象印のスチーム式加湿器は何が違う?フィルター不要・トリプル安心設計・湯沸かし音セーブモードを公式の説明で解説

加湿器

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象印の加湿器は「フィルターが無い」までは見かけても、そのぶん何を頼りに清潔さを保っているのかは案外知られていません。当サイトは2026年9月19日、象印マホービンの公式ページ(現行5シリーズの特長ページ・仕様データ・アフターサービスのページ)を開き直しました。ここから先は、看板機能を1つずつ「それが何をする機能か」に絞って説明します。

先に3行で

  • 象印の加湿器は現行5シリーズすべてスチーム式です。現行4シリーズ(EE-TC60・EE-DG・EE-RV・EE-MC20)の公式は「100℃まで沸とうさせ、独自の冷却構造で約65℃まで冷ましたきれいな蒸気でお部屋を加湿します」と説明。STAN.のEE-FA50は別の文で「沸とうさせたきれいな蒸気でお部屋を加湿します。吹き出し口からの蒸気温度は、独自の冷却構造で約65℃まで冷まします」と説明しています
  • フィルターが無い構造で、現行4シリーズの手入れは「クエン酸洗浄モード」に集約されます。公式「フィルターがないので、フィルター掃除の手間もありません」
  • 2026年09月発売のEE-DG35・50は、公式で「在庫限定品」と表示されているEE-DE35・50と仕様表の数字が1つも違いません(当サイトが2つの公式ページを並べて確認。「後継機」とは公式に書かれていません)

このシリーズ(加湿器・全7回)の目次

加湿器の記事は7本で1組。これは3本目です。

  1. 加湿器はどの方式を選べばいい?スチーム・気化・超音波・ハイブリッドを公式数値だけで比較(公開ずみ)
  2. ダイニチの加湿器の機能(公開ずみ)
  3. 象印の加湿器の機能(この記事)
  4. スチーム式加湿器の電気代は高い?象印の「加湿時410W」を1か月・1シーズンの金額にして他の方式と並べた
  5. 6畳の寝室に置く加湿器の選び方|「静音運転の加湿量」と「運転音」で小型機を見る
  6. 加湿器は加湿量の段ごとにどこがいい? 小部屋向けは象印、中〜広い部屋向けはダイニチ【12型番実数】(公開ずみ)
  7. 加湿器の2026年新製品|ダイニチ・象印・パナソニックの発売時期と前の型との違い【公式情報のみ】

2本目「ダイニチの加湿器の機能」はハイブリッド式の1社を掘り下げました。本記事は方式が違う象印のスチーム式1社を、同じやり方で掘り下げます。電気代の月額・シーズン額の細かい比較は4本目「スチーム式加湿器の電気代は高い?」に譲ります。

まず1枚:象印の看板機能と、何をする機能か

象印の看板機能(スチーム式・フィルター不要+広口容器・クエン酸洗浄モード・トリプル安心設計・自動加湿3段階・湯沸かし音セーブモード・静音設計)と付いているシリーズの表
公式の呼び名 何をする機能か(公式の説明より) 付いているシリーズ
スチーム式 水を100℃まで沸とうさせ、約65℃まで冷まして加湿する 現行4シリーズ(FA50は別の文で同じ仕組みを説明)
フィルター不要+広口容器 フィルターが無く、フッ素加工の広口容器で拭くだけで手入れできる 現行4シリーズ(FA50 も見出しは「「フィルター不要」&「広口容器」」で、説明は「フィルターがなく、水タンクと加熱容器が一体型なので」)
クエン酸洗浄モード 溶かしたクエン酸を入れて洗浄するだけの定期手入れ 現行4シリーズ(洗浄頻度の記載は見当たらず)。FA50 のページに「モード」の語は無く、「数か月に1回クエン酸洗浄するだけで」とある
トリプル安心設計 チャイルドロック・ふた開閉ロック・転倒湯もれ防止構造の3つ EE-TC60・DG・RV・MC20(当サイトが確認した4シリーズ)
自動加湿3段階 湿度センサー・室温センサーで「しっかり」「標準」「ひかえめ」を自動コントロール EE-TC60・DG・RV(MC20はページに記載なし)
湯沸かし音セーブモード 水の温度をゆっくり上げて湯沸かし音を小さくする EE-TC60・DG・RV(MC20はページに記載なし)
静音設計(dB表記) 加湿中の運転音をdB数値で公表 EE-TC60・DG・MC20(RVは湯沸かし音セーブモードの前後dBはあるが、加湿中の運転音のdBは記載なし)

※本表は2026年09月発売の現行4シリーズ(EE-TC60・EE-DG35/50・EE-RV35/50・EE-MC20)を中心に確認しました。当サイトはこれらを1台も購入しておらず、使用もしていません。体感・使用感の評価は行わず、公式の説明と測定条件だけを扱います。

前提:象印の現行スチーム式加湿器は5シリーズです

象印5シリーズの定格加湿能力(mL/h)帯グラフ。EE-TC60=600、EE-DG50/EE-RV50=480、EE-DG35/EE-RV35=350、EE-MC20=200。STAN. EE-FA50は本文に数値の記載なし

象印公式のラインアップページで確認できた現行シリーズはEE-TC60(広いリビング向けのハイパワータイプ)・EE-DG35/50(長時間加湿タイプ)・EE-RV35/50(ベーシックタイプ)・EE-MC20(コンパクトタイプ)の4シリーズと、別ブランドのSTAN. EE-FA50(2025年06月発売・ノイズレスなデザイン)です。EE-TC60・EE-DG・EE-RV・EE-MC20の4シリーズは2026年09月発売で、各製品ページに「本製品は季節限定品です。品切れの際はあらかじめご了承ください。」という注記があります。⛔ この4シリーズの製品ページには、公式が「NEW」の表示を付けていますが、この表示だけを発売済みの根拠にはしていません(発売日はページ本文の「2026年09月発売」表記で確認)。

型番の読み方(当サイトが確認できた範囲)

  • EE-:象印の加湿器に共通する記号
  • ハイフンの後の2文字(TC/DG/RV/MC/DE):シリーズを表す記号
  • 末尾の数字:定格加湿能力のクラスと対応しています。MC20=200mL/h、DG35・RV35=350mL/h、DG50・RV50=480mL/h、TC60=600mL/h(本記事の数値一覧で確認した組み合わせ)
  • ⛔ 2文字のアルファベット自体が何を表す略号かは、当サイトは公式の説明を見つけられませんでした。

機能① スチーム式:沸とうさせてから約65℃まで冷ます仕組み

スチーム式の仕組み段階図。水を100℃まで沸とう→独自の冷却構造で約65℃まで冷ます→蒸気として放出

象印のスチーム式は、公式の説明で次のとおりです。

100℃まで沸とうさせ、独自の冷却構造で約65℃まで冷ましたきれいな蒸気でお部屋を加湿します。

一度沸とうさせてから冷ますという2段階の仕組みで、EE-TC60・EE-DG・EE-RV・EE-MC20の4シリーズのページで同じ文が確認できました。ただし条件も明記されています。「蒸気吹出口に触ったり、手や顔を近づけないでください」。当サイトはこの公式の注意書きをそのまま書くにとどめ、「安全な加湿器」という売り文句にはしません。

機能② フィルター不要+広口容器:手入れの起点

フィルターがある構造と、象印のスチーム式(フィルター不要・広口容器を拭くだけ)の手入れ箇所の違いを示す図

公式の説明は次のとおりです。

フィルターがなく、さらにフッ素加工の広口容器なのでサッと拭くだけで簡単にお手入れできます。広口なので給水も湯捨てもカンタンです。

フィルターという交換部品そのものが構造上ありません。2本目で扱ったダイニチのハイブリッド式は、抗菌気化フィルター(標準搭載)とカンタン取替えフィルター(別売)の交換・洗浄が要りましたが、象印のスチーム式にはその工程自体がありません。容器はフッ素加工された広口タイプで、「サッと拭くだけ」という説明です。

機能③ クエン酸洗浄モード:定期手入れの中心

クエン酸洗浄モードの手順4ステップ。クエン酸を溶かす→クエン酸洗浄モードで運転→すすぐ→清潔な状態に

公式の説明は次のとおりです。

溶かしたクエン酸を入れ、クエン酸洗浄モードでお手入れをするだけで清潔に。フィルターがないので、フィルター掃除の手間もありません。

象印はダイニチのように交換用の別売フィルターを持たない構造で、公式は「フィルターがないので、フィルター掃除の手間もありません」と説明しています。⛔ 洗浄の頻度(何カ月に1回か)は、当サイトが開いた現行4シリーズ(EE-TC60・DG・RV・MC20)のページと洗浄剤ページには、具体的な数字の記載が見当たりませんでした。一方、同じラインアップの別ブランドSTAN.のEE-FA50のページには「フィルターがなく、水タンクと加熱容器が一体型なので、数か月に1回クエン酸洗浄するだけで簡単にお手入れができます」とあり、FA50だけ頻度が確認できます。EE-TC60だけは「試供品として内容器洗浄用クエン酸(30g×1包)がついています」という記載があります。

機能④ トリプル安心設計:3つの安全機構

トリプル安心設計の3つの機構。チャイルドロック・ふた開閉ロック・転倒湯もれ防止構造の説明図

象印が「象印こだわりのトリプル安心設計!」と呼ぶ3つの安全機構です。公式の説明は逐語で次のとおりです。

  • チャイルドロック:「キーを3秒以上長押しするだけで全ての操作ができなくなります」(「安全のため『入/切』キーを押すと運転が停止します」)
  • ふた開閉ロック:「レバーでふたを常にロックしているので転倒しても簡単に開かないようになっています」(「ふたがしっかりと閉まっていることをご確認ください」)
  • 転倒湯もれ防止構造:「本体をうっかり倒しても湯もれを最小限に抑えます」(「本体を倒れたまま放置されますと、蒸気口から微量のお湯が流れ出ます」)

いずれも湯もれ・誤操作を「最小限に抑える」設計であって、ゼロにする設計ではありません。倒れたまま放置すれば微量のお湯が流れ出ると公式が明記しています。当サイトが確認した範囲で、この3点はEE-TC60・EE-DG・EE-RV・EE-MC20の4シリーズすべてに記載がありました。

機能⑤ 自動加湿3段階:MC20だけ仕組みが違う

自動加湿3段階(EE-TC60・DG・RV)と、EE-MC20の連続加湿2段階(標準・静音の手動選択)の比較図

湿度センサーと室温センサーで自動調整する機能です。公式の説明は次のとおりです。

「湿度センサー」と「室温センサー」で快適な湿度を自動コントロール。「しっかり」「標準」「ひかえめ」の3段階から選択できます。

この機能はEE-TC60・EE-DG・EE-RVの3シリーズのページで確認できました。⛔ EE-MC20のページには、この機能の記載が見当たりませんでした。代わりにEE-MC20は「選べる連続加湿2段階」(標準・静音の2段階を手動で選ぶ方式)という説明になっています。「MC20に自動加湿の機能が無い」と断定はできませんが、少なくとも公式ページの構成が他の3シリーズと違います。

機能⑥ 湯沸かし音セーブモード:どれだけ静かになるか公式が数字で公表

湯沸かし音セーブモードの通常沸とうからセーブモードへのdB比較表。EE-DG・EE-RVは約39dB→約31dB、EE-TC60は約44dB→約39dB

湯沸かし時の音を小さくするモードです。公式の説明は「水の温度をゆっくり上げ、湯沸かし音を小さくします」。試験条件つきの数字が機種ごとに公表されています。

  • EE-DG:「通常沸とう(約39dB)に比べ、湯沸かし音セーブモード(約31dB)を使用した場合、約8dBの低減効果を確認。(自社基準による当社調べ)」
  • EE-RV:同じ「約39dB→約31dB・約8dB低減」(「50サイズの場合」と機種を限定した注記つき)
  • EE-TC60:「通常沸とう(約44dB)に比べ、湯沸かし音セーブモード(約39dB)を使用した場合、約5dBの低減効果を確認。(自社基準による当社調べ)」

⛔ 「湯沸かし音セーブモード」を選択すると、湯沸かし時間が約10分(満水時)延びます。また「加湿中の音や加湿中の再沸とうの音は変わりません」という条件が3シリーズとも共通して付いています。EE-MC20のページには、この機能の記載が見当たりませんでした。

機能⑦ 静音設計:現行4シリーズの中で、EE-RVだけ「加湿中の運転音」のdBが見当たりません

加湿中の運転音dB比較。EE-DG30dB・EE-TC60弱30dB中強34dB・EE-MC20静音30dB標準32dB。EE-RVは加湿中dBの公式記載なし

加湿中の運転音をdB数値で公表しているシリーズと、していないシリーズがあります。

  • EE-DG:「加湿中の運転音は約30dBで気になりにくい設計になっています。湯沸かし時は約39dBです」
  • EE-TC60:見出しは「就寝時や仕事中でも運転音が気にならない『弱(静音)モード約30dB』」(見出し全体を囲む「」と区別するため、見出し中の「」は『』に置き換えました)。※印の注記は「沸とう時は除きます。「弱(静音)モード」は約30dB、「中モード」と「強モード」は約34dB」
  • EE-MC20:見出しは「就寝時や仕事中でも運転音が気にならない『静音モード約30dB』」(同じく置き換え)。※印の注記は「沸とう時は除きます。「静音モード」は約30dB、「標準モード」は約32dB」

⛔ EE-RVの仕様表・特長ページには、「加湿中の運転音」のdBの記載が見当たりませんでした。ただしEE-RVにdBの記載が無いわけではありません。機能⑥で見たとおり、湯沸かし音セーブモードの前後(通常沸とう約39dB→セーブモード約31dB)はEE-RVにも数字があります。「無い」のではなく、当サイトが確認できたページには「加湿中の運転音」だけ記載が無かったという意味です。

シリーズ間の差:タイマー設定とEE-DGの連続加湿時間

入・切タイマーの比較表。EE-DGは入4・6・8時間/切1・2・4時間、EE-RVは入2時間固定/切6時間固定、EE-TC60は入切とも1〜9時間の9段階、EE-MC20は切2・4時間の2段階

入・切タイマーの自由度が、シリーズごとにはっきり違います。EE-TC60は入・切とも「1〜9時間の9段階」から選べますが、EE-RVは入タイマーが2時間、切タイマーが6時間の固定値だけです。EE-DGは入タイマーが4・6・8時間、切タイマーが1・2・4時間の3段階。EE-MC20は切タイマーのみ2時間後・4時間後の2段階で、入タイマーの記載は見当たりませんでした。

⭐ 「下位機だけが持つ利点」を探すと、連続加湿時間(強モード)はEE-DGのほうがEE-TC60より長く続きます。EE-DGは強モードで約8時間、EE-TC60(定格加湿能力が大きい上位機)は強モードで約6時間です(どちらも当サイトが仕様表を照合)。加湿量が大きいぶん、EE-TC60はタンクの水を早く使い切るという関係だと当サイトは考えます。

保証と部品の保有期間

象印の「補修用性能部品の保有期間について」のページには、生活家電カテゴリの「加湿器」の行に「6年」と明記されています。公式の説明は「補修用性能部品とは、製品が故障したときに、その製品の機能を維持するために必要な部品のことで、製品ごとに最低保有期間が定められています。保有期間の始期は、その製品の製造を打ち切ったときです」。

⛔ ただし、これは部品の保有期間であって、製品そのものの保証年数ではありません。「アフターサービスと保証書について」のページには、保証期間について「詳細については製品添付の保証書をご確認ください」とあります。保証の年数そのものは製品に同梱される保証書の記載によるもので、公式サイトに年数の一覧としては書かれていませんでした。同じページには「補修用性能部品の保有期間は、製品の製造打ち切り後、製品ごとに3〜10年間です」という記載もあります。2本目のダイニチ(本体3年保証)のように、加湿器の保証年数を「◯年」と一言で書けるページは、当サイトは今回見つけられませんでした。

象印が向いていない人

次に当てはまる人は、象印を第1候補にしなくてよいと当サイトは考えます。

  • 電気代を最優先する人。公式に円の記載はなく、当サイトの計算ではEE-DG50の加湿時410Wで1時間約12.7円、EE-TC60の加湿時450Wで約14.0円(31円/kWhで計算)。気化式・ハイブリッド式のeco運転より高くなります(詳しくは4本目の電気代記事へ)
  • 蒸気が熱いことが気になる人。公式は「蒸気吹出口に触ったり、手や顔を近づけないでください」と明記しています
  • 小さいシリーズを検討している人。本体が小さいシリーズほどタンクも小さく、EE-RV35は2.2Lで強モード約6時間、EE-MC20は1.8Lで標準モード約8時間。給水の回数が増えます
  • 「加湿中」の静音性を数値で比べて選びたい人。現行4シリーズの中でEE-RVだけ、加湿中の運転音のdB記載が見当たりません(湯沸かし音セーブモードの前後dBはあります)
  • 広い部屋で自動加湿・タイマーの細かい設定を使いたい人でEE-MC20を検討している場合。EE-MC20は自動加湿3段階・湯沸かし音セーブモードの記載がなく、入タイマーも見当たりません

当サイトが小部屋向けの段で象印を第1に挙げた理由

結論編で、当サイトは小部屋向け(〜500mL/h)の第1に象印を挙げています。理由はフィルターという部品が無い構造と、公式が「トリプル安心設計」と呼ぶ安全機構3つです。EE-DG35・50でも同じ構造・同じ安全機構で、仕様表の数字(容量・消費電力・定格加湿能力・連続加湿時間・外形寸法・質量)は、公式で「在庫限定品」と表示されているEE-DE35・50と1つも違いませんでした(当サイトが2つの公式ページを並べて確認)。

商品カードについて(正直に書きます)

用意できている商品カードは2026年09月発売のEE-DG50・EE-DG35・EE-TC60の3台です。結論編「加湿器は加湿量の段ごとにどこがいい?」で紹介しているカードは前の型のEE-DE35・50のままで、公式ページはどちらも「在庫限定品」と表示しています。本記事では現行のEE-DG35・50とEE-TC60に切り替えて置いています。EE-RV35・50とEE-MC20は、本記事の時点で用意できているカードがありません。カードの価格は販売店の表示値で、日々変わります。

象印の数値一覧

象印6機種(EE-TC60・EE-DG50・EE-DG35・EE-RV50・EE-RV35・EE-MC20)の容量・消費電力・定格加湿能力・適用床面積・連続加湿時間・外形寸法・質量の数値一覧表
項目 EE-TC60 EE-DG50 EE-DG35 EE-RV50 EE-RV35 EE-MC20
容量(L) 4.0 4.0 3.0 3.0 2.2 1.8
消費電力 湯沸かし立ち上げ時/加湿時(W) 985/450 985/410 985/305 985/410 985/305 650/190(標準)・134(静音)
定格加湿能力(mL/h) 600 480 350 480 350 200
適用床面積 木造和室/プレハブ洋室 〜10畳(17㎡)/〜17畳(27㎡) 〜8畳(13㎡)/〜13畳(22㎡) 〜6畳(10㎡)/〜10畳(16㎡) 〜8畳(13㎡)/〜13畳(22㎡) 〜6畳(10㎡)/〜10畳(16㎡) 〜3畳(6㎡)/〜6畳(9㎡)
連続加湿時間(約h) 強6・中10・弱(静音)20 強8・中16・弱32 強8・中16・弱32 強6・弱24 強6・弱27 標準8・静音16
外形寸法 幅×奥行×高さ(約cm) 24×27.5×36.5 24×27.5×36.5 24×27.5×32.5 24×26×31.5 24×26×27.5 20×23×26.5
質量(約kg) 2.8 2.9 2.7 2.4 2.3 2.0

※適用床面積の注記(逐語)「適用床面積の目安は、日本電機工業会規格(JEM1426)に基づき、プレハブ住宅洋室の場合を最大適用床面積とし、木造和室の場合を最小適用床面積としたものです。ただし、壁・床の材質、部屋の構造、使用暖房器具等によって適用床面積は異なりますので販売店にご相談ください」。外形寸法は公式が「幅×奥行×高さ」の順で公表しており、ダイニチの「高さ×幅×奥行」とは順番が違います。

よくある質問

Q. EE-DG50とEE-DE50は同じ製品ですか?
A. 公式は「後継機」とは説明していませんが、仕様表の数字(容量・消費電力・定格加湿能力・適用床面積・連続加湿時間・外形寸法・質量)は1つも違いません。EE-DE50は公式で「在庫限定品」と表示されている前の型です。

Q. 象印の加湿器にフィルターは本当に無いのですか?
A. 公式ページに「フィルターがなく」と明記されています。手入れはフッ素加工の広口容器を拭くことと、クエン酸洗浄モードでの定期洗浄です。

Q. どのシリーズが一番静かですか?
A. 当サイトはこの質問に答えられません。EE-DG・EE-TC60・EE-MC20は「加湿中の運転音」をdBで公表していますが、測定条件が機種ごとに違います。EE-RVは加湿中の運転音のdBが見当たらず(湯沸かし音セーブモードの前後dBはあります)、この項目では他シリーズと比較できません。社をまたいだ比較と同様、社内の複数シリーズでも数値の単純比較は避けています。

Q. 加湿器の保証は何年ですか?
A. 公式サイトに年数の一覧としては見つけられませんでした。補修用性能部品(製品の機能を保つための部品)の保有期間は「加湿器:6年」と明記されていますが、これは製品保証そのものの年数ではありません。保証の年数は製品に同梱される保証書の記載によります。

まとめ

  • 象印の現行5シリーズはすべてスチーム式。「100℃まで沸とうさせ、独自の冷却構造で約65℃まで冷ましたきれいな蒸気」(公式)。蒸気吹出口に手や顔を近づけないでくださいという注意つきです
  • フィルターが無く、現行4シリーズの手入れはクエン酸洗浄モードに集約されます。現行4シリーズのページに洗浄の頻度の記載は見当たりませんでしたが、STAN. EE-FA50のページには「数か月に1回」とあります
  • トリプル安心設計(チャイルドロック・ふた開閉ロック・転倒湯もれ防止構造)は「最小限に抑える」設計で、ゼロにする設計ではありません
  • 自動加湿3段階・湯沸かし音セーブモードはEE-MC20のページに記載が見当たりません。「加湿中の運転音」のdBは現行4シリーズの中でEE-RVだけ見当たりません(EE-RVにも湯沸かし音セーブモードの前後dBはあります)
  • 製品保証の年数は公式サイトに一覧として見つけられませんでした。補修用性能部品の保有期間は「加湿器:6年」と別に明記されています

今日やることは1つだけ。「加湿中」の静かさを数値で見るか見ないかで、dBを公表しているEE-DG・EE-TC60・EE-MC20と、加湿中の運転音のdBが無いEE-RVのどちらを見るかを決めてください。象印ではここが実質的な分かれ目です。

注記:数字の条件

  • 電気代は公式に円の記載が無いため、当サイトが消費電力(W)×31円/kWh÷1,000で計算した値です(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価・2022年7月22日改定)。読者の契約単価とは異なります
  • 「加湿中の運転音」のdBはEE-DG・EE-TC60・EE-MC20で「沸とう時は除く」等の測定条件が付き、機種間の単純比較はしていません。EE-RVはこの項目だけ公式記載が見当たりませんでした(湯沸かし音セーブモードの前後dBは記載があります)
  • 湯沸かし音セーブモードの低減効果(約5〜8dB)は「自社基準による当社調べ」の試験結果です
  • 型番のハイフンの後の2文字が表す意味は、当サイトは公式の説明を見つけられていません。クエン酸洗浄の頻度は現行4シリーズのページに具体的な記載が見当たりませんでした(STAN. EE-FA50のページには「数か月に1回」とあります)
  • 「見当たらない」「見つけられない」は、当サイトが開いたページに記載が無かったという意味で、その項目が存在しないという意味ではありません。当サイトはこれらの加湿器を購入・使用しておらず、体感・使用感の評価は行っていません。価格の比較もしていません

出典(すべて2026年9月19日に当サイトが確認)

引用は原文どおりです。方式の比較に使った数値は、結論編「加湿器は加湿量の段ごとにどこがいい?」と1本目「加湿器はどの方式を選べばいい?」で確認したものと同じです。

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