desktop F)/NEC PC-A2765LAB2(LAVIE A27) |
置き場所を動かさず大きな画面で使いたい家庭には、一体型(23.8型・27.0型)も選択肢になります。ただし、この記事の表にある一体型4機種(富士通2機種・NEC2機種)は本体の質量が約6.2kgから約11.0kgまであり、設置場所を決めたら動かさない前提の機種です(Apple の一体型 iMac M4は4.42kg〜4.44kgで、この範囲には含まれません)。
まとめると:13〜14型の軽いノートから、27型の一体型まで、4社を合わせると画面サイズの選択肢はかなり広がります。
4社を1社ずつ紹介

富士通FMV——大きい画面と軽いモバイルの両方をそろえる
富士通は2026年夏モデルとして、16.0型のFMV Note Aシリーズ3機種(FMVA77L2BA・FMVA75L2BA・FMVA53L2BA)と、14.0型のFMV Note U「FMVU59L2BA」を2026年6月19日より提供開始しました。このうちFMV Note Aシリーズには、AIが写真や動画を整理する「Reclip(リクリップ)」、パソコンの困りごとをAIとの対話で解決に導く「FMV AI Mate(エーアイメイト)」、スマートフォンとのファイル転送を簡単に行える「FMV Share Drop(シェアドロップ)」という3つの機能が新たに搭載されたと公式リリースにあります(機能の効果を当サイトが検証したものではありません)。FMV Note U(U59-L2)も、公式のアプリ一覧ではFMV AI Mate・Reclipが搭載、FMV Share DropはWebサービスとして用意されています(Reclipには「AIによる写真や動画の分析結果は正しくない場合があります。」という注記があります)。
気になる点:FMVA77L2BAは仕様表で「最大64GB」と書かれていますが、上で見たとおり自分では増設できません。保証期間も、当サイトは仕様ページで確認できませんでした(不明)。バッテリーはFMVA77L2BAがJEITA 3.0の測定で約4.5時間、FMVU59L2BAは約908gで約14.5時間(アイドル時は約34.0時間、リリースの注記つき)です。
こんな人向け:画面の大きさで富士通の夏モデルを選ぶなら16.0型のFMVA77L2BA、持ち運びを重視するなら14.0型のFMVU59L2BAです。
同じ富士通での他の選択肢:16.0型のNote Aシリーズには、CPUだけが違うFMVA75L2BA(AMD Ryzen 7 7735U)とFMVA53L2BA(AMD Ryzen 5 7535U)もあります。いずれも「標準16GB(16GB×1)/ 最大64GB」で、自分では増設できないという条件は3機種とも共通です。より軽い14.0型を探すなら、2026年春モデルのFMVUQSL1BA/WA(約876g〜886g)もラインナップに残っています。いずれも「標準16GB/最大16GB[オンボード/増設・交換不可]」です。直販専用のカスタムメイド(WA3-K3など)もありますが、この記事では取り上げていません。
NEC LAVIE——自分でメモリ・SSDを増やせる夏モデル
NECは2026年8月25日に夏モデル6機種を発表し、「発売時期:2026年8月27日(木)発売予定」としています。当サイトは店頭での実際の発売を確認できていません(2026-09-22時点)。この夏モデルの目玉が、上で紹介した「セルフメンテナンス設計」のLAVIE N16です。代表機種のPC-N1675MALは16.0型・約2.0kg、メモリは16GBから最大64GBまで増やせます(SO-DIMMスロット×2、空き1。ただし最大の64GBにするには、空きスロットに足すだけでなく標準実装のメモリも外して付け替える必要があります)。バッテリーはJEITA 3.0の測定で動画再生時約9.7時間、アイドル時約14.0時間です。
気になる点:店頭モデルはリリースで「オープン価格」とされ、仕様ページにも価格の記載はありません。保証期間も仕様ページで見つけられませんでした。同じN16シリーズでも、下位のPC-N1655MALは最大32GBまでとなり、上位2機種(PC-N1675MAL・PC-N1665MAL)とはメモリの上限が異なります。なお、直販の「LAVIE Direct」の一覧ページには税込価格の表示があります。ただし「LAVIE Direct N16(R)」166,320円(税込・2026-09-26確認)は2026年春モデル(Ryzen 5 7535U搭載)で、ここで紹介した2026年夏モデルのLAVIE N16(セルフメンテナンス設計)とは別機種です。一覧では「アウトレット特価&クーポン適用後価格」と書かれた金額で、同じ型でも構成やキャンペーンで金額は変わります。
こんな人向け:あとからメモリやSSDを自分で増やせる余地を残しておきたい家庭です。
同じNECでの他の選択肢:同じN16シリーズでも、下位のPC-N1655MALはメモリの上限が32GBです。ストレージはPC-N1675MALが約512GB、PC-N1665MAL・PC-N1655MALは約256GBです。置き場所を動かさない一体型なら、23.8型のPC-A2355LAB2や27型のPC-A2765LAB2もあります(いずれもメモリ16GB/最大32GB。仕様表ではSO-DIMMスロットが2つで1つ空いており、純正の増設メモリ〈PC-AC-ME097C・PC-AC-ME098C〉が推奨として挙がっていますが、N16のようにユーザー自身で増設できると明記した文言は、当サイトは見つけられていません)。
dynabook——保証年数を仕様表にはっきり書く
dynabookは2026年秋冬モデルとして「計5機種8モデルを8月7日から順次発売開始します。」と発表しています。代表機種のP1X9APBLは13.3型・約948g、保証は仕様表に「1年」と明記されています(同じ秋冬モデルのT9・T7だけ「2年」で、リリースには「メーカー無償保証期間を2年とし、引き取り修理・海外保証(制限付)が2年間となります。」という注記があります)。また、P1X9APBLが属するXシリーズは「PC利用者自身が簡単にバッテリー交換可能な注2『セルフ交換バッテリー』」に対応し、「注2:オプション(別売)のバッテリーが必要です。」という条件がついています。バッテリーはJEITA 3.0の測定で動画再生時約17.0時間、アイドル時約32.5時間です。
気になる点:店頭モデルは全機種リリースで「オープン価格」とされ、仕様ページにも価格の記載はありません。直販「Dynabook Direct」には注文ページがありますが、価格は画面の描画(JavaScript)で表示される仕組みのため、当サイトでは確認できていません。この記事で取り上げるP1X9APBLは、仕様表に「専用スロット0(交換不可)」「メモリの交換・増設はできません」と明記されており、自分では増設できません。16.0型のT9は「9月上旬発売開始予定」とされており、当サイトは発売済みかどうかを確認できていないため、この記事のおすすめには入れていません。
こんな人向け:保証年数を仕様表でそのまま確認してから決めたい家庭、バッテリーを自分で交換できる機種を探している家庭です。
同じdynabookでの他の選択肢:14.0型のXPシリーズ(P1P9ARBL)はメモリ32GB/最大32GB、13.3型のGシリーズ(P1G9APEB)は約899gとP1X9APBLよりさらに軽くなります。据え置き向けの光学ドライブ搭載モデルのうち、T9・T7は16.0型で保証「2年」ですが、質量は約1.99kgとノートの中では重めです。同じ光学ドライブ搭載のT6・T5は保証「1年」です。
Apple Mac——修理を受けられる期間まで公式に定義がある
Appleは2026年3月4日にMacBook Neoを発表し、「3月11日(水)より…販売を開始」しました。13.0インチ(対角)、Apple A18 Pro、8GB、256GB/512GB、1.23kg。価格はApple公式ストアで改定されることがあるため、この記事では書きません。最新の価格はApple公式ストアで確認してください。保証は「すべてのMacには、製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証…と90日間の無償テクニカルサポート」がつきます。バッテリーはApple独自の試験条件で「最大16時間のビデオストリーミング」とされており、JEITA 3.0の数値とは条件が異なるため他社と並べていません。
Appleのサポートページ(公開日表示 2026年09月15日)には、修理を受けられる期間の定義がはっきり書かれています。「Appleがその製品を販売店に供給した最終日から最低5年間」、部品の在庫次第では「上記よりも長い期間(法定期間または最長7年間)」(一部の国や地域では、現地の法律や材料の制限により、特定の修理部品を利用できない場合があるという注記つき)、Macノートブックはバッテリーのみ「最長10年間まで」延長される場合があるとされています。5年以上7年未満は「ビンテージ製品」、7年以上は「オブソリート製品」で、「今後オブソリート製品のハードウェア修理サービスは提供しません。」とも明記されています。起点は購入日ではなく「販売店に供給した最終日」である点に注意してください。
気になる点:価格はApple公式ストアで改定されることがあるため、この記事では書いていません。購入前に公式ストアの表示価格を確認してください。なお、Mac mini(M6)は公式リリースで「9月22日より、お客様へのお届けと同時に、Apple Store直営店とApple製品取扱店での販売を開始します。」としており、発売直後のため、この記事のおすすめには入れていません(新着情報は7本目で扱います)。
こんな人向け:何年まで修理してもらえるかを、公式の定義から先に確認しておきたい家庭です。
同じAppleでの他の選択肢:画面をもう少し大きくしたいなら13.6インチ・15.3インチのMacBook Air(M5)、処理能力を重視するなら14.2インチのMacBook Pro(M5)もあります。価格はいずれもApple公式ストアで確認してください。保証は「製品購入後1年間」「90日間の無償テクニカルサポート」で共通です。
用途別のおすすめ(3択)

ここまでの比較軸(メモリの増やしやすさ・保証年数・修理期間の定義・画面サイズ)で選ぶなら、この3択です。
| こんな家庭 | 機種 | |
|---|---|---|
| 第1に | 家で大きい画面を広く使いたい | 富士通 FMVA77L2BA(16.0型・約1.9kg) |
| 第2に | 持ち運びを重視する軽いノートが欲しい | 富士通 FMVU59L2BA(14.0型・約908g)/dynabook P1X9APBL(13.3型・約948g) |
| 第3に | はじめてMacを使ってみたい | Apple MacBook Neo(13.0インチ・1.23kg) |
参考:メモリを自分で増やせる余地を残しておきたい家庭には、NEC PC-N1675MAL(16.0型・約2.0kg・メモリ増設可)も候補になります。ただし前述のとおり、当サイトは店頭での実際の発売を確認できていません(2026-09-22時点)。
条件が合わない人の逃がし先:
- 富士通の他の機種まで詳しく知りたい → 2本目「富士通FMVの機能解説」
- NECの他の機種まで詳しく知りたい → 3本目「NEC LAVIEの機能解説」
- Macの修理期間をもっと詳しく知りたい → 4本目「Macは何年修理してもらえるか」
- サポート期限をもっと詳しく知りたい → 5本目「パソコンのサポート期限」
- 画面サイズごとに全社を並べた結論を見たい → 6本目「画面サイズで決める結論編」
買わなくてよい人
今のパソコンがすでにWindows 11の25H2で動いている家庭、または24H2でWindows Updateから25H2への更新が届いている(もしくは今後届く見込みの)家庭は、今すぐ買い替える必要はありません。前述のとおり、Windows Updateから直接更新を受け取っている24H2のパソコンは、条件を満たせば1回の再起動で25H2に更新でき、25H2(Home/Pro)のサポート終了日は「10/13/2027 6:59:59 AM」(米国時間)です。ただし、アプリやドライバーとの相性の問題で更新が保留(セーフガードホールド)されている場合は、25H2への更新が届かないまま24H2の終了日を迎える可能性があります。Windows 10のままでも、Microsoft公式によれば「2027 年 10 月 12 日にプログラムが終了するまで、いつでも ESU に登録できます。」とされ、「PC 設定を同期している場合は、追加費用なし。」でセキュリティ更新を受け取れます(22H2であること、管理者のMicrosoftアカウントであることなどの条件があります)。今日できることは、「設定」→「Windows Update」で25H2への更新が届いているかを確かめることです。
よくある質問
Q. Windows 11のサポートはいつまでですか?
A. バージョンによって終了日が違います。24H2は、Microsoftのライフサイクルページで「10/14/2026 6:59:59 AM」(太平洋標準時)、同じMicrosoftのリリース情報ではISO形式で「2026-10-13」とされています。当サイトは両方の出典を添えて「2026年10月13日(米国時間)」と書いています。
Q. 今使っているパソコンでも大丈夫ですか?
A. 24H2と25H2は「共通のコア オペレーティング システムと同じシステム ファイルのセット」を共有しているとMicrosoftが説明しており、条件を満たせば1回の再起動で25H2に更新できます。更新が正常に届いていれば、買い替えは必須ではありません。
Q. メモリはあとから増やせますか?
A. 会社と機種によって違います。この記事で比べた中で、メーカーがユーザー自身で増設できると明記しているのは、当サイトが確認できた範囲ではNEC LAVIE N16だけです(PC-N1655MALは最大32GBまで、それ以外は最大64GBまで)。富士通の最大64GBの機種や、dynabookのXシリーズ(この記事で取り上げるP1X9APBL)は、自分では増設できないと明記されています。dynabookの一部機種(T7/T6/T5・Cシリーズ)には空きスロットがありますが、ユーザー自身で増設できるかどうかの文言は確認できていません。
Q. 価格はいくらくらいですか?
A. 当サイトが画面上で税込価格を確認できたのは、NECの直販「LAVIE Direct」の一覧ページだけです。たとえば「LAVIE Direct N16(R)」(2026年春モデル・Ryzen 5 7535U搭載で、この記事で紹介した2026年夏モデルのLAVIE N16=セルフメンテナンス設計とは別機種です)は、一覧に「アウトレット特価&クーポン適用後価格」と書かれた166,320円(税込・2026-09-26確認)です。富士通・NEC・dynabookの店頭モデルはいずれもリリースで「オープン価格」とされ、仕様ページにも価格の記載はありません。富士通の直販「FMV Store」・dynabookの直販「Dynabook Direct」にも注文ページがありますが、価格が画面の描画(JavaScript)で表示される仕組みのため、当サイトでは確認できていません。Apple製品の価格はApple公式ストアで改定されることがあるため、この記事では書いていません。記事の中の商品カードに出る価格は販売店の表示で、日々変わります。
Q. 家庭用ならWindowsとMac、どちらがいいですか?
A. 当サイトはどちらが優れているかを決めていません。メモリの増やしやすさを重視するならNEC、修理を受けられる期間の定義まで確認したいならApple、保証年数を仕様表でそのまま確認したいならdynabook、というように、冒頭の1枚表の軸で自分が重視するものを選んでください。全社を画面サイズ別にそろえた比較は、6本目の結論編で扱う予定です。
まとめ
- メーカーがユーザー自身で増設できると明記しているのは、この4社の中では、当サイトが確認できた範囲ではNEC LAVIE N16だけです(PC-N1655MALは最大32GBまで、それ以外は最大64GBまで)。
- 修理を受けられる期間の定義(起点と年数)まで、当サイトが確認できたのはAppleだけです。富士通・NEC・dynabookの仕様ページには同様の定義を見つけられていません(無いと断定するものではありません)。
- 保証年数がはっきり分かるのはdynabook(仕様表に「1年」、T9・T7は「2年」)とApple(ストアページに「製品購入後1年間」の保証と明記)で、富士通・NECは仕様ページに保証期間の記載を確認できていません。
- Windows 11の24H2は2026年10月13日(米国時間)に終了日を迎えますが、条件を満たせば25H2への更新で使い続けられます。
- 画面サイズは13.0インチ〜27.0型まで4社を合わせると幅があります。まず持ち運ぶか置きっぱなしにするかを決めると、選ぶ画面サイズが絞れます。
今日やることは1つだけ。今使っているパソコンの「設定」→「Windows Update」を開いて、いま入っているWindowsのバージョンと、更新の状況を確認してください。25H2が届いている、または24H2で25H2への更新が順調に届く状態であれば、今すぐの買い替えは必要ありません。
注記:数字の細かい条件
Windowsのサポート日付の表記:Microsoftのライフサイクルページは米国日付(MM/DD/YYYY)と時刻(太平洋標準時)で表記し、リリース情報のページはISO形式(YYYY-MM-DD)で表記しています。24H2はそれぞれ「10/14/2026 6:59:59 AM」「2026-10-13」で、1日ずれて見えますがMicrosoftは理由を説明しておらず、当サイトも理由を推測していません。
バッテリー時間の測定条件:富士通・NEC・dynabookは「JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver. 3.0)」の動画再生時の値、Appleは「ビデオストリーミング最大◯時間」という独自の試験条件です。測定条件が違うため、本文では社をまたいで長い短いを比べていません。
保証期間の「不明」:富士通・NECについて「不明」としたのは、当サイトが各社の仕様ページに保証期間の欄を見つけられなかったためで、「保証がない」という意味ではありません。
出荷時のWindowsのバージョン:出荷時点で24H2・25H2・26H1のどれが入っているかは、いずれの社の仕様表にも記載がありませんでした。
出典
- Microsoft「Windows 11 Home および Pro」(ライフサイクル)(確認日 2026-09-26)
- Microsoft「Windows 11 release information」(確認日 2026-09-26)
- Microsoft サポート技術情報 KB5054156(確認日 2026-09-22)
- Windows Experience Blog「How to get the Windows 11 2025 update」(確認日 2026-09-22)
- Microsoft「Windows 10 のサポート終了」(確認日 2026-09-22)
- Microsoft「Windows 10 拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)」(確認日 2026-09-22)
- Microsoft「Windows 11の仕様」(確認日 2026-09-22)
- 富士通「FMV Note A 2026年夏モデル 仕様」(確認日 2026-09-22)
- 富士通「FMV Note U(U59-L2)仕様」(確認日 2026-09-22)
- 富士通「FMV 2026年夏モデル発表」ニュースリリース(確認日 2026-09-22)
- NEC「LAVIE 2026年夏モデル発表」ニュースリリース(確認日 2026-09-22)
- NEC「LAVIE N16 仕様」(確認日 2026-09-22)
- NEC「ノートパソコン LAVIE 製品一覧(LAVIE Direct の税込価格表示を含む)」(確認日 2026-09-26)
- dynabook「2026年秋冬モデル発表」ニュースリリース(確認日 2026-09-22)
- dynabook「Xシリーズ 2026年秋冬モデル 仕様」(確認日 2026-09-22)
- dynabook「Tシリーズ 2026年秋冬モデル 仕様」(確認日 2026-09-22)
- dynabook「Cシリーズ 2026年秋冬モデル 仕様」(確認日 2026-09-22)
- dynabook「Dynabook Direct」(確認日 2026-09-22。価格は画面の描画(JavaScript)で表示され、当サイトでは確認できていません)
- 富士通「FMV Store」(確認日 2026-09-22。価格は画面の描画(JavaScript)で表示され、当サイトでは確認できていません)
- Apple「Appleが製品のハードウェア修理サービスを提供する期間」(確認日 2026-09-26)
- Apple「MacBook Airを購入」(保証・テクニカルサポートの文言。MacBook Neoの購入ページでは同じ文言を確認できず、全Mac共通の文言としてこちらで確認)(確認日 2026-09-22)
- Apple「MacBook Neoを発表」ニュースリリース(確認日 2026-09-22)
- Apple「MacBook Neo 仕様」(確認日 2026-09-22)
- Apple「Mac miniを発表」ニュースリリース(確認日 2026-09-26)
当サイトはこの記事で紹介したパソコンの実機を持っていません。表・引用の数字はすべて上記の公式ページで確認したものです。


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