シャープの空気清浄機は何をする?プラズマクラスターNEXT・nanoHDフィルター・加湿内部洗浄を公式の説明で解説

空気清浄機

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シャープの空気清浄機は、空気を吸ってフィルターで集じん・脱臭し、プラズマクラスターのイオンを放出し、上位機はさらに加湿もする、という組み合わせで動いています。ただし「プラズマクラスター」の後ろに付く数字(NEXT・25000・7000)は機種ごとに違います。この記事はシャープの看板機能を1つずつ「何をする機能か」から説明する回です。当サイトは2026年9月19日にシャープの公式ページ(仕様比較・9機種の仕様ページ・特長ページ・お手入れページ・プレスリリース)を確認し、2026年9月22日に主要な数値を再確認しました。

先に3行で

  • 「プラズマクラスター」には3段階の濃度があります。NEXT(KI-WX100・KI-WX75・KI-WX70の3機種)は「中」運転時に部屋中央で50,000個/cm³、25000(KI-WS50・KI-UD50・FP-U120・FP-U70の4機種)は同じく25,000個/cm³、7000(KC-U50・FU-U40の2機種)は同じく7,000個/cm³のイオンが測定できるという公式の説明です(FP-U120・FU-U40は「強」運転時の測定で条件が異なります)
  • 「業界トップクラス」の加湿量1,100mL/h(KI-WX100)には注記がつきます。「家庭用加湿空気清浄機において。2026年9月現在。」という条件つきの表現です
  • KI-WX100の「加湿空気清浄の清浄時間」は、公式の中でも表記が割れています。仕様ページは「8分」、2026年9月1日のプレスリリースの比較表は「8畳を9分」です。当サイトはどちらか一方を選ばず、両方を出典つきで書きます

このシリーズ(空気清浄機・全7回)の目次

空気清浄機の記事は7本で1組。これは2本目です。

  1. 空気清浄機の選び方|「畳数」の本当の意味と5社の違い(公開ずみ・入口)
  2. シャープの空気清浄機|プラズマクラスターの機能をまるごと解説(この記事)
  3. ダイキンの空気清浄機|ストリーマとTAFUフィルターの中身(準備中)
  4. 空気清浄機の交換フィルター|品番・交換目安・値段の一覧(準備中)
  5. 空気清浄機の電気代|公式の消費電力から計算する(公開ずみ)
  6. 畳数ごとに、どのメーカーを選ぶか(結論編)(公開ずみ)
  7. 空気清浄機の新着情報(準備中)

1本目との違い:グレードの数字の中身を開ける

プラズマクラスターNEXT・25000・7000の3段階を、対象機種とイオン濃度でそろえた図

1本目「空気清浄機の選び方」は、5社比較表でシャープを「放出型(イオンを空気中に放出)」の1行にまとめました。この記事はその内訳、とくに「NEXT」「25000」「7000」という3段階の呼び名が何を指すのかを開けます。結論から言うと、これは放出するイオンの濃度のグレード名で、性能の呼び名であって機種のシリーズ名ではありません。イオンを放出する仕組み自体は、本体内で分解するダイキンのストリーマ方式とは別の発想で、シャープに限らずパナソニックにもある考え方です。公式が「独自」と書いているのはプラズマクラスターという技術そのものです(製品ページ〈KI-WX100・KI-WX70〉の説明「シャープ独自の空気浄化技術、プラズマクラスターNEXTを搭載。」、トップの説明「シャープ独自の空気浄化技術プラズマクラスター」)。グレード分けや名称のほうを独自と呼ぶ記載は見当たりませんでした。

まず1枚:グレードと、何をする機能か

機能×何をする機能か×付いている機種の対応表を図解にしたもの(本文の表と同じ数字)
機能 何をする機能か 付いている機種
プラズマクラスターNEXT 「中」運転時に部屋中央で50,000個/cm³のイオンが測定できる KI-WX100・KI-WX75・KI-WX70の3機種
プラズマクラスター25000 同じ条件で25,000個/cm³のイオンが測定できる KI-WS50・KI-UD50・FP-U120・FP-U70の4機種(FP-U120は「強」運転時)
プラズマクラスター7000 同じ条件で7,000個/cm³のイオンが測定できる KC-U50・FU-U40の2機種(FU-U40は「強」運転時)
nanoHDフィルター 0.003µmの超微細粒子を集じんする(交換目安 約10年) KI-WX100・KI-WX75・KI-WX70・KI-WS50の4機種
静電HEPAフィルター 同じく約10年目安で集じんする KC-U50・FP-U120・FP-U70の3機種
集じん・脱臭一体型フィルター 集じんと脱臭を1枚でまかなう(交換目安 約2年) FU-U40・KI-UD50の2機種
AI AUTOモード 粒子数を11段階で判定し風量を自動制御する 現行9機種のうちKI-WX100・KI-WX75の2機種だけ
加湿内部洗浄 クエン酸と水で加湿フィルターを自動洗浄する KI-WX100・KI-WX75で確認(KI-WX70の特長ページには記載なし。他の機種は未確認)

前提:現行9機種と、先代との関係

シャープの現行9機種とプラズマクラスターのグレードの対応関係を示す図(当サイト作成)

シャープの空気清浄機は、KI-WX100・KI-WX75の2機種が2026年9月1日発表・同年9月10日発売のプレスリリースで案内されています。KI-WX70・KI-WS50も現行機種として製品ページに掲載されていますが、この2機種の発売日を示すリリースは見つけられませんでした。既存のKC-U50・FP-U120・FP-U70・FU-U40・KI-UD50と合わせて現行9機種です。先代にあたるKI-UX100・KI-UX75の仕様ページは今日も開けます。当サイトが数値を照合したところ、KI-UX100とKI-WX100、KI-UX75とKI-WX75は、空気清浄の適用床面積(旧基準)・加湿の適用床面積・加湿量・質量・消費電力・運転音・寸法が1つも違いませんでした。ただし違いも見つかっています。集じんフィルターの名前(先代=静電HEPAフィルター、現行=nanoHDフィルター、どちらも交換目安約10年)に加えて、空気清浄の清浄時間は先代KI-UX100が「8畳/6分」、現行KI-WX100が「7分」と表記が違い(KI-UX75と現行KI-WX75は9分・11分で同じ表記でした)、先代の仕様ページには新基準の畳数表記が無く旧基準の数値だけが載っています。さらにイヌ・ネコ由来アレル物質の作用抑制試験の項目は現行の仕様ページだけにあり、先代の仕様ページには見当たりません。NIAH対応は仕様ページには記載がなく、プレスリリースと特長ページ(無線LAN内蔵)に現行機(KI-WX100・KI-WX75)向けの記載があります。公式はこれらを「後継」とは説明していないため、当サイトが2つの型番を並べて確認した事実として書いています。

KI-WX100の「加湿空気清浄」の清浄時間には表記の食い違いがあります。仕様ページの表では「8分」(注記*=日本電機工業会規格JEM1467:2026に基づく試験方法)、2026年9月1日のプレスリリースの比較表では「8畳を9分」です。当サイトはどちらが正しいかを判定せず、両方を出典つきで書きます。なお「空気清浄」(加湿なし)の清浄時間は仕様ページ・リリースとも「7分」で一致しています。

機能① プラズマクラスターのグレード:NEXT・25000・7000

3段階のグレードと、測定条件(中運転・部屋中央床上1.2m)を示す図

仕様比較ページの注記は「商品を壁際に置いて、『中』運転時(FP-U120、FU-U40は『強』運転時、FU-TC01は、床に置いて、『強』運転時)に部屋中央(床上1.2m)で50,000個/cm³(KI-WX100/WX75/WX70)、25,000個/cm³(KI-WS50/UD50、FP-U120/U70)、7,000個/cm³(KC-U50、FU-U40/TC01)のイオンが測定できる床面積の広さです。」という条件つきの説明です。上位3機種(KI-WX100・WX75・WX70)だけがNEXTを名乗ります。

機能② フィルター:nanoHD・静電HEPA・一体型の3種類

3種類のフィルターと交換目安(10年/10年/2年)を対象機種つきで示す図

集じんを担うフィルターは機種によって3種類に分かれます。nanoHDフィルター(KI-WX100・WX75・WX70・WS50、交換目安 約10年)は「ウイルスの1/30サイズ0.003μmの超微細粒子を99.9%以上捕集する」という説明です(※フィルターの除去性能で、部屋全体への除去性能とは異なるという注記つき)。静電HEPAフィルター(KC-U50・FP-U120・FP-U70、交換目安 約10年)は同じ約10年目安ですが、nanoHDとは別の名称の製品です。集じん・脱臭一体型フィルター(FU-U40・KI-UD50、交換目安 約2年)は、集じんと脱臭を1枚でまかなう代わりに交換の頻度が上がります。脱臭フィルターは機種により「ダブル脱臭フィルター」(KI-WX75・KI-WX70・KI-WS50・KC-U50・FP-U120・FP-U70の6機種)「ガスもと~る脱臭フィルター」(KI-WX100)の名称で、どちらも交換目安は約10年です(FU-U40・KI-UD50は集じん・脱臭一体型のため脱臭フィルター単独の項目はありません)。

機能③ AI AUTOモード:現行9機種のうちKI-WX100・WX75だけの上位機能

AI AUTOモードの試験条件(26㎥密閉空間・18,000個/L→832個/L)を示す図。他の機種には無いことを明記

公式の説明は「室内の粒子数(1Lあたり)を算出し、11段階で細かく風量を制御。キレイの基準を高め、クリーンルーム規格Class8レベルの空気環境を目指します。」という機能です。試験条件は「ISO 14644-1:2015(クリーンルーム規格)および日本電機工業会規格(JEM1467)を参考に、1μm相当の微小粒子を用いた26m³の密閉空間における試験結果です。初期状態18,000個/Lに対して、約26分後(KI-WX100)、約43分後(KI-WX75)にクリーンルーム規格Class8レベルの832個/Lまで減少することを確認。『AI AUTO』運転時。実使用環境とは異なります。」という逐語です。AI AUTOモードはKI-WX100・KI-WX75の2機種だけの機能で、他の7機種には搭載されていません。

機能④ コアンダフロー

コアンダ効果による吸引気流の図(本文の逐語のみ使用)

大半の機種に共通する気流の名称です。公式の説明は「コアンダ効果を応用した気流で遠くのホコリもしっかり引き寄せ、背面全体でパワフルに吸引します。」という1文で、特定の機種だけの機能ではありません。

機能⑤ 飛沫粒子モード:シミュレーションであることの明記

飛沫粒子気流と従来気流の捕集数比較を示す図。「シミュレーション結果」の注記を必ず入れること

公式は「『ウイルス飛沫粒子』の捕集における有効性を確認した『飛沫粒子モード』を搭載」「ウイルス飛沫粒子がよどみやすい天井面を直接狙って、循環気流に乗せて吸じんする『飛沫粒子気流』により、効率よく捕集できることがシミュレーションにより確認できました」と説明しています。ただしこの結果には次の注記が付きます。「声を出すことで発生する飛沫のほか、これらの飛沫のうち特に小さいものであるエアロゾルなど。当結果は、京都工芸繊維大学と共同で実施した空気清浄機(2021年度製KI-PX70)でのシミュレーション結果です。当社比。本検証は、あくまでシミュレーション結果であり、実際のウイルスを使って実証したわけではありません。実使用環境とは異なります。」試験機はKI-WX100本体ではなく、2021年度製の別機種(KI-PX70)である点も書き添えます。15分後の捕集数は「当社従来気流:820個、飛沫粒子気流:1,807個」という比較です。

機能⑥ 加湿:内部洗浄とAg⁺イオンカートリッジ

加湿内部洗浄の手順(クエン酸+水→ボタン→すすぎ洗い)を示す図

KI-WX100の加湿量は「独自の加湿構造で業界トップクラスの1,100mL/h(加湿『強』運転時)」という説明です。「業界トップクラス」には注記「家庭用加湿空気清浄機において。2026年9月現在。」が付きます。加湿の清潔さを保つ仕組みとして、加湿内部洗浄(「クエン酸と水を入れてボタンを押すことで加湿フィルターを自動で洗浄。洗浄後はすすぎ洗いが必要です。クエン酸は同梱していません。」)と、Ag⁺イオンカートリッジ(「タンクのキャップに簡単装着できる『Ag⁺イオンカートリッジ』で、タンクやトレーのぬめりやニオイの原因となる水中の菌を抑制。1年に1回の交換でキレイが続きます。」試験条件=「加湿空気清浄運転で1日当たり2.5Lを使用した場合の目安」)があります。二層構造の加湿フィルターと加湿集中ガイドで気化効率を高める説明も確認しました。

機能⑦ NIAH・AIモニター・エアコン連携:機種で範囲が違う

NIAH・AIモニターはこの記事で確認した9機種のうちKI-WX100・WX75の2機種だけ、COCORO AIRはKI-WX70・FP-U120・FP-U70にも、エアコン連携(空気清浄連動)はKI-WX70にも広がることを示す図

KI-WX100・KI-WX75は、生成AIアプリ「NIAH(ニア)」に対応します。公式の注記は「本サービス開始日は2026年9月30日です。開始日は変更となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。(中略)NIAHアプリは一部有料です。(中略)NIAHは生成AIを利用したサービスです。回答には不正確な情報や誤りが含まれる場合があります。」という条件つきです。NIAHとAIモニターは、この記事で確認した現行9機種のうちKI-WX100・KI-WX75だけの機能です。一方でCOCORO AIR(スマートフォンとの無線LAN連携)は、KI-WX70・FP-U120・FP-U70の特長ページにも「COCORO AIR搭載でもっと便利に快適に」という同じ説明があり、当サイトが確認した範囲ではKI-WX100・KI-WX75・KI-WX70・FP-U120・FP-U70の5機種にあります。エアコン連携の中でも「空気清浄連動」(「空気清浄機の設置位置に応じて、エアコンの風向、風量を自動で調節。お部屋の空気が効率よく循環するので、ウイルス飛沫粒子を効率的に捕集します。」)は公式が「業界初」と説明する機能です(注記=「国内家庭用空気清浄機において。クラウドを活用した空気清浄連動によりウイルス飛沫粒子を効果的に捕集する技術。2022年1月 KI-PX100/PX75/PX70発売。(当社調べ)」)。同じ連携機能の中の「サーキュレーション連動」(「エアコンが暖房運転を開始する時に、空気清浄機の風量を自動で調整し、足元を効率的に暖めます。」)と「おやすみ連動」には「業界初」の表記はありません。KI-WX70の特長ページにも「空気清浄連動」(業界初)の説明があり、対応エアコンの注記に「サーキュレーション連動」の名前も出てきます。当サイトが特長ページで確認できたのはKI-WX100・KI-WX75・KI-WX70の3機種です(FP-U120・FP-U70の特長ページにはエアコン連携の記載が見当たらず、この2機種は未確認です)。

お手入れの目安

集じんフィルター・加湿フィルター・イオン発生ユニットの手入れ頻度(1ヶ月/1ヶ月/半年)を示す図

お手入れページの説明では、集じんフィルター(または一体型フィルター)は「1ヵ月に1度、掃除機でサッとホコリを吸い取るだけ」、加湿フィルター・トレーは「1ヵ月に1回程度」の水洗い、プラズマクラスターイオン発生ユニットは「半年に1回程度」のホコリ取りです。

上位機と下位機の機能差

上位(KI-WX100・WX75)と下位(KI-WS50・KC-U50・FP-U120系)の搭載機能の差を並べた図

AI AUTOモード・NIAH・AIモニターは、この記事で確認した現行9機種のうちKI-WX100・KI-WX75の2機種だけに集まっています。ただしエアコン連携(空気清浄連動・サーキュレーション連動)はKI-WX70にもあり、COCORO AIRはFP-U120・FP-U70にもあるため、この2つはKI-WX100・KI-WX75だけの機能ではありません。nanoHDフィルターはKI-WS50までの4機種、それより下は静電HEPAフィルターのKC-U50・FP-U120・FP-U70と、一体型フィルターのFU-U40・KI-UD50に分かれます。ただし運転音(静音時)はいちばん小さいのが上位機ではありません。シャープの空気清浄機で「静音」の運転音が確認できた8機種(KI-WX100 21dB・KI-WX75 20dB・KI-WX70 20dB・KI-WS50 17dB・KC-U50 20dB・FP-U120 20dB・FP-U70 19dB・FU-U40 21dB)のうち、いちばん小さいのはKI-WS50の17dBです(KI-UD50は「静音」ではなく「弱」の項目しかなく、いちばん弱いモードで23dB)。上位機ほど静かとは限りません。

保証について(今回確認できなかったこと)

シャープの空気清浄機の保証期間について、今回確認した公式ページ(仕様ページ・特長ページ・お手入れページ・プレスリリース)には具体的な年数の記載を見つけられませんでした。「無い」のではなく「当サイトが今回のページ範囲で見つけられなかった」という意味です。保証の条件は購入店や保証書によって変わることがあるため、購入前にシャープの窓口または購入店で確認することをおすすめします。

シャープが向いていない人

  • アプリやペット運転を使わない人。この記事で確認した9機種のうちKI-WX100・KI-WX75だけのNIAH・AIモニターや、KI-WX100・KI-WX75・KI-WX70にあるエアコン連携を活かせません。NIAHは無料で使えますが、一部の機能に月額制の有料プランがあります。
  • 加湿フィルター・トレーの月1回の手入れをしたくない人。加湿なしのFP-U120・FP-U70という選択肢があります。
  • 交換費用をいちばん抑えたい人。FU-U40・KI-UD50は一体型フィルターで交換目安が約2年と短く、約10年目安の他機種より頻繁な交換になります。
  • 部屋を加湿したいだけの人。加湿だけが目的なら、空気清浄機能ぶんの費用や置き場所が余分になります。加湿器の方式から選ぶほうが目的に合います(加湿器はどの方式を選べばいい?スチーム・気化・超音波・ハイブリッドを公式数値だけで比較)。

結論編でシャープが選ばれた理由と商品カード

結論編の3つの段(40畳以上・31〜34畳・30畳未満)でシャープが第何位かを示す図

結論編「空気清浄機は適用床面積の段ごとにどこがいい?」は、3つの段のうち2つの段(40畳以上・31〜34畳)でシャープを第1に、残る30畳未満の段では第3に挙げています。理由は本文を開いて確かめました。

  • 40畳以上の段・第1に、シャープ(KI-WX100)。結論編の該当箇所は「加湿つきでいちばん大きい46畳がシャープ」「加湿が要らない人向けの最大53畳もシャープ」としています(畳数は旧基準)。商品カードは先代のKI-UX100を置くと結論編は説明しており、「畳数・加湿・加湿量・質量・消費電力・運転音のすべてが現行KI-WX100と同じ数値で、違いは集じんフィルターの名前(先代=静電HEPAフィルター、現行=nanoHDフィルター。どちらも交換目安 約10年)だけです。」としています。結論編はこう書いていますが、当サイトが今回あらためて仕様ページを照合したところ、清浄時間の表記(先代「8畳/6分」→現行「7分」)と、イヌ・ネコ由来アレル物質の試験項目・NIAH対応も違いとして見つかっています(前の見出しで詳述)。
  • 31〜34畳の段・第1に、シャープ(KI-WX75)。結論編は「この段の8機種で適用床面積がいちばん大きい34畳が、シャープのKI-WX75とKI-UX75だから」としています(旧基準)。商品カードは先代のKI-UX75を置くとしています。
  • 30畳未満の段・第3に、シャープ(KI-WS50とKC-U50)。結論編は「KI-WS50の静音17dBは、この段で当サイトが運転音を確認できた12機種でいちばん小さい数字」「加湿の適用床面積プレハブ~17畳も、この段の加湿つき5機種でいちばん広い数字」としながら、「商品カードを用意できているのはKC-U50のほうだけ」と書いています。

この記事のために商品カードのJSONを確認したところ、KI-WX100・KI-WX70・KI-UX100(色番号つきの型番)・KI-UX75(同)・KC-U50(同)のカードが用意されていました。ただしKI-UX100の色番号つきのカードは商品名を確認すると別の色(グレー系)のものだったため、この記事では置きません。31〜34畳の段で本文が第1に挙げたKI-WX75と、30畳未満のKI-WS50は、今回もカードが見つかりませんでした。この2機種と先代KI-UX100を検討する場合は、出典欄のシャープ仕様ページで直接ご確認ください。

40畳以上の段で結論編が第1に挙げた、現行のKI-WX100です。

31〜34畳の段で結論編が商品カードとして置いた、先代のKI-UX75です(現行KI-WX75と、空気清浄の適用床面積〈旧基準〉・加湿・加湿量・質量・消費電力・運転音・寸法、そして清浄時間(8畳9分・11分)も同じ数値でした。違うのはイヌ・ネコ由来アレル物質の試験項目・NIAH対応が現行だけにあることと、集じんフィルターの名前が静電HEPAフィルターであることです)。

30畳未満の段で結論編が第3に挙げた、現行のKC-U50です。

KI-WX100・KI-WX75にあるAI AUTOモード・NIAHは無いものの、同じNEXTグレードで集じん・脱臭を約10年目安にしたい人向けに、現行のKI-WX70も参考として置きます(結論編の推薦機種ではありません)。この商品カードの商品名は新基準の畳数(空清21畳まで)で表示されていますが、本文の数値一覧は旧基準(~31畳)です。新基準~21畳(旧基準~31畳)とご確認ください。

9機種の数値一覧

9機種の適用床面積・加湿量・消費電力・運転音を並べた一覧図
型番 グレード 空気清浄適用床面積 加湿(プレハブ/木造) 加湿量 強の消費電力/運転音 静音dB 質量 フィルター
KI-WX100 NEXT ~28畳(46m²)(~46畳(76m²)) ~31畳/~19畳 最大1,100mL/h 93W/53dB 21 約14kg nanoHD・約10年
KI-WX75 NEXT ~22畳(37m²)(~34畳(56m²)) ~25畳/~15畳 最大900mL/h 76W/52dB 20 約12kg nanoHD・約10年
KI-WX70 NEXT ~21畳(34m²)(~31畳(51m²)) ~21畳/~12.5畳 最大750mL/h 69W/51dB 20 約12kg nanoHD・約10年
KI-WS50 25000 ~14畳(23m²)(~23畳(38m²)) ~17畳/~10畳 最大600mL/h 52W/51dB 17 約7.9kg nanoHD・約10年
KC-U50 7000 ~23畳(38m²) ~14畳/~8.5畳 最大500mL/h 54W/52dB 20 約7.5kg 静電HEPA・約10年
FP-U120 25000 ~53畳(87m²) 加湿なし ― 73W/54dB 20 約11kg 静電HEPA・約10年
FP-U70 25000 ~31畳(51m²) 加湿なし ― 43W/49dB 19 約7.2kg 静電HEPA・約10年
FU-U40 7000 ~18畳(30m²) 加湿なし ― 19W/44dB 21 約3.9kg 一体型・約2年
KI-UD50 25000 ~21畳(35m²) プレハブ~11畳/木造~7畳 最大400mL/h 68W/54dB 23(弱のみ、静音の項目なし) 約13kg 一体型・約2年

(KC-U50・FP-U120・FP-U70・FU-U40・KI-UD50の畳数は単独表示で、新旧基準の別は注記に書かれていません。KI-UD50は空気清浄単独運転でも加湿空気清浄運転と同じ数値〈~21畳・68W/54dB〉でした。)

よくある質問

Q. KI-WX100とKI-UX100は何が違いますか?

A. 当サイトが照合した範囲では、空気清浄の適用床面積(旧基準)・加湿の適用床面積・加湿量・質量・消費電力・運転音・寸法は同じでした。違うのは、集じんフィルターの名前(先代=静電HEPAフィルター、現行=nanoHDフィルター)、空気清浄の清浄時間の表記(先代「8畳/6分」→現行「7分」)、そしてイヌ・ネコ由来アレル物質の試験項目とNIAH対応(現行だけ)です。公式は違いを説明しておらず、当サイトも違いを推測して書くことはしません。

Q. KI-WX100の加湿空気清浄の清浄時間は結局何分ですか?

A. 公式の中で表記が割れています。仕様ページは「8分」、2026年9月1日のプレスリリースの比較表は「8畳を9分」です。当サイトはどちらか一方を選ばず、両方をそのまま書いています。

Q. 「プラズマクラスターNEXT」なら花粉やウイルスに絶対に効きますか?

A. 効果はいずれも決められた試験条件での測定結果で、実使用環境とは条件が異なります。飛沫粒子モードも「シミュレーション結果であり、実際のウイルスを使って実証したわけではありません」と公式が明記しています。

Q. NIAHは無料で使えますか?

A. 無料で使えます。プレスリリースの注記に「『NIAH』は無料でご利用いただけます。AIとの対話回数が増やせるなど、一部機能がさらに使える有料プラン(月額制)があります。」とあり、一部の機能だけが月額制の有料プランです。サービス開始日は2026年9月30日(変更の可能性あり)です。

Q. 保証は何年ですか?

A. 今回確認した公式ページの範囲では年数の記載を見つけられませんでした。購入前にシャープの窓口または購入店で確認することをおすすめします。

まとめ

  • シャープの看板機能は、①イオンを放出するプラズマクラスター(NEXT・25000・7000の3段階)②nanoHD等のフィルター(約10年目安・機種で3種類)③この記事で確認した9機種のうちKI-WX100・WX75だけのAI AUTO・NIAH・AIモニターと、KI-WX70・FP-U120・FP-U70にも広がるCOCORO AIR、KI-WX70にも広がるエアコン連携(空気清浄連動)、の3つです。
  • 先代KI-UX100・KI-UX75は現行KI-WX100・KI-WX75と、空気清浄の適用床面積(旧基準)・加湿・加湿量・質量・消費電力・運転音・寸法が同じでした(当サイトの照合)。100の組(KI-UX100→KI-WX100)は清浄時間の表記も6分→7分に変わっていますが、75の組(KI-UX75→KI-WX75)は清浄時間(9分・11分)が同じです。両組で違うのはフィルターの名前とイヌネコアレル物質の試験項目・NIAH対応で、「フィルターの名前だけ」ではありません。
  • KI-WX100の加湿空気清浄の清浄時間は、仕様ページ「8分」とプレスリリース「9分」で表記が割れており、当サイトは両方を書いています。
  • 結論編は40畳以上・31〜34畳の段でシャープを第1(KI-WX100・KI-WX75)、30畳未満の段で第3(KI-WS50・KC-U50)に挙げています。商品カードはKI-WX100・KI-UX75・KC-U50・KI-WX70の4枚を用意できましたが、KI-WX75とKI-WS50はカードが見つからず、KI-UX100はカード(KI-UX100-H)はあるものの色違いのため置いていません。

注記:数字の条件

  • 畳数は機種によって新基準(JEM1467:2026)と旧基準(JEM1467:2015)を併記しているものと、単独表示のものがあります。単独表示の機種(KC-U50・FP-U120など)はどちらの基準か注記に書かれていません。
  • プラズマクラスターの効果はすべて決められた試験条件での測定結果で、実使用環境とは異なります。飛沫粒子モードの試験機は現行機種ではなく2021年度製の別機種(KI-PX70)です。
  • 「約10年」「約2年」はいずれも交換の目安であり、保証された年数ではありません。
  • 当サイトは実機を確認していません。本文の数値・逐語はすべて公式ページの記載によるものです。

出典(2026年9月19日に当サイトが確認、2026年9月22日に主要な数値を再確認)

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