電気ケトルは容量の段ごとにどれがいい? 0.8L以下の第1はタイガー PTV-A080、1.0L以上の第1はタイガー PTV-A120【9機種】

電気ケトルは容量の段ごとにどれがいい? 0.8L以下の第1はタイガー PTV-A080、1.0L以上の第1はティファール KO823AJP【7機種】 電気ケトル

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カップ1杯を約140mLとして数えると、0.8Lは約6杯分、1.2Lは約9杯分です。この記事は、その杯数を境に電気ケトルを2つの段に分け、段ごとに当サイトが第1に置く1台を決めました。0.8L以下の段の第1はタイガーの PTV-A080、1.0L以上の段の第1は同じタイガーの PTV-A120 です。

順位に使ったのは、公式ページに書かれている3つの有無だけです。①蒸気を本体の外に出さない「蒸気レス」か(タイガー・象印とも、本体が温かいときなどは注ぎ口から蒸気が出る場合があると注記しています)、②外側が熱くなりにくい本体二重構造か、③温度調節ができるか。①〜③で差がつかないときは、公式ページの「在庫限定品」の表示で分けました。材料は、2026年9月18日に当サイトがタイガー・象印・ティファール・デロンギ・山善・バルミューダの公式ページを開き直して書き写した表記です。ティファール KO5T0AJ0 と象印 CK-JA08・CK-AX08・CK-DA08 は、2026年10月3日に公式ページを開いて確かめました。当サイトはどの機種も購入・使用しておらず、注ぎ心地や見た目の好みは順位に入れていません。

まず答え:容量の段ごとに、当サイトが選ぶ順番

容量(段) 第1 第2 第3 第4 第5 第6
0.8L以下
(1〜2人・約6杯まで)
タイガー
PTV-A080
タイガー
PCV-A080
象印
CK-JA08
象印
CK-AX08
(在庫限定品)
象印
CK-DA08
(在庫限定品)
ティファール
KO8601J0
1.0L以上
(家族・来客の分)
タイガー
PTV-A120
ティファール
KO5T0AJ0
デロンギ
KBOE1260J
— — —

0.8L以下の段は、当サイトが順位の対象にした9型番から6つを選びました(商品カードのある PCK-A081 の扱いは、この段の説明に書いています)。1.0L以上の段は、順位の対象にしたのが3型番だけなので、第3で止めています。

象印の CK-AX08・CK-DA08 は、2026年10月3日に象印の公式ページで「在庫限定品」と表示されていました。今は買えても、近いうちに店頭から無くなるかもしれません。そのため、同じ象印が2026年9月に発売した CK-JA08 より下に置き、順位の中でもそのことを書き添えています。

この記事の材料と、物差しを3つにした理由

材料は6社の製品ページ・仕様表と、デロンギ・ジャパンのプレスリリースです。2026年8月27日に作った当サイトの機種表の数値を、2026年9月18日に公式ページで当て直しました。記事の中の商品カードに出る価格は販売店の表示で、日々変わります。タイガーの希望小売価格はオープン価格で、公式オンラインストアの表示は PTV-A が12,100円(税込)から、PCV-A が6,270円(税込)からです(2026年9月18日確認)。象印の製品ページには価格の表示がありません。本文では価格で順位を付けていません。

なぜ「0.8L以下」「1.0L以上」の2段なのか

段は、入口記事「電気ケトルのメーカーはどこがいい?」の容量の目安に合わせました。入口記事は「1〜2人分をこまめに沸かすなら0.6〜0.8L、来客や家族分をまとめて沸かすなら1.0L以上」と書いています。メーカーが決めた区分ではなく、当サイトが新しく段を作ったのでもありません。0.8L以下の段には、バルミューダの0.55L(KPT03JP)も入ります。

物差しに使わなかったもの

沸騰時間は順位に使っていません。カップ1杯(約140mL)の値を条件つきで出しているのは、象印(室温・水温23℃、定格消費電力)とティファール(水温・室温23度)です。タイガーも仕様表に「カップ1杯:57秒」とあり、測定条件は電気ケトル特集ページに「通電自動オフするまでの沸とう時間」と書かれています(水温・室温23度、定格消費電力、カップ1杯分約140mL)。バルミューダは満水550mLの値だけ、山善・デロンギ KBOE1260J は、当サイトが確認した公式ページに沸騰時間の記載がありませんでした。タイガーは「通電自動オフするまで」、ティファールは「沸とうするまで」と、測り終わりの書き方が社ごとに違うため、沸騰時間では差をつけていません。

安全機能の数も使っていません。象印は「3つのマイコン安全設計」、タイガーは機能のアイコン一覧、ティファールは仕様表の●と×、というように、社ごとに数え方が違うからです。比べたのは、どの社のページにも有無が出てくる「蒸気」「本体二重構造」「温度調節」の3つだけです。

3つの物差しで、順位の対象にした12型番を当て直した結果

対象は、当サイトが順位の対象にした12型番です(0.8L以下9型番=PTV-A080・PCV-A080・CK-JA08・CK-AX08・CK-DA08・KO8601J0・KO1611JP・EGL-C1281・KPT03JP、1.0L以上3型番=PTV-A120・KO5T0AJ0・KBOE1260J)。「記載なし」は、公式ページで確認できなかったという意味で、その機能が無いという意味ではありません。

型番(容量) ①蒸気 ②本体二重構造 ③温度調節
タイガー PTV-A080(0.8L) 蒸気レス ○ ○ 6段階
タイガー PCV-A080(0.8L) 蒸気レス ○ ×
象印 CK-JA08(0.8L) 蒸気レス ○ ×
象印 CK-AX08(0.8L) 蒸気レス ○ ×
象印 CK-DA08(0.8L) 蒸気セーブ ○ ×
ティファール KO8601J0(0.8L) 省スチーム ×(仕様表に「×」) ○ 9段階
ティファール KO1611JP(0.8L) 省スチーム ×(仕様表に「×」) ×
山善 EGL-C1281(0.8L) 記載なし 記載なし ○ 1℃単位
バルミューダ KPT03JP(0.55L) 記載なし 記載なし ×
タイガー PTV-A120(1.2L) 蒸気レス ○ ○ 6段階
ティファール KO5T0AJ0(1.2L) 省スチーム ×(仕様表に「×」) ○ 9段階
デロンギ KBOE1260J(1.0L) 記載なし 記載なし ○ 5段階

①と②を先に見て、③を後にしました。①の蒸気と②の外側の熱さは、どちらもやけどと置き場所に関わる話です。③の温度調節は、飲み物の好みに関わる話です。やけどに関わるほうを先に置きました。①は「蒸気レス」を上、「蒸気セーブ」「省スチーム」を次に数えています。蒸気レスは蒸気を本体の外に出さない構造ですが、タイガー・象印とも、本体が温かいときなどは注ぎ口から蒸気が出る場合があると注記しています。蒸気セーブ・省スチームは、蒸気を減らす構造です。「記載なし」には○を付けず、下に置きました。①〜③が同じときは、公式ページに「在庫限定品」と表示されている機種を下にしました。

【0.8L以下】第1はタイガー PTV-A080

この段で①が「蒸気レス」だったのは、タイガーの2型番と象印の CK-JA08・CK-AX08 の4型番です。4型番とも②は○で、③の温度調節が付いているのは PTV-A080 だけでした。

第1に、タイガー PTV-A080(総合)

PTV-A080 は、タイガーの公式ページの製品名が「蒸気レス電気ケトル<QUICK&SAFE+>(温度調節機能つき)」です。ページの機能一覧では「蒸気レス(蒸気キャッチャー構造)」「本体二重構造」「転倒お湯もれ防止構造」「給湯ロックボタン」「カラだき防止」「通電自動オフ」「温度調節機能設定」が有効になっています。蒸気については「蒸気キャッチャー構造」により「蒸気を本体の外に出さない」と書かれ、同じ箇所に「続けて沸とうさせるなど、本体内部が温かいときに湯沸かしすると、注ぎ口から蒸気が出る場合があります。」と注記があります。

温度調節は6段階で、ダイヤルで選びます。取扱説明書には「ダイヤルをまわして、50~100まで6段階に温度を設定できます。(温度は目安です)」とあり、製品ページの写真のダイヤルには50・60・70・80・90・100の目盛りが写っています。製品ページは「約50度 玉露」「約80度 煎茶」「約90度 コーヒー」を例に挙げています。仕様表の沸とう時間は「カップ1杯:57秒」「満水:4分」(容量0.8L・1300W)です。測定条件は製品ページではなく、タイガーの電気ケトル特集ページに「水温・室温23度、定格消費電力にて、カップ1杯分約140mLにおいて通電自動オフするまでの沸とう時間(自社測定法。PTV-A型はダイヤル100設定時)。」と書かれています。

第1にしたのは、①②③の3つとも○がそろったのが、この段で順位の対象にした9型番の中でこの1台だけだったからです。お湯を沸かすだけの日も、お茶やコーヒーの温度を選びたい日も、この1台で足ります。

第2に、タイガー PCV-A080(温度調節が要らない人)

PCV-A080 は、第1の PTV-A080 から温度調節を外した機種です。公式の機能一覧で有効になっているのは「蒸気レス(蒸気キャッチャー構造)」「本体二重構造」「転倒お湯もれ防止構造」「給湯ロックボタン」「カラだき防止」「通電自動オフ」で、蒸気の注記も PTV-A と同じ文です。仕様表の沸とう時間も「カップ1杯:57秒」「満水:4分」で、PTV-A080 と同じ表記です。

公式の仕様表では、電源プレートを含む大きさが PCV-A080 は幅16.1×奥行21.3×高さ18.5cm・約0.93kg、PTV-A080 は幅17.8×奥行21.3×高さ19.5cm・約1.1kg です。温度調節を使わないなら、この差の分だけ PCV-A080 が小さく軽くなります。入口記事の用途別の表は、「総合的に、速さと安全機能のバランスで選びたい」人に PCV-A080 を挙げています。この記事で PTV-A080 を上にしたのは、公式の機能一覧で PTV-A にも「蒸気レス(蒸気キャッチャー構造)」が表示されていて、①②が同じうえに③の温度調節が付くからです。

※下の商品カードは PCV-A080 のマットホワイト(PCV-A080-WM)です。

第3に、象印 CK-JA08(2026年9月発売・象印で蒸気レスを選びたい人)

CK-JA08 は、象印が2026年9月に発売した0.8Lの電気ケトルです(同じシリーズに1.0Lの CK-JA10 があります)。象印の公式ページは「6つの安全設計」をうたい、蒸気については「蒸気を本体の外に出さないから置き場所に困らない『蒸気レス構造』」と書いて、「本体が温かいときや少量で湯沸かしをすると、注ぎ口から蒸気が出る場合があります。」と注記しています。6つの内訳は製品ページでは画像の中にあるため、文字は象印の2026年8月5日のニュースリリースで確かめました。蒸気レス構造・本体二重構造・転倒湯もれ防止構造・自動電源オフ・空だき防止・給湯ロックボタンの6つで、本体二重構造の説明は「外側が熱くなりにくいから本体に手をそえて注げます。(本体接続部は熱くなります)」です。温度調節は付いていません(2026年10月3日確認)。

①〜③は第2の PCV-A080 と同じ(蒸気レス・本体二重構造あり・温度調節なし)で、この記事の3つの物差しでは2台に差がつきません。第2と第3の並びは優劣ではありません。同じ象印の CK-AX08・CK-DA08 より上にしたのは、①〜③が CK-AX08 と同じで、象印の公式ページに「在庫限定品」の表示が無いからです(CK-JA08 のページの表示は「NEW」「2026年09月発売」・2026年10月3日確認)。

仕様表は、消費電力1300W、湯沸かし時間がカップ1杯(約140mL)約60秒・満水約3分55秒(室温・水温23℃、定格消費電力)、電源プレートを含む大きさが幅21.5×奥行16×高さ19.5cm・約1.0kgです。希望小売価格はオープン価格で、象印の製品ページに価格の表示はありません。第4の CK-AX08 にある「ハンドドリップモード」と「1時間あったか保温」の記載は、CK-JA08 の公式ページには見当たりませんでした。

第4に、象印 CK-AX08(在庫限定品・ドリップの湯量を絞りたい人)

CK-AX08 も①②は○です。象印の公式ページは「蒸気を本体の外に出さない」「蒸気レス構造」と書き、条件として「室温23℃・水温23℃、満水時」、注記として「本体が温かいときや少量で湯沸かしをすると、注ぎ口から蒸気が出る場合があります。」を添えています。本体二重構造は「外側が熱くなりにくい」と説明されています。温度調節は付いていません。

①〜③は第2の PCV-A080・第3の CK-JA08 と同じです。タイガーの2型番と CK-JA08 より下にしたのは、2026年10月3日に象印の公式ページで「在庫限定品」と表示されていたからです。①〜③が同じ機種の中では、近いうちに店頭から無くなるかもしれない機種を、そうした表示の無い機種より上には置きませんでした。沸とう時間は、象印がカップ1杯(140mL)約65秒(室温・水温23℃、定格消費電力)と公表しています。

そのうえで第4に残したのは、湯量を少なくできる「ハンドドリップモード」(切替式)があるからです。公式ページは「湯量を少なくできるので、コーヒーをハンドドリップで淹れる時にも便利」と書いています。タイガーの2型番のページには、狙った場所に注げる「ドリップロジック構造」の説明はありますが、湯量を絞る機能の説明は見当たりませんでした。温度を選ぶ機能ではありません。沸とう後に約90℃で約1時間保温する「1時間あったか保温」(選択式)も付いています。

※下の商品カードは CK-AX08 のホワイト(CK-AX08-WA)です。

第5に、象印 CK-DA08(在庫限定品・本体二重構造は欲しい人)

CK-DA08 の蒸気対策は「蒸気セーブ構造」で、公式ページは「注ぎ口から出る蒸気を減らしています。」と書いています。蒸気を外に出さない CK-AX08 とは、蒸気の扱いが違います。本体二重構造・転倒湯もれ防止構造・給湯ロックボタン・空だき防止は付いていて、温度調節はありません。沸とう時間はカップ1杯(140mL)約60秒・満水約4分です。

第6のティファール KO8601J0 より上にしたのは、②の本体二重構造があるからです。KO8601J0 は、ティファールの仕様表で「熱くなりにくい 2重構造ボディ」が「×」でした。CK-DA08 も CK-AX08 と同じく、2026年10月3日の象印の公式ページで「在庫限定品」と表示されていました。

※下の商品カードは CK-DA08 のホワイト(CK-DA08-WA)です。

第6に、ティファール KO8601J0(40℃から9段階で選びたい人)

KO8601J0 の温度設定は「40/50/60/70/80/85/90/95/100℃」の9段階で、お好みの温度で60分間保温できます。順位の対象にした12型番で温度調節が付いているのは6型番(PTV-A080・PTV-A120・KO8601J0・KO5T0AJ0・KBOE1260J・EGL-C1281)です。そのうち段階式の5型番(9・9・6・6・5段階)では、KO8601J0 と KO5T0AJ0 の9段階が最も多い数です(1℃単位の山善 EGL-C1281 は段階式ではないため数えていません)。40℃から設定できるのは、温度調節の付いた6型番のうち KO8601J0 と KO5T0AJ0 の2型番です(PTV-A080・PTV-A120・KBOE1260J・EGL-C1281 は50℃から)。

蒸気は「省スチーム設計」で、公式ページは「沸騰時に注ぎ口から蒸気が出にくい」と書き、「蒸気量は抑えられますが、結露ややけどにご注意ください。」と注記しています。仕様表では「倒れてもお湯がこぼれしにくいフタ」「給湯ロックボタン」「自動電源オフ機能」「空焚き防止機能」が●、「熱くなりにくい 2重構造ボディ」が×です。沸とう時間はカップ1杯分(140mL)約1分(水温・室温23度の条件)です。

※下の商品カードは KO8601J0 です(カード名に色違いの KO8608J0 も併記されています)。

この段で順位に入れなかった型番

山善 EGL-C1281 は、50〜100℃を「1℃単位」で設定できる機種です。①②が公式ページで確認できず(安全装置の欄は「温度ヒューズ」のみ)、順位の外にしました。1℃単位で設定できるのは、この段で順位の対象にした9型番の中ではこの1台だけです。ティファール KO1611JP は①が省スチーム、②③が×、バルミューダ KPT03JP は①②が記載なし・③が×でした。KPT03JP は容量0.55Lで、この段でいちばん小さい機種です。

順位に入れていない機種もあります。タイガー PCV-A060(0.6L)は PCV-A080 と同じ蒸気レスの小さいサイズです。タイガーの PCK-A081(0.8L)も、製品ページに蒸気レスと本体二重構造が載っていて、タイガーの電気ケトル特集の比較表では温度調節機能が「–」です。商品カードはありますが、この段の順位には入れていません。①②は○、③は×で、第2の PCV-A080 と同じ並びです。

0.8L以下に当てはまらない人

一度に7杯分以上を沸かす日が多い人は、次の1.0L以上の段へ進んでください。温度調節だけが目的で、細かい温度まで合わせたい人は、上に書いた山善 EGL-C1281 を公式ページで確かめてください。

【1.0L以上】第1はタイガー PTV-A120

この段で順位の対象にしたのは、タイガー PTV-A120(1.2L)、ティファール KO5T0AJ0(1.2L)、デロンギ KBOE1260J(1.0L)の3台です。①が「蒸気レス」だったのは PTV-A120 だけでした。同じタイガーの PCV-A100・PCV-A120 も公式ページで蒸気レスですが、この記事では順位の対象にしていません。

第1に、タイガー PTV-A120(総合)

PTV-A120 は、0.8L以下の段の第1 PTV-A080 と同じ PTV-A シリーズの1.2L(カップ約9杯分)です。製品ページは2つの容量で共通で、機能一覧では「蒸気レス(蒸気キャッチャー構造)」「本体二重構造」「温度調節機能設定」が有効になっています。蒸気の注記も PTV-A080 と同じ「続けて沸とうさせるなど、本体内部が温かいときに湯沸かしすると、注ぎ口から蒸気が出る場合があります。」です。温度は取扱説明書で「50~100まで6段階」です。

仕様表は、定格消費電力1,300W、沸とう時間「カップ1杯:57秒」「満水:5分45秒」、電源プレートを含む大きさが幅17.8×奥行22.4×高さ24cm・約1.2kgです。第1にしたのは、この段で順位の対象にした3型番で①②③の3つともそろったのが PTV-A120 だけだったからです。

※下の商品カードは PTV-A120 のチェスナッツグレー(PTV-A120HC)です。

第2に、ティファール KO5T0AJ0(40℃から9段階で選びたい人)

KO5T0AJ0(ジャスティン コントロール アイボリー 1.2L)は容量1.2Lで、カップ1杯約140mLで数えると約9杯分です。温度設定は「40/50/60/70/80/85/90/95/100℃」の9段階で、選んだ温度で60分間保温できます。蒸気は「省スチーム設計」で、公式ページは「沸騰時に注ぎ口から蒸気が出にくい」と書き、「蒸気量は抑えられますが、結露ややけどにご注意ください。」と注記しています。仕様表は、定格消費電力1,250W、電源プレートを含む重さ約1,300g、本体の大きさが幅25×奥行き21×高さ24cm、コードの長さ約1.1mです。ティファール公式オンラインストアの表示は11,980円(税込)でした(2026年10月3日確認。表示は変わることがあります)。

PTV-A120 より下にしたのは、①が蒸気レスではなく省スチーム設計だからです。第3の KBOE1260J より上にしたのも①の差です。KO5T0AJ0 は省スチーム設計の記載があり、デロンギ KBOE1260J は当サイトが確認した公式ページに蒸気対策の記載がありませんでした。記載が確認できないものは○を付けず、下に置いています(無いという意味ではありません)。容量も KO5T0AJ0 が1.2L、KBOE1260J が1.0Lです。仕様表では「倒れてもお湯がこぼれにくいフタ」「給湯ロックボタン」「自動電源オフ機能」「空焚き防止機能」が●、「熱くなりにくい 2重構造ボディ」は×でした。沸とう時間はカップ1杯分(140mL)約1分(水温・室温23度の条件)で、公式ページは「最低水量300mL以上でのご使用をお勧めしています」とも書いています。

同じ1.2Lで温度設定が8段階のジャスティン ロック コントロール KO823AJP は、2026年10月3日のティファール公式オンラインストアで「SOLD OUT」「在庫切れ」と表示されていました(入荷のお知らせ登録の案内があります)。この記事は2026年10月3日に、1.0L以上の第2を KO823AJP から KO5T0AJ0 に替えました。

KO823AJP の電源プレート無償交換のお知らせ

ティファール(株式会社グループセブ ジャパン)は、2025年9月16日の「【重要】電気ケトルの電源プレート 無償交換のお知らせとお願い」で、「2021年10月から24年7月までに製造されたティファールの電気ケトルのうち、特定の製造ロット」について、「電源コードの不適切な使用方法 (※ 1 ) によって電源プラグが破損し、場合によっては製品をお使いの際に、コンセント近辺での発煙ないし発火に至る可能性がある」として、電源プレートの無償交換を案内しています(原文の注番号「(※ 1 )」は「不適切な使用方法」の例を示す注です)。

対象製品一覧表には、ジャスティン ロック コントロール アイボリー 1.2L(KO823AJP・4桁の番号「3023 ~ 1924」)と、同 ブラック 1.2L(KO823NJP・「3123 ~ 0424」)が載っています。4桁の番号は本体底面のラベルにあり、お知らせは「左側の2桁が製造された週、右側の2桁が製造された年を表します」と説明しています。KO823AJP をお持ちの方、中古で買う方は、公式のお知らせで品番と4桁の番号を確かめてください。確認とお申込みの窓口は、お知らせのページにある特設ページと、電源プレート無償交換事務局のフリーダイヤル(0120-153-020)です。当サイトは製品の安全性を判定していません。

第3に、デロンギ KBOE1260J(1.0Lで十分・細口で注ぎたい人)

KBOE1260J は容量1.0L(約7杯分)の温度設定つきケトルです。デロンギの公式ページには「5段階の温度設定 (50/60/80/95/100℃)」「60分間の保温機能 (100℃設定時を除く)」「1.0Lサイズ、狙った場所に注ぎやすい細口ケトル」と書かれています。消費電力は、デロンギ・ジャパンのプレスリリースで1200Wです。

安全機能について、公式ページの表記は「転倒時湯もれ軽減構造、空焚き防止、自動電源オフ」です。デロンギは「防止」ではなく「軽減」という言葉を使っています。他社の「転倒お湯もれ防止構造」と同じものとして読まないでください。沸とう時間は、当サイトが確認した公式ページに記載がありませんでした。

※下の商品カードは KBOE1260J のグラファイトブラック(KBOE1260J-GY)です。

1.0L以上に当てはまらない人

1.5Lまで沸かしたい人は、タイガーの大容量シリーズ PCT-A150(1.5L)が公式ページに載っています。蒸気は「省スチーム設計」で、公式ページは「蒸気量は抑えられますが、蒸気が出ないわけではありません。」と書いています。当サイトは商品カードを用意できていません。一日を通して何度もお湯を使う人は、ケトルではなく電気ポットのほうが合うかもしれません。入口記事の「電気ケトルと電気ポット、そもそもどっち?」を先に読んでください。

予算が合わないときに見る場所

象印の製品ページには価格の表示がありません。タイガーは公式オンラインストアに PTV-A 12,100円(税込)から、PCV-A 6,270円(税込)からと表示されています(2026年9月18日確認)。販売店の価格は商品カードで確かめてください。第1が予算に合わないときは、外すものを1つずつ決めると候補が絞れます。

  • 温度調節を外す → 0.8L以下の第2、タイガー PCV-A080(蒸気レスと本体二重構造はそのまま)
  • 蒸気レスと温度調節の両方を外す → ティファール KO1611JP(公式オンラインストアの表示は3,480円・税込、2026年9月18日確認。表示は変わることがあります)
  • 容量を1段下げる → 1.0L以上の段で考えていた人は、一度に沸かす杯数を数え直し、6杯以内なら0.8L以下の段へ

買わなくてよい人

  • 今のケトルで困りごとが無い人。この記事の3つの物差しは、困りごと(蒸気で棚が濡れる・外側が熱い・温度を選べない)があるときにだけ差になります。
  • お湯を一日じゅう使い、保温しておきたい人。この記事のケトルの保温は、付いている機種でも60分(KO8601J0・KO5T0AJ0、KBOE1260J は100℃設定時を除く)や約1時間(CK-AX08)です。山善 EGL-C1281 も保温機能がありますが、時間は公式に記載がありません。一日じゅうの保温は電気ポットの話になります。
  • 温度調節のためだけに買い替えようとしている人で、今はお湯を沸かして少し冷ませば足りている人。

よくある質問

Q. 電気ケトルは何Lを選べばいいですか?

A. 一度に沸かす杯数で決めます。カップ1杯約140mLで数えると、0.8Lは約6杯分、1.0Lは約7杯分、1.2Lは約9杯分です。この記事では、入口記事の目安に合わせて「0.8L以下」と「1.0L以上」の2段に分けています。

Q. 「蒸気レス」なら蒸気はまったく出ませんか?

A. いいえ。タイガーは「続けて沸とうさせるなど、本体内部が温かいときに湯沸かしすると、注ぎ口から蒸気が出る場合があります。」、象印は「本体が温かいときや少量で湯沸かしをすると、注ぎ口から蒸気が出る場合があります。」と公式ページで注記しています。蒸気レスでも、注ぎ口の近くに顔や手を寄せないでください。

Q. 温度調節が付いていて、蒸気レスでもある機種はどれですか?

A. 当サイトが順位の対象にした12型番では、タイガーの PTV-A080(0.8L)と PTV-A120(1.2L)の2台です。それぞれ0.8L以下・1.0L以上の段の第1にしました。象印の CK-AX・CK-DA・CK-JA には温度調節が付いていません。

Q. 象印の CK-AX08・CK-DA08 は、今も買えますか?

A. 2026年10月3日に象印の公式ページを見ると、2機種とも「在庫限定品」と表示されていました。販売店に在庫があるうちは買えますが、近いうちに無くなるかもしれません。象印の新しい CK-JA は「2026年09月発売」と表示されていて、この記事では CK-JA08 を0.8L以下の第3に置いています。

まとめ

  • 段は入口記事の容量の目安に合わせた「0.8L以下(約6杯まで)」「1.0L以上」の2つです。メーカーが決めた区分ではありません。
  • 0.8L以下の第1はタイガー PTV-A080。この段で順位の対象にした9型番のうち、蒸気レス・本体二重構造・温度調節の3つがそろったのはこの1台だけでした。温度調節が要らなければ、第2の PCV-A080 か、3つの物差しの結果が同じ第3の象印 CK-JA08(2026年9月発売)です。
  • 象印の CK-AX08(第4)・CK-DA08(第5)は、2026年10月3日の公式ページで「在庫限定品」でした。
  • 1.0L以上の第1はタイガー PTV-A120(1.2L・蒸気レス・本体二重構造・6段階)。第2はティファール KO5T0AJ0(1.2L・9段階)、第3はデロンギ KBOE1260J です。ティファールは2025年9月16日、同じ1.2Lの KO823AJP の一部(4桁の番号「3023 ~ 1924」)を含む電気ケトルの電源プレート無償交換を案内しています。お持ちの方・中古で買う方は公式のお知らせで確認してください。
  • 「蒸気レス」でも、本体が温かいときなどに注ぎ口から蒸気が出る場合があると、タイガー・象印とも公式に注記しています。

一度に沸かす杯数を数えたら、上の表の自分の段の第1から見てください。

注記:数字の条件

  • 沸とう時間の条件は社ごとに書き方が違います。象印は室温・水温23℃、定格消費電力、カップ1杯約140mL。ティファールの注記は「水温・室温23度の条件で、記載量が沸とうするまでの時間。」で、定格消費電力の文言はありません。タイガーは仕様表に「カップ1杯:57秒」とあり、条件は電気ケトル特集ページに「水温・室温23度、定格消費電力にて、カップ1杯分約140mLにおいて通電自動オフするまでの沸とう時間(自社測定法)」とあります(2026年9月18日確認。製品ページには条件の表示がありません)。この記事は沸とう時間を順位に使っていません。
  • ティファール KO8601J0 の製品ページには「最低水量300mL以上でのご使用をお勧めしています」と書かれています。カップ1杯分の約1分は、それより少ない量で測った数字です。
  • タイガー PTV-A の温度は「ダイヤル式の温度スイッチの数値は目安を示しており、正確な温度を表示しているものではありません。」と公式ページに注記があります。取扱説明書にも「(温度は目安です)」とあります。
  • タイガーの蒸気の等級は、2026年9月18日に公式ページの機能一覧で、PTV-A・PCV-A とも「蒸気レス(蒸気キャッチャー構造)」が有効、「省スチーム設計」が無効の表示であることを確認しました。
  • 山善 EGL-C1281 の蒸気対策・本体二重構造・転倒時の湯もれ対策・空だき防止、デロンギ KBOE1260J の蒸気対策・本体二重構造は、公式ページで記載を確認できませんでした。「無い」ではなく「確認できていない」という意味です。
  • ティファールとタイガーの価格は、各社公式オンラインストアの2026年9月18日の表示です(ティファール KO5T0AJ0 の価格と KO823AJP の在庫切れの表示は2026年10月3日の表示)。表示は変わることがあります。
  • 象印 CK-JA08 の「6つの安全設計」の内訳(本体二重構造を含む)は、製品ページでは画像の中にあるため、象印の2026年8月5日のニュースリリースで確かめました(2026年10月3日確認)。

出典(確認日つき)

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