200L台の冷蔵庫おすすめ26機種比較|9社の設置幅・冷凍室・電気代【2026年】

200L台(201〜299L)の冷蔵庫26機種を9社で比較する記事のアイキャッチ。置ける幅・冷凍室・電気代をメーカー公式スペックで比べることを記載している 冷蔵庫

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「200L台」と決めて調べ始めたのに、9社26機種もあって、スペック表を見比べてもどれも同じに見える——。この段はそうなりやすい段です。

ですが、200L台の冷蔵庫は「どれも似たようなもの」ではありません。置くのに必要な幅は461mm〜762mm、冷凍室は52L〜125L、年間の電気代は7,657円〜10,540円。同じ230Lでも電気代が年899円違い、同じ幅54.4cmの本体でも必要な設置幅が60mm違います。選ぶ順番は①置ける幅 → ②要る機能(野菜室・製氷・冷凍) → ③電気代。この順で見れば、26機種は1〜3機種まで絞れます。

この記事で分かること(答えの先出し)

  • 置ける幅で選択肢が決まります。幅50cmの隙間に入るのは26機種中2機種(上限208L)。56cmまで用意できると一気に5機種・284Lまで届きます。
  • 独立した野菜室・3ドア・自動製氷は、300L未満のなかでは201L以上にしかありません。1段下げると、この3つは同時に消えます。
  • 200L台にしても電気代は下がりません。この段でいちばん大きい299Lの機種(年10,540円)は、429Lの機種(年7,657円)より高くつきます。

数値はすべて9社のメーカー公式ページ・公式PDFで確認したものです(この記事で扱う26機種は2026年8月10日、母集団の再監査で追加した8機種は2026年8月13日の確認)。価格は変動するため扱いません。

この記事の立場:当サイトはここで扱う26機種を購入・使用していません。スペックはすべてメーカー公式サイト・公式取扱説明書・公式据付寸法図を2026年8月10日に開いて確認したもので、実測値や使用感の体験談は一切書いていません。上の容量帯と比べるために使った数値だけは、当サイトが2026年7月28日〜8月2日に同じ方法で別途集計したものです。この記事は総合ランキングや総合点をつけません。用途別に候補を絞るところまでが役割です。

200L台の冷蔵庫の選び方3ステップの図解。ステップ1は置ける幅は何mmか。設置に必要な幅は461ミリから762ミリで、26機種の中で301ミリの開きがある。幅50cmまでなら2機種で上限208L、幅56cmまでなら5機種で上限284L、幅58.5cmまでなら13機種で上限295L、幅70cmまでなら24機種で上限299L。設置に必要な幅は本体幅に左右のすきまを足した寸法で、1機種は数値を読み取れなかったため集計から外している。ステップ2は独立野菜室・自動製氷・広い冷凍室のどれが要るか。独立野菜室は9機種、公式に自動製氷を確認できたのは2機種、冷凍室は52Lから125L。ステップ3は電気代を見る。年間消費電力量は247から340kWhで年7,657円から10,540円。容積の大小では決まらない
選ぶ順番の全体像です。各ステップの詳しい数値と根拠は、この下の本文(判断軸①〜③)で説明します。数値は9社のメーカー公式ページ・公式PDFで確認したものです(この記事で扱う26機種は2026年8月10日の確認)。
  1. 結論:200L台の選び方は3ステップで決まる
    1. 用途別の早見(詳しくは記事の後半で)
  2. この記事の根拠|9社70機種のうち、201L以上の26機種を扱います
    1. なぜ主要5社ではなく9社なのか(選定基準を公開します)
    2. この26機種に含めていないもの(正直に書きます)
    3. このシリーズの構成(結論編で「私ならこれを買う」を発表します)
  3. 200L台とは何か|この段の全体像
    1. 二人暮らしの標準は300L台です。200L台で二人暮らしをするのは条件つき
  4. 判断軸①:置ける幅は461mmから762mmまで、26機種の中で301mmの開きがある
    1. この26機種だけで、足す寸法が+8mmから+200mmまで散らばる
    2. 本体562mmのIRSN-HF24Aは、本体600mmのGR-Y29SCより152mm広い場所が要る
    3. 幅50cm・55cm・56cm・58.5cm・60cm・70cmで置ける機種(設置幅からの逆引き)
    4. 左右非対称の機種が2つあります。「本体幅+同じ数字×2」は使えません
    5. 設置幅がいちばん狭いJR-SX21T/SX21BR・BLは、上にレンジを置けない機種でもある
    6. 奥行と背面も、本体寸法では測れません
    7. 「壁からのスペース」は、数値だけを並べてはいけません
    8. 幅が足りないと分かった方へ
  5. 判断軸②:200L台までなら手に入るもの(野菜室・3ドア・自動製氷)
    1. 独立野菜室を持つ9機種(すべて226L以上)
    2. 公式に自動製氷を確認できたのは2機種だけです
    3. 霜取りで悩まなくていいのは、300L未満ではこの段だけです
    4. 冷凍室は52L〜125L。300L台の最大97Lを超える機種が3つあります
    5. 当サイトが運転音の数値を確認できたのは2社だけです
  6. 判断軸③:200L台にしても電気代は下がりません
    1. この段の年間消費電力量は247kWh〜340kWh(年7,657円〜10,540円)
    2. 429Lの冷蔵庫と同じ電気しか使わない機種と、それより使う機種が同居しています
    3. 外形も各室容積も1mmも1Lも違わない2機種で、電気代と設置幅が違います
    4. 電気代の読み方をもう少し詳しく知りたい方へ
  7. 200L台26機種の一覧表
  8. 主な13機種を1機種ずつ|どんな人に向くか、どこが弱いか
    1. ハイアール JR-SX21T(208L)|幅50cm未満の隙間に入る、この段で唯一の答え
    2. 三菱電機 MR-CX27M(272L)|設置550mm。この段で最も狭い場所に置ける3ドア+野菜室
    3. パナソニック NR-C28BC3(284L)|野菜室71L・設置551mm。容量と設置幅の両立
    4. 東芝 GR-Y29SC(294L)|この段で数少ない自動製氷つき。野菜室70L
    5. ハイセンス HR-D295KW/KB(295L)|幅58.5cmで295Lが入る
    6. 日立 R-27X(265L)|300L未満で唯一の日立。背面を壁に付けられる
    7. ハイアール JR-CV29C(286L)|野菜室74Lはこの段で最大。ただし設置寸法が読み取れませんでした
    8. AQUA AQR-23A(226L)|独立野菜室つきで最も小さい226L。3ドア
    9. シャープ SJ-PD28R(280L)|冷凍室125L。300L台の最大97Lを上回る
    10. アイリスオーヤマ IRSN-HF24A(235L)|冷凍室123L・3ドア。ただし置き場所を最も選ぶ
    11. AQUA AQR-26A(262L)|この段で最も電気を使わない。429Lの機種と同じ247kWh
    12. AQUA AQR-S26A(262L)|AQR-26Aとの違いは自動製氷。差額は年713円
    13. アイリスオーヤマ IRSN-30A(299L)|この段で最大の299L。ただし電気代も設置幅も最大級
  9. 用途別のおすすめ|条件が決まっているなら、答えは3つに絞れます
    1. 幅が最優先の方|ハイアール JR-SX21T(208L・設置461mm)
    2. 冷凍が最優先の方|シャープ SJ-PD28R(280L・冷凍室125L)
    3. 独立野菜室が要る方|パナソニック NR-C28BC3(284L・野菜室71L・設置551mm)
    4. 200L台にしないほうがいい方(逃がし先)
    5. 実際に寄せられている悩みと、この記事の答え
  10. よくある質問
    1. Q1. 200L台は二人暮らしで足りますか?
    2. Q2. 幅50cmの隙間に200L台の冷蔵庫は置けますか?
    3. Q3. 200L台にすれば電気代は安くなりますか?
    4. Q4. 200L台に野菜室つきはありますか?
    5. Q5. 200L台は霜取りが要りますか?
  11. まとめ
    1. 購入するときの実務(設置日までにやること)
  12. 次に読む記事
  13. 出典・確認日

結論:200L台の選び方は3ステップで決まる

200L台の冷蔵庫とは、定格内容積が201L以上299L以下の冷凍冷蔵庫のことです。当サイトが9社の公式ラインアップで確認した300L未満の70機種のうち、この範囲に入るのは26機種でした。この26機種は①置ける幅 → ②要る機能 → ③電気代の順に見ます。順番に理由があります。あとから変えられない条件(設置寸法)を先に決めると、途中でやり直しが起きないからです。

3ステップ(この順に見る)

  1. 置ける幅は何mmか(→ 置ける幅は461mm〜762mmで301mmの開き
    ・幅50cm(500mm)まで ⇒ 2機種・上限208L
    ・幅56cm(560mm)まで ⇒ 5機種・上限284L
    ・幅58.5cm(585mm)まで ⇒ 13機種・上限295L
    ・幅70cm(700mm)まで ⇒ 24機種・上限299L
    ※測るのは本体の外形寸法ではなく「設置に必要な幅」です。1機種は当サイトが数値を読み取れなかったため、この集計から外しています
  2. 独立野菜室・自動製氷・広い冷凍室のどれが要るか(→ 200L台までなら手に入るもの
    ・独立野菜室は9機種、公式に自動製氷を確認できたのは2機種、冷凍室は52L〜125L
  3. 電気代を見る(容積では決まりません)(→ 200L台にしても電気代は下がりません
    ・247kWh〜340kWh(年7,657円〜10,540円)。容積の大小と連動していません

※電気代を最後に置いているのは、この段では「小さいほうが安い」が成立しないことを先に確認してもらうためです。

用途別の早見(詳しくは記事の後半で)

あなたの最優先 この段での答え 数値
とにかく幅が狭い場所に置きたい ハイアール JR-SX21T(JR-SX21BR/BLも同数値) 設置に必要な幅461mm・208L・上に空けるのは9mm
冷凍室をいちばん広く取りたい シャープ SJ-PD28R 冷凍室125L(280L中44.6%)
独立した野菜室が要る パナソニック NR-C28BC3/東芝 GR-Y29SC 野菜室71L・設置551mm/野菜室70L・自動製氷つき

まとめると、この段は「置ける幅」で候補が決まり、「要る機能」で1〜3機種に落ち、「電気代」で最後の1つを決める段です。容積の大小は、この3つのどれの答えにもなりません。

この記事の根拠|9社70機種のうち、201L以上の26機種を扱います

本記事の数値は、定格内容積300L未満の冷凍冷蔵庫70機種を9社の公式ページ・公式PDFで集計した表(確認日は2026年8月10日/母集団の再監査で追加したアイリスオーヤマ8機種は8月13日/IRSN-18A-W は8月14日)から、201L以上の26機種を抜き出したものです。参照したのはメーカー公式サイト・公式取扱説明書・公式据付寸法図のみで、販売店サイトや価格比較サイトの数値は1つも使っていません。

なぜ主要5社ではなく9社なのか(選定基準を公開します)

当サイトは上位3つの容量帯(300〜400L・400〜500L・500L以上)を、いずれも主要5社(パナソニック・三菱電機・日立・東芝・シャープ)だけで集計してきました。5社だけで比較が成立していたためです。しかし300L未満だけは構造が違いました。当サイトが集計した70機種のうち、主要5社は16機種(23%)で、残る54機種(77%)はアイリスオーヤマ・ハイアール・AQUA・ハイセンスの4社でした。5社だけで表を作ると、読者が店頭やネットで実際に目にする機種の大半が載りません。そこでこの帯では9社を母集団としました。

メーカー 200L台(この記事) 300L未満 全体
アイリスオーヤマ 6 23
ハイアール 6 11
AQUA 4 8
ハイセンス 3 12
パナソニック 2 4
シャープ 2 5
東芝 1 3
三菱電機 1 3
日立 1 1
合計 26 70

200L台は、9社すべての機種が並ぶ唯一の段です。125〜182Lの段には日立が1機種もなく、124L以下の段には主要5社の現行冷凍冷蔵庫が1機種もありません(シャープが公式一覧に併記している2019年モデル SJ-H13E は128Lなので、124L以下ではなく125〜182Lの容積範囲に入ります。現行のR型番ではないため、母集団とは別扱いにしています)。逆に言えば、200L台の主要5社は26機種のうち7機種(27%)しかありません。「テレビでよく見るメーカーで選ぼう」と決めて売り場に立つと、この段では選択肢の4分の1しか見ていないことになります。

この26機種に含めていないもの(正直に書きます)

  • 冷凍室のない1ドアの冷蔵専用機と、単機能の冷凍庫・冷凍ストッカー…どちらも省エネ基準の区分が冷凍冷蔵庫と別です。同じ表に混ぜると比較そのものが壊れるため、当サイトは冷凍冷蔵庫だけで表を作っています。
  • 定格内容積300Lちょうどの機種…この記事の範囲は201〜299Lです。300Lちょうどの三菱電機 MR-CX30M は、当サイトでは300〜400L帯の記事で扱います。
  • シャープが公式一覧に併記している前年以前のモデル…店頭で実際に見かける機種ですが、現行モデルと混ぜると比較が壊れるため別扱いにしました。
  • 当サイトが確認した9社70機種に含まれていない型番…売り場や他サイトには、この9社以外のブランドの200L台も並んでいます。当サイトはそれらを一次確認していないため、この記事の比較表には入れていません。「存在しない」でも「品質が低い」でもなく、「当サイトが調べていない」という意味です。

確認範囲についての注記:「日立の300L未満は R-27X の1機種だけ」というのは、当サイトが公式一覧で確認できた範囲の事実です。日立公式のラインアップページの一部にアクセスできなかったため、一覧に掲載されていない現行機がある可能性は否定していません。また、アイリスオーヤマ・ハイアール・AQUA・ハイセンスの4社は、全機種で発売時期が公式ページに表示されていませんでした。表示がないことを「生産終了」とも「新製品」とも読んでいません。

このシリーズの構成(結論編で「私ならこれを買う」を発表します)

この記事は、300L未満の冷蔵庫を扱う5本のシリーズの2本目です。

  1. 一人暮らし・二人暮らしの冷蔵庫の選び方…300L未満70機種の全体像・判断軸
  2. 200L台の冷蔵庫26機種比較(この記事)…9社すべてが並ぶ段。独立野菜室・3ドア・自動製氷があるのはここだけ
  3. 125〜182Lの冷蔵庫31機種比較…日立が1機種もない段
  4. 124L以下の冷蔵庫13機種比較…主要5社の現行機がなく、13機種のうち6機種が直冷式の段
  5. 結論編:300L未満70機種から「私ならこれを買う」…条件別の答えを「第1に〜第5に」の形で5機種発表

この記事では総合点も順位もつけません。26機種を用途別に絞るところまでが役割です。なお、70機種を横並びで採点した総合ランキングは、このシリーズでは作りません。この帯は72Lの1ドア冷凍庫から294Lの3ドア冷蔵庫までが同居していて用途がまるで違うため、1列に並べて順位をつけると読者を誤らせるからです。結論編では、条件別の答えを「第1に〜第5に」の形で5機種発表します。

まとめると、この記事の数値はすべて9社の公式情報で、母集団の決め方も、外した機種も、この記事で使った項目のうち確認できなかったものも、すべてこの記事の中で開示しています。

300L未満の冷蔵庫を扱うシリーズ5本の構成図。1本目は一人暮らし・二人暮らしの冷蔵庫の選び方で、300L未満70機種の全体像と判断軸。2本目が本記事の200L台26機種比較で、9社すべてが並ぶ段。独立野菜室・3ドア・自動製氷があるのはここだけ。3本目は125から182Lの31機種比較で、日立が1機種もない段。4本目は124L以下の13機種比較で、主要5社の現行機がなく13機種中6機種が直冷式の段。5本目は結論編で、300L未満70機種から条件別の答えを第1に〜第5にの形で5機種発表する
この記事は5本シリーズの2本目です。それぞれの記事へは、上の「このシリーズの構成」の一覧からたどれます。

200L台とは何か|この段の全体像

200L台の冷蔵庫とは、定格内容積201L〜299Lの冷凍冷蔵庫を指します。この段の実データの幅は次のとおりです。すべて26機種の実数値から出したもので、推定値は含みません。

項目 この段の最小 この段の最大 開き
定格内容積 201L(JR-MV20A・JR-M20A・AQR-20A の3機種) 299L(IRSN-30A) 98L
設置に必要な幅 461mm(JR-SX21T ほか) 762mm(IRSN-HF24A) 301mm
上に空ける寸法 9mm(JR-SX21T ほか) 300mm(IRSN-HF24A) 33倍
本体幅に足す寸法 +8mm(JR-SX21T ほか) +200mm(IRSN-HF24A) 25倍
冷凍室 52L(HR-B2501) 125L(SJ-PD28R) 2.4倍
年間消費電力量 247kWh(AQR-26A ほか2型番=計3型番) 340kWh(IRSN-30A) 93kWh=年2,883円

特に注意してほしいのが、上から3行目と4行目です。300L未満の70機種のうち、設置寸法を確認できた56機種全体で見たときの最小値と最大値が、上に空ける寸法も本体幅に足す寸法も両方ともこの26機種の中に入っています。つまり設置条件のばらつきは、200L台がいちばん激しいということです。

二人暮らしの標準は300L台です。200L台で二人暮らしをするのは条件つき

先に正直に書きます。当サイトが人数別の容量を検討した記事では、二人暮らしの標準は300L台と結論しています。200L台で二人暮らしをするのは、次のどれかが当てはまる場合です。

  • 置き場所の幅・奥行・上の余白が足りず、300L台が物理的に入らない
  • 自炊の頻度が低く、作り置きやまとめ買いをしない
  • 冷凍だけ別に用意している(セカンド冷凍庫を使う、など)

どれにも当てはまらないなら、200L台を無理に選ぶ理由はありません。まだ容量そのものを決めきれていない方は、先に人数別の冷蔵庫の容量の決め方を解説した記事を読んでください。この記事は「200L台にすると決めた人が、26機種からどれを選ぶか」を扱います。

まとめると、200L台は「容量で選ぶ段」ではなく「置き場所の制約から選ばざるを得ない段」です。制約がないなら、上の帯を先に検討したほうが選択肢は多くなります。

判断軸①:置ける幅は461mmから762mmまで、26機種の中で301mmの開きがある

設置に必要な幅は「本体の幅+メーカーが指定する左右の放熱すきま」です。この仕組みと、300L未満70機種全体での分布はシリーズ1本目で説明しました。ここでは201L以上の26機種について、実際の数値だけを並べます。

この26機種だけで、足す寸法が+8mmから+200mmまで散らばる

当サイトが実査した上位記事7本は、いずれも外形寸法(幅×奥行×高さ)は載せていましたが、設置に必要な寸法を機種ごとの数値で載せた記事は、その7本の範囲では見つかりませんでした。「約5cm程度の放熱スペース」「背面10cm程度」といった一律の一般値を書いた記事が2本あっただけです。この段の実データでは、その一般値がまったく通用しません。

本体幅に足す寸法 左右それぞれ 機種数 機種
+8mm 各4mm 2 JR-SX21BR/BL、JR-SX21T(ハイアール)
+10mm 各5mm 6 NR-C28BC3、MR-CX27M、GR-Y29SC、SJ-PD28R、AQR-S26A、AQR-26A
+20mm 各10mm 1 R-27X(日立)
+35mm 左10mm・右25mm 2 HR-D295KW/KB、HR-D260KW(ハイセンス)
+40mm 各20mm 7 NR-B253T、SJ-BD23R、JR-MV20A、JR-M20A、AQR-23A、AQR-20A、HR-B2501
+100mm 各50mm 6 IRSN-30A、IRSN-IC30A、IRSN-27A、IRSN-23A、IRSN-23B、JR-M28A
+200mm 各100mm 1 IRSN-HF24A(アイリスオーヤマ・3ドア235L)
当サイトが読み取れず 1 JR-CV29C(ハイアール)
合計 26

上に空ける寸法は、さらに開きます。9mmで済む機種と、300mm必要な機種が同じ段に並んでいます。

上に空ける寸法 機種数 機種
9mm 2 JR-SX21BR/BL、JR-SX21T(ハイアール)
50mm 9 R-27X、GR-Y29SC、NR-C28BC3、MR-CX27M、AQR-S26A、AQR-26A、IRSN-23B、HR-D295KW/KB、HR-D260KW
100mm 9 NR-B253T、SJ-PD28R、SJ-BD23R、JR-M28A、JR-M20A、JR-MV20A、AQR-23A、AQR-20A、HR-B2501
200mm 4 IRSN-30A、IRSN-IC30A、IRSN-27A、IRSN-23A(アイリスオーヤマ)
300mm 1 IRSN-HF24A(アイリスオーヤマ)
当サイトが読み取れず 1 JR-CV29C(ハイアール)
合計 26

AQUA AQR-S26A/AQR-26A の50mmについて:公式の据付必要寸法図にある50mmは「*レンジを置かない場合」という条件つきの値です。取扱説明書(p4)には「電子レンジを載せる場合はその機器の設置条件に従う」とあります。「上は50mmでよい」とだけ覚えないでください。

本体562mmのIRSN-HF24Aは、本体600mmのGR-Y29SCより152mm広い場所が要る

200L台(201〜299L)の冷蔵庫25機種について、本体の幅と設置に必要な幅を並べた横棒グラフ。設置に必要な幅の狭い順に並べている。ハイアールJR-SX21BR/BLとJR-SX21Tは本体453ミリに対し設置461ミリで増分8ミリと最小。三菱電機MR-CX27Mは本体540ミリに対し設置550ミリ。パナソニックNR-C28BC3は本体541ミリに対し設置551ミリ。日立R-27Xは本体540ミリに対し設置560ミリ。ハイアールJR-M20Aは本体525ミリに対し設置565ミリ。シャープSJ-PD28Rは本体560ミリに対し設置570ミリ。AQUA AQR-23A、AQR-20A、ハイアールJR-MV20Aは本体530ミリに対し設置570ミリ。シャープSJ-BD23Rは本体544ミリに対し設置584ミリ。ハイセンスHR-D295KWとHR-D260KWは本体550ミリに対し設置585ミリ。ハイセンスHR-B2501は本体550ミリに対し設置590ミリ。パナソニックNR-B253Tは本体555ミリに対し設置595ミリ。東芝GR-Y29SC、AQUA AQR-S26A、AQR-26Aは本体600ミリに対し設置610ミリ。アイリスオーヤマIRSN-23Bは本体544ミリに対し設置644ミリ。ハイアールJR-M28Aとアイリスオーヤマ IRSN-23Aは本体545ミリに対し設置645ミリ。アイリスオーヤマIRSN-27Aは本体547ミリに対し設置647ミリ。アイリスオーヤマIRSN-30AとIRSN-IC30Aは本体595ミリに対し設置695ミリ。アイリスオーヤマIRSN-HF24Aは本体562ミリに対し設置762ミリで増分200ミリと最大。本体562ミリのIRSN-HF24Aは本体600ミリの東芝GR-Y29SCより38ミリ細いのに、置き場所は152ミリ広く必要になる。主要5社の7機種は公式値、主要5社以外の4社の18機種は当サイトが本体幅に左右のすきまを足して計算した値で色を分けている。ハイアールJR-CV29Cは設置に必要な幅を当サイトが読み取れなかったため除外し25機種で作図している。横軸は0から始めている。
「※当サイト計算」は、本体幅に左右のすきまを足して当サイトが計算した値です。アイリスオーヤマ・ハイアール・AQUA・ハイセンスは「最小必要設置スペース」を仕様表に数値で公表していないためで、メーカー公式が数値を公表している7機種はその公表値です。ハイセンス HR-D295KW/KB と HR-D260KW は左右非対称(左10mm・右25mm)で、「本体幅+同じ数字×2」の計算式が通用しません。ハイアール JR-CV29C は設置に必要な幅を当サイトが読み取れなかったため、この図から除外しています(数値が存在しないという意味ではありません)。出典:各社公式の製品仕様ページ・据付必要寸法図・取扱説明書より当サイトが集計(2026年8月10日取得)。

本体幅の順位と、設置に必要な幅の順位は入れ替わります。この段でいちばんはっきり出るのが次の組み合わせです。

型番 容積 本体幅 設置に必要な幅
東芝 GR-Y29SC 294L 600mm 610mm +10mm
アイリスオーヤマ IRSN-HF24A 235L 562mm 762mm(当サイト計算) +200mm

本体はアイリスオーヤマのほうが38mm細いのに、置き場所は152mm広く必要です。「幅56cmだから56cmの隙間に入る」という探し方をすると、この機種では11cm以上足りません。売り場のポップに大きく書いてある数字は、置ける幅ではありません。

数値の出どころを断っておきます。設置に必要な幅を公式に数値で公表しているのは、この段では主要5社の7機種だけです(GR-Y29SC 610mm/NR-C28BC3 551mm/SJ-PD28R 570mm/MR-CX27M 550mm/R-27X 560mm/NR-B253T 595mm/SJ-BD23R 584mm)。残る18機種の「※計」は、当サイトが本体幅に左右のすきまを足して計算した値です。アイリスオーヤマ・ハイアール・AQUA・ハイセンスの4社は「最小必要設置スペース」に相当する数値を仕様表に載せていないためです。公式値ではないことを、表と本文の両方で明記しています。

幅50cm・55cm・56cm・58.5cm・60cm・70cmで置ける機種(設置幅からの逆引き)

用意できる隙間の幅から、置ける機種を逆に引く表です。本体幅ではなく、設置に必要な幅で並べています。

用意できる幅 置ける機種数 入る最大容積 その幅で新たに入る機種
50cm(500mm) 2 208L JR-SX21BR/BL、JR-SX21T(ともに461mm)
55cm(550mm) 3 272L +MR-CX27M(550mm・3ドア・野菜室60L)
56cm(560mm) 5 284L +NR-C28BC3(551mm・野菜室71L)、R-27X(560mm・野菜室63L)
57cm(570mm) 10 284L +JR-M20A(565mm)、SJ-PD28R(570mm・冷凍室125L)、AQR-23A(570mm・野菜室56L)、JR-MV20A(570mm)、AQR-20A(570mm)
58.5cm(585mm) 13 295L +SJ-BD23R(584mm)、HR-D295KW/KB(585mm・野菜室67L)、HR-D260KW(585mm)
60cm(600mm) 15 295L +HR-B2501(590mm)、NR-B253T(595mm)
61cm(610mm) 18 295L +GR-Y29SC(610mm・野菜室70L・自動製氷)、AQR-S26A(610mm・自動製氷)、AQR-26A(610mm・この段で最も電気を使わない)
65cm(650mm) 22 295L +IRSN-23B(644mm)、JR-M28A(645mm)、IRSN-23A(645mm)、IRSN-27A(647mm)
70cm(700mm) 24 299L +IRSN-30A(695mm)、IRSN-IC30A(695mm)
77cm(770mm) 25 299L +IRSN-HF24A(762mm・冷凍室123L)
(幅は不明) JR-CV29C(286L・野菜室74L。設置に必要な幅を当サイトが読み取れませんでした

この表から言えることが3つあります。

  1. 幅50cmの隙間に置けるのは、26機種のうち2機種だけです。上限は208L。しかもこの2機種は同一の数値を持つ別型番なので、実質は1つの箱です。
  2. 幅56cmまで用意できると、一気に284Lまで届きます。50cm→56cmのわずか6cmで、入る最大容積が76L増えます。置き場所を6cm広げられないかを先に検討する価値があります。
  3. 295Lは幅58.5cmで入るのに、299Lには幅69.5cmが要ります。たった4Lのために、必要な幅が110mm増えます(HR-D295KW 585mm と IRSN-30A 695mm。どちらも当サイトの計算値なので、比較の条件はそろっています)。

左右非対称の機種が2つあります。「本体幅+同じ数字×2」は使えません

ハイセンス HR-D295KW/KB と HR-D260KW は、左10mm・右25mm と左右で必要なすきまが違います。この2機種では「本体幅+左右同じ数字×2」の計算式が成立しません。左右どちらの側に壁が来るかで、置けるかどうかが変わります。

なお、この段以外にも左右非対称の機種があります。当サイトが70機種で確認した非対称機は4機種で、うち2機種がこの段のハイセンス機です。

設置幅がいちばん狭いJR-SX21T/SX21BR・BLは、上にレンジを置けない機種でもある

200L台は高さが1,375mm〜1,890mmと幅があり、上に電子レンジを置く前提で選ぶ方が多い段です。ただし条件があります。

  • シャープの注記(逐語):「必要設置スペースは、のせた物の最上部から100mm以上となります。」「トップテーブルの耐荷重は30kgです。」つまりレンジを置くと、そのレンジのさらに上に10cm必要になります。
  • AQUA の取扱説明書(p4・逐語):「電子レンジを置く場合はその機器の設置条件にも従ってください」。上方50mmという数値は「レンジを置かない場合」の値です。
  • ハイアール JR-SX21BR/BL・JR-SX21T は、仕様表の「耐熱性能天板」が「-」です。ハイアールの13機種のなかでこの2機種だけが「-」でした。設置幅がいちばん狭い機種は、上にレンジを置けない機種でもあります。

奥行と背面も、本体寸法では測れません

据付必要奥行とは、本体の奥行に背面のすきま等を足した、設置に必要な奥行のことです。ただし公式の項目名が社ごとに違います(日立=最小設置奥行寸法/東芝・パナソニック・三菱電機・ハイアール・AQUA=据付必要奥行寸法/シャープ=最小必要設置スペース)。当サイトは言い換えずにそのまま扱っています。

本体奥行との差 機種 本体奥行 → 必要奥行
±0mm R-27X 655mm → 655mm
±0mm NR-C28BC3 625mm → 625mm
±0mm NR-B253T 632mm → 632mm
±0mm JR-CV29C 666mm → 666mm
±0mm JR-MV20A 605mm → 605mm
±0mm AQR-23A 601mm → 601mm
±0mm AQR-20A 601mm → 601mm
+4mm MR-CX27M 656mm → 660mm
+6mm JR-SX21BR/BL、JR-SX21T 632mm → 638mm
+16mm GR-Y29SC 665mm → 681mm
+16mm AQR-S26A、AQR-26A 685mm → 701mm
+20mm SJ-PD28R 665mm → 685mm
+20mm JR-M20A 578mm → 598mm
+48mm SJ-BD23R 627mm → 675mm
+50mm JR-M28AR/AL 602mm → 652mm
項目が公式にない アイリスオーヤマ6機種、ハイセンス3機種 両社とも据付必要奥行に相当する項目が仕様表にありません

公式に据付必要奥行が載っている17機種のなかでは、最大の増分は+50mm(JR-M28AR/AL)でした。アイリスオーヤマ6機種・ハイセンス3機種については、当サイトが公式仕様表を開いた範囲でこの項目自体が見つかりませんでした。「奥行に余裕が要らない」という意味ではありません。

背面については、「壁に付けてよい」と公式に書いているメーカーは限られます。

メーカー・機種 背面の扱い 出どころ
日立 R-27X 壁に付けられます(逐語「冷蔵庫の背面は壁に付けられます。」) 取扱説明書 p4
AQUA AQR-S26A/26A/23A/20A 壁につけられます(振動音や壁材の変色があれば離す、との注記つき) 取扱説明書 p4
東芝 GR-Y29SC 10mm 設置寸法図
ハイアール JR-SX21BR/BL・JR-SX21T 6mm 寸法図PDF
ハイアール JR-M28AR/AL 50mm 寸法図PDF
ハイセンス HR-D295KW/KB・HR-D260KW 50mm 仕様表
ハイセンス HR-B2501 75mm 仕様表
パナソニック NR-C28BC3・NR-B253T 必須の指定なし(音や結露が気になるときは壁から30mm以上=任意の対策) 仕様ページ
三菱電機 MR-CX27M 取扱説明書に背面の数値の指定なし(左右0.5cm以上・上部5cm以上の記載のみ) 取扱説明書 p4
ハイアール JR-MV20A・JR-M20A 寸法図に表示がなく、当サイトが確認できませんでした
シャープ SJ-PD28R・SJ-BD23R 仕様に「背面」という項目そのものがありません(当サイト未確認。「◯mm」と書けません)

「壁からのスペース」は、数値だけを並べてはいけません

仕様表には「壁ぎわのスペース」という似た名前の項目もありますが、これは背面のすきまではなく、横に壁がある場合の話です。しかも理由が2種類あります。

型番 公式の値 公式の注記(逐語)
日立 R-27X 10mm以上 「本体側面を壁際に設置される場合、ドアが十分開けられないときは、壁から10mm以上のスペースをとってください。」
パナソニック NR-C28BC3 15mm以上 冷蔵室ドアが十分あかないため
シャープ SJ-BD23R 300mm以上 同じページに2通りの説明があります。「冷蔵室のガラス棚を取り出すには、壁から300mm以上」/「冷蔵室ドアが十分開けられない時は、壁から300mm以上」
シャープ SJ-PD28R 390mm以上 「冷蔵室のガラス棚を取り出すには、壁から390mm以上のスペースをあけてください。」

日立の10mmとシャープの390mmを同じ列に並べると39倍の差に見えますが、聞いていることが違います。前者は「ドアが開くか」、後者は「棚を引き出せるか」です。シャープの機種で「壁から39cm離さないと置けない」わけではありません。数値だけの比較表に惑わされないでください。

幅が足りないと分かった方へ

この段で置けそうな機種が1つも見つからなかったなら、原因は2つのどちらかです。

やってはいけないのは、メーカーが指定した放熱すきまを削って押し込むことです。指定値は放熱のための寸法で、守れないなら、その機種はその場所に置けません。当サイトができるのは「指定値を満たす機種を探せるようにすること」だけです。

まとめると、200L台で最初に見るべきなのは本体幅ではなく設置に必要な幅です。本体幅に足す寸法が+8mmの機種と+200mmの機種が同じ段に並んでいる以上、機種ごとに数値を見るしか方法はありません。

判断軸②:200L台までなら手に入るもの(野菜室・3ドア・自動製氷)

独立野菜室とは、冷蔵室・冷凍室とは別に、野菜専用の容積が公式仕様に記載されている室のことです。300L未満の70機種のうち、この独立野菜室を持つのは9機種で、9機種すべてが200L台(226L以上)に集中しています。

機能 200L台(26機種) 125〜182L(31機種) 124L以下(13機種)
独立野菜室 9機種 0 0
3ドア以上 8機種(すべて3ドア) 0 0
公式に確認できた自動製氷 2機種 0 0
直冷式(霜取りが必要) 0 4機種 6機種
主要5社の機種 7機種(27%) 9機種 0(現行モデルでは)

つまり、200L台から1段下げると、独立野菜室も3ドアも自動製氷も同時に消えます。この3つのどれかが必須なら、200L台が下限だということです。

独立野菜室を持つ9機種(すべて226L以上)

型番 メーカー 容積 野菜室 ドア数 設置に必要な幅
JR-CV29C ハイアール 286L 74L 3 当サイトが読み取れず
NR-C28BC3 パナソニック 284L 71L 3 551mm
GR-Y29SC 東芝 294L 70L 3 610mm
HR-D295KW/KB ハイセンス 295L 67L 3 585mm(当サイト計算)
R-27X 日立 265L 63L 3 560mm
MR-CX27M 三菱電機 272L 60L 3 550mm
AQR-23A AQUA 226L 56L 3 570mm(当サイト計算)
AQR-S26A AQUA 262L 53L 2 610mm(当サイト計算)
AQR-26A AQUA 262L 53L 2 610mm(当サイト計算)

ドア数と野菜室の有無は一致しません。AQUA の AQR-S26A/AQR-26A は2ドアなのに独立野菜室53Lを持ちます。逆にアイリスオーヤマ IRSN-HF24A は3ドアなのに野菜室がありません(冷凍室123L。うち33Lを冷蔵に切り替えられる、という冷凍重視の構成です)。「3ドアなら野菜室がある」という探し方は外れます。

野菜室が要るかどうかは、この段で最初に効く分岐です。要るなら候補は26機種中9機種に、そのうち設置に必要な幅が判明しているのは8機種になります。

公式に自動製氷を確認できたのは2機種だけです

型番 メーカー 容積 公式の名称
GR-Y29SC 東芝 294L かってに氷(貯氷約150個・一気製氷約1時間・洗える給水経路・Ag⁺抗菌製氷皿・浄水フィルター付給水タンク)
AQR-S26A AQUA 262L 洗える製氷ユニット

「2機種だけ」ではなく「公式に確認できたのが2機種」と書いています。ハイアールは13機種すべてが仕様表で「自動製氷: -」と表示されており、シャープのR型番は手動製氷、パナソニック・三菱電機・日立も手動またはなしでした。一方でハイセンスは、当サイトが今回参照した仕様表に自動製氷の項目そのものがありませんでした(=調べていない項目です)。ハイセンスの機種に自動製氷がない、という意味ではありません。シャープ SJ-PD28R についても、公式に「手動製氷」と明記されているわけではなく、当サイトが手動と判断したものです。

自動製氷が絶対条件なら、この段の候補は実質2機種です。1サイズ上げた300Lの三菱電機 MR-CX30M は「ダイレクト給水式自動製氷®」を備えており、300L台まで広げれば選択肢は大きく増えます。200L台を選んだ時点で、氷は自分で作る前提になると考えてください。

霜取りで悩まなくていいのは、300L未満ではこの段だけです

直冷式とは、冷却器で庫内を直接冷やす方式で、付いた霜を使う人が定期的に取り除く必要がある方式のことです。ファン式(間冷式)は自動で霜取りをするため、その作業が要りません。

冷却方式 機種数 内訳
ファン式(自動霜取り)と公式で確認できた 20 ハイアール6(JR-CV29C・JR-M28A・JR-SX21BR/BL・JR-SX21T・JR-MV20A・JR-M20A)/ハイセンス3(HR-D295KW/KB・HR-D260KW・HR-B2501)/アイリスオーヤマ4(IRSN-30A・IRSN-IC30A・IRSN-HF24A・IRSN-23B)/主要5社の7機種すべて
直冷式(霜取りが必要) 0
公式に冷却方式の記載がない 6 アイリスオーヤマ2(IRSN-27A・IRSN-23A)/AQUA 4(AQR-S26A・AQR-26A・AQR-23A・AQR-20A)

この段で「直冷式」と公式に確認できた機種は1つもありませんでした。当サイトが70機種で確認した直冷式10機種は、すべて125〜182Lと124L以下の段にあります(4機種と6機種)。霜取りの手間が心配な方にとって、200L台はいちばん悩まなくていい段です。

ただし「26機種すべてがファン式」とは書きません。6機種は公式の仕様表に冷却方式の記載がありませんでした。アイリスオーヤマ IRSN-27A は商品名が「ファン式冷蔵庫 274L」ですし、AQUA の取扱説明書には自動霜取りの章がありますが、どちらも仕様表の記載ではないため、当サイトは断定していません。
また、主要5社7機種をファン式と判定した根拠も開示します。「冷却方式」という欄は、主要5社のどの仕様表にもありません。東芝だけが「霜取方式」という別名の欄を持ち、値は「自動」です。当サイトは「霜取り不要」「霜取方式=自動」「取扱説明書の保証規定にある冷却器用ファン」などの記載から判定しました。なお、公式が「ファン式」という語そのものを使っているのは三菱電機 MR-P17M/MR-P15M の2機種だけで、この2機種はどちらも200L台には入っていません。

冷凍室は52L〜125L。300L台の最大97Lを超える機種が3つあります

200L台(201〜299L)の冷蔵庫26機種の冷凍室容量を多い順に並べた横棒グラフ。シャープSJ-PD28Rが125リットルで最大、アイリスオーヤマIRSN-HF24Aが123リットル、アイリスオーヤマIRSN-27Aが100リットル、アイリスオーヤマIRSN-30AとIRSN-IC30Aが各91リットル、アイリスオーヤマIRSN-23BとシャープSJ-BD23Rが各87リットル、ハイセンスHR-D260KWが84リットル、ハイセンスHR-D295KWが83リットル、東芝GR-Y29SCとハイアールJR-M28Aが各82リットル、AQUA AQR-S26AとAQR-26Aとハイアール JR-SX21BR/BLとJR-SX21Tが各74リットル、ハイアールJR-M20Aが72リットル、アイリスオーヤマIRSN-23Aと三菱電機MR-CX27Mが各70リットル、ハイアールJR-CV29Cが69リットル、AQUA AQR-23AとAQR-20Aとハイアール JR-MV20Aが各68リットル、パナソニックNR-C28BC3が67リットル、日立R-27Xが66リットル、パナソニックNR-B253Tが62リットル、ハイセンスHR-B2501が52リットルで最小。当サイトが300から400リットル帯で確認した冷凍室の最大値97リットルの位置に基準線を引いており、この線を超えるのはSJ-PD28RとIRSN-HF24AとIRSN-27Aの3機種である。独立した野菜室を持つ9機種と持たない17機種を色で分けている。横軸は0から始めている。
数値は各社公式の仕様表にある「冷凍室の定格内容積」です。〈食品収納スペースの目安〉とは別の数値のため、他サイトの数値と一致しないことがあります。東芝 GR-Y29SC と AQUA AQR-S26A は自動製氷を持ちますが、公式の仕様表に製氷室の容積の行が無く、冷凍室の数値に製氷スペースが含まれるかは公式に書かれていないため断定していません。比較に使った「300〜400L帯の最大97L」は、当サイトが同じ方法で集計した同帯16機種の最大値です。出典:各社公式の製品仕様ページより当サイトが集計(2026年8月10日取得・300L未満70機種のうち201L以上の26機種)。

この段の冷凍室は52L〜125Lで、2.4倍の開きがあります。そして当サイトが300〜400L帯の16機種で確認した冷凍室の最大値97Lを、この段の3機種が上回っています。

型番 容積 冷凍室 冷凍室の比率(当サイト計算)
シャープ SJ-PD28R 280L 125L 44.6%
アイリスオーヤマ IRSN-HF24A 235L 123L 52.3%
アイリスオーヤマ IRSN-27A 274L 100L 36.5%
(参考)300〜400L帯の冷凍室最大 374L 97L 25.9%
この段の最小 250L(HR-B2501) 52L 20.8%

冷凍室の比率は「冷凍室の定格内容積 ÷ 定格内容積」で当サイトが計算した値です。公式が公表している指標ではありません。

これは直感に反する結論です。「冷凍を広げたいから容量を上げる」よりも、「200L台の冷凍重視モデルを選ぶ」ほうが冷凍室は広くなります。374Lの冷蔵庫を買っても冷凍室は97Lですが、280Lの SJ-PD28R なら125Lです。冷凍室の考え方そのものは冷凍室の容量の見方と選び方の記事で詳しく扱っています。

注記:SJ-PD28R の冷凍室125Lは、シャープ公式の仕様ページに記載された定格内容積です。他サイトでこの機種の同型番(前年モデル)の冷凍室を102Lと書いている例がありますが、当サイトは公式仕様の125Lを使います。また、GR-Y29SC と AQR-S26A は自動製氷を持ちますが、公式仕様に製氷室の容積の行がなく、各室の合計は製氷室を別立てにせずに定格内容積と一致します(142+70+82=294L/135+74+53=262L)。冷凍室の数値に製氷スペースが含まれるかは公式に書かれていないため、この2機種の冷凍室の数値の意味が他機種と完全に同じとは限りません。

当サイトが運転音の数値を確認できたのは2社だけです

ワンルームで寝室と同じ部屋に置く場合、運転音は気になる項目です。ただし数値で答えられるメーカーは限られます。

  • ハイアール:13機種すべてに運転音の数値があります。当サイトが確認した全機種で最小だったのは JR-MV20A の約19dB(この段の機種です)。測定条件の逐語は「※JIS C9607規定の騒音試験による(安定運転時)」。
  • ハイセンス:15機種すべてに静音の数値があります。最小は HR-D260KW の約20dB(これもこの段の機種です)。測定条件は「※JIS C9607規定の騒音試験による(周囲温度20℃安定運転時)」。
  • アイリスオーヤマとAQUA:当サイトが参照した仕様表に、運転音の項目そのものがありませんでした。
  • 主要5社の7機種:当サイトは今回この項目を収集していません(=調べていない項目です)。

「他社がうるさい」ではなく「他社は数字を出していない、または当サイトが調べていない」というだけです。この項目で機種を落とさないでください。

まとめると、200L台は「独立野菜室・3ドア・自動製氷が手に入る下限」であり、同時に「霜取りの手間を考えなくていい上限」でもある段です。この4つのどれかが要るなら、この段より下は選べません。

判断軸③:200L台にしても電気代は下がりません

年間電気代とは、年間消費電力量(kWh)に電力料金目安単価を掛けた金額のことです。本記事では31円/kWh(税込・家電公取協が2022年7月22日に改定した目安単価)で統一して換算しています。実際の電気代は契約や使い方で変わるため、機種どうしを同じ条件で比べるための数字として使ってください。

この段の年間消費電力量は247kWh〜340kWh(年7,657円〜10,540円)

200L台(201〜299L)の冷蔵庫26機種の年間消費電力量を少ない順に並べた横棒グラフ。AQUA AQR-26Aとハイアール JR-SX21BR/BLとJR-SX21Tが各247キロワットアワーで最小、ハイアールJR-MV20AとAQUA AQR-20Aが各258、AQUA AQR-S26Aが270、AQUA AQR-23Aが274、ハイアールJR-M28Aが280、シャープSJ-BD23Rが281、ハイセンスHR-B2501が288、ハイアールJR-M20Aが304、アイリスオーヤマIRSN-23Bが310、パナソニックNR-B253Tが311、三菱電機MR-CX27Mが313、ハイセンスHR-D295KWとパナソニック NR-C28BC3が各314、東芝GR-Y29SCが319、アイリスオーヤマIRSN-IC30Aが320、ハイアールJR-CV29Cが321、日立R-27Xが323、アイリスオーヤマIRSN-23Aが326、シャープSJ-PD28Rが333、ハイセンスHR-D260KWが334、アイリスオーヤマIRSN-HF24Aが337、アイリスオーヤマIRSN-27Aが339、アイリスオーヤマIRSN-30Aが340キロワットアワーで最多。当サイトが上の3つの容量帯で確認した最少値、すなわち400から500リットル帯の247キロワットアワー、500リットル以上帯の252キロワットアワー、300から400リットル帯の313キロワットアワーの位置に基準線を3本引いている。この段の26機種のうち13機種、すなわちちょうど半数が300から400リットル帯の最少値313キロワットアワーと同じかそれ以上である(313を上回るのは12機種で、313ちょうどの三菱電機MR-CX27Mを加えて13機種)。横軸は0から始めている。
年額は「年間消費電力量 × 31円/kWh」で当サイトが換算した金額です。31円/kWh は公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が2022年7月22日に改定した電力料金目安単価(税込)です。省エネ基準達成率は容量区分ごとに基準値が違うため、容量帯をまたいで比べていません。この図が比べているのは年間消費電力量(kWh)だけです。基準線に使った他帯の最少値は、当サイトが同じ方法で集計したものです。出典:各社公式の製品仕様ページより当サイトが集計(2026年8月10日取得・201L以上の26機種)。

最少247kWhと最多340kWhの差は93kWh。31円/kWhで換算すると年2,883円、10年で28,830円です。同じ「200L台」という括りの中で、これだけの差があります。

429Lの冷蔵庫と同じ電気しか使わない機種と、それより使う機種が同居しています

位置づけ 型番 容積 年間消費電力量 年額(31円/kWh)
この段の最少 AQR-26A 262L 247kWh 7,657円
この段の最少(同値) JR-SX21BR/BL・JR-SX21T 208L 247kWh 7,657円
(参考)400〜500L帯の最少 SJ-MF43R 429L 247kWh 7,657円
(参考)500L以上帯の最少 R-HZC54Y 252kWh 7,812円
(参考)300〜400L帯の最少 SJ-PT32R 317L 313kWh 9,703円
この段の最多 IRSN-30A 299L 340kWh 10,540円

この表から言えることが4つあります。

  1. 429Lの冷蔵庫(SJ-MF43R・247kWh)と、262Lの冷蔵庫(AQR-26A・247kWh)は、年間消費電力量がぴったり同じです。容積は167L違います。
  2. 500L以上帯の最少252kWhより電気を使わないのは、この段では3つの型番だけです(247kWhの3型番)。
  3. 300〜400L帯の最少313kWhと同じかそれ以上を使う機種が、26機種中13機種=ちょうど半数あります。
  4. この段でいちばん大きい299L(IRSN-30A・340kWh)が、いちばん電気を使います。この段の最少との差は年2,883円です。

つまり「小さい冷蔵庫にすれば電気代が下がる」は、この段では成立しません。200L台を選ぶ理由は置ける場所であって、電気代ではありません。電気代を下げたいという動機だけで容量を下げるのは、数字の上で逆効果になり得ます。

省エネ基準達成率を、容量帯をまたいで比べてはいけません。達成率の基準値は容量区分ごとに違うため、この段の達成率が上の帯より高く出るのは省エネ性能が高いからではありません。当サイトは「200L台のほうが300L台より省エネ」とは書きません。実際の消費電力量(kWh)と達成率は、別の話として分けて読んでください。

外形も各室容積も1mmも1Lも違わない2機種で、電気代と設置幅が違います

この段には、数値がまったく同じなのにメーカーが違う機種の組み合わせが実在します。当サイトが実査した上位記事7本では、この形の比較は1組も見つかりませんでした。

ペア 完全に一致している項目 違う項目
アイリスオーヤマ IRSN-23B-W / シャープ SJ-BD23R 定格内容積230L・冷蔵室143L・冷凍室87L・外形544×627×1,665mm(すべて一致 310kWh vs 281kWh(29kWh=年899円・10年8,990円)/達成率106% vs 117%/上に空ける寸法50mm vs 100mm/左右各50mm vs 各20mm(設置に必要な幅644mm※当サイト計算 vs 584mm=60mm差)/独立野菜室はどちらもなし
AQUA AQR-S26A / AQR-26A 262L・冷蔵室135L・冷凍室74L・野菜室53L・外形600×685×1,375mm・設置幅610mm・据付必要奥行701mm(すべて一致 270kWh vs 247kWh(23kWh=年713円・10年7,130円)/自動製氷あり(洗える製氷ユニット) vs なし(製氷コーナー)
ハイアール JR-M20A / JR-MV20A 定格内容積201L・2ドア・上に空ける寸法100mm・左右各20mm 304kWh vs 258kWh(46kWh=年1,426円・10年14,260円)/達成率105% vs 123%/冷蔵室129L vs 133L・冷凍室72L vs 68L/外形525×578×1,560mm vs 530×605×1,375mm
ハイアール JR-SX21BR/BL / JR-SX21T 208L・冷蔵室134L・冷凍室74L・外形453×632×1,775mm・設置幅461mm・上9mm・247kWh・達成率130%(すべて一致 当サイトが収集した項目の範囲では、違いが見つかりませんでした(型番が分かれている理由は公式で確認できていません)

「違いはこれだけ」とは書きません。正しくは「当サイトが収集した項目(容積・各室容積・外形・据付寸法・すきま・年間消費電力量・達成率・ドア数・自動製氷・冷却方式)の範囲では、差はこれだけだった」です。特にAQUAの2機種は達成率が両方とも当サイトで確認できておらず、確認できていない項目が残っています。

同じ230Lで年899円の差、同じ262Lで年713円の差、同じ201Lで年1,426円の差。10年使うなら、それぞれ8,990円・7,130円・14,260円です。容積と外形が同じでも、電気代は同じではありません。

電気代の読み方をもう少し詳しく知りたい方へ

年間消費電力量の測定条件や、省エネラベル・省エネ基準達成率の読み方、31円/kWhという単価の根拠は冷蔵庫の年間電気代の計算と省エネ性能の読み方の記事で扱っています。この記事では「200L台の実数がどうなっているか」だけを示しました。

まとめると、この段では容積から電気代を推測してはいけません。247kWhの262Lもあれば、340kWhの299Lもあります。型番ごとに数字を見るしか方法はありません。

200L台26機種の一覧表

26機種の主要スペックを、定格内容積の大きい順に並べます。数値はすべて2026年8月10日にメーカー公式ページ・公式PDFで確認したものです。

型番 メーカー 容積 冷蔵室 冷凍室 独立野菜室 ドア数 自動製氷 冷却方式 年間消費電力量 年額 達成率
IRSN-30A-W/-B アイリスオーヤマ 299L 208L 91L なし 2 記載なし ファン式 340kWh 10,540円 101%
IRSN-IC30A-W アイリスオーヤマ 296L 205L 91L なし 2 確認できず ファン式 320kWh 9,920円 107%
HR-D295KW/KB ハイセンス 295L 145L 83L 67L 3 未収集 ファン式 314kWh 9,734円 107%
GR-Y29SC 東芝 294L 142L 82L 70L 3 あり ファン式(判定) 319kWh 9,889円 記載なし
JR-CV29C ハイアール 286L 143L 69L 74L 3 なし ファン式 321kWh 9,951円 103%
NR-C28BC3 パナソニック 284L 146L 67L 71L 3 なし(手動) ファン式(判定) 314kWh 9,734円 105%
SJ-PD28R シャープ 280L 155L 125L なし 2 記載なし ファン式(判定) 333kWh 10,323円 104%
JR-M28AR/AL ハイアール 279L 197L 82L なし 2 なし ファン式 280kWh 8,680円 120%
IRSN-27A-W/-S アイリスオーヤマ 274L 174L 100L なし 2 記載なし 仕様表に記載なし 339kWh 10,509円 100%
MR-CX27M 三菱電機 272L 142L 70L 60L 3 なし(手動) ファン式(判定) 313kWh 9,703円 105%
R-27X 日立 265L 136L 66L 63L 3 なし ファン式(判定) 323kWh 10,013円 101%
AQR-S26A AQUA 262L 135L 74L 53L 2 あり 仕様表に記載なし 270kWh 8,370円 確認できず
AQR-26A AQUA 262L 135L 74L 53L 2 なし 仕様表に記載なし 247kWh 7,657円 確認できず
HR-D260KW ハイセンス 257L 173L 84L なし 2 未収集 ファン式 334kWh 10,354円 100%
HR-B2501 ハイセンス 250L 198L 52L なし 2 未収集 ファン式 288kWh 8,928円 113%
NR-B253T パナソニック 248L 186L 62L なし(冷蔵室内に野菜ケース) 2 なし(手動) ファン式(判定) 311kWh 9,641円 105%
IRSN-HF24A-W/-B アイリスオーヤマ 235L 112L 123L なし 3 付属品に製氷皿 ファン式 337kWh 10,447円 100%
IRSN-23A-S※2026-08-20時点で生産終了 アイリスオーヤマ 231L 161L 70L なし 2 記載なし 仕様表に記載なし 326kWh 10,106円 記載なし
IRSN-23B-W アイリスオーヤマ 230L 143L 87L なし 2 付属品に製氷皿 ファン式 310kWh 9,610円 106%
SJ-BD23R シャープ 230L 143L 87L なし 2 手動製氷 ファン式(判定) 281kWh 8,711円 117%
AQR-23A AQUA 226L 102L 68L 56L 3 記載なし 仕様表に記載なし 274kWh 8,494円 確認できず
JR-SX21BR/BL ハイアール 208L 134L 74L なし 2 なし ファン式 247kWh 7,657円 130%
JR-SX21T ハイアール 208L 134L 74L なし 2 なし ファン式 247kWh 7,657円 130%
JR-MV20A ハイアール 201L 133L 68L なし 2 なし ファン式 258kWh 7,998円 123%
JR-M20A ハイアール 201L 129L 72L なし 2 なし ファン式 304kWh 9,424円 105%
AQR-20A AQUA 201L 133L 68L なし 2 記載なし 仕様表に記載なし 258kWh 7,998円 確認できず

表の読み方:年額は年間消費電力量×31円/kWh(家電公取協・2022年7月22日改定値)で当サイトが計算した金額です。「ファン式(判定)」は、仕様表に冷却方式の欄がなく、「霜取り不要」「霜取方式=自動」等の記載から当サイトが判定したものです。「記載なし」はその項目が公式に存在しないもの、「確認できず」は当サイトが公式サイト・公式PDFの範囲で見つけられなかったもの、「未収集」は当サイトが今回の調査で収集対象にしていないものです。3つはすべて意味が違い、どれも「機能がない」という意味ではありません。
達成率が空欄相当なのは、東芝 GR-Y29SC とアイリスオーヤマ IRSN-23A-S(公式に「省エネ基準達成率」という項目そのものがありません)、AQUA 4機種(当サイトが公式サイトと公式PDFの範囲で見つけられませんでした。「非公表」とも「未達成」とも書きません)です。
ハイセンス HR-D260KW は製品名が「260L」、仕様表の定格内容積が257Lです。当サイトは仕様表の257Lを採用しています。また同機の仕様表には野菜室と読める行がありますが、各室容積を検算すると 173+84=257L で定格内容積と一致するため、2ドアで独立野菜室を持たない機種と判断しました。

主な13機種を1機種ずつ|どんな人に向くか、どこが弱いか

ここからは、26機種のうち設置・機能・電気代のどれかで代表になる13機種を1台ずつ見ます。13機種すべてに「気になる点」を書きます。どれか1つを勧めるための記事ではないからです。総合順位はつけません。

ハイアール JR-SX21T(208L)|幅50cm未満の隙間に入る、この段で唯一の答え

本体幅453mm、設置に必要な幅461mm、上に空ける寸法9mm。当サイトが4つの容量帯を通して集計したなかで、いちばん小さいすきまで済む機種です。左右は各4mm、背面は6mm。幅50cmの隙間に置ける200L台は、26機種のうちこの機種(と同数値の JR-SX21BR/JR-SX21BL)だけでした。

スペック:定格内容積208L(冷蔵室134L・冷凍室74L)/外形453×632×1,775mm/設置に必要な幅461mm(当サイト計算)/据付必要奥行638mm/上に空ける寸法9mm/背面6mm/年間消費電力量247kWh=年7,657円/省エネ基準達成率130%/2ドア/ファン式/自動製氷なし

良い点

  • 設置に必要な幅461mm。この段で2番目に狭い MR-CX27M(550mm)より89mm狭く、置き場所の選択肢が根本的に違います
  • 年間消費電力量247kWhは、この段の最少タイです。429Lの機種(SJ-MF43R)と同じ数値で、年7,657円
  • 省エネ基準達成率130%は、当サイトが集計した300L未満70機種のなかで最高値でした(達成率は同じ容量区分の中でのみ比較できる指標です)
  • ファン式(自動霜取り)なので、霜取りの手間はありません

気になる点

  • 仕様表の「耐熱性能天板」が「-」です。当サイトがこの帯で数えた同社11機種のうち、この2型番だけが「-」でした。上に電子レンジを置く前提なら選べません。
  • 高さ1,775mmと、この段では高い部類です。幅は狭くても、上方向の空間は必要です
  • 独立野菜室なし・自動製氷なし・3ドアなし。208Lという容積も、この段では下から4番目です(201Lが3機種あるため)
  • JR-SX21BR/JR-SX21BL は同一数値の別型番ですが、型番が分かれている理由を当サイトは公式で確認できていません。なお型番末尾のR/Lを「右開き/左開き」と当サイトは断定していません(公式にそう書かれた記述が見つかっていないためです)

まとめると、置ける幅がすべてに優先する方の答えです。それ以外の条件(レンジ・野菜室・製氷)を1つでも足すと、この機種は外れます。

三菱電機 MR-CX27M(272L)|設置550mm。この段で最も狭い場所に置ける3ドア+野菜室

設置に必要な幅550mm(公式値)は、独立野菜室を持つ9機種のうち設置幅が判明している8機種のなかで最も狭い数値です。本体540mmに左右各5mmを足した寸法で、272Lの3ドア機がこの幅に収まります。

スペック:定格内容積272L(冷蔵室142L・冷凍室70L・野菜室60L)/外形540×656×1,630mm/設置に必要な幅550mm(公式値)/据付必要奥行660mm/上に空ける寸法50mm/年間消費電力量313kWh=年9,703円/省エネ基準達成率105%/3ドア・右開き/自動製氷なし(手動)

良い点

  • 設置550mmで3ドア・独立野菜室60Lが入ります。幅55cmの隙間で選べる200L台は、この機種とハイアールの2型番だけです
  • 上に空ける寸法50mmは、この段では少ない側の9機種に入ります
  • 本体の左右に必要なのは各5mm。壁ぎわに寄せて置きやすい寸法です

気になる点

  • 313kWh=年9,703円で、この段では多い側から13番目です。最少の247kWhとは年2,046円、10年で20,460円の差になります
  • 自動製氷はありません(手動)
  • 背面のすきまが分かりません。取扱説明書(p4)には「周囲を左右0.5cm以上、上部5cm以上あけることができる所」とあるだけで、背面の数値がありません。据付スペース図にも背面の寸法線がありませんでした。「壁に付けてよい」とは書かれていない点に注意してください
  • 野菜室60Lは、独立野菜室を持つ9機種のなかでは下から4番目です(53Lが2機種あるため、値としては3番目に小さい数値です)

まとめると、「狭い場所に野菜室つきの3ドアを入れたい」という条件に最も素直に答える1台です。電気代は割り切る必要があります。

パナソニック NR-C28BC3(284L)|野菜室71L・設置551mm。容量と設置幅の両立

284Lで設置に必要な幅551mm(公式値)。幅56cm以下に収まる200L台のなかでは最大の容積です。野菜室71Lは、この段で2番目の広さ。据付必要奥行は625mmで、本体奥行と同じ(増分ゼロ)です。

スペック:定格内容積284L(冷蔵室146L・冷凍室67L・野菜室71L)/外形541×625×1,750mm/設置に必要な幅551mm(公式値)/据付必要奥行625mm(増分ゼロ)/上に空ける寸法50mm/背面は必須の指定なし/年間消費電力量314kWh=年9,734円/省エネ基準達成率105%/3ドア・右開き/自動製氷なし(手動)

良い点

  • 幅56cm以下で284L。設置に必要な幅が560mm以下の5機種のなかで最大の容積です
  • 据付必要奥行625mmは本体奥行と同じで、奥行方向に余分な余白が要りません(この段で増分ゼロは7機種だけです)。さらに背面に必須の指定がありません(公式仕様にあるのは、音や結露が気になるときに壁から30mm以上という任意の対策だけです)
  • 野菜室71Lはこの段で2番目。冷蔵室146Lと合わせて、生鮮食品を多く置く使い方に向きます

気になる点

  • 高さ1,750mm。この段では高い部類で、上に50mm空けると1,800mm分の空間が必要になります
  • 冷凍室67Lは、この段の26機種で下から4番目です。まとめ買いして冷凍する使い方には向きません
  • 314kWh=年9,734円。この段では多い側です
  • 自動製氷はありません(手動)
  • 壁ぎわに置く場合は、冷蔵室ドアが十分あくよう壁から15mm以上必要と公式に記載があります

まとめると、「狭い場所に、野菜室のある大きめの200L台を入れたい」方の第一候補です。冷凍を重視するなら別の機種を見てください。

東芝 GR-Y29SC(294L)|この段で数少ない自動製氷つき。野菜室70L

この段で公式に自動製氷を確認できた2機種のうちの1台です。公式名称は「かってに氷」で、貯氷約150個・一気製氷約1時間・洗える給水経路・Ag⁺抗菌製氷皿・浄水フィルター付給水タンクを備えます。294Lで野菜室70L、3ドア。

スペック:定格内容積294L(冷蔵室142L・冷凍室82L・野菜室70L)/外形600×665×1,523mm/設置に必要な幅610mm(公式値)/据付必要奥行681mm/上に空ける寸法50mm/背面10mm/年間消費電力量319kWh=年9,889円/省エネ基準達成率は公式に記載なし/3ドア・右開きのみ/自動製氷あり(かってに氷)

東芝GR-Y29SCの各部屋容量を示す公式画像。冷蔵室142L、山かっこ内に116Lうちチルドルーム15L。野菜室70L、山かっこ内43Lで2段式。冷凍室82L、山かっこ内54Lで3段式と書かれている
出典:東芝ライフスタイル「GR-Y29SC」製品ページ(2026-08-19確認)。〈 〉内の数値は食品収納スペースの目安です(東芝公式の凡例による。定格内容積は冷蔵室142L・野菜室70L・冷凍室82Lで、本文の数値と同じです)。画像は改変していません。

良い点

  • 自動製氷が付きます。この段で公式に確認できたのは、この機種と AQUA AQR-S26A の2機種だけです
  • 高さ1,523mm。上に50mm空けても1,573mmで、この段では低い部類です。上に電子レンジを置く前提の方や、上段まで手が届きにくい方に向きます
  • 野菜室70L・冷凍室82Lで、3室のバランスが取れています。冷凍室82Lは、独立野菜室を持つ9機種のなかで、ハイセンス HR-D295KW/KB(83L)に次ぐ2番目の広さです
  • 本体幅600mmに対して設置610mm(左右各5mm)と、増分は小さい部類です

気になる点

  • 省エネ基準達成率が分かりません。東芝の公式仕様ページには「省エネ基準達成率」という項目そのものがありませんでした。他社と同じ土俵で省エネ性能を比べたい方には情報が足りません
  • 319kWh=年9,889円で、この段では多い側から10番目です。最少の247kWhとは年2,232円の差
  • 設置に必要な幅610mm・据付必要奥行681mm。この段で狭い場所に置ける機種ではありません。開き方は右開きのみです
  • 公式仕様に製氷室の容積の行がなく、各室の合計(142+70+82=294L)は製氷室を別立てにせずに成立します。冷凍室82Lに製氷スペースが含まれるかは公式に書かれていないため、当サイトは断定していません

まとめると、「200L台で自動製氷がどうしても要る」なら、実質的にこの機種か AQR-S26A の二択です。設置幅610mmを確保できるかが分岐点になります。

ハイセンス HR-D295KW/KB(295L)|幅58.5cmで295Lが入る


設置に必要な幅585mm(当サイト計算)で、定格内容積295L・独立野菜室67Lの3ドアが入ります。この段で「幅あたりの容積」がいちばん効率的な機種のひとつです。

スペック:定格内容積295L(冷蔵室145L・冷凍室83L・野菜室67L)/外形550×678×1,621mm/設置に必要な幅585mm(当サイト計算/左10mm・右25mm)/上に空ける寸法50mm/背面50mm/年間消費電力量314kWh=年9,734円/省エネ基準達成率107%/3ドア・右開き/ファン式

良い点

  • 幅58.5cmで295L。この段で299Lの機種は幅69.5cmが必要なので、4L小さいだけで必要な幅が110mm減ります
  • 独立野菜室67Lは、この段で4番目の広さです
  • 上に空ける寸法50mmで、この段では少ない側です
  • ファン式(自動霜取り)と公式仕様表に記載があります

気になる点

  • 左右のすきまが非対称です(左10mm・右25mm)。「本体幅+左右同じ数字×2」の計算式が使えません。左右どちらに壁が来るかで、置けるかどうかが変わります
  • 設置に必要な幅585mmは、当サイトが本体幅550mmに左右のすきまを足して計算した値です。公式値ではありません
  • 据付必要奥行が公式に分かりません。ハイセンスの仕様表には、据付必要奥行に相当する項目がありませんでした。本体奥行678mmに加えて背面50mmが必要と読めますが、当サイトは公式の合計値を確認できていません
  • 314kWh=年9,734円で、この段では多い側です
  • 自動製氷については、当サイトが参照した仕様表に項目そのものがありませんでした(=調べていない項目です。「ない」という意味ではありません)

まとめると、「幅58.5cmまでしか用意できないが、300L近い容量と野菜室が欲しい」という条件に対する答えです。左右非対称の点だけは、置き場所を実測して確認してください。

日立 R-27X(265L)|300L未満で唯一の日立。背面を壁に付けられる

当サイトが確認した範囲で、日立が300L未満に出している唯一の冷凍冷蔵庫です。265Lで独立野菜室63Lの3ドア、設置に必要な幅560mm(公式値)。

スペック:定格内容積265L(冷蔵室136L・冷凍室66L・野菜室63L)/外形540×655×1,520mm/設置に必要な幅560mm(公式値)/最小設置奥行寸法655mm(増分ゼロ)/上に空ける寸法50mm/背面は壁に付けられます/年間消費電力量323kWh=年10,013円/省エネ基準達成率101%/3ドア・右開き/自動製氷なし

良い点

  • 取扱説明書(p4)に「冷蔵庫の背面は壁に付けられます。」と明記されています。当サイトが300L未満の帯で確認した範囲で、背面を壁に付けてよいと公式に書いているのは日立とAQUAの2社だけでした
  • 最小設置奥行寸法655mmは本体奥行と同じ(増分ゼロ)。奥行の余白を追加で取る必要がありません
  • 高さ1,520mmで、この段では低い部類。設置に必要な幅560mmも狭い側の5機種に入ります
  • 壁ぎわに置く場合も、公式の指定は「ドアが十分開けられないときは壁から10mm以上」で、必要な余白は小さめです

気になる点

  • 323kWh=年10,013円で、この段の26機種中20番目です。年1万円を超えるのは、この段では7機種です(この機種を含む)
  • 自動製氷はありません
  • 野菜室63L・冷凍室66Lは、いずれも同容積帯の3ドア機のなかでは小さめです
  • 「日立の300L未満はこの1機種だけ」は、当サイトが公式一覧で確認できた範囲の事実です。日立公式のラインアップページの一部にアクセスできなかったため、掲載されていない現行機がある可能性は否定していません

まとめると、背面を壁に付けたい・奥行に余裕がない方にとって、この段で最も条件が合いやすい1台です。電気代は割り切りが必要です。

ハイアール JR-CV29C(286L)|野菜室74Lはこの段で最大。ただし設置寸法が読み取れませんでした

独立野菜室74Lは、300L未満の70機種を通じて最大です。286Lの3ドアで、主要5社以外では唯一の「3ドア+独立野菜室」構成でもあります。

スペック:定格内容積286L(冷蔵室143L・冷凍室69L・野菜室74L)/外形540×666×1,610mm/設置に必要な幅・上に空ける寸法は当サイトが読み取れませんでした/据付必要奥行666mm(増分ゼロ)/年間消費電力量321kWh=年9,951円/省エネ基準達成率103%/3ドア/ファン式/自動製氷なし

良い点

  • 野菜室74Lは、当サイトが集計した300L未満70機種で最大です
  • 据付必要奥行666mmは本体奥行と同じ(増分ゼロ)です
  • ファン式(自動霜取り)と公式仕様表に記載があります
  • 本体幅540mmは、独立野菜室を持つ9機種のなかで最も狭い部類です

気になる点

  • 🔴 設置に必要な幅と、上に空ける寸法が分かりません。公式の寸法図PDFは取得できましたが、数値が図形として描かれており、当サイトが読み取れませんでした。「メーカーが公表していない」という意味ではありません。購入前に必ず販売店またはメーカーに確認してください。この記事の逆引き表からも、この機種だけは外しています
  • 321kWh=年9,951円で、この段では多い側から8番目です
  • 自動製氷はありません(ハイアールは13機種すべてが仕様表で「自動製氷: -」でした)
  • ドアの開き方向は、公式仕様表に項目がありませんでした

まとめると、野菜室の広さだけを見れば最有力ですが、設置寸法が確認できていない点が決定的です。置き場所に余裕がない方は、寸法を確認できるまで候補から外すのが安全です。

AQUA AQR-23A(226L)|独立野菜室つきで最も小さい226L。3ドア

独立野菜室を持つ9機種のうち、最も容積が小さいのがこの226Lです。3ドアで野菜室56L、設置に必要な幅570mm(当サイト計算)。「野菜室は欲しいが、大きい冷蔵庫は置けない」という条件の下限がここになります。

スペック:定格内容積226L(冷蔵室102L・冷凍室68L・野菜室56L)/外形530×601×1,574mm/設置に必要な幅570mm(当サイト計算/左右各20mm)/据付必要奥行601mm(増分ゼロ)/上に空ける寸法100mm/背面は壁につけられます/年間消費電力量274kWh=年8,494円/省エネ基準達成率は当サイトが確認できず/3ドア

良い点

  • 226Lで独立野菜室56L・3ドア。この構成では、この段で最も小さい容積です
  • 274kWh=年8,494円。独立野菜室を持つ9機種のなかでは、AQR-26A(247kWh)・AQR-S26A(270kWh)に次いで3番目に少ない数値です
  • 取扱説明書(p4)に「背面は壁につけられます。」と明記されています(振動音や壁材の変色があれば離すよう注記があります)
  • 据付必要奥行601mmは本体奥行と同じ(増分ゼロ)。本体幅530mmの3ドア機で、通路の狭いキッチンにも入りやすい寸法です

気になる点

  • 省エネ基準達成率が分かりません。AQUA の製品ページ・取扱説明書・据付必要寸法図を当サイトが調べた範囲では見つけられませんでした。「非公表」でも「未達成」でもなく、当サイトが見つけられなかったという意味です
  • 冷却方式が公式仕様表に記載されていません。取扱説明書には自動霜取りの章がありますが、仕様表の記載ではないため、当サイトはファン式と断定していません
  • 上に空ける寸法100mmは、この段では中位。50mmで済む9機種より余白が必要です
  • 冷蔵室102Lは、この段で最も小さい数値です。226Lという容積の割に、冷蔵室が狭く感じられる可能性があります

まとめると、「野菜室つきで、できるだけ小さく」という条件の答えです。冷蔵室の狭さと、達成率が確認できない点は理解した上で選んでください。

シャープ SJ-PD28R(280L)|冷凍室125L。300L台の最大97Lを上回る

冷凍室125L。当サイトが300〜400L帯の16機種で確認した冷凍室の最大値97Lを、28L上回ります。280Lの冷蔵庫が、374Lの冷蔵庫より広い冷凍室を持っているということです。公式の商品説明も「大容量冷凍室125L。整理収納しやすい4段ケース採用」となっています。

スペック:定格内容積280L(冷蔵室155L・冷凍室125L)/外形560×665×1,568mm/最小必要設置スペース幅570mm(公式値)/同奥行685mm/上に空ける寸法100mm/年間消費電力量333kWh=年10,323円/省エネ基準達成率104%/2ドア・片開き/冷凍室の比率44.6%(当サイト計算)

シャープSJ-PD28Rの扉を開けた公式画像と各室容量。冷蔵室155L、丸かっこ内120L。その内訳として野菜室19Lとチルドルーム10L。冷凍室125L、丸かっこ内84L。下部に、丸かっこは食品収納スペースの目安です、との凡例がある
出典:シャープ「SJ-PD28R」製品ページ(2026-08-19確認)。280Lの内訳が冷蔵室155L+冷凍室125Lであることを示す公式の図です。図中の「野菜室19L」は冷蔵室155Lの中のスペース(冷蔵室の内訳)で、本文に書いたとおり独立した野菜室ではありません。画像は改変していません。

良い点

  • 冷凍室125L。この段の26機種で最大、当サイトが集計した300L未満70機種でも最大です
  • 最小必要設置スペース幅570mm(公式値)。本体560mmに左右各5mmで、冷凍室125Lを持つ機種としては狭い場所に置けます
  • 冷蔵室155Lも確保されており、冷凍に振り切りすぎていません(280L中の内訳は冷蔵155L+冷凍125L)

気になる点

  • 333kWh=年10,323円で、この段では多い側から5番目の数値です。最少の247kWhとは年2,666円、10年で26,660円の差になります
  • 独立野菜室がありません。2ドア構成で、野菜専用の室は仕様にありません
  • 壁ぎわに置く場合の注記に注意してください。公式の逐語は「冷蔵室のガラス棚を取り出すには、壁から390mm以上のスペースをあけてください。」です。これは「壁から39cm離さないと置けない」という意味ではなく、棚を引き出すための寸法です。ただし棚を外して掃除する頻度が高い方は、実際の運用を考えておく必要があります
  • 製氷方式が公式に明記されていません。当サイトは手動と判断していますが、公式に「手動製氷」と書かれているわけではありません
  • 背面のすきまが分かりません。シャープの仕様には「背面」という項目そのものがないため、当サイトは数値を書けません

まとめると、まとめ買いして冷凍する使い方には、この段で最も適した1台です。電気代と野菜室のなさが、その代償になります。

アイリスオーヤマ IRSN-HF24A(235L)|冷凍室123L・3ドア。ただし置き場所を最も選ぶ

235Lのうち123Lが冷凍室。比率52.3%は、当サイトが計算した範囲で300L未満の70機種の最大です(当サイトが300〜400L帯で確認した最大25.9%の2倍以上)。3ドアで、冷凍室のうち33Lは冷蔵に切り替えられます。

スペック:定格内容積235L(冷蔵室112L・冷凍室123L/うち冷蔵に切替可能33L)/外形562×563×1,725mm/設置に必要な幅762mm(当サイト計算/左右各100mm)/上に空ける寸法300mm/年間消費電力量337kWh=年10,447円/省エネ基準達成率100%/3ドア/ファン式/付属品に製氷皿

良い点

  • 冷凍室123L。この段では SJ-PD28R(125L)に次ぐ広さで、容積に対する比率52.3%は最大です
  • 冷凍室のうち33Lを冷蔵に切り替えられます。季節や使い方に合わせて配分を変えられる構成です
  • 本体奥行563mm。この段では薄い部類で、通路の狭いキッチンでも本体自体は収まりやすい寸法です
  • ファン式(自動霜取り)と公式仕様表に記載があります

気になる点

  • 🔴 設置に必要な幅762mm(当サイト計算・左右各100mm)。本体562mmに対して200mm増えます。本体幅600mmの東芝 GR-Y29SC(設置610mm)より、152mm広い場所が必要です
  • 🔴 上に空ける寸法300mm。この段の最大値で、9mmで済む機種の33倍です。吊り戸棚の下や、天井の低い場所には置けません
  • 337kWh=年10,447円で、この段では多い側から3番目の数値です
  • 独立野菜室がありません。3ドアですが、野菜専用の室は仕様にありません
  • 省エネ基準達成率100%は、基準をちょうど満たした水準です
  • 据付必要奥行が公式に分かりません。アイリスオーヤマの仕様表には、この項目に相当する記載がありませんでした

まとめると、冷凍の広さと引き換えに、置き場所の条件が最も厳しくなる1台です。幅77cm・上に30cmを確保できるか、購入前に必ず実測してください。

AQUA AQR-26A(262L)|この段で最も電気を使わない。429Lの機種と同じ247kWh

※上の商品カードの商品名は販売店がつけたもので、「3ドア」と表記されていますが、メーカー公式(AQUA)の仕様は2ドア(独立野菜室つき)です(AQUAの製品ページを2026年8月17日に確認。ページ内の表記は「2ドア」で、「3ドア」の表記はありません)。本文の数値と表記はメーカー公式に従っています。

年間消費電力量247kWh=年7,657円。この段の最少で、当サイトが400〜500L帯で確認した最少値(429Lで247kWh)とまったく同じ数値です。262Lで独立野菜室53L、2ドア。

スペック:定格内容積262L(冷蔵室135L・冷凍室74L・野菜室53L)/外形600×685×1,375mm/設置に必要な幅610mm(当サイト計算/左右各5mm)/据付必要奥行701mm/上に空ける寸法50mm(電子レンジを置かない場合)/背面は壁につけられます/年間消費電力量247kWh=年7,657円/省エネ基準達成率は当サイトが確認できず/2ドア/自動製氷なし(製氷コーナー)

良い点

  • 247kWh=年7,657円は、この段の26機種で最少タイです。この段の最多(340kWh)とは年2,883円、10年で28,830円の差になります
  • 2ドアなのに独立野菜室53Lを持ちます。ドア数を増やさずに野菜室を確保した構成です
  • 高さ1,375mm。この段では最も低い部類で、上に電子レンジを置きやすい高さです
  • 取扱説明書(p4)に「背面は壁につけられます。」と明記されています

気になる点

  • 上に空ける寸法50mmは「電子レンジを置かない場合」の値です。取扱説明書(p4)には「電子レンジを載せる場合はその機器の設置条件に従う」とあります。レンジ台として使うつもりなら、50mmでは済みません
  • 省エネ基準達成率が分かりません。AQUA の公式サイト・公式PDFを当サイトが調べた範囲では見つけられませんでした
  • 冷却方式が公式仕様表に記載されていません。取扱説明書には自動霜取りの章がありますが、当サイトはファン式と断定していません
  • 据付必要奥行701mm。本体685mmに+16mmで、この段では深い部類です。奥行に余裕がない場所では入りません
  • 設置に必要な幅610mm(当サイト計算)で、狭い場所向けではありません。自動製氷もありません(製氷コーナー)

まとめると、電気代を最優先し、幅610mm・奥行701mmを確保できる方の答えです。設置寸法の条件は緩くありません。

AQUA AQR-S26A(262L)|AQR-26Aとの違いは自動製氷。差額は年713円

※上の商品カードの商品名は販売店がつけたもので、「3ドア」と表記されていますが、メーカー公式(AQUA)の仕様は2ドア(独立野菜室つき)です(AQUAの製品ページを2026年8月17日に確認。ページ内の表記は「2ドア」で、「3ドア」の表記はありません)。本文の数値と表記はメーカー公式に従っています。

AQR-26A と、定格内容積・各室容積・外形寸法・設置に必要な幅・据付必要奥行がすべて一致します。当サイトが収集した項目の範囲で確認できた違いは「自動製氷の有無」と「年間消費電力量」の2つだけでした。

スペック:定格内容積262L(冷蔵室135L・冷凍室74L・野菜室53L)/外形600×685×1,375mm/設置に必要な幅610mm(当サイト計算)/据付必要奥行701mm/上に空ける寸法50mm(電子レンジを置かない場合)/背面は壁につけられます/年間消費電力量270kWh=年8,370円/省エネ基準達成率は当サイトが確認できず/2ドア/自動製氷あり(洗える製氷ユニット)

良い点

  • この段で公式に自動製氷を確認できた2機種のうちの1台です(公式名称は「洗える製氷ユニット」)
  • 2ドアで独立野菜室53Lを持ち、高さ1,375mmと低い部類。上にレンジを置く前提の設置にも向きます(条件は上記の注記のとおりです)
  • 270kWh=年8,370円は、この段では少ない側の6番目です

気になる点

  • AQR-26A(247kWh)との差は23kWh=年713円、10年で7,130円です。自動製氷にこの金額を払う価値があるかは、氷を使う頻度で判断してください
  • 省エネ基準達成率と冷却方式が公式に分かりません(AQR-26A と同じ理由です)。据付必要奥行701mm・設置幅610mmという置き場所の条件も AQR-26A と同じです
  • 公式仕様に製氷室の容積の行がなく、各室の合計(135+74+53=262L)は製氷室を別立てにせずに成立します。冷凍室74Lに製氷スペースが含まれるかは公式に書かれていないため、当サイトは断定していません

まとめると、氷を毎日使うなら年713円は安く、ほとんど使わないなら AQR-26A を選ぶほうが合理的です。それ以外の条件はまったく同じです。

アイリスオーヤマ IRSN-30A(299L)|この段で最大の299L。ただし電気代も設置幅も最大級

定格内容積299Lは、この段(そして300L未満の70機種)で最大です。ただし年間消費電力量340kWhも、この段で最多です。「大きいほうが電気を食う」という単純な話ではなく、この段では最大容積の機種が最多消費という結果になっています。

スペック:定格内容積299L(冷蔵室208L・冷凍室91L)/外形595×600×1,850mm/設置に必要な幅695mm(当サイト計算/左右各50mm)/上に空ける寸法200mm/年間消費電力量340kWh=年10,540円/省エネ基準達成率101%/2ドア(開き方向は仕様表に記載なし。取扱説明書の図は右開き)/ファン式

良い点

  • 299Lは、300L未満で最大の容積です。「300Lは置けないが、限界まで大きくしたい」という条件に対する上限がこれです
  • 冷蔵室208Lは、この段で最大。冷凍室91Lも上位です
  • 本体奥行600mmで、この段では薄い部類です
  • ファン式(自動霜取り)と公式仕様表に記載があります

気になる点

  • 🔴 340kWh=年10,540円は、この段の26機種で最多です。最少の247kWhとは年2,883円、10年で28,830円の差。当サイトが500L以上帯で確認した最少値252kWh(年7,812円)より、年2,728円高くつきます
  • 🔴 設置に必要な幅695mm(当サイト計算・左右各50mm)。295LのHR-D295KW(585mm)と比べると、4L大きくするために110mm広い場所が必要です
  • 上に空ける寸法200mm。高さ1,850mmと合わせると、2,050mm分の空間が必要になります
  • 独立野菜室がありません。2ドア構成です
  • 据付必要奥行が公式に分かりません(アイリスオーヤマの仕様表にこの項目がありません)。開き方向も仕様表に記載がなく、当サイトは断定していません

まとめると、「300L未満で最大の容積」という一点でしか選ぶ理由がない1台です。置ける幅と電気代の両方で、この段の悪い側に寄っています。幅69.5cmを確保できるなら、300L台も置けないか一度検討してください。

用途別のおすすめ|条件が決まっているなら、答えは3つに絞れます

ここまでの数値を、条件ごとに1〜2機種へ落とします。総合順位はつけません(シリーズの結論編では、70機種を通した条件別の答えを「第1に〜第5に」の形で発表します。総合ランキングは作りません)。

用途別の3択の図解。幅が最優先ならハイアールJR-SX21T。208Lで設置461mm。幅50cmの隙間に入るのはこの機種と同数値の2型番だけ。上に電子レンジは置けない。幅55から56cmを用意できるならMR-CX27MかNR-C28BC3へ。冷凍が最優先ならシャープSJ-PD28R。280Lで冷凍室125L。冷凍室125Lは300L未満70機種で最大で、300L台の最大97Lも上回る。電気代は多い側で野菜室なし。さらに冷凍比率を上げるならIRSN-HF24Aだが設置条件が厳しい。独立野菜室が要るならパナソニックNR-C28BC3。284Lで野菜室71L、設置551mm。野菜室71Lはこの段で2番目、設置551mmは野菜室つき9機種で2番目に狭い。冷凍室67Lは下から4番目。自動製氷も要るならGR-Y29SC、設置610mmへ
3つの条件それぞれの答えと、条件を1つ足した場合の乗り換え先です。詳しい根拠はこの下の各項で説明します(総合順位はつけません)。

幅が最優先の方|ハイアール JR-SX21T(208L・設置461mm)

幅50cmの隙間に入る200L台は、この機種(と同数値の JR-SX21BR/BL)だけです。247kWh=年7,657円でこの段の最少タイ、省エネ基準達成率130%は300L未満の70機種で最高。ただし上に電子レンジは置けません(耐熱性能天板が「-」)。

幅が55〜56cmまで用意できるなら、三菱電機 MR-CX27M(550mm・272L・野菜室60L)パナソニック NR-C28BC3(551mm・284L・野菜室71L)に切り替えてください。わずか9cmの差で、3ドア・独立野菜室・64〜76Lの容量増が同時に手に入ります。

冷凍が最優先の方|シャープ SJ-PD28R(280L・冷凍室125L)

冷凍室125Lは、当サイトが集計した300L未満70機種で最大です。当サイトが300〜400L帯で確認した最大値97Lも上回ります。設置に必要な幅570mm(公式値)と、この容量にしては狭い場所に置けるのも利点です。代償は333kWh=年10,323円という電気代と、独立野菜室がないことです。

冷凍の比率をさらに上げたいなら IRSN-HF24A(冷凍室123L・比率52.3%)がありますが、設置幅762mm・上に300mmという条件が付きます。置き場所に余裕がある場合に限って検討してください。

独立野菜室が要る方|パナソニック NR-C28BC3(284L・野菜室71L・設置551mm)

野菜室71Lはこの段で2番目、設置に必要な幅551mm(公式値)は野菜室つき9機種のなかで2番目に狭い数値です。据付必要奥行も本体と同じ625mmで、奥行の余白が要りません。冷凍室67Lが下から4番目という点だけ、割り切りが必要です。

自動製氷も一緒に欲しいなら東芝 GR-Y29SC(294L・野菜室70L・自動製氷・設置610mm)。野菜室の広さだけを取るなら JR-CV29C(74L)が最大ですが、設置に必要な幅を当サイトが読み取れていないため、置き場所が決まっている方には勧められません。

200L台にしないほうがいい方(逃がし先)

あなたの条件 この段での現実 行き先
独立野菜室が絶対に要る+幅に余裕がある 26機種中9機種のみ。うち設置幅が判明しているのは8機種 300L台へ。当サイトが300〜400L帯で確認した16機種は、すべて3ドア+野菜室でした
自動製氷が絶対に要る 公式に確認できたのは2機種のみ 300L台へ。300Lちょうどの三菱電機 MR-CX30M も自動製氷を備えます
野菜室も自動製氷も広い冷凍室も要らない/もっと小さくてよい この段の下限は201L・設置461mm 125〜182Lの段の31機種比較
冷凍だけが足りない 冷蔵庫を大きくすると設置幅も電気代も増えます セカンド冷凍庫の追加を検討してください(当サイトで別途扱います)
そもそも何Lにするか決まっていない この記事は容量を決めた人向けです 人数別の冷蔵庫の容量の決め方を解説した記事
今の冷蔵庫を買い替えるべきか迷っている 買い替え時期の判断はこの記事の範囲外です 冷蔵庫が壊れる前兆と買い替え時期の記事

実際に寄せられている悩みと、この記事の答え

Yahoo!知恵袋には、この段に直接あてはまる相談が投稿されています。いずれも投稿の要点をまとめたもので、投稿者の属性を当サイトが推測で補ってはいません。

  • 「138Lの2ドアで、調味料や野菜ですぐ冷蔵庫はいっぱいになり、ペットボトルや作り置きしたものが入りません。冷凍庫もすぐいっぱいになってしまいます」という相談(Yahoo!知恵袋の投稿)。200L級で野菜室のある3ドアへの買い替えを検討している内容です。→ この条件に該当するのが、この記事の独立野菜室つき9機種です。
  • 設置場所が幅50cm×奥行60cm×高さ145〜170cmで、置きたい機種の最小必要設置スペースを数cm超えてしまうという相談(Yahoo!知恵袋の投稿)。「規定の隙間は必ずあけないといけないのか」という質問です。→ 幅50cmで置ける200L台は2機種(上限208L)でした。なお当サイトは「規定を超えても置いてよい」とは書きません。指定値は放熱のための寸法です。
  • 「一人暮らしでほとんど毎日自炊する場合、冷蔵庫の容量はどれくらいが良いですか。180L(冷蔵120L・冷凍60L)だと小さいですかね」「野菜室はやっぱりあった方が良いですよね」という相談(Yahoo!知恵袋の投稿)。→ 野菜室が欲しいなら201L以上、というのがこの記事の答えです。300L未満で独立野菜室を持つ9機種は、すべて226L以上でした。

当サイトはこの段専用に相談を網羅的に収集したわけではありません。「この段の読者の悩みを網羅した」とは書きません。

よくある質問

Q1. 200L台は二人暮らしで足りますか?

条件が付きます。当サイトが人数別の容量を検討した記事では、二人暮らしの標準は300L台と結論しています。200L台で二人暮らしをするのは、①置き場所の幅が足りない ②自炊が少ない ③冷凍を別に用意しているのいずれかに当てはまる場合です。どれにも当てはまらないなら、300L台を先に検討してください。人数からの容量の決め方は人数別の冷蔵庫の容量の決め方を解説した記事で扱っています。

Q2. 幅50cmの隙間に200L台の冷蔵庫は置けますか?

置けますが、選べるのは2機種です。設置に必要な幅が500mm以下なのは、ハイアール JR-SX21BR/BL(461mm)と JR-SX21T(461mm)で、この2機種で置ける最大の容積は208Lです(26機種中・当サイト集計・2026年8月10日確認。JR-CV29C 1機種は当サイトが数値を読み取れなかったため集計から除外しています)。

隙間が56cmあれば5機種・284Lまで、58.5cmあれば13機種・295Lまで広がります。「本体幅50cm以下の機種を探す」という探し方をすると外します。本体525mmのハイアール JR-M20A は設置に565mm必要だからです。

Q3. 200L台にすれば電気代は安くなりますか?

安くなりません。この段の年間消費電力量は247kWh〜340kWh(年7,657円〜10,540円)で、当サイトが400〜500L帯で確認した最少値は429Lで247kWh、500L以上帯の最少値は252kWhでした。つまり200L台の半数(26機種中13機種)は、300〜400L帯の最少値313kWhと同じかそれ以上を使います。200L台を選ぶ理由は置ける場所であって、電気代ではありません。(すべて31円/kWh=家電公取協2022年7月22日改定値で換算)

Q4. 200L台に野菜室つきはありますか?

あります。26機種中9機種です。野菜室の広い順に、JR-CV29C(74L)・NR-C28BC3(71L)・GR-Y29SC(70L)・HR-D295KW/KB(67L)・R-27X(63L)・MR-CX27M(60L)・AQR-23A(56L)・AQR-S26A(53L)・AQR-26A(53L)。そして300L未満で独立野菜室を持つのは、この9機種がすべてです。125〜182Lの段にも124L以下の段にも1機種もありません。野菜室が要るなら、201L以上が下限になります。

Q5. 200L台は霜取りが要りますか?

この段で「直冷式(霜取りが必要)」と公式に確認できた機種は1つもありませんでした。26機種のうち20機種はファン式(自動霜取り)と公式で確認でき、残り6機種は公式仕様表に冷却方式の記載がありませんでした(アイリスオーヤマ2機種・AQUA 4機種)。当サイトが300L未満の70機種で確認した直冷式10機種は、すべて125〜182Lと124L以下の段にあります(4機種と6機種)。霜取りの手間を避けたいなら、200L台はいちばん悩まなくていい段です。

まとめ

  • 200L台(201〜299L)は9社26機種が並ぶ段で、300L未満で唯一9社すべての機種がそろいます。ただし主要5社は7機種=27%しかありません。
  • 最初に見るのは本体幅ではなく、設置に必要な幅です。本体幅に足す寸法は+8mm〜+200mm、上に空ける寸法は9mm〜300mm(33倍)。本体が38mm細い機種のほうが152mm広い場所を要求する逆転が実在します。
  • 幅50cmで置けるのは2機種(上限208L)、56cmで5機種(284L)、58.5cmで13機種(295L)、70cmで24機種(299L)です。295Lは幅58.5cmで入るのに、299Lには69.5cmが要ります。4Lのために110mmです。
  • 独立野菜室9機種・3ドア以上8機種・公式に確認できた自動製氷2機種は、すべてこの段にあります。1段下げると3つとも消えます。逆に、直冷式はこの段に1機種もありません。
  • 200L台にしても電気代は下がりません。247kWh〜340kWh(年7,657円〜10,540円)で、半数の13機種は300〜400L帯の最少値313kWh以上を使います。429Lの機種と同じ247kWhの機種と、340kWhの機種が同じ段に並んでいます。

次の行動はひとつです。置き場所の幅・奥行・上の余白を実際に測ってください。この記事の逆引き表に自分の数値を当てれば、26機種はその場で数機種まで絞れます。測る場所と手順は冷蔵庫の設置スペースと搬入経路の測り方の記事にまとめています。

購入するときの実務(設置日までにやること)

  • 搬入経路を測る…設置場所だけでなく、玄関・廊下・曲がり角・階段やエレベーターも通る必要があります。本体幅に加えて、搬入時の余裕も見てください。
  • 古い冷蔵庫の引き取りを手配する…冷蔵庫は家電リサイクル法の対象です。買い替えなら購入店に引き取りを依頼するのが最も簡単です。リサイクル料金と収集運搬料金が別にかかります。
  • 設置場所のコンセントと床を確認する…アース端子の有無、床の耐荷重、扉が壁や他の家具にぶつからないかを、設置日より前に確認しておいてください。
  • 開き方向を確認する…この段には開き方向が公式仕様表に記載されていない機種があります(当サイトは型番末尾の記号から開き方向を推測していません)。キッチンのレイアウトに関わるので、購入前に販売店で必ず確認してください。

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出典・確認日

本記事の数値は、次のページを確認日に実際に開いて確認したものです(26機種のスペックはすべて2026年8月10日の確認で、電力料金目安単価と他の容量帯の比較値だけが別日です)。設置の余白は、据付寸法図の画像を拡大して読み取るか、取扱説明書の本文から読み取っています。当サイトが実測した値や、実際に使用した体験に基づく記述は含まれていません。
※本記事が属する帯の母集団は9社70機種です。2026年8月13日の再監査で加えた8機種と、2026年8月14日に加えた IRSN-18A-W(182L)は、いずれも182L以下で、この記事が扱う201L以上の26機種には含まれません。

対象 参照先 確認日
パナソニック NR-C28BC3・NR-B253T の容積・各室容積・年間消費電力量・達成率・寸法・据付必要奥行・放熱すきま・壁ぎわのスペース パナソニック公式「300L以下 冷凍冷蔵庫」ラインアップおよび各機種の仕様ページ・据付必要寸法図・取扱説明書PDF 2026年8月10日
三菱電機 MR-CX27M の容積・各室容積・年間消費電力量・達成率・据付スペース・設置に必要なすきま 三菱電機公式 MR-CX27M 製品仕様ページおよび据付スペース図・各室容積図・省エネ情報の画像・取扱説明書PDF(p4) 2026年8月10日
日立 R-27X の容積・各室容積・年間消費電力量・達成率・最小設置奥行寸法・背面と壁ぎわの記載・開き方向 日立公式 冷蔵庫トップおよび R-27X の仕様データ・据付必要寸法図・取扱説明書PDF(表紙・p2・p4・p14) 2026年8月10日
東芝 GR-Y29SC の容積・各室容積・年間消費電力量・据付必要奥行・設置寸法図・「霜取方式 自動」・「かってに氷」の仕様 東芝ライフスタイル公式 GR-Y29SC 仕様ページおよび機能ページ・設置寸法図・発売時期のお知らせ 2026年8月10日
シャープ SJ-PD28R・SJ-BD23R の容積・各室容積・年間消費電力量・達成率・最小必要設置スペース・壁ぎわのスペース・トップテーブルの注記 シャープ公式 SJ-PD28R 仕様ページSJ-BD23R 仕様ページおよび取扱説明書PDF 2026年8月10日
アイリスオーヤマ6機種(IRSN-30A・IRSN-IC30A・IRSN-27A・IRSN-HF24A・IRSN-23A・IRSN-23B)の容積・各室容積・年間消費電力量・達成率・冷却方式・放熱すきま アイリスオーヤマ公式 2ドア冷蔵庫一覧(2ページ目を含む)および各商品ページ・取扱説明書PDF 2026年8月10日
ハイアール6機種(JR-CV29C・JR-M28AR/AL・JR-SX21BR/BL・JR-SX21T・JR-MV20A・JR-M20A)の容積・各室容積・年間消費電力量・達成率・冷却方式・運転音・寸法図 ハイアール公式 冷蔵庫一覧および各製品ページ・寸法図PDF・取扱説明書PDF 2026年8月10日
AQUA 4機種(AQR-S26A・AQR-26A・AQR-23A・AQR-20A)の容積・各室容積・年間消費電力量・据付必要奥行・背面と自動製氷・電子レンジに関する注記 AQUA公式 冷蔵庫一覧および各製品ページ・取扱説明書PDF(p4)・据付必要寸法図PDF 2026年8月10日
ハイセンス3機種(HR-D295KW/KB・HR-D260KW・HR-B2501)の容積・各室容積・年間消費電力量・達成率・冷却方式・放熱スペース・静音 ハイセンス公式 冷蔵庫一覧および各機種の仕様表ページ・機能紹介ページ 2026年8月10日
電力料金目安単価 31円/kWh(税込・令和4年7月22日改定) 家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 2026年8月2日
他の容量帯との比較値(400〜500L帯・500L以上帯・300〜400L帯の年間消費電力量の最少値、300〜400L帯の冷凍室最大値と野菜室の搭載状況) 当サイトが各帯の主要5社の現行機種について、メーカー公式ページ・公式PDFで集計したもの 2026年7月28日〜8月2日
商品カードの商品名についての注記(AQUA AQR-26A・AQR-S26A のドア数) AQUA AQR-26A 製品ページAQR-S26A 製品ページ 2026年8月17日
アイリスオーヤマ IRSN-HF24A のドア数(3ドア) アイリスオーヤマ公式 IRSN-HF24A 製品ページ(ページの表示は「3ドア」) 2026年8月17日
楽天市場「HR-D295KW」の検索結果 商品カードの選定(新品の通常出品であることを確認)。機種の仕様・数値には使っていません 2026年8月18日

この記事で確認できなかったこと(明示しておきます):ハイアール JR-CV29C の設置に必要な幅と上に空ける寸法(公式の寸法図PDFは取得できましたが、数値が図形として描かれており当サイトが読み取れませんでした)/AQUA 4機種と東芝 GR-Y29SC・アイリスオーヤマ IRSN-23A-S の省エネ基準達成率/アイリスオーヤマ2機種とAQUA 4機種の冷却方式/アイリスオーヤマ6機種とハイセンス3機種の据付必要奥行/主要5社以外の4社の全機種の発売時期/主要5社7機種の運転音(当サイトが今回収集していません)。これらはいずれも「機能や情報が存在しない」という意味ではありません。

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