ソニーのスピーカーの機能を公式情報で解説|ULTボタン・Stereo Pair・はっきり声

ソニーのスピーカーの機能を公式情報で解説|ULTボタン・Stereo Pair・はっきり声 スピーカー

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ソニーのスピーカーの ULTボタン・Stereo Pair・はっきり声は、同じソニーの製品でも付いている機種が違います。この記事は、この3つを中心に、ソニーの公式ページに出ている機能が何をする機能なのかを、公式の説明と条件つきで1つずつ開ける回です。当サイトは2026年10月1日にソニーの公式サイトを開き、持ち運びの5機種(SRS-XB100・ULT FIELD 1・ULT FIELD 3・ULT FIELD 5・LinkBuds Speaker)と、手元でテレビの音を聞く SRS-LSR200 の、あわせて6機種の製品トップ・仕様ページ・比較表を読みました。

先に3行で

  • ULTボタンは、低域を強める切り替えです。この記事で読んだ6機種のうち、仕様ページに「ULT POWER SOUND」の欄があるのは ULT FIELD 1・ULT FIELD 3・ULT FIELD 5の3機種で、ULT FIELD 1 と ULT FIELD 3 はオン・オフ、ULT FIELD 5 は ULT1・ULT2・オフの3段階です
  • Stereo Pair は、同じ機種を2台つなぐ機能です。6機種のうち Bluetooth でつなぐ5機種に表示があり、公式は使用中の対応コーデックを SBC のみと注意書きしています。ULT FIELD 1 は、アプリ「Music Center」での接続も必要だと比較表に書かれています
  • はっきり声は、この記事で読んだ6機種のうち SRS-LSR200 にある機能です。公式は「“声”用スピーカー」を使って声を際立たせる機能と説明し、オンとオフで仕様ページの実用最大出力の内訳が変わります。聞き取りやすくなるかどうかは、当サイトは判断していません

スピーカーシリーズ

  1. 家庭用スピーカーの選び方|持ち運び・据え置き・手元の3種類と、公式仕様で比べられる欄
  2. ソニーのスピーカーの機能を公式情報で解説|ULTボタン・Stereo Pair・はっきり声(この記事)
  3. ボーズ SoundLink 5製品の違いを公式情報で解説|Micro・Flex・Plus・Max・Home
  4. パナソニックのスピーカーとミニコンポの機能を公式情報で解説|快聴音・送信機・防滴の条件
  5. スピーカーの「W」「IP67」「連続再生時間」の読み方|公式の書き方は会社ごとに違う
  6. 家庭用スピーカーは大きさと置き場所で選ぶ|4つの段ごとに当サイトが選んだ第1候補
  7. スピーカーの新製品(2026年10月時点)|ソニー ULT TOWER 7 と ULT FIELD 1 の限定色

シリーズ1本目は3社を並べる入口の回、6本目は置き場所の段ごとに第1候補を選ぶ結論編です。この2本目は、ソニーの機能の中身を開ける回で、3社の比較はしません。

  1. まず1枚:ソニーの機能と、付いている機種の対応表
  2. この記事の材料:ソニーの公式ページ6機種分(2026年10月1日確認)
  3. ソニーの仕様表は、持ち運びと手元テレビ用で立っている欄が違う
  4. ULTボタン(ULT POWER SOUND):低域を強める切り替え。段階は機種で違う
  5. X-Balanced Speaker Unit とパッシブラジエーター:スピーカーの中の機能
  6. Stereo Pair:同じ機種を2台つなぐ。条件は3つ
  7. 防水・防じん・防錆・ショックプルーフ:機種ごとの表示と注意書き
  8. 電池の時間と急速充電:測定条件が機種ごとに違う
  9. はっきり声と“声”用スピーカー(SRS-LSR200):中央に声のための1台を足した構成
  10. ULT FIELD 1・3・5の差:下の機種にあって、上の機種にない表示
  11. この記事で読んだ6機種(商品カード)
    1. SRS-XB100:ULT POWER SOUND の欄がない機種
    2. ULT FIELD 1(SRS-ULT10):オン・オフのULTボタンがある機種
    3. ULT FIELD 3(SRS-ULT30):急速充電の欄がある機種
    4. ULT FIELD 5(SRS-ULT50):ULT1・ULT2・オフの3段階がある機種
    5. LinkBuds Speaker(SRS-LS1):X-Balanced の欄がある機種
    6. SRS-LSR200:はっきり声がある機種
  12. 向いていない人・買わなくてよい人
  13. 結論編との接続:段ごとの第1候補は、この記事の表示を根拠にします
  14. よくある質問
    1. ULTボタンはどの機種にありますか?
    2. Stereo Pair は、違う機種でも使えますか?
    3. はっきり声をオンにすると聞き取りやすくなりますか?
  15. まとめ
  16. 注記:数字の条件
  17. 出典

まず1枚:ソニーの機能と、付いている機種の対応表

公式の呼び名 何をする機能か(公式の説明より) 表示のある機種(この記事で読んだ6機種のうち)
ULTボタン/ULT POWER SOUND 低域を増強するサウンドモードの切り替え 仕様ページに欄があるのは ULT FIELD 1・ULT FIELD 3(オン・オフ)と ULT FIELD 5(ULT1・ULT2・オフ)の3機種
X-Balanced Speaker Unit 本体のサイズに合わせて振動板の面積を最大化したスピーカーユニット 仕様ページに欄があるのは ULT FIELD 5 と LinkBuds Speaker の2機種
パッシブラジエーター 低音を増強する部品 仕様ページに欄があるのは5機種(SRS-LSR200 は特長ページの文中に表示)
Stereo Pair 同じ機種2台をつないでステレオで聴く Bluetooth の5機種。SRS-LSR200 は行なし
防水・防じん・防錆・ショックプルーフ 水・粉じん・サビ・落下への耐久性の表示 機種ごとに表示が違う(等級と注意書きは下の表)
急速充電 短い充電時間での再生時間の目安 ULT FIELD 3・ULT FIELD 5・LinkBuds Speaker の3機種
はっきり声 “声”用スピーカーで声を際立たせる SRS-LSR200
ソニー6機種の機能の表示(●=表示あり ―=表示を確認できず)ULT POWERSOUNDX-BalancedSpeaker UnitパッシブラジエーターStereoPair急速充電防錆ショックプルーフはっきり声SRS-XB100――●●――――ULT FIELD 1●―●●―●●―ULT FIELD 3●―●●●●●―ULT FIELD 5●●●●●●――LinkBuds Speaker―●●●●―――SRS-LSR200――●――――●SRS-LSR200 のパッシブラジエーターは特長ページの表示です出典:各社公式サイト(2026年10月1日確認)
ソニー6機種の機能の表示の有無(この記事で読んだ6機種のうち)

比較表の「ー」は、その機種の欄に表示がないことを指します。1機種のページで確認した機能を、ほかの機種に広げて書いていません。

この記事の材料:ソニーの公式ページ6機種分(2026年10月1日確認)

当サイトは実機を1台も持っていません。この記事の数字と文言は、ソニーの公式サイトの製品トップ・仕様ページ・特長ページ・比較表・ニュースリリースを2026年10月1日に開いて確認したものです。音を聞き比べた結果ではないため、音の評価は書いていません。

  • 読んだ6機種:SRS-XB100/ULT FIELD 1(SRS-ULT10)/ULT FIELD 3(SRS-ULT30)/ULT FIELD 5(SRS-ULT50)/LinkBuds Speaker(SRS-LS1)/SRS-LSR200。当サイトが仕様を読んだソニーの機種は、この6機種と ULT TOWER 7 です。
  • SRS-XG300 は、製品ページに「現在 ソニーストアでの取り扱いのない商品です」と表示があり、比較表にも載っていないため、この記事では機能を説明せず、おすすめにも挙げません。
  • ULT TOWER 7(2026年9月発売)は、この記事では説明しません。シリーズ7本目『スピーカーの新製品(2026年10月時点)|ソニー ULT TOWER 7 と ULT FIELD 1 の限定色』で扱います。
  • 記事の中の商品カードに出る価格は販売店の表示で、日々変わります。価格と保証期間は、この記事には書いていません。持ち運び5機種の仕様ページには「保証書」の欄があり「リファレンスガイドに記載」と書かれていますが、保証期間の数字は当サイトが開いたページでは確認できませんでした。

ソニーの仕様表は、持ち運びと手元テレビ用で立っている欄が違う

同じソニーでも、ULT FIELD や SRS-XB100 のような持ち運びの機種と、手元でテレビの音を聞く SRS-LSR200 では、公式の仕様表に出てくる欄が違います。

見る欄 持ち運び5機種 SRS-LSR200
実用最大出力 仕様ページに欄なし 欄あり(ACアダプター使用時とバッテリー駆動時。はっきり声のオンとオフで内訳が変わる)
はっきり声 欄なし 「○(はっきり声1/はっきり声2/オフ)」
防じん、防水、防滴 欄あり(等級は機種ごとに違う) 欄なし(防滴の説明は特長ページ)
Stereo Pair 行あり 行なし
無線 通信方式の欄に Bluetooth の表示 Bluetooth の行なし。使用周波数帯域「2.4GHz帯」
電池の時間の欄の名前 「電池持続時間」 「連続使用時間」

ULTボタン(ULT POWER SOUND):低域を強める切り替え。段階は機種で違う

ULT FIELD 3 の製品トップで、ソニーは「低域を増強する「ULTボタン」を搭載。ULT POWER SOUNDにより、低音が強調され、パワフルで深みのある重低音をご体感いただけます。」と説明しています。ULT FIELD 1 と ULT FIELD 3 は、ソニーのニュースリリースによるとボタンを押して ULT POWER SOUND をオンにする形で、ULT FIELD 5 は3段階です。

機種 仕様ページの「ULT POWER SOUND」欄 比較表のサウンドモード 公式の説明
ULT FIELD 1 「1」 「ULT POWER SOUND ON/OFF」 ニュースリリースで「ULTボタンを押してULT POWER SOUNDをオンにすることにより、ダイナミックな低音を楽しめます。」
ULT FIELD 3 「1」 「ULT POWER SOUND ON/OFF」 製品トップで上の文
ULT FIELD 5 「2(ULT1/ULT2)」 「ULT1/ULT2/OFF」 ニュースリリースで「ULT1、ULT2、OFFの3段階のサウンドモードを搭載しており、ULT1は深い低域を強調し、ULT2ではパワフルな低音を体感できます。」
SRS-XB100/LinkBuds Speaker/SRS-LSR200 仕様ページに欄がありません

注意したい点が2つあります。1つ目は、同じ「ULT」の名前でも、ULT FIELD 1 と ULT FIELD 3 はオン・オフ、ULT FIELD 5 は ULT1・ULT2・オフと、段階が違うことです。2つ目は、電池の時間の条件です。ULT FIELD 1・ULT FIELD 3 は「ULT POWER SOUNDオン時」、ULT FIELD 5 は「ULT1/ULT2オン」の状態の数字として書かれています。オフにした場合の時間は、当サイトが開いたページでは確認できませんでした。低音の強さは当サイトは評価していません。

X-Balanced Speaker Unit とパッシブラジエーター:スピーカーの中の機能

ソニーの比較表は、X-Balanced Speaker Unit を「ソニー独自の技術でスピーカー本体のサイズに合わせて振動板の面積を最大化させたスピーカーユニット。」と説明しています。パッシブラジエーターについては、SRS-XB100 の製品トップで「本体底面には低音を増強させるパッシブラジエーターを配置」と書かれています(文の後半は省きました)。ULT FIELD 3 のニュースリリースには「側面に2つ配置したパッシブラジエーターにより、低音を強化しています。」とあります。

機種 X-Balanced Speaker Unit パッシブラジエーター
SRS-XB100 仕様ページに欄なし(比較表は「ー」) 欄あり・ユニット数「1」
ULT FIELD 1 仕様ページに欄なし(比較表は「ー」) 欄あり・ユニット数「2」
ULT FIELD 3 仕様ページに欄なし(比較表は「ー」) 欄あり・ユニット数「2」
ULT FIELD 5 仕様ページに欄あり 欄あり・ユニット数「2」
LinkBuds Speaker 仕様ページに欄あり。製品トップに「X-Balanced Speakerの超楕円ウーファー(約48mm×56mm)」 欄あり・ユニット数「2」
SRS-LSR200 仕様ページ・製品トップ・特長ページに表示なし 仕様ページに欄なし。特長ページに「パッシブラジエーターを本体の左右側面に搭載」

ULTボタンがある ULT FIELD 1 と ULT FIELD 3 でも、X-Balanced の表示はありません。ULTボタンと X-Balanced は別の機能です。

Stereo Pair:同じ機種を2台つなぐ。条件は3つ

ソニーの比較表は、Stereo Pair を「Stereo Pair対応のスピーカー2台をBluetooth接続することで、ステレオで音楽を楽しめます」と説明しています。仕様ページに「Stereo Pair」の行があるのは、この記事で読んだ6機種のうち、Bluetooth の5機種です。SRS-LSR200 には行がありません。

機種 仕様ページの表示 公式が添えている条件
SRS-XB100 「Stereo Pair」「●(SRS-XB100 2台必要)」 製品トップの注記「本機を2台ご用意いただく必要があります。Stereo Pair機能使用時、Bluetooth対応コーデックはSBCのみ使用可能です」
ULT FIELD 1 「Stereo Pair」● 比較表の注記は ULT FIELD 1 などについて「無料アプリ「Music Center」での接続が必要です」
ULT FIELD 3/ULT FIELD 5 「Stereo Pair」● ニュースリリースは「同じ機種2台をBluetooth®接続することで、ステレオ再生で音楽を楽しめるStereo Pair機能」と説明し、注記に「Bluetooth対応コーデックはSBCのみ使用可能です。」
LinkBuds Speaker 「Stereo Pair」● 比較表の共通の注記「※同機種を2台ご用意頂く必要があります」「※Stereo Pair機能使用時、Bluetooth®コーデックはSBCのみ使用可能です」
SRS-LSR200 行なし(Bluetooth の製品ではありません) なし
  • 同じ機種を2台:公式は「同機種を2台ご用意頂く必要があります」と書いています。違う機種どうしの組み合わせについては、当サイトが開いたページには書かれていません。
  • コーデックは SBC のみ:ULT FIELD 5 は仕様ページで SBC・AAC・LDAC を載せていますが、Stereo Pair を使っている間は SBC のみ使用可能と公式が注意書きしています。
  • ULT FIELD 1 はアプリ:比較表の注記のとおり、ULT FIELD 1 は無料アプリ「Music Center」での接続が必要です。仕様ページの対応アプリ欄も「Sony Music Center」です。

ULT FIELD 3 と ULT FIELD 5 の仕様ページには、別の機能として「パーティーコネクト」の行もあります。この記事では Stereo Pair を扱います。

2台つなぎの機能は、ソニー以外のメーカーにもあります。ボーズの Bose SoundLink Micro Portable Speaker (第2世代) のよくある質問にも、「ステレオモードは、2台のSoundLink Micro Speaker (第2世代) スピーカーが接続されている場合のみ使用できます。」という説明があります(2026年10月1日確認)。

防水・防じん・防錆・ショックプルーフ:機種ごとの表示と注意書き

防水の表示は、機種ごとに等級も、公式の説明も、注意書きも違います。当サイトは、等級の記号だけで使える場所を決めず、その機種の公式の説明と注意書きまで読むことをおすすめします。

防水・防滴の公式の表示と、製品トップの「お風呂」の語SRS-XB100IP67製品トップに「お風呂」の語ありULT FIELD 1IP67(IP66/IP67対応)製品トップに「お風呂」の語ありULT FIELD 3IP66/IP67製品トップに「お風呂」の語ありULT FIELD 5IP66/IP67「お風呂」の語を確認できずLinkBuds SpeakerIPX4「お風呂」の語を確認できずSRS-LSR200防滴機能(JIS IPX2相当)「お風呂」の語を確認できず出典:各社公式サイト(2026年10月1日確認)
防水・防滴の表示と、製品トップの「お風呂」の語
機種 公式の表示 公式の説明(製品トップ・特長ページ)
SRS-XB100 仕様ページ「IP67」 「防水・防塵(*)対応なので、お風呂やキッチンだけでなく、プールやキャンプなどのアウトドアでも音楽を楽しめます。」
ULT FIELD 1 仕様ページ「IP67 ※ IP66/IP67対応になります(2025年4月10日時点)」。防錆(仕様ページ)・ショックプルーフ(製品トップ・比較表)の表示あり 「IP66/IP67等級の防水・防じん(*1)対応に加え、サビにも強いのでお風呂からビーチまで大活躍。さらに衝撃に強いショックプルーフ(*2)も備え、高い耐久性を実現しました。」
ULT FIELD 3 仕様ページ「IP66/IP67」。防錆(仕様ページ)・ショックプルーフ(製品トップ・比較表)の表示あり 「防水(IPX6/7)、防塵(IP6X)、防錆に加え、ショックプルーフにも対応。お風呂やキッチンなど屋内はもちろん、ビーチなどのアウトドアでも幅広く活躍。」
ULT FIELD 5 仕様ページ「IP66/IP67」。防錆(仕様ページ)の表示あり(ショックプルーフの表示は確認できませんでした) 「IP66/IP67等級の防水・防塵(*2)対応に加え、サビにも強くビーチなどのアウトドアでも活躍します。」
LinkBuds Speaker 仕様ページ「IPX4」 「防滴対応(IPX4相当)(*)のためキッチンや水まわりなどでも使用できます。」
SRS-LSR200 仕様ページに等級の行なし 特長ページ「キッチンなどでの使用に便利な、防滴機能(JIS IPX2相当)を搭載。」

公式の注意書きは次のとおりです。

  • SRS-XB100:「防水性能は、水深1mの水中にスピーカーを最大30分間入れても浸水しないと定義されています(IPX7相当)。防塵試験用粉塵が本製品内部に入らないように保護されています(IP6X相当)」
  • ULT FIELD 1・ULT FIELD 3・ULT FIELD 5:「防水性能は、あらゆる方向からの強い噴流水に対して本体機能を保護するもの(IPX6相当)、水深1mの水中にスピーカーを最大30分間入れても浸水しない(IPX7相当)と定義されています。」
  • ULT FIELD 1・ULT FIELD 3 のショックプルーフ:「このスピーカーは MIL-STD-810H Method 516.8-Shockに準拠した厚さ5cmの合板上での高さ1.22mからの落下テストをクリアしています。ただし、すべての状態において無破損・無故障・防水・防じん性能を保証するものではありません。」
  • LinkBuds Speaker:製品トップの注記は「付属品および本体の各端子は防滴仕様ではありません」、比較表の注記は「付属品およびUSB端子は防滴仕様ではありません」です。

メーカーの説明文に「お風呂」の語があることを当サイトが確認したのは、この記事で読んだ6機種のうち、SRS-XB100・ULT FIELD 1・ULT FIELD 3 の3機種の製品トップです。ULT FIELD 5 と LinkBuds Speaker の製品トップでは、この語を確認できませんでした。当サイトは IP67 などの等級だけでは「お風呂で使える」と言い切りません。

電池の時間と急速充電:測定条件が機種ごとに違う

下の表は、時間と、公式が添えている条件を一緒に読むためのものです。条件が違う時間どうしを、長い・短いで比べるためのものではありません。

機種 電池の時間(公式) 公式が添えている条件 充電時間・急速充電(仕様ページ)
SRS-XB100 「約16時間」 製品トップの注記「音量や再生楽曲、周囲の温度など使用状況により、記載の時間と異なる場合があります」 「約4.5時間」。急速充電の欄なし
ULT FIELD 1 「約 12 時間」 「ULT POWER SOUNDオン時、音量を約25で使用の場合。」 「約 5 時間(5 V 1.5 Aの場合)」。急速充電の欄なし
ULT FIELD 3 「約24 時間」 「ULT POWER SOUNDオン時。音量を約22で使用の場合。」 「約3.5 時間(電源オフ時、9 V 3.0 Aの場合)」。急速充電「10分充電 約120分間再生」
ULT FIELD 5 「約25 時間」 「ULT1/ULT2オン、ライティングオフ時。音量を約18で使用の場合。」 「約3.5 時間(電源オフ時、9 V 3.0 Aの場合)」。急速充電「10分充電 約100分間再生」
LinkBuds Speaker 「約 25 時間」 「音量を約23で再生の場合。」 「約 5 時間(5 V 1.5 Aの場合)」。急速充電「10分充電 70分再生」
SRS-LSR200 「約13時間(はっきり声=オフ、JEITA規格による)」 「使用条件により異なります」 「約3時間」。急速充電の欄なし

急速充電の欄があるのは、この記事で読んだ6機種のうち ULT FIELD 3・ULT FIELD 5・LinkBuds Speaker の3機種です。ULT FIELD 3 の製品トップは「急速充電にも対応しているので、充電し忘れていても、10分の充電で約120分再生可能です。」と説明しています。急速充電の時間について、測定の音量などの条件の文は、当サイトが開いたページでは確認できませんでした。SRS-LSR200 の電池の時間は、はっきり声をオフにした状態の数字で、オンにしたときの時間は仕様ページに書かれていません。

はっきり声と“声”用スピーカー(SRS-LSR200):中央に声のための1台を足した構成

SRS-LSR200 は、ソニーが「お手元テレビスピーカー」と呼ぶ区分の製品です。製品トップで、ソニーは「今までの左右のステレオスピーカーの中央に「”声”用スピーカー」を新搭載。『はっきり声』機能によって「“声”用スピーカー」を使用し、声をはっきり際立たせます。」と説明しています。つまり、左右のスピーカーに加えて、中央に声のためのスピーカーが入っている機種で、はっきり声はその中央のスピーカーを使う機能です。

特長ページには、「“声”用スピーカー」は「左右のスピーカーとはボックスを分け」と書かれています。リモコンの操作キーにも「はっきり声」があり、仕様ページの「はっきり声」の欄は「○(はっきり声1/はっきり声2/オフ)」です。

はっきり声 仕様ページの「実用最大出力」(ACアダプター使用時も、バッテリー駆動時も同じ2行)
オフ 「はっきり声オフの時:1 W+1 W(L、R)」
オン 「はっきり声オンの時:0.5 W+0.5 W+1 W(L、R、センター)」

当サイトは、これらの数字をほかの機種と並べて比べません。特長ページには「最大2Wのスピーカー」という見出しもあり、注記は「使用状態により異なります」です。聞き取りやすさについては、特長ページに「聞き取りやすさが向上しました」という説明がありますが、これはソニーの言葉です。当サイトは実機を持たず、聞き取りやすくなるかどうかを判断していません。

つなぎ方の条件:SRS-LSR200 は Bluetooth の製品ではなく、専用の送信機をテレビにつなぎます。送信機の入力は「ステレオミニジャックx1、光デジタル入力端子(角型)x1」で、光デジタル入力には特長ページの注記「fs=48KHzのPCMにしか対応しません」があります。リモコン機能には「対応テレビメーカー」の欄があり、仕様ページに「機器によって一部の機能が使えないことがあります」の注意書きがあります。テレビ側の端子の確認は、サウンドバーとテレビのつなぎ方(eARC/ARC/光デジタル)|テレビ側に何が要るかも参考になります。

ULT FIELD 1・3・5の差:下の機種にあって、上の機種にない表示

ULT FIELD の3機種は、公式ページの表示がある・ない欄が機種で入れ替わります。機能の数で順位は付けません。

見る欄 ULT FIELD 1 ULT FIELD 3 ULT FIELD 5
ULT POWER SOUND の欄 「1」 「1」 「2(ULT1/ULT2)」
X-Balanced Speaker Unit 欄なし 欄なし 欄あり
ショックプルーフ 表示あり 表示あり 確認できませんでした
ハンズフリー ● ● 仕様ページに行なし
急速充電 欄なし 「10分充電 約120分間再生」 「10分充電 約100分間再生」

この記事で読んだ6機種(商品カード)

SRS-XB100:ULT POWER SOUND の欄がない機種

ULT FIELD 1(SRS-ULT10):オン・オフのULTボタンがある機種

ULT FIELD 3(SRS-ULT30):急速充電の欄がある機種

ULT FIELD 5(SRS-ULT50):ULT1・ULT2・オフの3段階がある機種

LinkBuds Speaker(SRS-LS1):X-Balanced の欄がある機種

SRS-LSR200:はっきり声がある機種

向いていない人・買わなくてよい人

こんな人 理由と代わりの選択肢
出力Wの数字で機種を選びたい人 この記事で読んだ6機種のうち、仕様ページに実用最大出力の欄があるのは SRS-LSR200 のみです。ほかの5機種は、当サイトが開いた仕様ページで音の出力の数字を確認できませんでした
スマートフォンの音楽を聴きたい人が SRS-LSR200 を検討する場合 SRS-LSR200 は Bluetooth の製品ではなく、仕様ページに Bluetooth の行がありません。スマートフォンの音楽を鳴らせるとは、当サイトが開いたページに書かれていません。持ち運びの5機種のほうが当てはまります
テレビの前に横長のスピーカーを置きたい人 この記事は持ち運びのスピーカーと手元テレビ用の機種の記事です。ソニーのサウンドバーはソニー(Sony)のサウンドバーの看板機能8つを公式情報で解説で扱っています
声で家電を操作したい人 この記事の6機種の仕様ページに、音声アシスタントの行はありません。結局どっちを買うべきか?|スマートリモコン・スマートスピーカー比較が合います

結論編との接続:段ごとの第1候補は、この記事の表示を根拠にします

シリーズ6本目『家庭用スピーカーは大きさと置き場所で選ぶ|4つの段ごとに当サイトが選んだ第1候補』では、当サイトが置き場所と質量で分けた段ごとに第1候補を挙げます。ソニーの機種との対応は次のとおりです。

段 第1候補 この記事で確かめた表示
①手のひら〜小型の持ち運び ULT FIELD 1 防水の表示(「IP66/IP67」とショックプルーフ・防錆)と、電池の時間の条件(音量約25)が公式に明記されている
②大きめの持ち運び ULT FIELD 5 充電時間の条件(9 V 3.0 A)と、急速充電「10分充電 約100分間再生」の表示がある
④テレビの音を手元で聞く SRS-LSR200 送信機の入力が「ステレオミニジャックx1、光デジタル入力端子(角型)x1」の2種類ある

よくある質問

ULTボタンはどの機種にありますか?

この記事で読んだ6機種のうち、仕様ページに「ULT POWER SOUND」の欄があるのは ULT FIELD 1・ULT FIELD 3・ULT FIELD 5の3機種です。ULT FIELD 1 と ULT FIELD 3 はオン・オフ、ULT FIELD 5 は ULT1・ULT2・オフの3段階です。

Stereo Pair は、違う機種でも使えますか?

公式は「同機種を2台ご用意頂く必要があります」と書いています。違う機種の組み合わせについては、当サイトが開いたページには書かれていません。使用中の対応コーデックは SBC のみです。

はっきり声をオンにすると聞き取りやすくなりますか?

公式は、「“声”用スピーカー」を使って声をはっきり際立たせる機能と説明しています。当サイトは実機を持たないため、聞き取りやすくなるかどうかは判断していません。オンとオフで、仕様ページの実用最大出力の内訳が変わります。

まとめ

機能 確かめた表示(この記事で読んだ6機種のうち)
ULTボタン 仕様ページに欄があるのは ULT FIELD 1・ULT FIELD 3(オン・オフ)と ULT FIELD 5(ULT1・ULT2・オフ)の3機種
Stereo Pair Bluetooth の5機種に表示。同機種2台・使用中は SBC のみ・ULT FIELD 1 はアプリ「Music Center」
はっきり声 SRS-LSR200。オンとオフで実用最大出力の内訳が変わる
  • 防水は、等級のほかに機種ごとの注意書きがあります。LinkBuds Speaker は付属品と USB端子(製品トップでは本体の各端子)が防滴仕様ではありません。

注記:数字の条件

  • 「仕様ページに欄がある・ない」は、当サイトが2026年10月1日にソニーの公式サイトで開いたページの表示です。「確認できませんでした」は、機能がないという意味ではありません。
  • 電池の時間は、公式が添えた条件の下での数字です。ULT FIELD 1 は音量約25、ULT FIELD 3 は音量約22、ULT FIELD 5 は音量約18、LinkBuds Speaker は音量約23で、SRS-XB100 は音量の数値がなく、SRS-LSR200 は「JEITA規格による」です。
  • ソニーの仕様ページの「Bluetooth標準規格Power Class1」は無線の出力の表示で、音の出力ではありません。

出典

いずれも2026年10月1日に確認しました。

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