Anker(Eufy)のロボット掃除機の機能|Auto-EmptyとOmniは何が違う?

ロボット掃除機

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Anker(Eufy)の現行ラインアップは、当サイトが公式サイトを数えたところ23機種でした。選ぶときに効くのは名前ではなく、基地(ステーション)に「ゴミを集める」だけを任せるか、「モップを洗って乾かす」まで任せるかです。この記事はAnker(Eufy)の看板機能を1つずつ「何をする機能か」から説明する回です。当サイトは2026年9月19日に公式サイト(www.ankerjapan.com)の「ロボット掃除機」一覧と、現行23機種すべての製品ページを開き直しました。

先に3行で

  • 現行23機種は、当サイトが製品名の系統で分けると5系統になります。ゴミ収集・モップ洗浄・乾燥まで基地がすべてこなす「全自動」は、Omni系列の6機種だけです(Anker公式サイトにRoombaのような系列別のナビゲーションはなく、この分け方は当サイトが行いました)
  • 吸引力は「Pa」の数値で公表されています。仕様表に載っているのは20機種で、残る3機種(RoboVac X8 Hybrid・15C・G10 Hybrid)は仕様表ではなく製品ページの紹介文に「最大1300Pa」のように書かれていました。Pa値は各社の測り方がそろわないため、他社とは比較しません
  • カーペットで自動的に持ち上がる「モップリフト」は、Omni系列5機種(S2を除く)とClean X9 Pro with Auto-Clean Stationの計6機種で確認できました。「毛がらみ除去システム」(またはこれに相当するブラシ)は、Auto-Empty C10系列・Clean X8 Pro系列・3-in-1 E20に加えて、Omni系列5機種(S1 Proを除く)でも確認できました

1本目「ロボット掃除機の選び方」は、「Anker(Eufy)――3万円弱の入門機から全自動まで」という見出しでAuto-Empty C10・Omni C28・Omni E25の3機種だけを深掘りしており、残る20機種には触れていません。この記事はその20機種を含めて中身を開ける回です。

  1. まず1枚:Ankerの看板機能と、何をする機能か
  2. 前提:Ankerの現行ラインアップは、いま23機種です
    1. Omni系列(全自動=ゴミ収集・モップ洗浄・乾燥まで基地任せ)6機種
    2. Clean X系列・3-in-1(ゴミ収集の自動化とモップ洗浄機能を単機能ずつ搭載)4機種
    3. Clean G40系列(普及価格帯・水拭きと自動ゴミ収集を組み合わせで選べる)4機種
    4. RoboVac系列(旧世代・普及価格帯)7機種
    5. Auto-Empty C10系列(吸引とゴミの自動収集のみ・水拭きは非搭載)2機種
    6. 型番の読み方(当サイトが確認できた範囲)
  3. 機能① 自動ゴミ収集ステーション:ゴミだけを自動で吸い上げる基本形
  4. 機能② モップ自動洗浄・乾燥:全自動クリーニングステーションは、いまOmni系列だけの機能です
  5. 機能③ ローラーモップ(4機種)とモップリフト(6機種)
  6. 機能④ 吸引力(Pa)の表示:仕様表と紹介文で書き方が分かれています
  7. 機能⑤ 毛がらみ除去システム:ブラシに髪の毛が絡まりにくくする仕組み
  8. 上位機と下位機の機能差:Clean G40系列で見ると「+」の意味がはっきりします
  9. 保証:確認できた22機種は「18ヶ月+6ヶ月」、条件つきです
  10. Ankerが向いていない人
  11. 当サイトが「吸引のみ+ゴミ収集」「全自動」の段でAnkerを挙げた理由
  12. よくある質問
  13. まとめ
  14. 注記:数字の条件
  15. 出典(すべて2026年9月19日に当サイトが確認)

まず1枚:Ankerの看板機能と、何をする機能か

自動ゴミ収集ステーション・モップ自動洗浄と乾燥・ローラーモップ・モップリフト・毛がらみ除去システム・吸引力(Pa)表示の6つの機能と、代表機種を対応させた表
公式の呼び名 何をする機能か(公式の説明より) 付いている機種(代表)
自動ゴミ収集ステーション 基地がロボット内のダスト容器のゴミだけを自動で吸い上げて集める。モップは洗わない 13機種(下表)
モップ自動洗浄・乾燥(全自動クリーニングステーション) ゴミ収集に加えて、モップの洗浄・乾燥までを基地が行う(乾燥は温風の機種と送風の機種がある) Omni系列6機種(Clean X9 Proはモップのみで、ゴミ収集は自動ではない)
ローラーモップ 回転しながら床を拭くモップ方式。一部は基地で自動洗浄される Omni S2・S1 Pro・C28・E25(C20・X10 Pro Omniはデュアル回転モップで別方式)
モップリフト カーペットを感知すると、モップを自動的に持ち上げて濡らさない Omni 5機種(10.5〜12mm)・Clean X9 Pro(12mm)
毛がらみ除去システム 回転ブラシが前後に回転し、内蔵の櫛がブラシに絡まった毛をほぐして除去する(名称は機種で異なる) Auto-Empty C10系列・Clean X8 Pro系列・3-in-1 E20・Omni系列5機種(S1 Proを除く)
吸引力(Pa)表示 各機種が公式に発表する数値。会社ごとに測定方法が違うため、他社とは比較できない 23機種中20機種は仕様表に、残る3機種は紹介文に記載

※当サイトはこれらの機種を1台も購入しておらず、稼働させてもいません。公式の説明と製品仕様だけを扱います。

前提:Ankerの現行ラインアップは、いま23機種です

Auto-Empty C10系列・Clean G40系列・RoboVac系列・Clean X系列と3-in-1・Omni系列の5系統23機種を、価格の安い順に並べた横棒グラフ

2026年9月19日、Anker Japan公式サイトの「ロボット掃除機」一覧ページ(ankerjapan.com/collections/robotcleaner)を確認したところ、23機種が1つの一覧に並んでいました。アイロボットの「Roomba/Roomba Plus/Roomba Max」のような系列別のナビゲーションタブは見つけられませんでした。そこで当サイトは、製品名の英字(Omni/Clean X/Clean G40/RoboVac/Auto-Empty C10)を手がかりに、23機種を5つの系統に分け直しました。これは当サイトが分けたもので、Anker公式の区分ではありません。

Omni系列(全自動=ゴミ収集・モップ洗浄・乾燥まで基地任せ)6機種

製品名 品番 価格(税込) 吸引力 拭き方 モップ洗浄・乾燥
Eufy Robot Vacuum Omni S2 T2081511 249,900円 30000Pa ローラー形状 方式・温度とも確認できず
Eufy Robot Vacuum Omni C28 T211A510/T211A520 99,990円 15000Pa ローラーモップ(リフト10.8mm) 約50℃の温風
Eufy Robot Vacuum Omni E25 T2353511/T2353521 149,900円 20000Pa 幅約29cmローラーモップ(リフト10.5mm) 温風(温度は確認できず)
Eufy X10 Pro Omni T2351511/T2351521 99,990円 8000Pa 加圧式デュアル回転モップ(リフト12mm) 45℃の温風
Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro T2080511 99,900円 8000Pa ローラー型モップ(リフト12mm) オゾン水洗浄・約55℃の温風
Eufy Robot Vacuum Omni C20 T2280511 69,990円 7000Pa デュアル回転モップ(リフト10.5mm) 送風(温風ではない)

Clean X系列・3-in-1(ゴミ収集の自動化とモップ洗浄機能を単機能ずつ搭載)4機種

製品名 品番 価格(税込) 吸引力 自動ゴミ収集 モップ自動洗浄・乾燥
Eufy Clean X8 Pro with Self-Empty Station T2276513 69,990円 4000Pa×2 あり(約2ヶ月間) なし(水拭きは通常モップ)
Eufy Clean X8 Pro T2266513 49,990円 4000Pa×2 非搭載(公式FAQで明記) なし
Eufy Clean X9 Pro with Auto-Clean Station T2320512 109,990円 5500Pa 非搭載(公式FAQで明記) あり(回転加圧1kg式モップ・モップリフト12mm)
Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20 T2070511 99,990円 ロボット最大8000Pa/スティック・ハンディ最大30000Pa あり(約75日間・3タイプ共通) 非搭載(公式比較表で「-」)

Clean G40系列(普及価格帯・水拭きと自動ゴミ収集を組み合わせで選べる)4機種

製品名 品番 価格(税込) 吸引力 水拭き 自動ゴミ収集
Eufy Clean G40 Hybrid+ T2273514 59,990円 2500Pa あり(本体浄水タンク130ml) あり
Eufy Clean G40+ T2272514 49,990円 2500Pa 仕様表に水タンクの記載なし あり
Eufy Clean G40 Hybrid T2256512 39,990円 2500Pa あり(本体浄水タンク130ml) なし(充電ステーションのみ)
Eufy Clean G40 T2255511 34,990円 2500Pa 仕様表に水タンクの記載なし なし

RoboVac系列(旧世代・普及価格帯)7機種

製品名 品番 価格(税込) 吸引力 水拭き 自動ゴミ収集
Eufy RoboVac G30 T2250515/T2250525 29,490円 2000Pa 非搭載(仕様表に明記) なし
Eufy RoboVac G30 Hybrid T2253514/T2253524 39,990円 2000Pa あり(本体浄水タンク130ml) なし
Eufy RoboVac X8 Hybrid T2261511/T2261521 59,800円 2000Pa×2(紹介文のみ) あり(250ml) なし
Eufy RoboVac 15C T2120513/T2120523 19,990円 最大1300Pa(紹介文のみ) 非搭載 なし
Eufy RoboVac L35 Hybrid+ T2182512 69,990円 3200Pa あり(200ml) あり
Eufy RoboVac L35 Hybrid T2194512 49,990円 3200Pa あり(200ml) なし
Eufy RoboVac G10 Hybrid T2150511/T2150521 29,990円 最大2000Pa(紹介文のみ) あり(タンク容量の記載なし) なし

Auto-Empty C10系列(吸引とゴミの自動収集のみ・水拭きは非搭載)2機種

製品名 品番 価格(税込) 吸引力 内容
Eufy Robot Vacuum Auto-Empty C10 T2292511/T2292521 29,990円 4000Pa 自動ゴミ収集ステーション・毛がらみ除去システム。水拭き非搭載(仕様表「-」)
同 with Accessory Kit T2292N11 34,990円 4000Pa 本体は上と同一。サイドブラシ等の付属品キットを追加同梱

当サイトが個別製品ページで価格・仕様を確認できたのは、この23機種です。3機種(RoboVac X8 Hybrid・15C・G10 Hybrid)は仕様表に「吸引力」の項目が無く消費電力(W)のみでしたが、紹介文には「最大1300Pa」のように数値が書かれていました。

型番の読み方(当サイトが確認できた範囲)

型番の付番(「T」+数字4桁)に一貫した法則は見つけられませんでした。製品名の英字には傾向があり、「Omni」は全自動クリーニングステーション付き、「Auto-Empty」は自動ゴミ収集ステーションのみ、「Hybrid」は水拭きあり、「+」は自動ゴミ収集ステーション付き(Clean G40系列で確認できた組み合わせにとどまります)。末尾3桁は色の管理コードとみられ、Omni C28はT211A510(ブラック)/T211A520(ホワイト)の2色です。

機能① 自動ゴミ収集ステーション:ゴミだけを自動で吸い上げる基本形

自動ゴミ収集ステーションの仕組み。ロボットが掃除してゴミを集め、ステーションに自動で排出する2ステップの図

公式の説明はAuto-Empty C10のページで逐語で「コンパクトな自動ゴミ収集ステーション搭載。ゴミ捨ての負担を軽減しつつ、独自の毛がらみ除去システムでブラシにからまった毛のからみも除去。」とあります。自動ゴミ収集ステーションは、ロボット内のダスト容器のゴミを基地が吸い上げるだけの機能で、モップを洗う機能は付いていません。

ゴミ捨ての目安は機種で違います。Clean X8 Pro with Self-Empty Stationのページには「約2ヶ月間※ゴミ捨て不要。」とあります。Clean G40+のページには「約2ヶ月間※1ゴミ捨て不要。掃除機本体から97%※2のゴミを効率的に収集できる自動ゴミ収集ステーション。」とあり、「※1 Anker調べ。日数は目安です。掃除環境によって異なることがございます」「※2 自社研究所による試験結果。掃除環境によって異なることがございます」という2つの注記が付きます。

自動ゴミ収集ステーションが付いているのは、当サイトが確認した範囲でAuto-Empty C10系列2機種・Clean X8 Pro with Self-Empty Station1機種・Clean G40+/G40 Hybrid+2機種・RoboVac L35 Hybrid+1機種・3-in-1 E20 1機種・Omni系列6機種の計13機種です。Clean X8 Pro(無印)とClean X9 Pro with Auto-Clean Stationは公式FAQで「本製品は自動ゴミ収集機能は搭載されておりません。」と明記されています。

機能② モップ自動洗浄・乾燥:全自動クリーニングステーションは、いまOmni系列だけの機能です

自動ゴミ収集のみと、全自動(ゴミ収集+モップ洗浄+乾燥)の対比図。Omni C28・X10 Pro Omni・Omni S1 Pro・Omni C20の乾燥方式を示す

Omni C28の製品ページの逐語は「ゴミ収集、モップ洗浄、約50℃の温風乾燥まで全て自動で完結する全自動クリーニングステーションを搭載。」です。X10 Pro Omniには「全自動クリーニングステーション」を付属。ステーションでのゴミの自動収集からモップの洗浄、45℃の温風でのモップ乾燥までを自動でセルフクリーニング。とあり、Omni S1 Proには「ステーションに戻ると、生成されるオゾン水で自動洗浄・除菌。洗浄後は、約55℃の温風で自動乾燥。」とあります。

同じ「モップ洗浄・乾燥」でも、乾燥のさせ方は機種で違います。Omni C28(約50℃)・X10 Pro Omni(45℃)・Omni S1 Pro(約55℃)は温風の温度を明記しています。Omni E25は「温風乾燥」と方式は明記されていますが、具体的な温度の数字は見つけられませんでした。Omni C20は公式の比較表に「モップ自動洗浄乾燥システム ◯ (送風)」とあり、温風ではなく送風で乾かす方式です。Omni S2だけは、方式(温風か送風か)も温度も見つけられませんでした。

Clean X9 Pro with Auto-Clean Stationは、Omni系列ではありませんが例外的にモップの自動洗浄・乾燥だけを持つ機種です。「自動洗浄ステーションでモップを自動洗浄、温風乾燥」と公式にありますが、公式FAQには「本製品は自動ゴミ収集機能は搭載されておりません。」と明記されており、ゴミ収集は自動化されていません。

機能③ ローラーモップ(4機種)とモップリフト(6機種)

通常モップ(水を送るパッド式)とローラーモップ(回転しながら洗浄される方式)の対比図と、モップリフトの数値一覧

Ankerのモップ方式は大きく2つです。本体から水を送る通常モップ(Clean X8 Pro系列など)と、回転しながら拭く「ローラーモップ」(Omni S2・S1 Pro・C28・E25)です。Omni S2のページには「強い加圧による物理的なアプローチと、常にモップを洗浄するローラー形状により、汚れたモップで撫でるだけの掃除は過去のものへ。」とあります。Omni C20・X10 Pro Omniは「加圧式デュアル回転モップ」という別の呼び方で、「ローラー」の語は見つけられませんでした。

「モップリフト」は、カーペットを感知すると自動でモップを持ち上げる機能です。Clean X9 Pro with Auto-Clean Stationのページには「業界トップクラス 12mmのモップ自動リフトアップ機能」とあります。当サイトが確認した範囲では、モップリフトの数値が明記されているのはOmni C28(10.8mm)・E25(10.5mm)・S1 Pro(12mm)・X10 Pro Omni(12mm)・C20(10.5mm)・Clean X9 Pro(12mm)の6機種で、Omni S2だけは記載を見つけられませんでした。

機能④ 吸引力(Pa)の表示:仕様表と紹介文で書き方が分かれています

1300Paから30000Paまでの23機種の吸引力(Pa)を系列別の色で並べた分布図

Ankerは吸引力を「Pa(パスカル)」の数値で公表しています。当サイトが23機種の仕様表を1つずつ確認したところ、仕様表に載っているのは20機種で、2000Pa(RoboVac G30・G30 Hybrid)から30000Pa(Omni S2)まで幅があります。残る3機種(RoboVac X8 Hybrid・15C・G10 Hybrid)は仕様表に「吸引力」の項目が見当たりませんでしたが、紹介文には「2000Paの吸引力を生み出すタービンを、ロボット掃除機として世界で初めて (※) 2つ搭載。」(X8 Hybrid。※ロボット掃除機として2021年10月時点Anker調べ)「約7.2cmの超薄型設計ながら、最大1300Paのパワフルな吸引力のまま」(15C)「エントリーモデルと比較して約1.5倍の最大2000Paの強力な吸引力」(G10 Hybrid)とありました。この3機種を含めた23機種全体では1300Pa〜30000Paです。

Clean X8 Pro with Self-Empty Stationの仕様表には「吸引力(最大)4000Pa × 2」とあり、左右2つのタービンで吸引力を作る方式です。RoboVac X8 Hybridの紹介文にも同じ「タービン2つ」の書き方があります。1本目(入口記事)でも触れたとおり、Pa値の測定条件は会社ごとに違うため、アイロボットなど他社の数値とは比較しません。Anker社内の数値も、公式の表記どうしを並べただけで、当サイトが強さの順位を判定したものではありません。

機能⑤ 毛がらみ除去システム:ブラシに髪の毛が絡まりにくくする仕組み

毛がらみ除去システムの仕組み。回転ブラシが前後に回転し、内蔵の櫛が毛をほぐして除去する図

Clean X8 Pro with Self-Empty Stationのページの逐語は「回転ブラシが前方・後方に回転し、ブラシに内蔵された櫛がからまった毛をスムーズにほぐすことで、毛のからみを取り除きます。」です。効果の目安の見出し「もう毛のからみで悩まない。」には、注記「※Anker調べ。一般家庭で1日に落ちると想定される髪の毛の量 (重さ0.3g、長さ20~30cm) を7回連続で吸引・ゴミ収集 (セルフクリーニングを含む) をした場合。数値は目安であり、使用環境により異なります。」が付きます。

Omni系列にも、同じ働きをするブラシが搭載されていますが、呼び名は機種でそろっていません。X10 Pro Omniには「毛がらみ除去システム」を搭載。ブラシが前後に回転し、内蔵された櫛がからまった毛をスムーズにほぐすことでブラシに毛がからまりにくく、Omni C20には「独自の毛がらみ除去システム」回転ブラシが前後に回転し、ブラシに内蔵された櫛がからまった毛をほぐすことで毛のからみを除去。とあり、これはClean X8 Proと同じ名前です。Omni C28には「毛がらみ掃除不要の新発想ブラシを搭載」、Omni E25には「ブラシに絡まった毛を自動で除去するDuoSpiralブラシを搭載。」と、別の名前で同じ働きを説明しています。Omni S2のページにも「毛がらみの除去まで、すべてを自律的に完遂。」とあります。

当サイトが確認した範囲では、毛がらみを軽減するブラシ(名称は機種で異なる)が搭載されているのはAuto-Empty C10系列2機種・Clean X8 Pro系列2機種・3-in-1 E20・Omni系列5機種(S2・C28・E25・X10 Pro Omni・C20)の計10機種です。Clean X9 Pro with Auto-Clean Stationには名前の付いた仕組みは無いものの、「独特なV字型ゴム製ブラシで髪の毛は絡まりにくく吸引でき」とあります。Omni S1 Pro・RoboVac系列7機種・Clean G40系列4機種には記載を見つけられませんでした。

上位機と下位機の機能差:Clean G40系列で見ると「+」の意味がはっきりします

Clean G40(34,990円・水拭き:記載なし・自動ゴミ収集なし)からClean G40 Hybrid+(59,990円・水拭きと自動ゴミ収集の両方)までの4段階の階段図

Clean G40系列の4機種を並べると、価格差の中身がよくわかります。無印のClean G40(34,990円)は水拭きの記載なし(仕様表に水タンクの記載なし)・自動ゴミ収集なし。「Hybrid」が付くClean G40 Hybrid(39,990円)は水拭き機能(本体浄水タンク130ml)が加わります。「+」が付くClean G40+(49,990円)は自動ゴミ収集ステーションが加わりますが、仕様表に水タンクの記載はありません。両方を備えるClean G40 Hybrid+(59,990円)がこの系列で最も高い機種です。4機種とも吸引力は2500Paで共通です。

下位機だけが持つ機能もあります。RoboVac 15C(19,990円・確認できた最安機種)は専用リモコンが付属し、公式ページに「専用リモコン (単4電池を2本同梱)」とあります。

保証:確認できた22機種は「18ヶ月+6ヶ月」、条件つきです

Ankerの保証制度は、当サイトが確認できた22機種で共通の仕組みでした。各機種のパッケージ内容欄には、趣旨として「18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Ankerで会員登録後)」と明記されています(記号や語順は機種で揺れます)。RoboVac X8 Hybridだけは、この記載が見つけられませんでした。Anker公式サイトの案内には「製品の保証期間を6ヶ月延長 一部製品を除く」ともあり、対象外の製品がある前提の書き方です。延長保証ページには「正規取扱店舗にてAnkerグループ製品をご購入いただいた公式会員の皆様を対象に、通常の対象製品の保証期間が自動延長されます。」とあり、条件は正規販売店での購入と会員登録の2点です。楽天市場の販売店(本記事のカードを含む)がこの「正規販売店」に該当するかは確認していません。

アイロボットの「ルンバプレミアム特典」(対象3機種だけ計3年保証)のように機種ごとに保証年数を差別化する仕組みは見つけられませんでしたが、18ヶ月+6ヶ月の合計24ヶ月(2年)は「確認できた22機種」の話です。

Ankerが向いていない人

次に当てはまる人は、Ankerを第1候補にしなくてよいと当サイトは考えます。

  • 系列名だけでモップの洗浄・乾燥まで任せられると判断したい人。「Clean X9 Pro with Auto-Clean Station」という名前でも、ゴミの自動収集機能はありません(公式FAQで明記)
  • 吸引力の数値を仕様表だけで比べたい人。RoboVac X8 Hybrid・15C・G10 Hybridの3機種は、仕様表に吸引力の項目が無く、紹介文を読まないと数値に気づけません
  • いちばん安く、モップの洗浄まで基地に任せたい人。全自動(Omni系列)の最安はOmni C20の69,990円で、Auto-Empty C10(29,990円)のようにゴミ収集だけなら大きく安く買えます
  • 毛がらみを軽減するブラシを必須にしたい人。この機能(名称は機種で異なる)があるのはC10系列・Clean X8 Pro系列・E20・Omni系列5機種の計10機種で、RoboVac系列とClean G40系列には見つけられませんでした

当サイトが「吸引のみ+ゴミ収集」「全自動」の段でAnkerを挙げた理由

「ロボット掃除機は基地の段ごとにどれがいい?」(結論編)で、当サイトは「吸引のみ+ゴミ収集」の段の第1にAuto-Empty C10、「全自動」の段でカードのある1台としてOmni C28を挙げています。理由は①C10は29,990円で、同段のもう1機種のセール表示79,800円より安く、本体の高さ(約7.2cm)も低い点、②Omni C28は結論編の執筆時点で当サイトが商品カードを用意できた唯一の全自動機で、機能や価格で他の6機種を上回ると言える材料は無いという位置づけです(結論編の本文にもそう明記)。

結論編の執筆後、より上位のOmni E25(149,900円)のカードも用意できました。結論編の順位・推薦を書き換えるものではなく、参考として置きます。

※下の商品カード「Auto-Empty C10」は、付属品キット付きセット(T2292N11)です。本体単体の製品型番はT2292511で、本体の型番(T2292)は同じです。

商品カードについて(正直に書きます)

用意できている商品カードはAuto-Empty C10(付属品キット付き・T2292N11)・Omni C28(黒・T211A510)・Omni E25(黒・T2353511)の3台です。カードの価格は販売店(楽天市場)の表示で、日々変わります。本文中の価格はすべて公式オンラインストアの表示(2026年9月19日確認)です。カードの販売店が「保証:」の章で触れた正規販売店に該当するかどうかは、当サイトは確認していません。

よくある質問

Q. 「Omni」と「Auto-Empty」、何が一番違いますか?
A. モップの洗浄・乾燥まで基地が行うかどうかです。Auto-Empty C10はゴミの自動収集だけで水拭き非搭載、Omni系列6機種はモップの洗浄・乾燥まで基地が自動で行います。

Q. 「Clean X9 Pro with Auto-Clean Station」は全自動ですか?
A. いいえ。モップの自動洗浄・乾燥はありますが、公式FAQに「本製品は自動ゴミ収集機能は搭載されておりません。」とあります。

Q. 保証はどの機種を買っても同じですか?
A. 確認できた22機種は「18ヶ月保証 + 6ヶ月(Ankerで会員登録後)」で共通でした。RoboVac X8 Hybridだけは、この記載自体が見つけられませんでした。

まとめ

  • Ankerの現行ラインアップは23機種。全自動(ゴミ収集+モップ洗浄+乾燥)まで基地に任せられるのは、当サイトが分けた5系統のうちOmni系列6機種だけです(Anker公式の系列ナビゲーションは見つけられず、当サイトが製品名の系統で分けました)
  • 吸引力(Pa)は仕様表に20機種、紹介文まで見れば23機種で確認できますが、Anker社内の比較にとどめ、他社とは比較しません。モップリフトはOmni系列5機種とClean X9 Pro with Auto-Clean Stationの計6機種の機能です
  • 保証は確認できた22機種共通で「18ヶ月+会員登録で6ヶ月」の計24ヶ月(RoboVac X8 Hybridだけ記載なし)。機種名(Omni/Auto-Empty/Hybrid/「+」)だけで機能を判断せず、購入前に該当製品ページの仕様表と紹介文の両方を確認してください

今日やることは1つだけ。「ゴミ収集だけでいいか、モップの洗浄・乾燥まで基地に任せたいか」を決めてください。

注記:数字の条件

  • 吸引力(Pa)は仕様表に20機種、紹介文まで見れば23機種で確認できました。RoboVac X8 Hybrid・15C・G10 Hybridの3機種は仕様表に項目が無く、紹介文にだけ数値があります
  • ゴミ捨ての目安日数には、機種ごとに「Anker調べ。日数は目安です。掃除環境によって異なることがございます。」という趣旨の注記が付きます
  • 価格はすべて2026年9月19日の公式オンラインストア表示(税込)です
  • 系列の分け方(Omni/Clean X/Clean G40/RoboVac/Auto-Empty C10)は当サイトが製品名の英字をもとに分けたもので、Anker公式のナビゲーション区分ではありません
  • 「見つけられなかった」は、その機能・数値が存在しないという意味ではありません。当サイトはこれらの機種を1台も購入・使用しておらず、掃除の仕上がりの評価は行っていません

出典(すべて2026年9月19日に当サイトが確認)

引用は原文どおりです。結論編の推薦理由・型番・価格は「基地に任せる段ごとに、第1の1台を言い切る」と入口記事「ロボット掃除機の選び方」によります。

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