本記事はアフィリエイト広告(楽天)を含みます。
この記事は、完全ワイヤレス・無線のヘッドホン・有線のヘッドホン・耳をふさがない型・子ども向けのうち、どの形にするかがもう決まっていて、最後の1台を決めたい人のための結論編です。当サイトのおすすめは、完全ワイヤレスならオーディオテクニカの ATH-CKS50TW2、無線のヘッドホンならソニーの WH-CH730N、有線ならオーディオテクニカの ATH-M50x、耳をふさがない型ならオーディオテクニカの ATH-AC5TW、子ども向けなら JVC の HA-KD10W です。
先に3行で
- 当サイトの第1は、完全ワイヤレス=ATH-CKS50TW2、無線のヘッドホン=WH-CH730N、有線=ATH-M50x、耳をふさがない型=ATH-AC5TW、子ども向け=HA-KD10W です(4社23機種の公式ページを2026年10月1日に確認)。
- 順位は、公式の仕様に欄や品番が書いてあるかどうかと、公式の再生時間・質量で決めました。当サイトは実機を持っていないため、音・着け心地・ノイズキャンセリングの効き目では決めていません。
- 今の1台が壊れていない人、スマートフォンに付いてきたイヤホンで足りている人は、買わなくてかまいません。
まず答え:形ごとの当サイトのおすすめ
| 形(段) | 第1に | 第2に | 第3に | 第4に |
|---|---|---|---|---|
| 完全ワイヤレス(耳をふさぐ型) | オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2 | JVC HA-A5T(ノイズキャンセリングが要らない人) | オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2(イヤーピースの長さを選びたい人) | Technics EAH-AZ100(3台につなぎたい人) |
| ヘッドホン(無線) | ソニー WH-CH730N | オーディオテクニカ ATH-M50xBT2(交換用の部品が公式にあるものを選びたい人) | ソニー WH-1000XM6(LDAC で受けたい人) | オーディオテクニカ ATH-AL5NC(開放型がよい人) |
| 有線ヘッドホン | オーディオテクニカ ATH-M50x | JVC HA-RZ910(テレビの前で使う人) | なし | なし |
| 耳をふさがない型 | オーディオテクニカ ATH-AC5TW | Victor HA-NP1T(軽さを優先する人) | Victor HA-NP80T(防じんの等級まで書いてあるものがよい人) | なし |
| 子ども向け | JVC HA-KD10W(無線) | JVC HA-KS2(有線) | なし | なし |
この記事の材料
材料は、ソニー・オーディオテクニカ・JVCケンウッド(JVC と Victor の2ブランド)・パナソニック(Technics を含む)の公式の製品ページ・仕様ページ・比較表です。確認日はすべて2026年10月1日です。並べたのは23機種(ソニー6、オーディオテクニカ6、JVCケンウッド7、パナソニック4)です。シリーズ1本目の選び方の記事で読んだ22機種から、公式に購入枠が見当たらなかった JVC の HA-XC90T を外し、耳をふさがない型として Victor の HA-NP1T・HA-NP80T を足しています。当サイトはこの23機種の実機を1台も持っていません。音の良し悪し、着け心地、ノイズキャンセリングの効き目は比べていません。
価格はこの記事では扱いません。記事の中の商品カードに出る価格は販売店の表示で、日々変わります。
順位を決めた4つの軸
- 仕様に再生周波数帯域の欄があるか
- その数値に測定条件の表記(ソニーの「(JEITA)」)が付いているか
- 充電ケースの質量が仕様に書いてあるか(完全ワイヤレスと耳をふさがない型)
- 交換用の消耗品(イヤーピース・イヤパッド)の品番が、当サイトが開いた製品ページ・仕様ページに載っているか
4点で並んだときは、公式の数値(再生時間、質量、防水の等級、同時につなげる台数)で決めました。再生時間は、ノイズキャンセリング(以下 NC)のオン・オフやコーデックの条件が同じもの同士でだけ比べています。機能の数では順位を付けていません。会社ごとに数え方が違い、比べられないためです。
再生周波数帯域の欄があるかどうかは、形では決まりません。完全ワイヤレスでも、オーディオテクニカの ATH-CKS50TW2・ATH-TWX9MK2 と JVC の HA-A5T には欄があり、ソニーの WF-1000XM6・WF-C710N には欄がありません。ヘッドホンでも、ソニーの WH-CH530 には欄がありません。数値に「(JEITA)」が付いていたのは、この記事で並べた23機種の中ではソニーの WH-1000XM6 と WH-CH730N の2機種だけでした。
なぜこの段で分けたのか
形の分け方は、パナソニックの公式の比較表が「完全ワイヤレスイヤホン」「完全ワイヤレスイヤホン(オープン型)」「ワイヤレスヘッドホン」と形で分けているのに合わせました。有線ヘッドホンと子ども向けの2段は公式の区分ではなく、当サイトが足した段です。
完全ワイヤレス(耳をふさぐ型):第1に ATH-CKS50TW2
この段で並べたのは8機種です。測定条件の表記が付いた機種は、この8機種の中にはありませんでした。
| 機種 | 再生周波数帯域の欄 | 充電ケースの質量 | 交換用イヤーピースの品番 | イヤホンだけの再生時間(公式の条件つき) |
|---|---|---|---|---|
| ソニー WF-1000XM6 | 欄なし | 欄なし | 仕様ページに記載なし | 「最大8時間 (NCオン) / 最大12時間 (NCオフ)」 |
| ソニー WF-C710N | 欄なし | 欄なし | 仕様ページに記載なし | 「最大8.5時間 (NCオン) / 最大12時間 (NCオフ)」 |
| オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2 | 「5~20,000Hz」 | 「充電ケース:約51.5g」 | 「イヤピース ER-TW32(XS,S,M,L)」 | NC オン時「最大約15時間(イヤホン)」 |
| オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2 | 「10~40,000Hz」 | 「充電ケース:約56.7g」 | 「交換イヤピース:Short ER-TW31、Standard ER-TW32、Long ER-TW33」 | NC オン時「最大約6.0時間(イヤホン)」 |
| JVC HA-A5T | 「20Hz – 20,000Hz」 | 「充電ケース:約27.9g」 | 交換用イヤーピースの枠に「EP-FX2」 | イヤホン約5時間(NC 機能の記載なし) |
| JVC HA-XC62T | 欄なし | 「充電ケース:約38.5g」 | 交換用イヤーピースの枠に「EP-FX2」 | 「イヤホン:最大7時間」(仕様・特長にノイズキャンセリング機能の説明なし) |
| Technics EAH-AZ100 | 仕様ページに欄なし | 「充電ケース:約42 g」 | 仕様ページは付属品だけ記載 | 「約10.0 時間(ノイズキャンセリングON、AAC)」 |
| Technics EAH-AZ40M2 | 仕様ページに欄なし | 「充電ケース:約35 g」 | 仕様ページは付属品だけ記載 | 「約5.5 時間(ノイズキャンセリングON、AAC)」 |
第1に:オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2
ATH-CKS50TW2 を第1にした根拠は、再生周波数帯域の欄・充電ケースの質量・交換用イヤーピースの品番の3つが製品ページにそろっていた3機種(ATH-CKS50TW2・ATH-TWX9MK2・HA-A5T)のうち、同じ「ノイズキャンセリングON時」の条件で比べられる2機種(ATH-CKS50TW2・ATH-TWX9MK2)の中で、イヤホンだけの再生時間が「最大約15時間(イヤホン)」と長いことです。充電ケースを併用すると NC オン時で「最大約40時間(充電ケース併用時)」です。どちらも使用条件により異なるという注つきの数値です。防水・防じんは「IP55(イヤホン本体のみ)」、同時接続は「2台のBluetooth機器へ同時接続できるマルチポイントに対応」と書かれています。
第2に:JVC HA-A5T(ノイズキャンセリングが要らない人)
HA-A5T も上の3つがそろっています。第2にした根拠は質量です。イヤホンは「約3.9g(片耳) × 2個」で、この段の8機種の公式値の中でいちばん小さく、充電ケースの「約27.9g」も、ケースの質量が仕様にある6機種(ソニーの2機種を除く)の中でいちばん小さい数値です。ソニーの2機種は質量に「(イヤーピース(M)含む)」と条件を書いており、ほかの6機種はイヤーピースを含むかどうかを書いていません。
製品ページにノイズキャンセリング機能の記載はなく、再生時間はイヤホン約5時間・充電ケース約10時間(使用条件により変わるという注つき)、対応コーデックの欄は SBC です。公式オンラインストアの枠には「一年保証」の表示があります。
第3に:オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2(イヤーピースの長さを選びたい人)
ATH-TWX9MK2 は、別売の交換用イヤーピースが Short・Standard・Long の3種類、製品ページに載っています。NC オン時のイヤホンだけの再生時間が「最大約6.0時間(イヤホン)」で、同じ条件の ATH-CKS50TW2(最大約15時間)より短いため第3にしました。
第4に:Technics EAH-AZ100(3台につなぎたい人)
EAH-AZ100 は、製品ページに「3台マルチポイント接続」の項目があります。この段で3台と書かれているのは EAH-AZ100 と EAH-AZ40M2 の2機種で、同じ「ノイズキャンセリングON、AAC」の条件の再生時間は EAH-AZ100 が約10.0時間、EAH-AZ40M2 が約5.5時間です。仕様ページに再生周波数帯域の欄が無かったため、第1〜第3の後ろに置きました。
この4台に当てはまらない人
ソニーで選びたい人は、WF-1000XM6 か WF-C710N になります。この2機種は、仕様表に再生周波数帯域の欄と充電ケースの質量の欄が無く、当サイトの軸では上に置けませんでした。コーデックの種類で音の優劣は言えないため、当サイトは2機種に順位を付けていません。
パナソニックの EAH-AZ80・EAH-AZ60M2 は、公式が「★印は在庫が僅少な商品です。ご購入の際は販売店にお確かめ下さい。」と注記している機種のため、推していません。ソニーの WF-1000XM5 は前機種のため、同じく推していません。
ヘッドホン(無線):第1に WH-CH730N
この段で並べたのは6機種です。ヘッドホンに当てはまる3つの軸(再生周波数帯域の欄・測定条件の表記・交換用の消耗品の品番)がすべてそろった機種は、この6機種の中にはありませんでした。
| 機種 | 再生周波数帯域 | 再生時間(公式の条件つき) | 質量 | 交換用の消耗品の品番 |
|---|---|---|---|---|
| ソニー WH-1000XM6 | 「4 Hz – 40,000 Hz (JEITA)」 | 「最大 30 時間(NC ON時), 最大 40 時間(NC OFF時)」 | 「約 254 g」 | 仕様ページに記載なし |
| ソニー WH-CH730N | 「6 Hz – 20 000 Hz (JEITA)」 | 「最大50時間(NC ON時)、最大75時間(NC OFF時)」 | 「約 207 g」 | 仕様ページに記載なし |
| ソニー WH-CH530 | 欄なし | 「最大55時間」(NC の記載なし) | 「約 150g」 | 仕様ページに記載なし |
| オーディオテクニカ ATH-M50xBT2 | 「15~28,000Hz」(条件の表記なし) | 「連続通信(音楽再生時):最大約50時間」(NC の記載なし) | 「約307g」 | 「交換イヤパッド HP-M50x」「交換用ヘッドバンド HP-HBM50x」 |
| オーディオテクニカ ATH-AL5NC | 「20~40,000Hz」(条件の表記なし) | 「最大約50時間(Bluetooth、ノイズキャンセリングON時)」 | 「約240g」 | 「交換イヤパッド HP-AL5NC」 |
| パナソニック RB-HF630B | この名前の欄はなし(「再生周波数帯域(A2DP)」という名前の欄に「20Hz~20,000Hz」。測定条件の表記なし) | 「約72時間」(NC の記載なし) | 「約140g」 | 仕様ページに記載なし |
第1に:ソニー WH-CH730N
WH-CH730N を第1にした根拠は、再生周波数帯域に「(JEITA)」という測定条件の表記が付いている2機種(WH-1000XM6・WH-CH730N)のうち、同じ「NC ON時」の条件で再生時間が最大50時間と長く(WH-1000XM6 は最大30時間)、質量も「約 207 g」と軽い(WH-1000XM6 は「約 254 g」)ことです。仕様表にはコード長「約 1.2 m」の欄があり、有線でつなぐときのコードの長さも書かれています。対応コーデックは SBC・AAC・LC3 で、LDAC は欄にありません。
第2に:オーディオテクニカ ATH-M50xBT2(交換用の部品が公式にあるものを選びたい人)
ATH-M50xBT2 は、製品ページに別売品として「交換イヤパッド HP-M50x」と「交換用ヘッドバンド HP-HBM50x」が載っています。交換用ヘッドバンドは、オーディオテクニカのお知らせで2026年10月2日発売と案内されており、確認日(10月1日)の時点では発売前です。電池が切れたときについては、公式が「1.2mコードを付属し、電池が切れても有線接続で使用できます。」と説明しています。同時接続は「2台のBluetooth機器へ同時接続できるマルチポイントに対応」です。製品ページにノイズキャンセリングの記載はありません。
第3に:ソニー WH-1000XM6(LDAC で受けたい人)
WH-1000XM6 は、対応コーデックが「SBC, AAC, LDAC, LC3」です。この段の6機種のうち、LDAC がコーデックの欄にあり、しかも再生周波数帯域に「(JEITA)」が付いているのは WH-1000XM6 だけです(6機種の中で)。LDAC そのものは、第2の ATH-M50xBT2 と第4の ATH-AL5NC の対応コーデックの欄にもあります(どちらも「LDAC、AAC、SBC」)。LDAC に対応していることは、音が上だという意味ではありません。前機種の WH-1000XM5 は、この記事では推していません。
第4に:オーディオテクニカ ATH-AL5NC(開放型がよい人)
ATH-AL5NC は、型式が「オープンエアーダイナミック型」の開放型で、製品ページにノイズキャンセリングの説明があります。別売品に「交換イヤパッド HP-AL5NC」が載っています。密閉型(この段のソニー3機種・ATH-M50xBT2・RB-HF630B)とは構造が違うため、条件つきの第4にしました。
この4台に当てはまらない人
ノイズキャンセリングが要らず、軽いものがよい人は、パナソニックの RB-HF630B(「約140g」)かソニーの WH-CH530(「約 150g」)が候補です。WH-CH530 は仕様表に再生周波数帯域の欄が無く、RB-HF630B も同じ名前の欄が無い(あるのは「再生周波数帯域(A2DP)」という名前の欄)うえ、測定条件の表記も交換用の消耗品の品番も仕様ページに無いため、順位には入れていません。
Technics の EAH-A1000 は、2026年11月発売(発売前)の機種です。パナソニック公式の新着情報に「11月発売」とあります(2026年10月1日確認)。発売前のため、順位に入れていません。
有線ヘッドホン:第1に ATH-M50x
この段で並べたのは2機種(オーディオテクニカ ATH-M50x、JVC HA-RZ910)です。
第1に:オーディオテクニカ ATH-M50x
ATH-M50x を第1にした根拠は、再生周波数帯域の欄(「15~28,000Hz」)があり、別売の「交換イヤパッド HP-M50x」と「交換用ヘッドバンド HP-HBM50x」(2026年10月2日発売の案内。確認日の時点では発売前)が製品ページに載っていて、コードも外して替えられることです。公式は「利用シーンに合わせて選べる3本の着脱コードが付属しています。」と説明しており、付属品の欄は「カールコード(着脱式):片出し1.2m、ストレートコード(着脱式):片出し3.0m、片出し1.2m」です。
第2に:JVC HA-RZ910(テレビの前で使う人)
HA-RZ910 は、再生周波数帯域の欄(「7Hz ~ 26,000Hz」)があり、JVC 公式が「使いやすい片側1.2mコード+大画面視聴にも便利な延長2.3mコード」と説明している有線ヘッドホンです。製品ページに交換用イヤパッドの品番は見当たらなかったため、第2にしました。
テレビの音を1人で聞きたい人
テレビの音を自分だけで聞きたい人には、有線の段の HA-RZ910 が当サイトのおすすめです。付属のコードは1.2mと延長2.3mです。テレビ側にヘッドホンをつなぐ端子があるか、端子の形が合うかは、テレビの取扱説明書で先に確かめてください。ヘッドホンを着けずに、部屋に置いてテレビの音を聞きやすくする方法はサウンドバーです。
耳をふさがない型:第1に ATH-AC5TW
この段で並べたのは5機種です。Victor は JVCケンウッドのブランドです。5機種とも、当サイトが開いた仕様ページに再生周波数帯域の欄は無かったため、この段は公式の数値で決めています。
| 機種 | イヤホンだけの再生時間 | イヤホンの質量 | 充電ケースの質量 | 防水の表記 |
|---|---|---|---|---|
| ソニー LinkBuds Clip | 「最大9時間」 | 「約 6.4 g × 2」 | 欄なし | 「IPX4の防滴性能」 |
| オーディオテクニカ ATH-AC5TW | 「最大約13時間*(イヤホン)」 | 片側 約10.5g | 「充電ケース:約61.5g」 | 「IPX4(イヤホン本体のみ)」 |
| Victor HA-NP1T | 「イヤホン:最大8時間」 | 「イヤホン(片耳):約4.9g」 | 「充電ケース:約30g」 | IPX4 相当(イヤホン本体のみ対応) |
| Victor HA-NP80T | 「イヤホン:最大9.5時間」 | イヤホン1個 約9.2g | 約56g | 「防水・防塵仕様IP55」 |
| パナソニック RB-C10 | 「イヤホン単体:約7.0時間(AAC,SBC)」 | 「イヤホン:約5.5g×2 (LR同値)」 | 「充電ケース:約38g」 | 「IPX4相当」 |
第1に:オーディオテクニカ ATH-AC5TW
ATH-AC5TW を第1にした根拠は、イヤホンだけの再生時間が「最大約13時間*(イヤホン)」で、この段の5機種の公式値の中でいちばん大きいことです(RB-C10 だけはコーデックの条件つきの値です)。充電ケースを併用すると「最大約34時間*(充電ケース併用時)」です。同時接続は「2台のBluetooth機器へ同時接続できるマルチポイントに対応」と書かれています。
質量は、イヤホンが片側 約10.5gでこの段の5機種の公式値の中でいちばん大きく、充電ケースの約61.5gも、ケースの質量が仕様にある4機種(LinkBuds Clip を除く)の中でいちばん大きい数値です。
第2に:Victor HA-NP1T(軽さを優先する人)
HA-NP1T は、質量が「イヤホン(片耳):約4.9g、充電ケース:約30g」です。イヤホンはこの段の5機種の公式値の中でいちばん小さく、充電ケースも、ケースの質量が仕様にある4機種(LinkBuds Clip を除く)の中でいちばん小さい数値です。同時接続は「2台同時接続マルチポイント対応」と書かれています。
第3に:Victor HA-NP80T(防じんの等級まで書いてあるものがよい人)
HA-NP80T は、製品ページに「防水・防塵仕様IP55」と書かれています。この段の5機種のうち、防じんの等級まで書かれているのは HA-NP80T だけで(5機種の中で)、ほかの4機種は IPX4 または IPX4 相当です。IP55 が充電ケースにも当てはまるかどうかは、当サイトは確認できませんでした。
この3台に当てはまらない人
充電端子の形まで仕様で確かめたい人は、パナソニックの RB-C10 が候補です。仕様に「USB Type-C形状」とあり、特長ページには「最大2台までの同時接続が可能です。」と書かれています。ソニーの LinkBuds Clip は、仕様表に充電ケースの質量の欄が無いため、順位に入れていません。
子ども向け:第1に HA-KD10W
この段で並べたのは JVC の2機種(無線の HA-KD10W、有線の HA-KS2)です。当サイトは、音量と耳の健康の関係については何も判断していません。書くのは、公式ページにある数値と文言だけです。
第1に:JVC HA-KD10W(無線)
HA-KD10W を第1にした根拠は、音量の上限の数値と、その数値がもとづく規格の名前の両方が製品ページに書かれていることです。仕様の音圧レベルは「最大85dB※1」で、注は「※1:EN71-1に基づく。85dBは走行中の電車の車内音程度の音量です。」です。電池持続時間は「約16時間※3」(使用条件により変わるという注つき)、質量は「約110g」です。対象年齢の記載は、製品ページには見当たりませんでした。
第2に:JVC HA-KS2(有線)
HA-KS2 は、仕様の出力音圧レベルが「85dB/1mW」で、製品ページに「※本製品の対象年齢は3才以上です。」と書かれています。対象年齢が書かれているのは、2機種のうち有線の HA-KS2 だけです。HA-KS2 のページには、85dB を最大とする書き方も、音量制限という語も、EN71-1 という規格名も見当たりませんでした。また、JVC 公式の製品一覧で、HA-KS2 には購入ボタンが付いていませんでした(2026年10月1日確認。生産完了商品の一覧には載っていません)。買う前に販売店で在庫を確かめてください。この2点から第2にしました。
ほかの会社の音量を抑える機能
音量を抑える機能は JVC だけのものではありません。ソニーの WH-CH730N と WH-CH530 の特長ページには、同じ文があります。「最大音量を制限できる音量設定機能。アプリ(Sony Sound Connect)から5段階で最大音量を設定可能。音量の上げすぎを防いで使用できます。」当サイトが確認した範囲で、子ども向けとして85dBという数値を製品ページに書いていたのは JVC の HA-KD10W と HA-KS2 の2機種です。そのうち「最大85dB※1」と上限の形で書き、規格名(EN71-1)を添えていたのは HA-KD10W で、HA-KS2 は仕様の出力音圧レベルが「85dB/1mW」という書き方です。
予算が合わないときに見る場所
この記事では価格を扱っていないため、予算に合う機種を当サイトが指名することはできません。予算が合わない人は、買う前にシリーズ5本目の「イヤホンの仕様表の読み方|「再生周波数帯域」と「伝送帯域」は別の欄です」を読んでください。前機種や型落ちを選ぶときに仕様表で見る場所は、次の3つです。
- 再生周波数帯域と伝送帯域は別の欄です。数字が似ていても混ぜて比べないでください。
- 再生時間は、NC のオン・オフとコーデックの条件が同じ数値同士で比べてください。
- 交換用のイヤーピースやイヤパッドの品番が、今も公式ページに載っているかを確かめてください。
無線のイヤホン・ヘッドホンを買う前の2つの確認
技適マーク
総務省は、技適マークのQ&Aで「イヤホン、スピーカー、マウス、キーボードなど、様々なBluetooth機器にも技適マークがついています。技適マークの付いてないBluetooth機器の使用は電波法違反となる恐れがあります。なお、充電ケース及び取扱説明書に表示している機器もあります。」と案内しています。当サイトは、個別の商品に技適マークがあるかどうかを判定していません。詳しくはシリーズ1本目の「イヤホン・ヘッドホンの選び方|4社の公式仕様で、書いてある欄と書いていない欄を比べた」で扱います。
リチウムイオン電池
NITE(製品評価技術基盤機構)は「2020年から2024年までの5年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報※1では、「リチウムイオン電池搭載製品」の事故※2は1860件ありました。」と公表しています。この1860件はリチウムイオン電池を使う製品全体の数で、イヤホンだけの数ではありません。注の※2には「事故件数の中には、調査中の事故や原因は特定されていないがリチウムイオン電池に起因した可能性があると推定される事故も含みます。」とあります。NITE は使い方として「高温下に放置するなどして熱を与えない。」を挙げています。
デメリット・向いていない人
- 音や着け心地で選びたい人には、この記事の順位は向きません。当サイトの順位は音の好みや耳への収まりを反映していません。店頭で試せる人は、試してから決めてください。
- 完全ワイヤレスの第1 ATH-CKS50TW2 は、イヤホンの質量が片側 約7.2gで、この段の8機種の公式値の中でいちばん大きい数値です。「IP55(イヤホン本体のみ)」は、イヤホン本体だけの等級です。
- 無線のヘッドホンの第1 WH-CH730N は、LDAC がコーデックの欄になく、仕様ページに防水の等級の記載が見当たりませんでした。第2の ATH-M50xBT2 の「約307g」は、この段の6機種の公式値の中でいちばん大きい数値です。
- 無線の機種はすべて充電が要ります。内蔵の電池の交換について、当サイトは今回の公式ページでは確認できませんでした。
買わなくてよい人
今使っているイヤホン・ヘッドホンが壊れておらず、困っていることが無い人は、買い替えなくてかまいません。スマートフォンに付いてきたイヤホンで足りている人も同じです。イヤーピースやイヤパッドが傷んだ人は、本体を買う前に、交換用の部品が公式ページに載っていないかを確かめてください。
よくある質問
ソニーの完全ワイヤレスが第1〜第4に入っていないのはなぜですか
ソニーの WF-1000XM6・WF-C710N は、仕様表に再生周波数帯域の欄と充電ケースの質量の欄がありませんでした。当サイトは公式ページに書いてあることだけで順位を決めているため、欄がそろっている機種を上に置きました。音や機能が劣るという意味ではありません。
WH-1000XM5 や WF-1000XM5 を選んでもよいですか
この2機種は前機種のため、この記事では推していません。選ぶ場合は、現行の WH-1000XM6・WF-1000XM6 の仕様表と見比べてください。
音量を抑える機能があるのは JVC だけですか
JVC だけではありません。ソニーの WH-CH730N と WH-CH530 にも、アプリから5段階で最大音量を設定できる機能があります。当サイトが確認した範囲で、子ども向けとして85dBという数値を製品ページに書いていたのは JVC の HA-KD10W と HA-KS2 の2機種で、「最大85dB※1」と上限の形で書いていたのは HA-KD10W です。
まとめ
- 完全ワイヤレス(耳をふさぐ型)は ATH-CKS50TW2。再生周波数帯域の欄・充電ケースの質量・交換用イヤーピースの品番がそろった3機種のうち、同じ NC オン時の条件で比べられる2機種の中で再生時間が長いためです。
- ヘッドホン(無線)は WH-CH730N。再生周波数帯域に「(JEITA)」が付く2機種のうち、NC ON 時の再生時間が最大50時間と長く、質量が約207gと軽いためです。
- 有線は ATH-M50x。テレビの前で使う人は延長コードが付く HA-RZ910 です。
- 耳をふさがない型は ATH-AC5TW(再生時間が5機種の公式値の中でいちばん大きい。RB-C10 だけはコーデックの条件つき)。軽さなら HA-NP1T です。
- 子ども向けは HA-KD10W(上限の数値と規格名が製品ページにある)。有線の HA-KS2 は、買う前に在庫を確かめてください。
- 当サイトは実機を持っておらず、音・着け心地・ノイズキャンセリングの効き目では順位を決めていません。今の1台が壊れていない人は買わなくてかまいません。
イヤホン・ヘッドホンのシリーズ(全7本)
- イヤホン・ヘッドホンの選び方|4社の公式仕様で、書いてある欄と書いていない欄を比べた
- ソニーのイヤホン・ヘッドホンの機能を公式情報で解説|LDAC・ノイズキャンセリング・「(JEITA)」の意味
- オーディオテクニカのヘッドホン・イヤホンの機能を公式情報で解説|ATH-M50xの有線と無線の違い
- JVCケンウッドのイヤホン・ヘッドホンの機能を公式情報で解説|子ども向けの音量制限と重低音のXXシリーズ
- イヤホンの仕様表の読み方|「再生周波数帯域」と「伝送帯域」は別の欄です
- 形で選ぶイヤホン・ヘッドホンのおすすめ|完全ワイヤレス・ヘッドホン・有線・耳をふさがない型をメーカー別に(この記事)
- イヤホン・ヘッドホンの新製品(2026年8月〜9月発表)|ソニー・オーディオテクニカ・Victor・Technics
注記:数字の条件
- 「」の中は、各社の公式ページの表記をそのまま写したものです(題名を除く)。
- 再生周波数帯域の数値の広さで機種の優劣は決めていません。「(JEITA)」つきはソニーの2機種(WH-1000XM6・WH-CH730N)で、オーディオテクニカと JVC の数値には条件の表記がありません。
- 防水・防じんの等級は、オーディオテクニカ・JVC の表記では「イヤホン本体のみ」が対象です。
- 記載なし・欄なしは、当サイトが2026年10月1日に開いた製品ページ・仕様ページにその欄が無かったという意味です。取扱説明書は確かめていません。
出典
確認日はすべて2026年10月1日です。
- ソニー 仕様:WH-1000XM6/WH-CH730N/WH-CH530/WF-1000XM6/WF-C710N/LinkBuds Clip、製品トップ:LinkBuds Clip、特長:WH-CH730N/WH-CH530
- オーディオテクニカ 製品ページ:ATH-CKS50TW2/ATH-TWX9MK2/ATH-M50xBT2/ATH-AL5NC/ATH-M50x/ATH-AC5TW、お知らせ:交換用ヘッドバンド HP-HBM50x
- JVC 製品ページ:HA-A5T/HA-XC62T/HA-RZ910/HA-KD10W/HA-KS2、製品一覧、生産完了商品の一覧
- Victor 製品ページ:HA-NP1T/HA-NP80T
- パナソニック:比較表/ラインアップ/新着情報/RB-C10 仕様/RB-C10 特長/RB-HF630B 仕様
- Technics:EAH-AZ100 製品ページ/EAH-AZ100 仕様/EAH-AZ40M2 仕様
- 総務省 電波利用ポータル:技適マークのQ&A
- NITE(製品評価技術基盤機構):2025年6月26日の発表


コメント