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日立のドラム式洗濯乾燥機は、現行5機種すべての乾燥方式に「風アイロン」が入っています。ところが中身は2つに割れます。上の3機種は「らくはや 風アイロン(ヒートポンプ式)」、下の2機種(BD-CX100P・CG80P)は「風アイロン(低温ヒート式)」。ほぼ同じ名前で、乾燥の仕組みが別物です。結論編で7〜8kgの段の第1に挙げたBD-CG80Pは、下の側にいます。
カタログには「らくメンテ」「高濃度洗浄」「AIお洗濯」も並びます。この記事はその名前を1つずつ開けます。⛔ 引っかかりはもう1つ。下位機の特長ページの数値の多くは、1つ上のBD-CX100Pで測られた値です。
先に3行で
- 「風アイロン」には低温ヒート式とヒートポンプ式の2種類があります。BD-CG80Pは低温ヒート式で、水冷除湿のため排気口がなく結露しにくい代わりに、上位機の「らくはや 風アイロン」とは別物です
- 「らくメンテ」は槽洗浄の手間を「3〜4か月に1回」に減らす仕組みで、槽洗浄そのものを不要にする機能ではありません
- 自動投入・温水のコース・除菌清潔プラス・おいそぎコースは、BD-CG80Pには付いていません。ただし「上位機だけの機能」ではありません(おいそぎは下位の全自動洗濯機7機種すべてにあります)
洗濯機シリーズ(全7本)/この記事は2本目です
- 洗濯機のメーカーはどこがいい? 7社21機種の実数で比較(公開ずみ)
- 日立の洗濯機の機能(この記事)
- メーカー別の機能解説
- 洗濯機は何キロを選ぶ?(公開ずみ)
- 洗濯機の機能名、5社でこんなに違う|翻訳表(公開ずみ)
- 容量の段ごとに、どのメーカーかを言い切る
- 洗濯機の新製品【2026年秋】発売日と前の型から変わった点(新着情報)
この記事の材料
2026年9月12日に当サイトが開いた日立グローバルライフソリューションズの公式ページだけです(ラインアップとフルラインアップ/特長ページ6枚/14機種の仕様データ/サポートFAQ3件/「製品のご利用に関して」)。URLは記事末の出典欄に。1本目「洗濯機のメーカーはどこがいい?」では、日立を「同じ「風アイロン」という名前でも、日立は上位機がヒートポンプ式、下位機が低温ヒート式というように、同じ社内でも名前が同じで中身が違うケースがあります。」の1文で紹介しました。⚠️ 同じ記事の「上位機は発売予定」という見出しは、9月12日の公式では当てはまりません(近く直します)。
- まず1枚:日立の看板機能と、何をする機能か
- 前提:日立の洗濯機は、いま14機種です
- 機能① らくメンテ:槽洗浄の手間を減らす機能で、掃除を無くす機能ではありません
- 機能② 風アイロン:BD-CG80Pは低温ヒート式で、上位機のヒートポンプ式とは別物です
- 機能③ 高濃度洗浄:泡ではなく、洗剤液の濃度を高くする方式です
- 機能④ AIお洗濯:センシングで洗い方と時間を自動調整
- 機能⑤ 選べる便利な洗い方:BD-CG80Pにあるコース・ないコース
- 機能⑥ 低振動技術:4つの仕組みで脱水時の揺れを抑える
- 機能⑦ 液体洗剤・柔軟剤 自動投入:BD-CG80Pには付いていません
- 上位機と下位機の機能差(BD-CX100P と BD-CG80P)
- 保証:本体1年間と、部品保有6年
- 日立が向いていない人
- 当サイトが日立を7〜8kgの第1に挙げた理由
- 数値一覧(BD-CG80Pと近い機種の比較)
- よくある質問
- まとめ
- 注記:数字の条件
- 出典(すべて2026年9月12日に当サイトが確認)
まず1枚:日立の看板機能と、何をする機能か

| 公式の呼び名 | 何をする機能か(公式の説明より) | BD-CG80Pに付いているか |
|---|---|---|
| らくメンテ | 乾燥フィルターをなくし、糸くずを1か所にまとめる清潔機能 | 付いている |
| 風アイロン(低温ヒート式) | 大径ドラムと高速風でシワを伸ばす乾燥方式(衣類温度約65℃) | 付いている |
| 高濃度洗浄 | 少ない水で高濃度の洗剤液をつくって浸透させる洗い方 | 付いている |
| AIお洗濯 | 布量・水温・洗剤・布動きを見て洗い方や時間を自動調整 | 付いている |
| 低振動技術 | 脱水時の振動・騒音を抑える | 付いている(特長ページに記載) |
| 液体洗剤・柔軟剤 自動投入 | 洗濯のたびに洗剤・柔軟剤を自動で入れる | 非搭載 |
| 温水高濃度洗浄/除菌清潔プラス/おいそぎコース | 温水で洗う/除菌・消臭する/時短で洗う | 非搭載 |
※当サイトはBD-CG80Pを1台も購入しておらず、洗濯してもいません。汚れ落ちや仕上がりの評価は行わず、公式の説明と測定条件だけを扱います。
⛔ 読む前に1つだけ:この先の数値の「測定した機種」に注意してください
日立の特長ページはBD-CX100PとBD-CG80Pの共通ページで、末尾に日立自身の断りが逐語で入っています。「〇このページは、BD-CX100P、BD-CG80Pの特長を紹介しています。」「〇BD-CX100Pで説明しています。」(後者は、確認した6ページのうち5ページにあります)。つまり測定条件つきの数値の多くは、BD-CG80Pではなく上位のBD-CX100Pで測られた値です。型番がBD-CX100Pの数値は、BD-CG80Pの値ではありません。
前提:日立の洗濯機は、いま14機種です

2026年9月12日時点で、公式ラインアップの洗濯機・洗濯乾燥機は3系列14機種(ドラム式5・全自動7・タテ型洗濯乾燥機2)。2槽式2機種と衣類乾燥機単体3機種は対象外。⚠️ この表は当サイトの古い資料(8月25日時点)ではなく、この日の公式で作り直しました。資料にはBD-STX130Pが「8月下旬発売予定」と残っていましたが、公式の表示は「NEW」だけ=古かったのは当サイトの側です。
| 型番 | 洗濯/乾燥容量 | 本体幅 | 発売状況(2026-09-12時点) |
|---|---|---|---|
| BD-STX130P | 13kg/7kg | 600mm | NEW |
| BD-SX130P | 13kg/7kg | 600mm | NEW |
| BD-SVX120P | 12kg/6kg | 600mm | NEW |
| BD-CX100P | 10kg/5.5kg | 600mm | NEW・取り扱い先限定 |
| BD-CG80P | 8kg/4.5kg | 600mm | NEW |
| BW-X120P | 12kg/ー | 600mm | NEW・取り扱い先限定 |
| BW-X100P | 10kg/ー | 570mm | NEW |
| BW-X90P | 9kg/ー | 570mm | NEW |
| BW-V100P | 10kg/ー | 570mm | NEW |
| BW-V80P | 8kg/ー | 570mm | NEW |
| BW-V70P | 7kg/ー | 530mm | NEW |
| BW-G70P | 7kg/ー | 530mm | NEW |
| BW-DX100M | 10kg/5.5kg | 570mm | NEW表記なし・取り扱い先限定 |
| BW-DV80M | 8kg/4.5kg | 570mm | NEW表記なし・取り扱い先限定 |
※「本体幅」は公式の仕様データの項目名で、外形寸法の幅(638mm等)とは別。⛔ 幅を3つに読み分けているのは当サイトで、日立が「大容量」「スリム」のような区分名を使っているわけではありません(ラインアップ・フルラインアップ・仕様データのいずれにも見つけられませんでした)。
BD-CG80Pは、ドラム式5機種でいちばん小さい容量(洗濯8kg/乾燥4.5kg)です。外形寸法638×595×1,039mm・約65kg。
型番の読み方(当サイトが確認できた範囲)
- BD-=ドラム式洗濯乾燥機(ビッグドラム)/BW-=全自動洗濯機(ビートウォッシュ)とタテ型洗濯乾燥機
- 2文字目以降の英字(STX/SX/SVX/CX/CG など):格付けの部分。公式はドラム式をSTX130P・SX130P・SVX120P・CX100P・CG80Pの順で並べています。この順を「上位から下位」と読んだのは当サイトで、日立が明言しているわけではありません。⛔ 英字の文字数と序列は一致しません(SX130PはSVX120Pより2文字短いのに、公式の並びでは上位です)
- 数字:洗濯・脱水容量(kg)の10倍の値(例:CG80P=8.0kg)
- 末尾のP/M:⛔ 意味の公式な説明を当サイトは見つけられませんでした。ドラム式・全自動はP、タテ型はMで統一されている点は確認できます
- L/R:左開き/右開き(ドラム式のみ)
機能① らくメンテ:槽洗浄の手間を減らす機能で、掃除を無くす機能ではありません
らくメンテの図は公式ページ(BD-CG80P 特長:らくメンテ)にあります。
公式の説明は「乾燥フィルターをなくして、お手入れがらく。」。中身は3つです。
- 乾燥フィルターレス:「乾燥時のホコリや糸くずは、本体下部の[大容量糸くずフィルター]1か所に集約。乾燥のたびにしていたお手入れは不要になりました。」
- 3つの自動おそうじ機能:洗濯槽自動おそうじ(すすぎのあとに水道水で槽の見えない部分を洗い流す)、乾燥経路自動おそうじ(専用シャワーとドラムかくはん水流で洗い流す)、ドアパッキン自動おそうじ(次の洗濯運転時に裏側を洗い流す)。公式は洗濯槽自動おそうじの試験結果として「菌の減少率99%」「カビの抑制率99%」を出しています(試験依頼先=北里環境科学センター)
- 大容量糸くずフィルター:「1か所に約2週間分まとめられるから、お手入れの頻度を軽減します」。⛔ 公式の条件は「※当社調べ。洗濯~乾燥5.5kg、1日1回運転時。衣類の量・種類により効果は異なります。」——5.5kgはBD-CX100Pの乾燥容量で、BD-CG80Pは4.5kgです=この条件で回した値ではありません。抗菌材を使用(抗菌活性値2.0以上、ボーケン品質評価機構の試験)
⭐ 公式が別枠で添えているのが「らくメンテ洗浄」コース(槽洗浄4時間)で、仕様データにも載っています。⛔ 注記は「※洗濯槽用または衣類用の塩素系漂白剤をご使用ください。」「すべての乾燥機能が改善するわけではありません。」
⛔ 槽洗浄コースが要らなくなるわけではありません
公式は「洗濯槽クリーナーを使ってお手入れする『槽洗浄』コースの頻度は、3〜4か月に1回でOKに。」と説明。頻度が減るだけで、槽洗浄コース自体はなくなりません。サポートFAQも「自動おそうじ機能を設定している、またはらくメンテ搭載機種の場合=3~4ヵ月に1回」「自動おそうじ機能を設定していない、または自動おそうじ機能を搭載していない場合=1~2ヶ月に1回」と書き分けています。注記は「自動おそうじは洗濯機内の汚れを洗い流す機能ですが、より気持ちよくお使いいただくために、適宜、槽洗浄コースとの併用をおすすめします。」=「らくメンテ=掃除しなくていい」ではありません。
ドラム式にはもう1つ「洗濯運転終了後に、毎回槽乾燥をすることをおすすめします」(サポートFAQ)。この「毎回」は見落とされやすい手間です。
機能② 風アイロン:BD-CG80Pは低温ヒート式で、上位機のヒートポンプ式とは別物です
風アイロンの図は公式ページ(BD-CG80P 特長:風アイロン)にあります。
公式の見出しは「高速風でシワを伸ばして、ふんわりきれいな仕上がりに。」。仕様データで5機種ぶん並べます。
- 上位3機種(BD-STX130P・SX130P・SVX120P):「らくはや 風アイロン(ヒートポンプ式)」。除湿方式は「ヒートポンプ式(湿度センサー制御)」または「ヒートポンプ式」
- 下位2機種(BD-CX100P・CG80P):「風アイロン(低温ヒート式)」。除湿方式は「水冷除湿」
公式の説明は「直径約53cmの大きなドラムと高速風の力で、シワを伸ばしてしっかり乾燥。手前から衣類に直接風を当てることで袖まできれいに。」(特許技術)。衣類温度は約65℃まで上がり、この温度で除菌もします(試験機関=北里環境科学センター・菌の減少率99%)。条件は「※当社調べ。洗濯〜乾燥コースにおいて。一般社団法人 日本電機工業会で定めた試験布に温度センサーを取り付けて計測。乾燥時の温度は衣類の素材により異なります。また、乾き具合によっては、乾燥運転を延長し温度が高くなる場合があります。」——温度は素材と乾き具合で変わります。
水冷除湿方式で排気口がなく、結露しにくい
公式は「湿気を効率よく水に変えて除湿する水冷除湿方式を採用。本体に排気口がなく、部屋の湿度が上がりづらいから結露しにくい。また、ドラム内の温度が上がり過ぎないので乾燥中でもドア開閉ができます。」と説明。⛔ ただし「※ドラム内の水位や温度によってはドアが開かない場合があります。」「※乾燥時に水道水を使用しますので、水栓を閉めないでください。」が付きます。
「スチームアイロン」コースも付いています
公式は「ドラム内を高湿にし、衣類に高速風を吹きかけてシワを伸ばし、ニオイまで取り除きます。」と説明。BD-CG80Pは15分・乾いた衣類0.5kg以下。⛔ 「すべてのニオイを除去することはできません。」という注記が付きます。消臭の効き目は、公式が2機種とも同じ表で数値を出しています(タバコ臭のシャツを6段階臭気強度表示法で官能評価)。
| 機種 | 〈臭気強度〉運転前 | 〈臭気強度〉運転後 |
|---|---|---|
| BD-CX100P | 4.5 | 3.0 |
| BD-CG80P | 4.0 | 2.5 |
条件は「※当社調べ。洗濯6kg運転後につり干ししたシャツ、BD-CX100P、スチームアイロンコース15分において。」、目盛りは5:強烈なニオイ/4:強いニオイ/3:楽に感知できるニオイ/2:何のニオイかがわかる弱いニオイ/1:やっと感知できるニオイ/0:無臭の6段階(※時間の経過により変化する場合があります)。⛔ この条件文の型番はBD-CX100Pです。
⛔ 公式が付けている限界(風アイロン・「スチームアイロン」コース)
公式は、できないことを5つ書いています。名前から受け取る期待を日立自身が打ち消す部分です。
- 「●風アイロン・「スチームアイロン」コースは、衣類のシワを低減する機能ですが、衣類の量や素材、一緒に乾燥するものの種類によって仕上がりが異なります。」
- 「●アイロンでプレスしたような効果まではありません。」
- 「●シワが完全になくなるわけではありません。」
- 「●生乾きや乾いた衣類の仕上げとして乾燥運転だけをした場合は、シワをとることはできません。」
- 「●乾燥できないものには使えません。」
機能③ 高濃度洗浄:泡ではなく、洗剤液の濃度を高くする方式です

公式の説明は3段階。⛔ 効果の測定条件は「※当社調べ。BD-CX100P、洗濯6kg(6割負荷)時、標準コースにおいて。」——測ったのはBD-CX100Pで、その6kgはBD-CG80Pの6割負荷(4.8kg)とは別の条件です。
- 高濃度の洗剤液をつくる:「洗濯槽の外側から投入した洗剤と少量の水で、全体が同じ濃度になるように、ドラムを回転させて高濃度の洗剤液をつくります。」
- 高濃度の洗剤液を浸透させる:「ドラムの回転数を少し落とし、ドラムの下部に集まった高濃度の洗剤液に衣類をくぐらせて、浸透を促進。」
- たたき洗いをセンサーで制御:布質や布量を検知してドラムの回転数を上下させる(重い衣類はアップ、軽い衣類はダウン)
⚠️ 「高濃度洗浄」は日立だけの発想ではありません。5本目の翻訳表はパナソニックの「スゴ落ち泡洗浄」・AQUAの「泡フルウォッシュ」・シャープの「マイクロ高圧洗浄」を並べてこう書いています。「まとめると、日立の『高濃度洗浄』を泡の仲間だと思って比べると、そもそも比較になりません。濃い洗剤液で洗うことと、細かい泡で洗うことは別の話です。」(「洗濯機の機能名、5社でこんなに違う|翻訳表」より引用。原文の「高濃度洗浄」のかぎ括弧は、括弧の重なりを避けるため『』に置き換えています)。原理が違うため、当サイトは優劣を判定しません。
機能④ AIお洗濯:センシングで洗い方と時間を自動調整

公式の説明は「複数のセンサーで洗濯のさまざまな状況をセンシング。洗剤の種類や布質、汚れの量、水の硬度、布動きなどの状況に合わせて洗い方や運転時間などを自動で制御。」。工場出荷時はオフ設定で、標準コースの洗濯・洗濯〜乾燥運転時にだけ作動します。⛔ 注記は「※使用水量・消費電力量・運転時間が増減します。」、そして「※繊維の種類を判別する機能はありません。」——布質は見ますが、繊維の種類を見分ける機能ではありません。
公式が挙げる効果は4つ。①汚れの量が多いときは時間を延長してしっかり落とす(ケチャップ汚れ・綿100%。条件は「※当社調べ。BD-CX100P、洗濯6kg(6割負荷)時。脱水後の衣類を比較。」=これもBD-CX100Pの値です)、②水の硬度が低く水温が高いときは洗濯時間を短縮(条件は「※当社調べ。定格負荷運転時、標準コース、水硬度30ppm、水温25℃、化繊のみの条件において。」。公式は機種ごとに数値を出しており、BD-CG80P「オフ時:運転時間38分、オン時:運転時間36分」/BD-CX100P「39分→37分」=38分→36分がBD-CG80Pの値です)、③化繊衣類が多いときは乾燥制御で時間を短縮、④水温が低いときは逆に時間を延長して脱水(「水温が低いと、水の表面張力が大きくなり、衣類と吸着する力が強くなります。」)。
機能⑤ 選べる便利な洗い方:BD-CG80Pにあるコース・ないコース

BD-CG80Pにあるのは低騒音・おしゃれ着・毛布・温風ほぐし脱水の4つ。除菌清潔プラス・おいそぎはBD-CX100Pにあり、BD-CG80Pにはありません(比較表で「ー」)。⚠️ この2つは「上位機だけ」ではありません。14機種を当てるとおいそぎはBD-CG80P以外の13機種すべてに、除菌清潔プラスは5機種(BD-STX130P・SX130P・CX100P・BW-DX100M・DV80M。BD-SVX120Pには無し)にありました。
| コース | BD-CX100P | BD-CG80P |
|---|---|---|
| 低騒音コース | ● | ● |
| 除菌清潔プラスコース | ● | ー |
| おしゃれ着コース | ● | ● |
| おいそぎコース | ● | ー |
| 毛布コース | ● | ● |
| 温風ほぐし脱水 | ● | ● |
低騒音コースは「標準コースより運転音を抑えて乾燥運転をするコース」(BD-CG80P:3.5kg以下、BD-CX100P:4.5kg以下。⛔ 標準コースより衣類のシワ・使用水量・運転時間・消費電力量が増えます)。毛布コースはBD-CG80Pが洗濯3kg・洗濯〜乾燥3kg(薄手シングル毛布1枚、掛ふとん1枚〈1kg〉まで)。⛔ お洗濯キャップの条件は公式の中で範囲が2通りです(特長ページ=「※掛ふとんの洗濯運転には」/仕様データ=「※毛布コースの洗濯運転には、別売のお洗濯キャップをご使用ください。」)。品番MO-F104・希望小売価格3,300円(税込)。おしゃれ着コースは「たっぷりの水を循環させながら、ドラムをほとんど回転させずにやさしく洗います」(2kg以下)。
機能⑥ 低振動技術:4つの仕組みで脱水時の揺れを抑える

公式は仕組みを4つ挙げます。①5重流体バランサー(振動振幅を低減)、②3D加速度センサー(振動を検知して回転数を調整)、③ダンパー(床への衝撃を和らげる)、④高減衰ラバー(床に伝わる衝撃を抑える)。⛔ 出どころは特長ページ「デザイン・設置」で、仕様データにこれらの項目はありません(14機種を数えて0件)。⛔ 効果は実測しておらず比較はできません。上位のBD-STX130Pは別構成。
機能⑦ 液体洗剤・柔軟剤 自動投入:BD-CG80Pには付いていません

自動投入が付くのは8機種で、残る6機種は「ー」(非搭載)=BD-CG80Pは「ー」の側です。公式FAQによると使えるのは「水30Lに対する利用量が3〜30mlの液体の合成洗剤と柔軟剤」で、「粉末洗剤、液体の中性洗剤、漂白剤は自動投入タンクに入れないでください」という制限があります。
| 系列 | 自動投入あり(8機種) | 自動投入なし=「ー」(6機種) |
|---|---|---|
| ドラム式洗濯乾燥機(5) | BD-STX130P・BD-SX130P・BD-SVX120P・BD-CX100P | BD-CG80P |
| 全自動洗濯機(7) | BW-X120P・BW-X100P・BW-X90P | BW-V100P・BW-V80P・BW-V70P・BW-G70P |
| タテ型洗濯乾燥機(2) | BW-DX100M | BW-DV80M |
※仕様データの「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」の欄を1件ずつ読んで作成。全自動洗濯機ではXとVが有無の境目です。
上位機と下位機の機能差(BD-CX100P と BD-CG80P)

すぐ上のBD-CX100Pと比べると下位機が失う機能がわかります。
| 項目 | BD-CX100P(10kg/5.5kg) | BD-CG80P(8kg/4.5kg) |
|---|---|---|
| 液体洗剤・柔軟剤 自動投入 | 自動投入 | ー |
| 黄ばみ除去・予防機能 | ー | ー |
| 除菌清潔プラスコース | 1kg | ー |
| おいそぎコース(洗濯) | 6kg | ー |
| スマートフォン連携 | ー | ー |
| 洗濯(標準コース)消費電力量 | 65Wh | 60Wh |
| 洗濯〜乾燥(標準コース)消費電力量 | 約1,590Wh | 約1,380Wh |
⚠️ 容量が大きいBD-CX100Pのほうが、洗濯〜乾燥の消費電力量は多くなります(約1,590Wh対約1,380Wh)。「上位機だから電気が少ない」わけではなく、容量差がそのまま電気の差になっています。なお黄ばみ除去・予防機能とスマートフォン連携は2機種とも「ー」。
保証:本体1年間と、部品保有6年
公式のサポートFAQでは、保証期間は「本体:お買い上げ日より1年間」(保証期間中でも、無料修理規定に該当しない場合は有料)。延長する「ハピネスプラス長期保守サービス」(有料)もあり、未加入でも「メーカー保証期間中であればいつでも加入」できます(1年の保証期間が終わる日から15日前まで)。
補修用性能部品の保有期間は、洗濯機・衣類乾燥機とも製造打ち切り後6年間。⭐ 同じページの年数を数えると、6年が43項目でいちばん多く(21項目)=日立の標準的な長さです(最長10年、最短5年)。⛔ 他社の保証年数・部品保有期間は調べていません。
日立が向いていない人
次に当てはまる人は、BD-CG80Pを第1候補にしなくてよいと当サイトは考えます。
- 自動投入を使いたい人。すぐ上のBD-CX100P(同じ低温ヒート式・10kg/5.5kg)か、BW-X系3機種、タテ型のBW-DX100Mが候補です。BW-V系とBW-G70P・BW-DV80Mには付いていません
- スマートフォン連携を使いたい人。ドラム式で対応するのはBD-STX130P・SX130Pだけです
- ヒートポンプ式の乾燥がほしい人。日立では上位3機種(BD-STX130P・SX130P・SVX120P)になります
- 除菌清潔プラス・おいそぎコースを使いたい人。どちらもBD-CX100Pにはあります
- 8kgより大きい容量が必要な人。洗濯8kg/乾燥4.5kgが上限です
当サイトが日立を7〜8kgの第1に挙げた理由
結論編で当サイトは7〜8kgの段の第1にBD-CG80Pを挙げています。理由は2つです。①洗濯〜乾燥の消費電力量が、この段で数値を確認できた4機種で最小(約1,380Wh=1回あたり約43円)。②乾燥で増える水もいちばん少ない(75L→80L=+5L。他は+12〜23L)。⛔ 寸法や質量は理由に入っていません(結論編で設置の観点から挙げているのは別の機種です)。汚れ落ちの評価や優劣判定も入っていません。
商品カードについて(正直に書きます)
用意できている商品カードは右開き(BD-CG80PR-W)の1台だけです。左開き(BD-CG80PL-W)、BD-CX100P・BD-STX130P・BW-X120P・BW-V80Pのカードはありません。ドラム式は開く向きが設置場所で決まるので、必ずご確認ください。当サイトは価格を調べていません(日立は「オープン価格」で、公式に「オープン価格商品の価格は販売店にお問い合わせください」とあります)。カードに出る価格は販売店の表示値で、日々変わります。
数値一覧(BD-CG80Pと近い機種の比較)
| 項目 | BD-CG80P | BD-CX100P | BW-X120P | BW-V80P |
|---|---|---|---|---|
| 洗濯/乾燥容量 | 8kg/4.5kg | 10kg/5.5kg | 12kg/ー | 8kg/ー |
| 乾燥方式 | 風アイロン(低温ヒート式) | 風アイロン(低温ヒート式) | ー | ー |
| 自動投入 | ー | 自動投入 | 自動投入 | ー |
| 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 638×595×1,039mm | 638×645×1,039mm | 640×650×1,077mm | 608×610×930mm |
| 質量 | 約65kg | 約68kg | 約55kg | 約36kg |
| 消費電力量(洗濯・標準) | 60Wh | 65Wh | 64Wh | 44Wh |
| 消費電力量(洗濯〜乾燥・標準) | 約1,380Wh | 約1,590Wh | ー(乾燥なし) | ー(乾燥なし) |
| 標準使用水量(洗濯) | 75L | 83L | 123L | 92L |
| 運転音(洗い/脱水/乾燥) | 36/37/49dB | 36/37/49dB | 37/37/ーdB | 32/39/ーdB |
| 設置可能な防水パン(内寸奥行) | 540mm以上 | 540mm以上 | 530mm以上 | 530mm以上 |
よくある質問
Q. BD-CG80Pの「風アイロン」はヒートポンプ式ですか?
A. いいえ、低温ヒート式(水冷除湿)です。ヒートポンプ式の「らくはや 風アイロン」は上位3機種だけです。
Q. BD-CG80PとBD-CX100Pは何が違いますか?
A. 容量(8kg/4.5kg対10kg/5.5kg)に加え、BD-CG80Pには自動投入・除菌清潔プラス・おいそぎが付いていません。寸法は幅・高さが同じで奥行だけ50mm短く(595mm対645mm)、質量は約3kg軽い数字でした。
Q. らくメンテがあれば槽洗浄コースは使わなくていいですか?
A. いいえ。日立公式は、仕様ページの注記で「※槽洗浄コースは、洗濯槽クリーナーを使ってお手入れするコースです。らくメンテ搭載機種は、3~4か月に1回程度のお手入れをおすすめします。自動おそうじ(洗濯槽自動おそうじ)を使用していない場合は1~2か月に1回、自動おそうじ(洗濯槽自動おそうじ)を継続使用している場合は3~4か月に1回程度のお手入れをおすすめします。」と書いており、頻度が減るだけで、槽洗浄コース自体はなくなりません。
Q. BD-CG80Pで自動投入は使えますか?
A. 使えません。公式の仕様データで「ー」(非搭載)と明記されています。自動投入があるのは14機種のうち8機種=ドラム式4機種(BD-STX130P・SX130P・SVX120P・CX100P)、全自動洗濯機3機種(BW-X120P・X100P・X90P)、タテ型1機種(BW-DX100M)です。
Q. 洗濯機の保証は何年ですか?
A. 本体保証は1年間(有料の延長サービスあり)、補修用性能部品は製造打ち切り後6年間です。他社との年数比較は今回行っていません。
まとめ
- 「風アイロン」は低温ヒート式(BD-CG80P・CX100P)とヒートポンプ式(上位3機種)の2種類があり、同じ名前でも別物です。BD-CG80Pは水冷除湿で、衣類温度約65℃まで上がり除菌もしますが、排気口がない代わりに水道水を使うため水栓を閉められません。⛔ ただし公式は「●アイロンでプレスしたような効果まではありません。」「●シワが完全になくなるわけではありません。」と明記しています
- 「らくメンテ」は槽洗浄の頻度を3〜4か月に1回に減らす機能で、槽洗浄コース自体は必要です。ドラム式は洗濯運転終了後、毎回の槽乾燥が推奨されます
- 「高濃度洗浄」は洗剤液の濃度を高くする方式で、他社の「泡」系とは原理が違い、比較になりません(5本目の翻訳表より)
- BD-CG80Pには、自動投入・温水のコース・除菌清潔プラス・おいそぎ・スマホ連携が付いていません。自動投入だけならすぐ上のBD-CX100Pで手に入ります。スマホ連携はドラム式では上位2機種(BD-STX130P・SX130P)まで上がらないとありません(全自動のBW-X120P、タテ型のBW-DX100Mにはあります)
- 保証は本体1年間、部品保有は6年間。他社との年数比較はしていません
今日やることは1つだけ。自動投入・スマホ連携・ヒートポンプ乾燥のうち、自分に必要な機能がBD-CG80Pに付いているかを、上の表で確認してください。
注記:数字の条件
- 消費電力量・使用水量・運転時間は日立が定める測定条件(日本電機工業会・自主基準「洗濯機性能評価基準」2025年12月22日時点によるもの等)での値で、「衣類の量や種類、片寄り、室温、据付状態等により、使用水量・消費電力量・運転時間が増減します」という但し書きが公式に付きます。電気代は「消費電力量(Wh)÷1,000×31円/kWh」(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価・2022年7月22日改定)で当サイトが計算した参考値です
- ⛔ 特長ページの数値の多くはBD-CX100Pで測られた値です(公式が「〇BD-CX100Pで説明しています。」と明記)。条件文の型番はそのまま残してあります
- 発売状況は公式ラインアップのバッジ(NEW)と注記(「※この商品はお取り扱い先を限定しております。」)を書き写したものです
- 「見つけられませんでした」は、当サイトが開いたページに記載が無かったという意味で、その項目が存在しないという意味ではありません
出典(すべて2026年9月12日に当サイトが確認)
- 日立グローバルライフソリューションズ「洗濯機・衣類乾燥機(ラインアップ)」
- 同「洗濯乾燥機 ビッグドラム BD-CG80P」製品ページ・特長ページ6枚・仕様ページ/同「BD-CX100P」/同「BW-X120P」/同「BW-V80P」
- 同「洗濯機・衣類乾燥機(フルラインアップ)」
- 同 14機種すべての仕様データ(
/wash/common/json/<型番>.jsonと共通の注記ファイルannotation.json)。⚠️ BD-CG80Pの特長ページは、実体としてBD-CX100Pの特長ページ(/wash/lineup/bd-cx100p/featureNN.html)の本文を読み込んで表示しています。測定条件はその実体のページから引きました - 日立サポートFAQ「自動投入の設定方法が知りたいです。」/同「洗濯槽洗浄と洗濯槽乾燥をする頻度は、どのくらいですか?」/同「洗濯機の保証書や保証期間を知りたいです。」
- 日立「製品のご利用に関して」
- 全国家庭電気製品公正取引協議会「よくある質問Q&A」Q7(目安単価31円/kWh・2022年7月22日改定)
引用は原文どおりです(1か所だけ『』に置き換えた旨を本文に明記)。当サイトは日立の洗濯機を1台も購入・使用しておらず、汚れ落ちの評価も価格の比較もしていません。


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