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この記事は、精米する前の話です。ご飯そのものの炊き方を比べたい方は、「炊飯器のメーカーはどこがいい? 8社の違いを94シリーズの実数で比較」をご覧ください。
象印マホービンの精米機BR-WB10には「圧力式」「精米度15段階」「胚芽コース」「白米フレッシュコース」という言葉が並びますが、それぞれ具体的に何をしている機能なのかまでは、公式の説明を並べただけでは分かりにくいところがあります。以下では、象印の製品ページと取扱説明書だけを根拠に、この4つの機能を1つずつ確かめていきます(確認日 2026年9月26日。当サイトはBR-WB10の実機を持っていないため、公式に書かれている範囲だけを扱います)。
先に3行で
- 「圧力式」は、象印の説明によれば「お米どうしをこすり合わせながらやさしくぬかを取る」方式で、精米度は3分づきから上白米まで15段階です。このうち名前が付いている目安位置は3分づき・5分づき・7分づき・白米・上白米の5つで、「胚芽」「白米フレッシュ」は製品ページでは別々の特長として紹介されていますが、取扱説明書の目安位置では5分づきと同じ位置にあります。
- 胚芽コースは、取扱説明書によると玄米からぬか層と胚芽を約5割取り除き、適度に残した米にするコースです(市販の胚芽米にはなりません)。白米フレッシュコースは、取扱説明書によるとにおいやパサつきの原因となる米の表面の層を取り除き、つきたてに近い米に精米するコースです。
- 保証期間は1年間、補修用性能部品は「製造打ち切り後 6年間」保有され、ブラシ(部品番号BG499001G-00)は「損傷した場合は、新しい部品と交換(有料)してください。」とされています。ブラシは取扱説明書では「付属品」で、象印パーツダイレクトでは264円(税込・2026年9月26日確認)で販売されていますが、交換の目安となる期間は当サイトが確認した公式ページには記載がありませんでした。
精米機シリーズ(全7本)/この記事は2本目です
1本目(精米機のメーカーはどこがいい? 象印・タイガー・アイリスオーヤマ3社を比較)では、象印マホービンの特徴を「精米度を15段階から選べること」として1〜2文で紹介しました。この記事では、その1〜2文の中身を、圧力式のしくみ・精米度15段階・胚芽コース・白米フレッシュコースの4つに分けて、公式の測定条件つきで開けていきます。
まず1枚:コースごとの精米時間
BR-WB10は、3分づきから上白米まで精米度を15段階から選べます。このうち名前が付いている目安位置は、3分づき・5分づき・7分づき・白米・上白米の5つです(取扱説明書「精米度ダイヤルの目安位置」)。「胚芽」「白米フレッシュ」は、製品ページでは別々の特長として紹介されていますが、取扱説明書の目安位置では5分づきと同じ位置にあります(詳しくは「精米度15段階」の見出しで扱います)。取扱説明書の「精米時間の目安」表には、この5つの目安位置と胚芽・白米フレッシュを合わせた7行の時間が載っています。表は次のとおりです。
| 精米度 | 使う米 | 50Hz | 60Hz |
|---|---|---|---|
| 白米 | 玄米 | 約11分 | 約10分 |
| 7分づき | 玄米 | 約11分 | 約10分 |
| 5分づき | 玄米 | 約10分 | 約9分 |
| 3分づき | 玄米 | 約10分 | 約9分 |
| 上白米 | 玄米 | 約11分 | 約10分 |
| 白米フレッシュ | 白米 | 約8分 | 約7分 |
| 胚芽 | 玄米 | 約10分 | 約9分 |
表の条件は「1700gの玄米を精米する場合(白米フレッシュは1500gの白米を精米する場合)」です。仕様表の精米時間(約11分/約10分)には別に「精米時間は、1700gの玄米を白米に精米した場合の目安です。米の産地や品種・水分量などにより、かわることがあります。」という注記が付いています。15段階のうち、この5つの目安位置のあいだにある段には、取扱説明書に名前も精米時間も書かれていません。
象印の家庭用精米機は、現行はBR-WB10だけ
象印の製品情報ページで家庭用精米機として掲載されているのはBR-WB10だけです。象印の取扱説明書一覧「家庭用精米機の一覧」には、BR-WB10を含めて9件が並んでおり、BR-WB10以外の8機種(BR-WA10・BT-AG05・BR-EB10・BT-AF05・BR-CB05・BR-EA35・BT-AE05・BR-CA25)は1998年から2017年に発売された機種です。これらの取扱説明書ページに「生産終了」の文字はありませんが、製品情報ページ自体が無いため、この記事では現行機BR-WB10だけを扱います。象印の精米機は容量帯・系列とも1つだけなので、この記事では機種をまたいだ系列表は作っていません。
BR-WB10の発売時期について、製品ページには「2024年08月発売」と表示されています。生産国は、取扱説明書一覧のページに「生産国 中国」と記載されています(製品ページ自体には生産国の記載は見当たりませんでした)。型番「BR-WB10」のアルファベット・数字がそれぞれ何を意味するかについて、当サイトが確認した公式ページには説明が見当たらず、確認できていません。
圧力式――お米どうしをこすり合わせてぬかを取る方式
BR-WB10の製品ページは、この方式を「お米屋さんの本格精米『圧力式』」と呼んでいます。何をする方式かについて、象印は次のように説明しています。
「お米どうしをこすり合わせながらやさしくぬかを取るため、お米に傷がつきにくく、つやと透明感のある仕上がりになります。」
象印は圧力式を「お米どうしをこすり合わせながらやさしくぬかを取る」方式と説明しています。方式の名前は各社で表記が異なり、当サイトが1本目で確認した範囲では、タイガーは「変速かくはん式精米」、アイリスオーヤマは公式ストアの仕様欄で「かくはん式」と表記しています。この記事では、どの方式が優れているかを当サイトが判定することはしていません(アイリスオーヤマの公式ストアには「圧力式に比べて、かくはん式は温度上昇が少なく、約5℃の差」という記載がありますが、これは販売ページの宣伝文であり、当サイトが検証した数値ではありません)。
精米度15段階――ダイヤルで3分づきから上白米まで選ぶ
BR-WB10の製品ページには「選べる精米度」という見出しで、次のように説明されています。
「3分づき~上白米まで、好みに合わせて精米度を15段階から選択できます。」
操作としては、精米度ダイヤルを回して選びます。取扱説明書は「精米度ダイヤルを右に回すと精米度が強くなります。」と説明しており、精米度を強めるほど、ぬか層がより多く取り除かれて白米に近づきます。
取扱説明書の「精米度ダイヤルの目安位置」は、4つの枠が横に並び、「白米」の枠から矢印で「上白米」の枠へ続く形です。3分づき・7分づき・白米はそれぞれ単独の枠で、上白米は白米の枠から矢印でつながる位置にあります。そして2つ目の枠だけは「5分づきのとき」「胚芽※1のとき」「白米フレッシュ※2のとき」という3つの見出しが1つの枠にまとめて書かれています。つまり製品ページは「選べる精米度」「胚芽コース」「白米フレッシュコース」を別々の特長として紹介していますが、取扱説明書のダイヤル上の目安位置では、胚芽と白米フレッシュは5分づきと同じ位置にあります。名前が付いている目安位置は、3分づき・5分づき・7分づき・白米・上白米の5つで、このあいだにある段には、取扱説明書に名前も精米時間も書かれていません。
どの段に合わせるかは、米の状態によって変わります。取扱説明書には次の但し書きがあります。
「精米度は米の産地・品種・水分量・新米・古米の違いなどにより異なりますので、お使いになる米に合わせてお好みの位置に調節してください。」
また「精米度ダイヤルを『白米』に合わせて米が白くならないときは『上白米』に合わせてください。(玄米の種類によっては精米後の米が割れることがあります。)」という注記もあります。前の表のとおり、公式の精米時間が明記されているのは、この5つの目安位置と胚芽・白米フレッシュを合わせた7行だけです。
胚芽コース――ぬか層と胚芽を約5割取り除く
胚芽コースについて、製品ページは次のように説明しています。
「ビタミンEとビタミンB1が豊富な胚芽の部分を残して精米します。」
製品ページの説明だけを読むと胚芽をそのまま残すように読めますが、胚芽コースはダイヤル上では5分づきと同じ目安位置にあり、取扱説明書はこの位置について次のように説明しています。
「玄米からぬか層と胚芽を約5割取り除き、ぬか層と胚芽を適度に残した米にします。(市販の胚芽米にはなりません。ぬか層も少し残ります。)」
取扱説明書にはさらに、次の注記(※1)があります。
「胚芽を残してぬか層を取り除いた米を「胚芽米」といいます。胚芽の精米度(5分づき)で精米した米は市販の胚芽米と比べて胚芽とぬか層の残り方が異なります。」
つまり胚芽コースは、ぬか層と胚芽を全部残すコースではなく、玄米からぬか層と胚芽を約5割取り除き、残りを適度に残すコースです。象印はこのコースに次の注記も添えています。
「※ お米の銘柄、状態によって胚芽の残存率は異なります。」
この注記のとおり、胚芽がどれくらい残るかは米の銘柄や状態によって変わるとされており、一定の割合が保証されているわけではありません。取扱説明書の精米時間の表では、胚芽は1700gの玄米に対して約10分(50Hz)・約9分(60Hz)です。当サイトはビタミンEやビタミンB1の健康効果について判定していません。ここに書いたのは、象印が公式に説明している範囲だけです。
白米フレッシュコース――市販の白米の表面を軽く削る
白米フレッシュコースについて、象印は製品ページで次のように説明しています。
「お米は精米された瞬間から酸化が始まり、風味が落ちていきます。市販の白米でもお米の表面を軽く削ることにより、鮮度を取り戻します。」
取扱説明書は、このコースについて※2として次のように説明しています。
「白米は時間が経つと米の表面に酸化した脂肪の層ができます。白米フレッシュはにおいやパサつきの原因となる米の表面の層を取り除き、つきたてに近い米に精米します。」
胚芽コースと同じく、白米フレッシュも取扱説明書のダイヤル上では5分づきと同じ目安位置にあります。ほかの精米度が玄米を対象にしているのに対して、白米フレッシュコースだけは市販の白米(すでに精米されたお米)を対象にしている点が異なります。精米時間は1500gの白米に対して約8分(50Hz)・約7分(60Hz)です。取扱説明書には使い方の注意として次の記載があります。
「白米フレッシュをするときは必ず『白米フレッシュ』に合わせてください。他の精米度に合わせると、米が割れることがあります。」
また、玄米の精米に続けて白米フレッシュを使う場合には「玄米の精米後に引き続いて『白米フレッシュ』を使用した場合も、内部に残った玄米が出てきます。白米が出てくるまで待ってから運転を一度停止し、ホッパーに戻して引き続き運転してください。」という注記があります。「風味が落ちていきます」「鮮度を取り戻します」(製品ページ)、「つきたてに近い米に精米します」(取扱説明書)はいずれも象印の説明であり、当サイトが精米前後の風味を比較したものではありません。
そのほかの機能――自動ストップ・安全機構・お手入れ・ぬか分け
製品ページには、この記事の主役である4つの機能のほかにも、次の4つの特長が挙げられています(このほかに「大容量1合~1升(10合)タイプ!」という特長もあります)。
自動ストップ:製品ページの見出しは「精米終了をセンサーが検知『自動ストップ』」です。取扱説明書には次の説明があります。
「ホッパー内の玄米・白米・もち米(玄米)がなくなると光センサーが感知して自動で精米を終了します。」
取扱説明書にはさらに「15分運転すると自動的に運転を停止します。」ともあります。定格時間の15分と、この自動停止の15分は同じ数字です。
安全機構:製品ページの見出しは「精米機構部をはずすと運転をストップする『安全機構』」です。取扱説明書には「精米機構部を取りつけないと安全装置(検知スイッチ)が働き運転しません。」とあります。
お手入れ(水洗い可能な部品):製品ページは「分解できて、しっかりお手入れ!」の見出しで「精米スクリーン、ぬか分けカバーと米受け・ぬか受けは水洗いができます。」と説明しています。ただし取扱説明書には「抵抗装置ケースは水洗いしないでください。」「本体内のお手入れは、電気掃除機のご使用をおすすめします。」という但し書きがあり、水洗いできるのは一部の部品だけです。
ぬかが混ざりにくい設計:象印は「お米にぬかが混ざりにくい!」という特長も挙げており、「精米時にお米とぬかを分け、精米後のお米は米受け、ぬかはぬか受けに入るため、お米にぬかが混ざりにくいです。」と説明しています。
米ぬかの扱いと、精米してはいけないもの
取扱説明書には、米ぬかの扱いと、精米してはいけないものについて、次の注意が書かれています。
- 「米ぬかを放置しない」――精米後はぬか受け内の米ぬかを必ず取り除いてください。米ぬかがあふれて故障の原因になります。また、米ぬかを長く放置すると、米ぬかが固まったりカビや虫が発生することがあります。
- 「米ぬかはホッパーの中に戻さない」
- 「ホッパーに玄米を放置しない」――虫が発生することがあります。
- 「連続で使用する場合は合わせて30分までにする」――モーターの過熱による故障防止のため安全装置が働き自動停止することがあります。
- 「直射日光や照明の近くなどの強い光があたる場所では使用しない」――光センサーが強い光に反応して、運転を停止することがあります。
- 「玄米・白米・もち米(玄米)以外は使用しない」のうち、未熟米が多く混じっている玄米は精米できません(米が割れる原因)。
- 同じく、もみや麦、発芽玄米なども精米できません(詰まりや故障の原因)。
- 「米の貯蔵用として用いるのはやめてください」――虫の発生や故障の原因になります。
当サイトはこれらを取扱説明書の注意にもとづいて要約して並べています(「」内は取扱説明書の見出しをそのまま引用しています)。実際の使用にあたっては、必ず製品付属の取扱説明書の全文を確認してください。
他社にも同種の機能はあるか
「精米度を段階から選ぶ」機能や「精米後に鮮度を戻すコース」自体は、象印だけのものではありません。1本目で確認した範囲では、タイガーとアイリスオーヤマにも段階式の精米度調整があり、白米の鮮度を戻す系統のコース(タイガー「古米みがき」、アイリスオーヤマ「白米みがき」)も他社にあります。ただし段数や測定条件、コースの呼び方は社によって異なります。段数の違いは1本目の1枚表で扱います。
上位機・下位機の機能差
象印の家庭用精米機で、製品情報ページがある現行機はBR-WB10の1機種だけです。このため、上位機・下位機のあいだで機能に差があるかどうかを、この記事で比較することはできません。取扱説明書一覧にある過去の8機種(BR-WA10ほか)は、いずれも製品情報ページが無く、現行の仕様として公式で確認できないため、機能の比較対象にしていません。
保証と部品――6年間の補修用性能部品保有
BR-WB10の保証について、取扱説明書は次のように説明しています。
「保証期間は、お買い上げ日より1年間」
保証書には「本体1年」と記載されています。補修用性能部品の保有期間については、次のとおりです。
「補修用性能部品※の保有期間は、製造打ち切り後 6年間」
取扱説明書はこの「※」について「※性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。」と説明しています。
1本目で確認した範囲では、タイガーとアイリスオーヤマの補修用性能部品の保有期間はいずれも製造打ち切り後5年間で、保証期間はどちらも1年間(消耗品は除く)です。象印は6年間、タイガーとアイリスオーヤマは5年間という数字の違いが公式の記載にありますが、当サイトはこの年数の差だけで「象印のほうが優れている」とは判定していません。
お手入れの際に使う「ブラシ」は、取扱説明書では付属品として紹介されています。
「精米部(内部)をお手入れするときに使います。(→P.11)」
「部品の交換・購入について」の欄には、取扱説明書の表に部品名『ブラシ』、部品番号『BG499001G-00』として載っており、「●損傷した場合は、新しい部品と交換(有料)してください。」とあります。ブラシが前段の補修用性能部品に当たるかどうかは、取扱説明書に書かれていません。交換・購入できる部品として取扱説明書に載っているのはブラシです。象印の部品販売サイト「象印パーツダイレクト」では、ブラシ(部品番号 BG499001G)は264円(税込・2026年9月26日確認。価格は変わることがあります)で販売されています。交換の目安となる使用期間(何年・何回で交換が必要か)は、当サイトが確認した公式ページには記載がなく、確認できていません。
買わなくてよい人
BR-WB10が向いていない人もいます。
- 1回に精米する量が1〜2合程度で、1升(10合)まで対応する大きさを必要としない人。1本目で比べたタイガーRSF-A100やアイリスオーヤマRCI-C5-Cのほうが、5合までのコンパクトな容量に近くなります。
- 本体質量約11kgを持ち上げて出し入れするのが難しい人。
- 設置に奥行43.5cmを確保できない人。
- 胚芽コースや白米フレッシュコースを使う予定がなく、精米度の段階数だけを比べたい人(この場合はタイガー・アイリスオーヤマの段数とも見比べることをおすすめします)。
これらに当てはまる場合は、無理に選ぶ必要はありません。
結論編とのつながり
1本目(精米機のメーカーはどこがいい? 象印・タイガー・アイリスオーヤマ3社を比較)では、象印を「精米度を15段階から選べること」で紹介しました。この記事で見たとおり、その中身は、圧力式という方式のしくみと、15段階のダイヤル、ダイヤル上は5分づきと同じ位置にある胚芽・白米フレッシュという2つのコースの組み合わせです。6本目の結論編では、当サイトが確認した現行の1升(10合)機がBR-WB10の1機種だけであることから、1升(10合)までの段の第1に象印BR-WB10が挙げられています。ブラシは象印パーツダイレクトで264円(税込・2026年9月26日確認)です。
数値一覧表(本文の裏づけ)
| 項目 | BR-WB10の数値(公式) |
|---|---|
| 精米容量 | 玄米170〜1700g |
| 電源 | 交流100V 50/60Hz |
| 消費電力 | 255/285W |
| 定格時間 | 15分 |
| 精米時間(1700gの玄米・白米) | 約11分(50Hz)/約10分(60Hz) |
| コードの長さ | 1.5m |
| 温度ヒューズ | 167℃(2個) |
| 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 21×43.5×40cm(約) |
| 質量 | 約11kg |
| 保証期間 | お買い上げ日より1年間 |
| 補修用性能部品の保有期間 | 製造打ち切り後6年間 |
| 生産国 | 中国(取扱説明書一覧の表記) |
| 発売時期 | 2024年08月発売(製品ページの表記) |
よくある質問
Q. 「圧力式」とは何をする方式ですか?
A. 象印は「お米どうしをこすり合わせながらやさしくぬかを取るため、お米に傷がつきにくく、つやと透明感のある仕上がりになります。」と説明しています。米粒同士をこすり合わせてぬかを取る方式です。
Q. 精米度15段階は、それぞれ何分かかりますか?
A. 公式の精米時間が明記されているのは、1700gの玄米では約10〜11分(50Hz)・約9〜10分(60Hz)、白米フレッシュ(1500gの白米)は約8分(50Hz)・約7分(60Hz)です。これは名前が付いている3分づき・5分づき・7分づき・白米・上白米の5つの目安位置と、5分づきと同じ位置にある胚芽・白米フレッシュを合わせた7行の数字です。それ以外の段には、取扱説明書に名前も精米時間も書かれていません。
Q. 胚芽コースを使うと栄養価が上がりますか?
A. 象印は「ビタミンEとビタミンB1が豊富な胚芽の部分を残して精米します。」と説明しています。取扱説明書は同じ位置(5分づき)について「玄米からぬか層と胚芽を約5割取り除き、ぬか層と胚芽を適度に残した米にします。(市販の胚芽米にはなりません。ぬか層も少し残ります。)」と説明し、「※ お米の銘柄、状態によって胚芽の残存率は異なります。」とも注記しています。当サイトは栄養価そのものを測定・判定していません。
Q. 白米フレッシュコースは、古いお米を新米のようにできますか?
A. 象印は「お米は精米された瞬間から酸化が始まり、風味が落ちていきます。市販の白米でもお米の表面を軽く削ることにより、鮮度を取り戻します。」(製品ページ)、「白米は時間が経つと米の表面に酸化した脂肪の層ができます。白米フレッシュはにおいやパサつきの原因となる米の表面の層を取り除き、つきたてに近い米に精米します。」(取扱説明書)と説明しています。「新米のようになる」とまでは公式に説明されておらず、当サイトも風味を比較して検証したものではありません。
Q. ブラシ(部品番号BG499001G-00)はいくらで買えますか?
A. 取扱説明書には「損傷した場合は、新しい部品と交換(有料)してください。」とあります。象印の部品販売サイト「象印パーツダイレクト」では264円(税込・2026年9月26日確認。価格は変わることがあります)で販売されています。交換の目安となる期間は、当サイトが確認した公式ページには記載がなく、確認できていません。
まとめ
- 「圧力式」は、象印の説明では米粒同士をこすり合わせてぬかを取る方式です。他社の方式との優劣は当サイトでは判定していません。
- 精米度は3分づきから上白米まで15段階あり、名前が付いている目安位置は3分づき・5分づき・7分づき・白米・上白米の5つです。胚芽・白米フレッシュはダイヤル上では5分づきと同じ位置で、精米時間はこの5つと合わせて7行が公式に明記されています。
- 胚芽コースは取扱説明書によると玄米からぬか層と胚芽を約5割取り除き、適度に残した米にするコースで、市販の胚芽米にはなりません。白米フレッシュコースは市販の白米が対象で、取扱説明書は「つきたてに近い米に精米します」と説明しています。どちらも当サイトが効果を検証したものではありません。
- 象印の家庭用精米機で製品情報ページがある現行機はBR-WB10だけで、上位機・下位機の比較はできません。
- 保証は1年間、補修用性能部品は製造打ち切り後6年間。ブラシ(BG499001G-00)は取扱説明書では付属品で、象印パーツダイレクトでは264円(税込・2026年9月26日確認)ですが、交換の目安期間は未確認です。
注記:数字の細かい条件
- 精米時間の目安表の条件は「1700gの玄米を精米する場合(白米フレッシュは1500gの白米を精米する場合)」です。なお仕様表の精米時間(約11分/約10分)には別に「精米時間は、1700gの玄米を白米に精米した場合の目安です。米の産地や品種・水分量などにより、かわることがあります。」という注記が付いています。
- 精米度15段階のうち、名前と精米時間が公式に明記されているのは、3分づき・5分づき・7分づき・白米・上白米の5つの目安位置と、5分づきと同じ位置にある胚芽・白米フレッシュを合わせた7行です。それ以外の段には、取扱説明書に名前も精米時間も書かれていません。
- BR-WB10の発売時期は、製品ページの表記(2024年08月発売)を使っています。
- 生産国「中国」は取扱説明書一覧ページの表記です。製品ページ自体には生産国の記載を確認できませんでした。
- ブラシ(BG499001G-00)は象印パーツダイレクトで264円(税込・2026年9月26日確認)です。交換の目安期間は、当サイトが確認した公式ページには記載がなく、未確認です。
- 胚芽の栄養価・白米フレッシュの鮮度回復について、当サイトは効果を測定・判定していません。効果についての記述はすべて象印の説明の引用です。
- 当サイトはBR-WB10の実機を持っていません。すべて象印の公式サイト・取扱説明書による情報です(確認日2026年9月26日)。
出典
- 象印マホービン「BR-WB10 製品ページ」(確認日 2026年9月26日)
- 象印マホービン「BR-WB10 取扱説明書」(確認日 2026年9月26日)
- 象印マホービン「家庭用精米機の取扱説明書一覧」(確認日 2026年9月26日)
- 象印パーツダイレクト「BR-WB10 部品一覧」(確認日 2026年9月26日。ブラシの価格の出典)
- 「精米機のメーカーはどこがいい? 象印・タイガー・アイリスオーヤマ3社を比較」(確認日 2026年9月26日)
- 「精米機の「合・g・L」表示を読み解く:容量・連続運転・電気代・保存の比べ方」(確認日 2026年9月26日)
当サイトはこの記事で紹介した象印マホービンBR-WB10の実機を持っていません。本文の数字・引用はすべて上記の公式ページで確認したものです(確認日 2026年9月26日)。


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