本記事はアフィリエイト広告(楽天・Amazon)を含みます。
グリル鍋・ホットプレートの公式ページには「お手入れ簡単」「取り外して洗える」といった言葉がよく出てきます。ただし、各社の公式表記を1字も変えずに読み比べると、外れる部品の範囲と、その部品が水で洗えるかどうかは、必ずしも同じ話ではないことが分かります。この記事は、象印・タイガー・アイリスオーヤマの3社の公式表記を原文のまま並べ、グリル鍋・ホットプレートのお手入れのしやすさが、実際にはどの部品の範囲で決まっているのかを整理する回です。当サイトは2026年9月22日に各社の公式ページを開き直し、この記事の引用はすべてそこで確認したものです。当サイトはこの記事で扱う機種のどれも購入・使用していません。
先に3行で
- 象印EP-FS30は「本体ガード」について、見出しで「簡単に取り外せて丸洗いOK」と明記しています。これはヒーターセットを外したあとの本体ガードについての見出しで、外した「ヒーターセット」自体は別の説明で「※ヒーターセットは丸洗いできません。」とされています。
- タイガーCRV-G301は、見出しで「プレート・本体ガード丸洗いOK!」と明記しています。外れる部品は本体ガード・プレート・ヒーターの3点ですが、「丸洗いOK」の対象として名指しされているのはプレートと本体ガードの2点で、ヒーターはこの見出しの対象に含まれていません。
- 熱源(ヒーター)ごと「丸洗い」できると公式が明記しているのは、この記事で比べた3機種のうちアイリスオーヤマIHU-A10だけです。ヒーター内蔵プレートを「取り外して丸洗いができる」という表記で、これは2023年5月の発売時点の公式リリースの表記です。現行かどうかは確認できていません。
ホットプレート・グリル鍋シリーズ/この記事はお手入れのしやすさを比べる回です
入口記事「ホットプレートとグリル鍋、どっちを買えばいい?」は、片付けやすさを重視するなら「洗える範囲が広い機種」を選ぶよう案内しています。この記事は、その「洗える範囲」を決めている部品の名前まで踏み込んで、象印・タイガー・アイリスオーヤマの3社を比べます。
この記事で比べる3機種
比べるのは、象印のグリル鍋「あじまる」EP-FS30(現行・1300W)、タイガーのホットプレート「これ1台」CRV-G301(現行・1300W)、アイリスオーヤマのホットプレートIHU-A10の3機種です。EP-FS30とCRV-G301は、当サイトが2026年9月22日に各社公式サイトで生産終了の表示がないことを確認した現行機です。IHU-A10は、2023年5月10日発売時点のPR TIMES公式リリースの記載を根拠にしており、現行かどうかは確認できていません。
象印EP-FS30——「丸洗いOK」は本体ガード、ヒーターセット自体は対象外
象印の公式サイトは、EP-FS30・EP-FA10のお手入れ機能について、画面に表示される見出しで次のように説明しています(見出しの対象は「本体ガード」)。
「簡単に取り外せて丸洗いOK」
この見出しに続く本文には、次の説明があります。
「ヒーターセットが簡単に取り外せるので、土鍋風なべはもちろん、本体ガードまで、気になる汚れをすっきりお手入れできます。」
また、お手入れの写真の説明文(画像のalt文字)には、次の説明もあります。
「ヒーターセットを取り外せるからお手入れ簡単! ※ヒーターセットは丸洗いできません。」
これらを合わせて読むと、象印のあじまるでは「ヒーターセット」という部品を本体から外すことで、残った「土鍋風なべ」と「本体ガード」のお手入れがしやすくなり、そのうち「本体ガード」については公式が見出しで「丸洗いOK」と明記しています。土鍋風なべは「お手入れできます」とあるものの、「丸洗いOK」の見出しが付いているのは本体ガードです。一方、外した「ヒーターセット」そのものは、水で洗えるとは書かれておらず、むしろ「丸洗いできません」と明記されています。「ヒーターセットが外れる」ことと「ヒーターセットが丸洗いできる」ことは、別の話です。結論編「ホットプレートとグリル鍋は段ごとにどこがいい?」は、EP-FS30を「本体ガードまで丸洗いしたい人」に向けて紹介しており、これは公式の見出しと一致する説明です。ヒーターセット自体が丸洗いできるという意味ではありません。
タイガーCRV-G301——「丸洗いOK」はプレートと本体ガード、ヒーターは対象外
タイガーの公式サイトは、CRV-G301のお手入れ機能について、画面に表示される見出しで次のように説明しています。
「プレート・本体ガード丸洗いOK!」
この見出しに続く本文には、次の説明があります。
「本体ガード、プレート、ヒーターが外せる完全分離構造で、お手入れしやすい。」
この2つを合わせて読むと、外れる部品は「本体ガード」「プレート」「ヒーター」の3点ですが、公式が見出しで「丸洗いOK」と名指ししているのは「プレート」「本体ガード」の2点で、「ヒーター」はこの見出しの対象に含まれていません。象印のヒーターセットのように「丸洗いできません」と明確に否定されているわけではありませんが、「丸洗いOK」の対象として書かれてもいません。外れる部品の数(3点)は象印のあじまるより多いものの、外れる部品のすべてが「丸洗いOK」の対象とは限らない点は、象印と共通しています。
アイリスオーヤマIHU-A10——熱源(ヒーター)ごと「丸洗い」できると公式が明記
アイリスオーヤマの公式サイトは今回も403エラーで開けなかったため、この機種については2023年5月1日付のPR TIMES公式リリース(2023年5月10日発売時点の情報)を根拠にしています。リリースには次のように書かれています。
「プレートは、フッ素樹脂コーティング加工でこびりつきにくく、取り外して丸洗いができるのでお手入れが容易です。」
IHU-A10は、ヒーターがプレートに内蔵された「ヒーター内蔵プレート」という構造で、プレート1枚を外せば熱源ごと洗える、という考え方です。象印・タイガーが「本体側の部品(ガード・ヒーター)」を分離する方式なのに対し、IHU-A10は「プレート側に熱源を内蔵した1枚」を外す方式で、外れる部品の単位そのものが違います。象印はヒーターセットを「丸洗いできません」と明記し、タイガーはヒーターを「丸洗いOK」の対象に含めていません。熱源(ヒーター)ごと「丸洗いができる」と公式が明記しているのは、この記事で比べた3機種のうちアイリスオーヤマIHU-A10だけです。ただし発売から3年以上が経っており、当サイトは2026年9月22日時点でIHU-A10が現行機かどうかを確認できていません。
3社を並べると、「丸洗いOK」の対象になる部品が違う
| メーカー・型番 | 外れる部品(公式表記) | 「丸洗いOK」と明記された部品 |
|---|---|---|
| 象印 EP-FS30 | ヒーターセット | 本体ガード(見出し「簡単に取り外せて丸洗いOK」)。ヒーターセット自体は「丸洗いできません」と明記 |
| タイガー CRV-G301 | 本体ガード・プレート・ヒーターの3点 | プレート・本体ガード(見出し「プレート・本体ガード丸洗いOK!」)。ヒーターは対象に含まれていない |
| アイリスオーヤマ IHU-A10 | プレート(ヒーター内蔵) | プレート=熱源(ヒーター)ごと「取り外して丸洗いができる」と明記 |
3社とも、公式が「丸洗い」という言葉自体を使っている点は共通していますが、その対象になる部品は社ごとに違います。象印・タイガーは、本体側の部品(本体ガード、あるいはプレート・本体ガード)が対象で、熱源(ヒーターセット/ヒーター)自体は対象に含まれていません。アイリスオーヤマだけが、熱源を内蔵したプレートごと「丸洗い」の対象としています。「丸洗いOK」という言葉を見ただけで、外れる部品すべてが対象と考えるのは早計です。
向いていない人
- 「丸洗いOK」という言葉だけで、外れる部品すべてが対象だと考えている人。象印はヒーターセット、タイガーはヒーターを、「丸洗いOK」の対象として明記していません。
- ヒーター(熱源)そのものを丸洗いしたい人。この記事で比べた3機種のうち、熱源ごと丸洗いできると公式が明記しているのはアイリスオーヤマIHU-A10だけです。象印はヒーターセットを「丸洗いできません」と明記し、タイガーはヒーターを「丸洗いOK」の対象に含めていません。
入口記事・結論編との接続
入口記事「ホットプレートとグリル鍋、どっちを買えばいい?」は、片付けやすさを重視する読者に、洗える範囲が広い機種を案内しています。この記事は、その「洗える範囲」の中身を、部品の名前と「丸洗いOK」の対象まで開いて示しました。結論編「ホットプレートとグリル鍋は段ごとにどこがいい?」は、鍋・煮込みもする段の第2に象印EP-FS30を挙げ、「本体ガードまで丸洗いしたい人」向けと説明しています。この記事で確認したとおり、これは象印公式の見出し「簡単に取り外せて丸洗いOK」(対象:本体ガード)と一致する説明で、ヒーターセット自体が丸洗いできるという意味ではありません。
よくある質問
Q. 象印のヒーターセットは、結局洗えないのですか?
A. 象印の公式ページには「※ヒーターセットは丸洗いできません。」と明記されています。ヒーターセットを外すことで、土鍋風なべと本体ガードのお手入れがしやすくなりますが、ヒーターセットそのものは水洗いできません。
Q. タイガーCRV-G301は本体ガード・プレート・ヒーターを丸洗いできますか?
A. 公式の見出しは「プレート・本体ガード丸洗いOK!」で、対象は「プレート」「本体ガード」の2点です。同じ説明の中で「ヒーター」も外れる部品として書かれていますが、「丸洗いOK」の対象としては明記されていません。
Q. アイリスオーヤマIHU-A10は今も買えますか?
A. 当サイトが根拠にしているのは2023年5月10日発売時点の公式リリースで、2026年9月22日時点で現行機かどうかは確認できていません。購入を検討する場合は、販売店で在庫状況を確認してください。
Q. 象印とタイガーの「丸洗いOK」の範囲は同じですか?
A. どちらも本体側の部品が対象で、熱源(ヒーターセット/ヒーター)自体は対象に含まれていない点は共通しています。ただし象印は「※ヒーターセットは丸洗いできません。」と明確に否定しているのに対し、タイガーはヒーターについて「洗える」とも「洗えない」とも書いておらず、書かれ方が違います。
まとめ
グリル鍋・ホットプレートの「お手入れのしやすさ」は、外れる部品の範囲と、公式が「丸洗いOK」と明記した部品の範囲の両方で決まります。象印EP-FS30は、見出し「簡単に取り外せて丸洗いOK」の対象が本体ガードで、外した「ヒーターセット」自体は「丸洗いできません」と明記されています。タイガーCRV-G301は、見出し「プレート・本体ガード丸洗いOK!」の対象がプレート・本体ガードの2点で、外れる3点目の「ヒーター」はこの対象に含まれていません。熱源(ヒーター)ごと「丸洗いができる」と公式が明記しているのは、この記事で比べた3機種のうちアイリスオーヤマIHU-A10だけです(2023年5月発売時点の情報で、現行かどうかは確認できていません)。「丸洗いOK」という言葉を見ただけで判断せず、その対象がどの部品かを確認することをおすすめします。
注記:数字の条件
- 本文の引用は、当サイトが2026年9月22日に象印・タイガー魔法瓶の公式ページを開いて確認したものです。象印・タイガーとも、公式の該当ページに「終了」の表示はありませんでした。
- アイリスオーヤマIHU-A10の引用は、2023年5月1日付のPR TIMES公式リリース(2023年5月10日発売時点の情報)にもとづきます。アイリスオーヤマの公式サイト(irisohyama.co.jp・irisplaza.co.jp)は、当サイトが2026年9月22日に確認した時点でも403エラーとなり、開けませんでした。現行かどうかは確認できていません。
- 引用(「」の中)は、原文から1字も変えずに掲載しています。象印の「※ヒーターセットは丸洗いできません。」は、お手入れ写真のalt文字(画像の説明文)です。
- 当サイトはこの記事で扱った機種のどれも購入・使用していません。本文に書いた内容はすべて公式ページ・公式リリースの記載にもとづきます。
出典
- 象印マホービン「あじまる EP-FS30・EP-FA10」製品ページ:https://www.zojirushi.co.jp/syohin/kitchen/grill_pan/epfs-epfa/(2026年9月22日確認)
- タイガー魔法瓶「CRV-G301」製品ページ:https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/others/crv-g301/(2026年9月22日確認)
- アイリスオーヤマ公式リリース(PR TIMES掲載・2023年5月1日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000609.000019955.html(2026年9月22日確認)
- 入口記事「ホットプレートとグリル鍋、どっちを買えばいい?【兼用でいける人・いけない人】」:https://kadenerabi.com/hotplate-grillpan-which/
- 結論編「ホットプレートとグリル鍋は段ごとにどこがいい?」:https://kadenerabi.com/hotplate-grillpan-ketsuron/
当サイトはこの記事で扱った機種のどれも購入・使用していません。本文は各社公式ページ・公式リリースの記載にもとづいて書いています。

コメント