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フィリップスの電気シェーバーで検索する人が最初につまずくのは、「クイッククリーンポッド」「SkinIQ」「リフト&カット」といった名前だけが並んでいて、それぞれが何をする機能なのか分からない点だと思います。この記事はフィリップスの看板機能を1つずつ「何をする機能か」から説明する回です。当サイトは2026年9月18日にフィリップス公式サイトを開き、当サイトが商品カードを用意できた3機種(S9985/50・XP9402/11・S5889/10)の製品ページと技術仕様の項目を読み直しました。
先に3行で
- 「クイッククリーンポッド」は3機種とも付いているわけではありません。付属しているのはS9985/50だけで、XP9402/11は充電スタンドが付き、S5889/10はポッドが別売(QCP10/01)です
- 「SkinIQ」はヒゲの密度感知・圧力ガイド・コーティングなどをまとめたテクノロジーの総称で、中身は機種で数が違います。S9985/50は4項目、XP9402/11(SkinIQ Pro)は3項目、S5889/10は1項目(ヒゲ密度感知システム)です
- 替刃はSH91・SH92・SH71のいずれも「約2年ごと」が公式の交換目安です。保証は基本2年に加え、登録すると機種ごとに延長年数が違います(XP9402/11は合計7年・S5889/10は合計5年)
- このシリーズ(電気シェーバー・全6回)の目次
- 1本目との切り分け
- まず1枚:フィリップスの看板機能と、何をする機能か
- 前提:現行ラインアップの系列と、当サイトが機能まで確認できた3機種
- 機能① 刃の構造:持ち上げてから切る「リフト&カット」
- 機能② SkinIQのヒゲ密度感知:感知の頻度が機種で違います
- 機能③ 圧力・動作を知らせるガイド:S9985/50とXP9402/11だけの機能
- 機能④ 密着ヘッド:構造の説明は機種で言葉が違います
- 機能⑤ 肌への摩擦を減らすコーティング:S5889/10には記載がありません
- 機能⑥ クイッククリーンポッド:カートリッジで洗浄・潤滑する機器
- 機能⑦ 替刃とバッテリー・保証の設計:3機種とも「約2年ごと」ですが保証年数は別
- 上位機と下位機の機能差
- フィリップスが向いていない人
- 結論編との接続
- 3機種の数値一覧
- よくある質問
- まとめ
- 注記:数字の条件
- 出典(すべて2026年9月18日に当サイトが確認)
このシリーズ(電気シェーバー・全6回)の目次
電気シェーバーの記事は当サイトが用意した順に読める構成です。これは3本目です。
- 電気シェーバーは「方式」でメーカーがほぼ決まる|往復式・回転式の違いと4社の選び方(公開ずみ)
- パナソニックの電気シェーバーの機能
- フィリップスの電気シェーバーの機能(この記事)
- ブラウンの電気シェーバーの機能
- 電気シェーバーの替刃と洗浄液|交換の目安と維持費(公開ずみ)
- 電気シェーバーは方式ごとにどこがいい? 往復式はパナソニックとブラウンが同点、回転式はフィリップスが第1【6機種】(公開ずみ)
1本目との切り分け
1本目「電気シェーバーは『方式』でメーカーがほぼ決まる」は、回転式についてこう書いています。「回転式は、複数の丸い刃のヘッドが円を描くように回転してヒゲを切る方式です。今回確認した主要4社の中では、フィリップスが回転式の代表です(マクセルイズミにも回転式が4機種あります)。」用途別おすすめの表でも「回転式を試したい(今回比べた機種ではフィリップス。マクセルイズミにも回転式あり) → フィリップス」という位置づけで、駆動数値・替刃の交換目安を横並びの表で紹介しました。この記事はそこで1〜2行しか触れていない「クイッククリーンポッド」「SkinIQ」「リフト&カット」の中身を、1つずつ掘り下げます。
まず1枚:フィリップスの看板機能と、何をする機能か

| 公式の呼び名 | 何をする機能か(公式の項目名より) | 付いている機種 |
|---|---|---|
| クイッククリーンポッド | 洗浄液と水を入れたカートリッジでシェーバーを洗浄する機器 | 付属=S9985/50のみ/別売=S5889/10/同梱なし(充電スタンドが付く)=XP9402/11 |
| SkinIQ/SkinIQ Pro テクノロジー | ヒゲの濃さや顔の輪郭を感知し、シェービングへガイド・最適化するテクノロジーの総称(感知だけでなくモード切り替え・コーティングも含む) | S9985/50(4項目)・XP9402/11(3項目・Pro)・S5889/10(1項目) |
| リフト&カットシステム | 刃の構成の名前。デュアルスティールプレシジョン刃を組み合わせる | S9985/50・XP9402/11(トリプルアクション版) |
| 360-D/360°フレックスヘッド | ヘッドが顔の凹凸に密着するための可動構造 | S9985/50(360-D)・XP9402/11(360°プレシジョン)・S5889/10(360-D) |
| 替刃システム | 約2年ごとに交換する刃のセット | S9985/50=SH91/XP9402/11=SH92/S5889/10=SH71 |
※当サイトはこれら3機種を1台も購入しておらず、剃ってもいません。剃り味・肌へのやさしさの評価は行わず、公式の説明と技術仕様の項目だけを扱います。
前提:現行ラインアップの系列と、当サイトが機能まで確認できた3機種
当サイトは2026年9月18日に、ブラウザで公式の一覧ページを表示してシリーズを確認しました。系列は、i9000 Prestige Ultra・i9000 Prestige・i9000・S9000 Prestige・9000(Shaver series 9000)・7000・5000・5000X・3000・3000X・2000・1000でした。当サイトが技術仕様まで確認したのは、この中の9000系列(S9985/50)と5000系列(S5889/10)、i9000 Prestige Ultra系列(XP9402/11)の3機種にかぎります。この記事で「何をする機能か」を解説するのも、この3機種だけです。
3機種の上下関係については、当サイトの入口記事がXP9402/11を「フラグシップ」、S9985/50を「上位」、S5889/10を「売れ筋帯」と呼んでいます。

型番の読み方(当サイトが確認できた範囲)
- S9985/50:製品ページのURLに「shaver-series-9000」とあり、Shaver series 9000(9000系列)の機種です
- XP9402/11:製品ページのURLに「i9000-prestige-ultra」とあり、i9000 Prestige Ultra系列の機種です
- S5889/10:製品ページのURLに「shaver-series-5000」とあり、Shaver series 5000(5000系列)の機種です
- スラッシュのあとの2桁(/50・/11・/10):色の違いに対応しているようです(S9985/50=クロームシルバー、XP9402/11=ダークグレー、S5889/10=エレクトリックブルー、いずれも技術仕様の「色」の項目より)。この対応関係を説明した公式の文章を当サイトは見つけられませんでした。
機能① 刃の構造:持ち上げてから切る「リフト&カット」
S9985/50の製品ページは、この機能をこう説明しています。「当社独自の特許取得済みリフト&カット回転式テクノロジーにより、カットする前にヒゲを根元からそっと起こして、刃が肌に触れずにしっかり深剃りします(皮膚まで最大 0.00 mm)。」ヒゲを持ち上げる動きと、切る動きの2段階だと分かります。カットの回数については「1 分間に最大 15 万回カットするデュアル SteelPrecision ブレードは、1 回のストロークでより多くの毛をカットします**」とも書かれています。
XP9402/11は「薄くなった外刃*と、リフトアンドカットテクノロジーにより、やさしく、しっかり深剃り。1枚目のリフト刃がヒゲを引き上げ、2枚目のカット刃が深剃りカット。」と、リフト専用の刃とカット専用の刃を分けた構成を説明し、「毎分165,000回カットする72枚の回転刃」ともあります。S5889/10は「毎分90,000回カットする45枚刃で色々な方向に生えているヒゲを効率的に取り込み、しっかり深剃り。」とだけ書かれており、「リフト&カット」という名前も、皮膚までの数値も、S5889/10のページには見当たりませんでした。
毎分のカット回数だけを並べると、XP9402/11(165,000回)>S9985/50(15万回)>S5889/10(90,000回)の順になります。ただし当サイトの結論編は、この数値を順位の根拠にしていません(根拠はクイッククリーンポッドの有無などです)。カット回数の大小と、当サイトの推薦順位は別のものとして読んでください。

機能② SkinIQのヒゲ密度感知:感知の頻度が機種で違います
「SkinIQ」(XP9402/11では「SkinIQ Pro」)は、S5889/10の製品ページの言葉を借りると「ヒゲの濃さや顔の輪郭を感知し、一人ひとりの個性に合わせたシェービングへガイド・最適化するフィリップスのテクノロジー」の総称です。感知(センサー)だけでなく、圧力・動作のガイド表示やヘッドのコーティングも含みます(中身は機能③・⑤で扱います)。XP9402/11のSkinIQ Proの技術仕様の3項目は「5 つのシェービングモード」「圧力&モーションガイダンス」「スキンプロテクションテクノロジー Pro」で、この3項目の中にヒゲ密度を感知する項目名はありません。
ただし3機種とも、製品ページには毎秒の感知回数の説明があります。S9985/50は、製品ページの機能「Power Adapt センサー」の説明に「毎秒 500 回、ヒゲの密度を感知し、ヒゲの濃さに合わせて自動でパワーを調節。濃い箇所も難なく剃りきります。」とあります(技術仕様の「SkinIQ テクノロジー」欄には「ヒゲ密度感知システム」の項目があります)。XP9402/11にも「毎秒500回ヒゲの密度を感知し、ヒゲの濃さに合わせて自動でパワーを調節。」という同じ趣旨の説明がありますが、これはSkinIQ Proの3項目とは別の機能の説明です。S5889/10は「毎秒250回ヒゲの密度を感知し、ヒゲの濃さに合わせて自動でパワーを調節。濃い箇所もなんなく剃りきる。」毎秒の回数だけを見ると、S9985/50とXP9402/11は毎秒500回、S5889/10は毎秒250回と、ちょうど半分です。

メーカーごとに独自の機能名が付き、名前だけでは中身が分かりにくいのは、シェーバーだけではありません。洗濯機でも同じことが起きています(→洗濯機の機能名、5社でこんなに違う|同じ機能の翻訳表)。
⚠️ センサーで剃り方を検知する機能はフィリップスだけのものではありません。入口記事で確認したとおり、パナソニックの最上位機ES-L690Uにも、センサーで剃り方をナビゲートする「ラムダッシュAIナビ」があります。
機能③ 圧力・動作を知らせるガイド:S9985/50とXP9402/11だけの機能
S9985/50は技術仕様の「SkinIQ テクノロジー」に「過圧防止センサー」「シェービング動作検知センサー」の項目があり、製品ページは「シェーバーに備えられた高度なセンサーが、肌に押しつける力を読み取ります。力が強すぎたり弱すぎたりするとランプでお知らせする」と説明しています。肌への圧力とシェーバーの動きの両方を感知する点は、S9985/50とXP9402/11で共通です。XP9402/11の製品ページにだけ、表示方法を選べるという説明があります。「シェーバーに搭載された過圧防止センサーが肌への圧力を、また、シェービング動作検知センサーがシェーバーの動きをそれぞれ感知し、光のガイドでリアルタイムで色を変化させてお知らせする」うえ、「光のガイドの表示は圧力のみ、動作のみ、両方の複合表示、そして非表示から選択できます。」と、表示方法を選べます。S5889/10の技術仕様と製品ページの機能一覧には、この種のセンサーの記載を当サイトは見つけられませんでした。
機能④ 密着ヘッド:構造の説明は機種で言葉が違います
S9985/50は「顔や首の輪郭にフィットするように設計されたこのフィリップス電気シェーバーは、360°回転する柔軟なヘッドを搭載しており、快適で念入りなシェービングが可能です。」、XP9402/11は「20%***小型となったヘッドで、剃りにくい部分さえも剃り残しを少なく、顔の凹凸にぴったりと密着し高精度なシェービングを実現」(***旧機種SP98xxと比較した場合)、S5889/10は「360‐Dフレックスヘッドが顔の凹凸に密着し、剃り残しを低減。」3機種とも「密着」という言葉は共通ですが、具体的な仕組みの説明はそれぞれ違います。可動範囲や角度の数値を、当サイトは公式ページから見つけられませんでした。
機能⑤ 肌への摩擦を減らすコーティング:S5889/10には記載がありません
S9985/50は「シェーバーヘッドに施された保護コーティングが肌を守ります。1 平方センチメートルあたり最大 25,000 個のマイクロビーズですべりが 30%*** 良くなり、刺激を最小限に抑えます。」(***の注の文を、当サイトは製品ページの中から見つけられませんでした)。XP9402/11は「ヘッドに施されたマイクロビーズコーティングが肌の負担を低減。1 平方センチメートルあたり最大50 万個のマイクロビーズで肌との摩擦を50%**** 少なく、やさしくシェービング。」(****非コーティングの場合と比較した場合)。個数はS9985/50のちょうど20倍(50万個÷25,000個)ですが、比べている指標(「すべり」と「摩擦」)が違い、比較対象(S9985/50の30%は注の文が不明、XP9402/11の50%は非コーティング比)も違うため、当サイトはどちらが優れているかを判定しません。S5889/10の技術仕様と製品ページには、この種のコーティングの記載を当サイトは見つけられませんでした。
機能⑥ クイッククリーンポッド:カートリッジで洗浄・潤滑する機器
「クイッククリーンポッド」は、シェーバー本体とは別の機器です。S9985/50は「わずか 1 分でパワフルなクリーニングポッドがシェーバーをしっかり洗浄、潤滑するため、理想的な状態で長期間性能を発揮することができます。ポッドの洗浄効率は水で洗浄するときの 10 倍です*****。」と説明しています。カートリッジの中身は、同じページの脚注に「洗浄液と水をカートリッジに入れて使用した後に、シェービングの汚れを比較」とあり、洗浄液と水をカートリッジに入れて使う機器だと分かります。
3機種で付属条件が違います
- S9985/50:技術仕様の「クイッククリーンポッド」の項目が「有」「カートリッジ 1 個付属」
- XP9402/11:クイッククリーンポッドの項目そのものがなく、代わりに「ライト付き充電スタンド」が「〇」。同梱品の一覧も「i9000 プレステージウルトラシェーバー」「トリマー」「ポーチ」「充電スタンド」「USB ケーブル」で、ポッドは含まれません
- S5889/10:アクセサリーの項目は USB-A ケーブル付属で電源アダプターは付属していない旨の記載だけで、ポッドの項目自体がありません
「フィリップスのシェーバーには自動洗浄機が付く」と決めつけて買うと、XP9402/11とS5889/10では外れます。ポッド本体は型番QCP10/01(S5889/10の製品ページのアクセサリー欄)で別売です。ポッドの交換用カートリッジは型番CC16/51(6個組)・CC13/51(3個組)で、こちらは消耗品としてポッドを持っている人が買うものです。ポッド本体とカートリッジを取り違えないでください。

⚠️ 自動で洗う機能はフィリップスだけのものではありません。入口記事で確認したとおり、パナソニックには洗浄液カートリッジ式の「全自動洗浄充電器」、ブラウンには「アルコール洗浄システム」があります。
機能⑦ 替刃とバッテリー・保証の設計:3機種とも「約2年ごと」ですが保証年数は別
技術仕様の「サービス」項目に、替刃の交換目安が書かれています。3機種とも交換の目安は「約2年」ですが、型番はそれぞれ専用です。S9985/50は「約 2 年ごとに SH91 と交換してください」、XP9402/11は「2 年ごとに SH92 と交換」、S5889/10は「2 年ごとに SH71 と交換」(項目名は「替刃 SH71」)。入口記事・結論編で確認した数字と一致します。なお、SH71/51はフィリップス公式では2026年9月26日時点で販売終了となっており、後継型番は公式で確認できていません。
XP9402/11の製品ページには、替刃とバッテリーの設計寿命をまとめた説明もあります。「当社のシェーバーは、長寿命を考えて設計されています。自動研磨の刃の交換は2年に1回*(*使用状況により異なります)バッテリーとモーターは、最長で 7 年間使い続けられるように設計されています。」7年間使い続けられる設計という寿命の見込みが、同じ機種の「7年間保証」という年数と重なっている点は、当サイトが公式ページで確認した事実として書いておきます。
保証そのものの書き方も3機種で違いました。S9985/50は項目名が「本体 2 年間保証」とだけあります。製品ページの紹介文には「【延長保証対象製品】MyPhilipsの製品と延長保証のご登録が必要です」ともあり、延長の対象ではあるようですが、延長後の年数を当サイトは技術仕様の中から見つけられませんでした。XP9402/11は項目名が「7 年間保証」で、脚注に「2 年保証 + 購入後 90 日以内の MyPhilips での登録で 5年延長保証」とあります。S5889/10は項目名が「2 + 3 年保証**」で(「**」は原文の注記号)、脚注に「2 年保証 + 購入後 90 日以内の MyPhilips での登録で 3 年延長保証。」とあります(合計5年)。

XP9402/11とS5889/10は、購入後90日以内のMyPhilipsでの登録が延長の条件です。登録しなければ基本の2年のままです。S9985/50は、製品ページの紹介文に「MyPhilipsの製品と延長保証のご登録が必要です」とありますが、延長後の年数と、90日の期限がこの機種に当てはまるかは確かめられませんでした。部品保有期間についての記載は、当サイトは3機種のどの技術仕様からも見つけられませんでした。
⚠️ 交換目安を年数で公表しているのはフィリップスだけではありません。入口記事の確認では、パナソニックは約1.5年、ブラウンは1年半です。
上位機と下位機の機能差
技術仕様の「アクセサリー」項目で、S5889/10の技術仕様にだけ「保護キャップ」があります(「携帯・収納」の項目値が「ソフトポーチ」「保護キャップ」の2点)。S9985/50・XP9402/11の同じ項目は「収納ケース」の1点だけです。
アプリとの連携は、S5889/10以外の2機種にあります。ただし名前が違います。S9985/50の製品ページは「シェーバーを Philips Shaving アプリとペアリングしましょう****。シェービングするたびに、肌の状態を追跡し、シェービングをパーソナライズして、肌にやさしい深剃りテクニックを習得していくことができます。」と説明し、XP9402/11は技術仕様の「ソフトウェア」項目に「フィリップスメンズグルーミングアプリ」「Bluetooth®*⁴ 接続」とあります。「Philips Shaving アプリ」と「フィリップスメンズグルーミングアプリ」が同じアプリかどうかを、当サイトは公式ページから確認できませんでした。S5889/10の技術仕様と製品ページの機能一覧には、アプリ連携の記載を当サイトは見つけられませんでした。
フィリップスが向いていない人
次に当てはまる人は、フィリップスを第1候補にしなくてよいと当サイトは考えます。
- 自動洗浄機が必ず付いていてほしい人。3機種のうちポッドが付属するのはS9985/50だけです。XP9402/11とS5889/10はポッドが別売、または同梱されていません
- 往復式に慣れていて、往復式のまま買い替えたい人。フィリップスは今回当サイトが確認した3機種とも回転式です
- スマートフォンとの連携を重視する人。アプリとの連携があるのはS9985/50・XP9402/11で、S5889/10には記載を見つけられませんでした
- 保証の年数を最優先にしたい人。S9985/50は技術仕様の中に延長後の年数の記載が見当たらず、機種による差が大きい項目です
- 「SkinIQ」という名前だけで同じ機能量を期待している人。技術仕様の「SkinIQ」欄に並ぶ項目数は機種で1〜4個と差があり、中身も感知・モード・コーティングと機種で違います
結論編との接続
このシリーズの結論編で、当サイトは回転式の第1にフィリップス S9985/50を、第2にXP9402/11、第3にS5889/10を挙げています。結論編は「この段は1社・3機種です。3機種とも②は○(替刃の型番と「2年」の交換目安あり)なので、差がついたのは①の自動洗浄機でした。」と書いており、順位を分けたのはクイッククリーンポッドが仕様に明記されているかどうかです。第2と第3(XP9402/11とS5889/10)は「同じフィリップスの中で刃の数が72枚と45枚で違うから」と、刃の枚数で分けています。SkinIQの項目数は、結論編の順位の根拠には使われていません。
※上の商品カードはS9985/50です。下の2枚は、結論編の第2・第3に挙げたXP9402/11・S5889/10です。
3機種の数値一覧
| 項目 | S9985/50 | XP9402/11 | S5889/10 |
|---|---|---|---|
| シリーズ | Shaver series 9000 | i9000 Prestige Ultra | Shaver series 5000 |
| 色 | クロームシルバー | ダークグレー | エレクトリックブルー |
| クイッククリーンポッド | 付属(カートリッジ1個) | なし(充電スタンド付属) | 別売(QCP10/01) |
| SkinIQ項目数 | 4項目 | 3項目(Pro) | 1項目 |
| 替刃・交換目安 | SH91・約2年 | SH92・2年 | SH71・2年 |
| 保証(登録後合計) | 2年(延長年数は確認できず) | 7年(2+5) | 5年(2+3) |
| 使用時間・充電 | 約60分・約1時間+急速5分 | 約60分・約1時間+急速5分 | 約60分・約1時間+急速5分 |
| アプリ連携 | あり(Philips Shaving アプリ) | あり(フィリップスメンズグルーミングアプリ) | 記載なし |
よくある質問
Q. フィリップスのシェーバーにはクイッククリーンポッドが必ず付いていますか?
A. いいえ。当サイトが確認した3機種のうち、付属しているのはS9985/50だけです。XP9402/11は充電スタンドが付き、S5889/10はポッド自体が別売(QCP10/01)です。
Q. SkinIQとSkinIQ Proは同じ機能ですか?
A. 名前は似ていますが、中身の項目数が違います。S9985/50のSkinIQは4項目、XP9402/11のSkinIQ Proは3項目、S5889/10のSkinIQは1項目(ヒゲ密度感知システム)です。
Q. 替刃は何年で交換すればいいですか?
A. 3機種とも公式の目安は「約2年ごと」です。ただし型番はS9985/50=SH91、XP9402/11=SH92、S5889/10=SH71と機種ごとに違います。
Q. 保証は何年ですか?
A. 機種で違います。基本はどの機種も2年で、購入後90日以内にMyPhilipsへ登録すると、XP9402/11は5年延長(合計7年)、S5889/10は3年延長(合計5年)です。S9985/50は延長対象と書かれていますが、延長後の年数を当サイトは見つけられませんでした。
Q. お風呂で使えますか?
A. 3機種とも公式の技術仕様に「お風呂でも使える防水仕様」とあります。ただしXP9402/11の製品ページには「水場や浴室で充電をしないでください」という注意書きがあります。防水の等級(IPX等の数値)は、当サイトは3機種のどの技術仕様からも見つけられませんでした。
まとめ
- クイッククリーンポッドは3機種で付属条件が違います。付属=S9985/50のみ、別売=S5889/10、同梱なし(充電スタンド付き)=XP9402/11です
- SkinIQ/SkinIQ Proは感知・ガイド表示・コーティングなどをまとめたテクノロジーの総称で、項目数は機種で1〜4個と差があります。S9985/50が4項目でもっとも多く、S5889/10は1項目です
- 替刃はSH91・SH92・SH71のいずれも「約2年ごと」が目安ですが、型番は機種専用です。間違えて他機種の替刃を選ばないよう型番で確認してください
- 保証は基本2年です。XP9402/11とS5889/10は、90日以内の登録で延長年数が加わります。XP9402/11は合計7年、S5889/10は合計5年、S9985/50は延長後の年数を当サイトの確認範囲では見つけられませんでした
今日やることは1つだけ。気になっている機種の技術仕様ページを開き、「クイッククリーンポッド」の項目に「有」と書かれているか、それとも別売・記載なしかを確認してください。自動洗浄機が欲しい人にとって、ここが3機種でいちばん大きな差です。
注記:数字の条件
- SkinIQ・SkinIQ Proの「項目数」は、当サイトが各機種の技術仕様「SkinIQ テクノロジー」欄に並ぶ項目の数を数えたものです。項目の数え方そのものは公式の公表値ではなく、当サイトの数え方です
- 保証の年数は、購入後90日以内にMyPhilipsへ製品を登録した場合の合計です。登録しなければ基本の2年間保証のみです
- 「確認できず」「見つけられませんでした」は、当サイトが開いたページに記載を見つけられなかったという意味で、その項目が存在しないという意味ではありません。当サイトはこれらのシェーバーを購入・使用しておらず、剃り味や肌へのやさしさの評価は行っていません。価格の比較もしていません
- フィリップスの現行シェーバーの系列は、当サイトが2026年9月18日にブラウザで公式の一覧ページを表示して確認したものです。この記事で機能まで解説したのは、当サイトが製品ページを個別に開いて確認した3機種(S9985/50・XP9402/11・S5889/10)にかぎります
出典(すべて2026年9月18日に当サイトが確認)
- フィリップス公式「Shaver series 9000 S9985/50」製品ページ・技術仕様
- 同「i9000 Prestige Ultra XP9402/11」製品ページ・技術仕様
- 同「Shaver series 5000 S5889/10」製品ページ・技術仕様
- 同「フィリップス シリーズシェーバー」製品一覧ページ
- 当サイトの入口記事「電気シェーバーは『方式』でメーカーがほぼ決まる」・結論編「電気シェーバーは方式ごとにどこがいい? 往復式はパナソニックとブラウンが同点、回転式はフィリップスが第1【6機種】」
引用は原文どおりです。技術仕様の項目名・項目値は、各製品ページの「技術仕様」欄の表記をそのまま書き写しています。


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