タイガーの炊飯器の機能を解説|ご泡火炊き・とろ火IH制御・多段階圧力は何をする機能か【現行14シリーズ22機種】

タイガーの炊飯器の機能(2026年9月時点・現行22機種) 炊飯器

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タイガーの炊飯器には「ご泡火(ほうび)炊き」「極うま強火IH」といった看板の名前が並んでいますが、同じシリーズ名でも内なべの素材や火力、保温時間は機種ごとに違います。当サイトは2026年9月24日にタイガー魔法瓶公式の製品ページ・比較表・プレスリリースを開き、現行14シリーズ・22機種の看板機能を1つずつ確認しました。この記事は、タイガーの看板機能が何をする機能なのかを、機種ごとに確かめる回です。当サイトはこれらの機種を1台も購入・使用しておらず、味や炊き上がりの評価は行っていません。

先に3行で

  • 「ご泡火炊き」の名がつくのは現行22機種のうち7機種です。土鍋を使う「土鍋ご泡火炊き」はJRT-A100・JRX-S060・JRL-A100の3機種、内なべ外側に「土鍋かまどコート」を使うご泡火炊きはJRI-S100・JRI-S180・JRI-C060・JPD-G060の4機種で、内なべの素材が違います
  • 「とろ火IH制御」「旨み対流形状」「匠おひつ保温」「300℃ WレイヤーIH」の4つはJRT-A100だけの機能です。「とろ火IH制御」「旨み対流形状」「匠おひつ保温」の3つは2026年6月21日発売の最上位モデルで新しく搭載された機能です(300℃ WレイヤーIH自体は生産終了のJRX-S100にもありました)。近い土鍋機のJRX-S060にも似た名前の機能はありますが、内容が別です(WレイヤーIHは250℃どまり、おひつ保温に「匠」は付きません)
  • 内なべの保証年数は機種で1〜5年に分かれます。「割れ」まで保証されるのはJRT-A100・JRX-S060(5年)とJRL-A100(3年)の3機種で、JPW-K・JBS-G・JBH-Gの5機種は内なべ保証が1年です

炊飯器シリーズの目次

  1. 炊飯器のメーカーはどこがいい? 8社の違いを94シリーズの実数で比較(入口)
  2. 日立の炊飯器の機能を解説|蒸気カット・圧騰甘み炊き・沸騰鉄釜は何をする機能か【現行4機種】
  3. 象印の炊飯器の機能を解説|炎舞炊き・豪炎かまど釜・わが家炊きは何をする機能か【現行16シリーズ】
  4. タイガーの炊飯器の機能(この記事)
  5. 「圧力IH」「可変圧力IH」「真空圧力IH」は何が違う? 8社の呼び名を1枚の表に
  6. 炊飯器の電気代は高い機種と安い機種で年いくら違うか|5.5合47機種の年間消費電力量で計算
  7. 炊飯器は容量の段ごとにどこがいい? 3〜4合・5.5合・1升で選ぶメーカー【94シリーズ実数】(結論編)

結論編「炊飯器は容量の段ごとにどこがいい?」は、3〜4合の段でタイガー JRX-S、5.5合の段でタイガー JRT-A100を「内釜の割れが不安な人」の第3に挙げています(2026年8月18日確認分)。この記事はその順位を変えるものではなく、タイガーを選ぶ場合に知っておきたい看板機能の中身を、現行14シリーズ・22機種に広げて確認する回です。

まず1枚:タイガーの看板機能と、付いている機種

タイガーの看板機能ごとに付いている機種数(現行22機種中)
タイガーの看板機能、名前ごとに付いている機種の数が違います(出典:タイガー魔法瓶公式・2026年9月24日確認)
公式の呼び名 何をする機能か 付いている機種
ご泡火炊き(シリーズ名) 「甘みと旨みを引き出す大火力と、粒立ちを守る優しい泡。」特集ページが挙げる土鍋釜のJRT-A・JRX-S060・JRL-Aと、内なべ外側に「土鍋かまどコート」を使うJRI-S・JRI-Cの4ラインアップに加え、品名に「ご泡火炊き」が付くJPD-G060を含む JRT-A100・JRX-S060・JRL-A100・JRI-S100・JRI-S180・JRI-C060・JPD-G060の7機種
土鍋ご泡火炊き(土鍋モデルの名) 本物の土鍋を内なべに使うシリーズの品名「土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火炊き」 JRT-A100・JRX-S060・JRL-A100の3機種
300℃ WレイヤーIH 「IHの2層構造で、発熱パワーを大幅アップし、最高温度約300度の大火力を実現」(JRT-A100の測定値。JRX-S060は250℃版) JRT-A100のみ1機種
とろ火IH制御【NEW!】 「従来のIH制御では困難だった連続した弱火を、”間引き”制御によって実現。」 JRT-A100のみ1機種
旨み対流形状【NEW!】 「土鍋の厚みを精密に変化させた「旨み対流形状」を新たに開発」 JRT-A100のみ1機種
匠おひつ保温【NEW!】 「「黄ばみ」や「ベタつき」を抑えて、最大24時間ふっくらとおいしく保温します。」 JRT-A100のみ1機種(JRX-S060は「おひつ保温」)
多段階圧力(ソレノイド式多段階圧力機構) 「電磁機能部品 ソレノイドの押す力加減で、圧力を段階的に分けて調整。」 JRT-A100・JRX-S060・JRL-A100・JRI-S100・JRI-S180・JRI-C060・JRI-T100・JRI-T180の8機種
可変W圧力 比較表の加熱方式欄の語。説明文は当サイトでは見つけられませんでした JPD-G060・JPA-Z100の2機種
極うま強火IH(圧力なし) 「高加熱で内なべの底と側面から、内なべ全体を強火で包み込んで…」(この先は当サイトが開いたページでは確認できていません) JPW-J100・JPW-J180・JPW-K100・JPW-K180・JPF-G055の5機種
銘柄巧み炊きわけ JRT-A100は「79銘柄&6地域の産地炊きで85種の炊きわけ」、JRX-S060は「70種類の銘柄巧み炊きわけ」 JRT-A100・JRX-S060の2機種

粒立ち保温(プログラム)は「保温時にも蒸気センサーを活用することで、ごはんから出る蒸発水量を感知して昇温温度を管理し…」という機能で、当サイトが開いたJRI-S/C・JRI-T・JPVシリーズ・JPW-Jのページに記載がありましたが、22機種すべてを1台ずつ照合しきれていないため、上の表・図には件数を入れていません。

前提:タイガーの炊飯器は、いま14シリーズ22機種です

当サイトが2026年9月24日にタイガー魔法瓶公式の炊飯器仕様比較ページを開いて確認した範囲では、現行ラインアップは14シリーズで、容量違いを分けると22機種です。同じ比較表にあった5.5合のJRX-S100は、製品ページに「※S100は生産終了」と明記されていたため、この記事の現行機種からは除いています。JRT-A100・JRL-A100・JRI-S100/S180は2026年6月21日発売の新製品です(2026年6月4日付プレスリリースに「※060サイズは昨年から継続販売」とあり、JRI-C060とJRX-S060は新製品に含まれません)。

型番の読み方(当サイトが確認できた範囲)

  • JRT-A・JRX-S・JRL-Aの3シリーズは「土鍋ご泡火炊き」です。内なべはJRT-A・JRL-Aが「土鍋釜」、JRX-S060は「本土鍋」と、公式ページの表記が分かれています。公式の位置づけはJRT-Aが「最上位モデル」、JRL-Aが「プレミアムモデル」です
  • JRI-S・JRI-Cは内なべ外側に「土鍋かまどコート」を使う「ご泡火炊き」の「エントリーモデル」(公式の語)です。近い型番のJRI-Tは内なべが「遠赤5層土鍋蓄熱コート釜」で、ご泡火炊きの名は付きません
  • JPV-L・JPV-Mは圧力IHの中位〜下位機で、公式はJPV-Mを「タイガー圧力IHジャー炊飯器のエントリーモデル」と呼んでいます
  • JPW-J・JPW-Kは圧力を使わない「極うま強火IH」です。公式はJPW-Kを「ハイバリューモデル」と呼んでいます
  • JPD-G・JPA-Zは比較表の加熱方式欄で「可変W圧力」と表記される機種です。公式はJPA-Zを「限定商品」「スマートフォン連携モデル」と呼んでいます
  • JPF-G・JBS-G・JBH-Gは3〜5.5合の小型機です。JPF-Gは極うま強火IH、JBS-Gは「釜包みヒーター」、JBH-Gは「全面加熱(ふた・側面・底)」で、いずれも圧力機構がありません
  • 型番末尾の数字(060・100・180など)は比較表を見る限り容量の目安(060=3.5合、055=3合、100・102=5.5合、180・182=1升)とおおむね対応していますが、この数字の意味そのものを説明する公式の文は、当サイトが開いたページには見当たりませんでした

機能① ご泡火炊きと土鍋ご泡火炊き:内なべの素材で2系統に分かれます

タイガー公式の「ご泡火炊き」特集ページは、シリーズの狙いをこう説明しています。「甘みと旨みを引き出す大火力と、粒立ちを守る優しい泡。」そのうえで「土鍋釜を採用したJRT-A型・JRL-A型 内なべ外側に「土鍋かまどコート」を採用したJRI-S型・JRI-C型の4つのラインアップ」と、内なべの素材で2系統に分けています。当サイトが比較表で確認した範囲では、この4系統にJRX-S060(土鍋釜)を加えた6機種が「ご泡火炊き」に当たります。特集ページの「4つのラインアップ」にJPD-G060は入っていませんが、JPD-G060の製品ページの品名にも「圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>ご泡火炊き JPD-G060」と「ご泡火炊き」が付いており、当サイトはこれを含めて7機種を「ご泡火炊き」として扱います。

本物の土鍋を使う「土鍋ご泡火炊き」は、JRT-A・JRX-S・JRL-Aの品名に「土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火炊き」と明記されている3機種(JRT-A100・JRX-S060・JRL-A100)です。JRI-S・JRI-C・JPD-G060は内なべの素材が土鍋そのものではなく、外側に「土鍋かまどコート」を使う方式(JPD-G060は「遠赤9層土鍋かまどコート釜」)で、同じ「ご泡火炊き」でも内なべの構造が違います。なおJPD-G060は比較表の加熱方式欄では「可変W圧力IH」に分類されています。

機能② 300℃ WレイヤーIH:JRT-A100だけが到達する温度です

タイガー公式の「ご泡火炊き」特集ページは「IHの2層構造で、発熱パワーを大幅アップし、最高温度約300度※1の大火力を実現」と説明しています。※1の注記は「JRT-A100において、約300度。「白米」メニュー4合、炊きわけ「しゃっきり」、火かげん「強」炊飯時。内なべ外側底面の温度。(当社調べ)」です。

同じ土鍋モデルのJRX-S060にも「WレイヤーIH」はありますが、当サイトが開いたページでは最高温度が250℃と、JRT-A100より50℃低い表記です。「WレイヤーIH」という同じ構造の名前でも、実際に届く温度は機種で違います。


機能③ とろ火IH制御:連続した弱火を”間引き”で作る新機能です

タイガー公式の2026年5月21日付プレスリリースは、とろ火IH制御をこう説明しています。「従来のIH制御では困難だった連続した弱火を、”間引き”制御によって実現。」あわせて「ごはんの甘み約19%アップ」という数字を挙げていますが、これは自社の旧機種JRX-S100(2025年製)との還元糖の比較(当社調べ)で、他社の機種と比べた数字ではありません。この機能が確認できたのはJRT-A100のみで、2026年6月21日発売の新機能【NEW!】です。

機能④ 旨み対流形状:土鍋の厚みを精密に変えた新構造です

タイガー公式の2026年5月21日付プレスリリースは「土鍋の厚みを精密に変化させた「旨み対流形状」を新たに開発」と説明しています。同社の2026年6月4日付プレスリリースは、この構造を「【NEW!】理想の対流を創り出す「旨み対流形状」」と表現しています。当サイトが開いたページには、これ以上の仕組みの説明は見当たりませんでした。この機能はJRT-A100のみの新機能です。

機能⑤ 匠おひつ保温:最大24時間、黄ばみとベタつきを抑える保温です

タイガー公式の2026年6月4日付プレスリリースは「「黄ばみ」や「ベタつき」を抑えて、最大24時間ふっくらとおいしく保温します。」と説明しています。近い機種のJRX-S060にも保温機能はありますが、公式の呼び名は「匠」が付かない「おひつ保温」で、当サイトが確認した範囲では同じ機能かどうかは判別できませんでした。保温時間は比較表でJRT-A・JRX-S・JRL-A・JRI-S/C・JRI-T・JPV・JPW-J/K・JPD-G・JPA-Zが「24時間保温」、JBH-Gが「12時間保温」です(JPF-G・JBS-Gは比較表の並びから確定できませんでした)。

機能⑥ 多段階圧力と可変W圧力:呼び名が2通りあります

圧力を段階的に調整する仕組みについて、タイガー公式は「電磁機能部品 ソレノイドの押す力加減で、圧力を段階的に分けて調整。」と説明しています。この「多段階圧力」(ソレノイド式多段階圧力機構)が確認できたのは、JRT-A100・JRX-S060・JRL-A100・JRI-S100・JRI-S180・JRI-C060・JRI-T100・JRI-T180の8機種です。

一方、比較表の加熱方式欄でJPD-G060・JPA-Z100の2機種には「可変W圧力」という別の語が使われています。当サイトが開いたページでは、この「可変W圧力」がどういう仕組みかを説明する文が見つかりませんでした。同じ「圧力」でも、機種によって公式の呼び名が違います。

なお炊飯時の気圧の具体的な数値(何気圧まで上がるか)は、当サイトが開いたタイガー公式のページには記載がありませんでした。結論編が引用している「土鍋釜70〜80MPa」という数字は、土鍋素地の曲げ強度の比較(当社調べ)であり、炊飯時の気圧の数値ではありません。

機能⑦ 極うま強火IH:圧力を使わない強火の炊き方です

圧力機構のないJPW-J・JPW-K・JPF-Gシリーズが使う「極うま強火IH」を、公式ページは「高加熱で内なべの底と側面から、内なべ全体を強火で包み込んで…」と説明しています(当サイトが開いたページでは、この続きの文までは確認できていません)。JPW-K100は約3.6kgで、この記事で確認した22機種のうち4番目に軽い機種です(もっとも軽いのはJBS-G055の2.7kg)。

機能⑧ 銘柄巧み炊きわけ:JRT-A100は85種、JRX-S060は70種類です

お米の銘柄に合わせて炊き方を変える機能について、JRT-A100の公式ページは「79銘柄&6地域の産地炊きで85種の炊きわけ」【NEW!】、JRX-S060の公式ページは「70種類の銘柄巧み炊きわけ」と説明しています。当サイトが開いたページの範囲では、この機能の名前が確認できたのはJRT-A100・JRX-S060の2機種のみで、他のシリーズには記載が見当たりませんでした。

機能⑨ 粒立ち保温:蒸気センサーで保温中の温度を管理します

保温中の品質を保つ「粒立ち保温(プログラム)」について、公式ページは「保温時にも蒸気センサーを活用することで、ごはんから出る蒸発水量を感知して昇温温度を管理し…」と説明しています(この続きの文は当サイトでは未確認です)。当サイトが開いた範囲では、JRI-S・JRI-C、JRI-T、JPVシリーズ、JPW-Jのページに記載がありましたが、22機種すべてを1台ずつ照合できていないため、他の機種にあるかどうかは断定しません。

上位機と下位機の機能差:新機能はJRT-A100に集中しています

当サイトが開いた公式ページの範囲で、2026年6月21日発売のJRT-A100だけにあるのは、①300℃ WレイヤーIH(JRX-S060は250℃)、②とろ火IH制御、③旨み対流形状、④匠おひつ保温(JRX-S060は「おひつ保温」)、⑤79銘柄・85種の炊きわけ(JRX-S060は70種類)の5点です。多段階圧力・ご泡火炊きという枠組み自体はJRX-S060・JRL-A100・JRI-S/Cにも共通してあり、JRT-A100だけが持つのは主に2026年の新機能です。

下位機(JPW-K・JBS-G・JBH-G)だけが持つ機能として、当サイトが今回開いたページの範囲で見つかったものはありませんでした。これらの機種は圧力機構自体がなく、公式はJPW-Kを「ハイバリューモデル」と位置づけています。

保証:内なべの保証年数は1〜5年に分かれます

タイガーの内なべ保証年数ごとの機種数(現行22機種)
タイガーの内なべ保証は年数で分かれ、「割れ」を含むのはJRT-A100・JRX-S060・JRL-A100の3機種です(出典:タイガー魔法瓶公式・2026年9月24日確認)

タイガーの土鍋モデルの公式ページは、内なべの割れ保証についてこう注記しています。「※土鍋釜を故意に傷つけたり、割った場合や取扱説明書の記載事項にそわない使いかたをされた場合は対象外です。」当サイトが比較表で確認した範囲では、内なべ保証は次の4段階に分かれます。①「割れ」を含む5年=JRT-A100・JRX-S060の2機種、②「割れ」を含む3年=JRL-A100の1機種、③内面コーティングのみ3年=JRI-S100・JRI-S180・JRI-C060・JRI-T100・JRI-T180・JPV-L100・JPV-L180・JPV-M100・JPV-M180・JPW-J100・JPW-J180・JPD-G060・JPA-Z100・JPF-G055の14機種、④内なべ1年=JPW-K100・JPW-K180・JBS-G055・JBH-G102・JBH-G182の5機種です(合計22機種)。5.5合でJRX-S060と並ぶ5年保証を持つのはJRT-A100だけで、これはJRX-S100が生産終了になったためです。

内ぶたについては、JRT-Aの公式ページに「内ぶたは食器洗い乾燥機に対応しています。」とあります。食洗機に対応するのは内ぶただけで、内なべ本体の対応可否とは別です。

タイガーが向いていない人

  • 置き場所に余裕がない人。JRT-A100は28.4×36.7cm・7.3kgで、ふたを開けたときの高さも48.6cmと、この記事で確認した22機種の中でも大きいほうです。土鍋を使う3機種はいずれも6.1〜7.3kgあります
  • 内なべを食器洗い乾燥機で洗いたい人。タイガー公式「炊きたて50」は、土鍋圧力IH・圧力IHの炊飯器の内なべの扱いとして「食器洗い乾燥機・食器乾燥機は使用しない」を挙げています(圧力のない機種についての記載は、当サイトが開いたページにはありませんでした)。内ぶたが食洗機に対応すると公式ページに書いてあるのはJRT-A・JRI-S/C・JPW-J・JPW-Kなど(JPD-Gはスチームキャップのみ)です
  • 内なべの保証年数を重視する人で、JPW-K・JBS-G・JBH-Gを検討している人。この3シリーズ5機種は内なべ保証が1年です(他の17機種は3〜5年)
  • お手入れの手間をできるだけ減らしたい人のうち、部品点数の少なさで選びたい人。お手入れ部品はJRT-A・JRX-S・JRL-A・JRI-S/C・JRI-T・JPW-J/Kが「2点」なのに対し、JPD-Gは「お手入れ時の部品点数はたったの3点」、JPF-Gは「部品点数はたったの3点」と公式が説明しています(他の機種の点数はこの記事では確認していません)

内なべの取り扱いについて、タイガー公式「炊きたて50」は土鍋圧力IH・圧力IHどちらの炊飯器についても「洗米時、内なべにザルを乗せない」「内なべを炊飯以外の調理に使わない(ガス火にかけたり、IH調理器や電子レンジなどに使わない)」「スポンジの粒子面や金属たわしなど、かたいものでお手入れしない」という注意事項を挙げています。同ページは注意事項を「土鍋圧力IHジャー炊飯器の場合」「圧力IHジャー炊飯器の場合」という2つの見出しの下にまとめており、当サイトが確認した範囲では、どちらの機種向けの注意かを文字だけで正確に分けることはできませんでした。

結論編との接続

結論編「炊飯器は容量の段ごとにどこがいい?」は、3〜4合の段でタイガー JRX-S、5.5合の段でタイガー JRT-A100を「内釜の割れが不安な人」向けの第3に挙げ、割れを含む5年保証を理由にしています(2026年8月18日確認分)。この記事はその順位を変えるものではなく、タイガーを選ぶ場合に知っておきたい「ご泡火炊き」「極うま強火IH」などの看板機能の中身を、現行14シリーズ・22機種に広げて確認したものです。

タイガーの炊飯器を購入する際は、上の型番と機能の対応を確認したうえで、公式サイトや販売店で最新の仕様と価格をご確認ください。

現行22機種の数値一覧

型番 容量 加熱方式 内なべ 質量(kg) 内なべ保証
JRT-A100 5.5合 土鍋圧力IH 土鍋釜 7.3 割れ/内面コーティング5年
JRX-S060 3.5合 土鍋圧力IH 本土鍋 6.1 割れ/内面コーティング5年
JRL-A100 5.5合 土鍋圧力IH 土鍋釜 6.9 割れ/内面コーティング3年
JRI-S100 5.5合 圧力IH 遠赤9層土鍋かまどコート釜 5.4 内面コーティング3年
JRI-S180 1升 圧力IH 同上 6.6 同上
JRI-C060 3.5合 圧力IH 同上 5.0 同上
JRI-T100 5.5合 圧力IH 遠赤5層土鍋蓄熱コート釜 5.4 内面コーティング3年
JRI-T180 1升 圧力IH 同上 6.6 同上
JPV-L100 5.5合 圧力IH 遠赤5層土鍋蓄熱コート釜 5.4 内面コーティング3年
JPV-L180 1升 圧力IH 同上 6.6 同上
JPV-M100 5.5合 圧力IH 遠赤3層土鍋コート釜 5.4 内面コーティング3年
JPV-M180 1升 圧力IH 同上 6.6 同上
JPW-J100 5.5合 極うま強火IH 遠赤3層土鍋コート釜 3.8 内面コーティング3年
JPW-J180 1升 極うま強火IH 同上 4.9 同上
JPW-K100 5.5合 極うま強火IH 遠赤黒厚釜 3.6 内なべ1年
JPW-K180 1升 極うま強火IH 同上 4.5 同上
JPD-G060 3.5合 可変W圧力IH 遠赤9層土鍋かまどコート釜 5 内面コーティング3年
JPA-Z100 5.5合 圧力IH —(要確認) 5.4 内面コーティング3年
JPF-G055 3合 極うま強火IH —(要確認) 3 内面コーティング3年
JBS-G055 3合 釜包みヒーター —(要確認) 2.7 内なべ1年
JBH-G102 5.5合 全面加熱(ふた・側面・底) 遠赤黒厚釜 3.0 内なべ1年
JBH-G182 1升 同上 同上 3.9 同上

内なべの素材のうち、JPD-G060(「遠赤9層土鍋かまどコート釜」)とJBH-G(「遠赤黒厚釜」)は公式の製品ページの文字で確認できた名前です。JPA-Z100・JPF-G055・JBS-G055の内なべ名と、JBH-Gのなべ厚「1.7mm」は、当サイトが開いた比較表の列の並びから読み取ったもので、目視での再確認ができていないため、上の一覧では「—(要確認)」としています。

よくある質問

Q. タイガーの「ご泡火炊き」と「土鍋ご泡火炊き」は同じ機能ですか?
A. いいえ、内なべの素材が違います。「土鍋ご泡火炊き」は本物の土鍋を使うJRT-A100・JRX-S060・JRL-A100の3機種、内なべ外側に「土鍋かまどコート」を使うJRI-S100・JRI-S180・JRI-C060・JPD-G060の4機種をあわせて「ご泡火炊き」(7機種)と呼んでいます。

Q. 「300℃ WレイヤーIH」はどの機種でも300℃まで上がりますか?
A. いいえ。300℃に届くのはJRT-A100だけです。同じ土鍋モデルのJRX-S060にもWレイヤーIHはありますが、当サイトが開いたページでは最高250℃という表記でした。

Q. 土鍋の内なべが割れたら、必ず無償で交換してもらえますか?
A. いいえ。公式は「土鍋釜を故意に傷つけたり、割った場合や取扱説明書の記載事項にそわない使いかたをされた場合は対象外です。」と条件を付けています。また割れを含む保証があるのはJRT-A100・JRX-S060(5年)とJRL-A100(3年)の3機種だけです。

Q. タイガーの内なべは食洗機で洗えますか?
A. 内なべ本体は非対応です(当サイトが確認できた範囲)。タイガー公式「炊きたて50」は、土鍋圧力IH・圧力IHの炊飯器の内なべの扱いとして「食器洗い乾燥機・食器乾燥機は使用しない」を挙げています(圧力のない機種についての記載は、当サイトが開いたページにはありませんでした)。内ぶたが食洗機に対応すると公式ページに書いてあるのはJRT-A・JRI-S/C・JPW-J・JPW-Kなど(JPD-Gはスチームキャップのみ)です。

まとめ

  • 「ご泡火炊き」は現行22機種のうち7機種で、内なべの素材によって「土鍋ご泡火炊き」(JRT-A100・JRX-S060・JRL-A100)と「土鍋かまどコート」(JRI-S100・JRI-S180・JRI-C060・JPD-G060)に分かれます。
  • 「とろ火IH制御」「旨み対流形状」「匠おひつ保温」「300℃ WレイヤーIH」「85種の炊きわけ」は、2026年6月21日発売のJRT-A100だけの機能です。近い機種のJRX-S060には似た名前の機能がありますが、温度や種類数が違います
  • 圧力の呼び名は「多段階圧力」(8機種)と「可変W圧力」(JPD-G060・JPA-Z100の2機種)の2通りがあり、圧力を使わない「極うま強火IH」(5機種)もあります。炊飯時の気圧の数値そのものは、当サイトが開いた公式ページには記載がありませんでした
  • 内なべ保証は1〜5年に分かれ、「割れ」を含む5年保証はJRT-A100・JRX-S060の2機種だけです。JPW-K・JBS-G・JBH-Gの5機種は内なべ保証が1年です
  • 内なべ本体は食洗機非対応です(当サイトが確認できた範囲)。タイガー公式「炊きたて50」は、土鍋圧力IH・圧力IHの炊飯器の内なべの扱いとして「食器洗い乾燥機・食器乾燥機は使用しない」を挙げています。内ぶたが食洗機に対応すると公式ページに書いてあるのはJRT-A・JRI-S/C・JPW-J・JPW-Kなどです(圧力のない機種についての記載は、当サイトが開いたページにはありませんでした)

注記:数字の条件

  • 「ごはんの甘み約19%アップ」は、JRT-A100と自社の旧機種JRX-S100(2025年製)との還元糖比較(当社調べ)です。他社の機種と比較した数字ではありません
  • 「土鍋釜70〜80MPa」は土鍋素地の曲げ強度の比較(当社調べ)であり、炊飯時の気圧の数値ではありません。気圧の具体的な数値は、当サイトが開いた公式ページには記載がありませんでした
  • JRI-S180の年間消費電力量は、当サイトが開いた製品ページでは「140kWh/年」、2026年6月4日付の公式プレスリリースの表では「139.8」と、2通りの表記がありました。どちらが最新かは当サイトでは判断できないため、両方の表記を記録します
  • 「銘柄巧み炊きわけ」の種類数(JRT-A100=85種、JRX-S060=70種類)は、それぞれの製品ページに書かれている数字をそのまま記載したもので、当サイトが計算し直したものではありません
  • 価格は各製品ページ下部の「オンラインストア」表示額で、機種によっては容量違いを含む最低額(「〜」付き)のため、この記事の数値一覧には含めていません。メーカー希望小売価格はプレスリリース上すべて「オープン価格」です
  • 当サイトはこの22機種を購入・使用しておらず、味や炊き上がりの評価は行っていません。お客様サポート(support.tiger-corporation.com)のFAQはHTTP 403で開けませんでした。取扱説明書PDFは開いておらず、そこに書かれている注意事項はこの記事に含めていません

出典(2026年9月24日に当サイトが確認)

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