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300〜400Lで「冷蔵室に凍らせず氷点下・微凍結で保存できる専用室」を持つのは、主要5社の現行16機種のうち三菱電機の3機種とパナソニックの2機種、合わせて5機種だけです。冷凍室を優先するなら三菱電機 MR-CX33M(330L・冷凍室80L)、奥行600mmに収めたいならパナソニック NR-C33JS2(326L)、幅54cmに入れたいなら三菱電機 MR-CX30M(300L)。ただしパナソニックの2機種は、同じ寸法の下位モデルと年間消費電力量が1kWhも変わりません。上乗せ分は電気代ではなく、機能そのものの対価です。
この記事で分かること
- この容量帯で氷点下・微凍結の専用室を持つのは2社5機種だけ。日立・東芝・シャープには確認できなかった
- 高機能=省エネではない。16機種の年間消費電力量ランキングで、ハイグレード5機種は2位・3位・6位・8位・13位に散らばり、1位は低グレードの機種
- 設置に必要な幅は5機種とも「本体幅+10mm」(左右各5mm以上・上方50mm以上)。幅54cmのすき間に入るのは MR-CX30M(設置幅550mm)だけで、残り4機種は610mm必要。同じ本体幅540mmの日立 R-V32X は560mm必要なので、MR-CX30M のほうが10mm狭くて済む

300〜400Lの「高機能グレード」とは何か
300〜400Lのハイグレードとは、冷蔵室に「凍らせずに氷点下・微凍結の状態で保存する専用室」を持つ機種のことです。具体的には三菱電機の「氷点下ストッカーD A.I.」(MR-CX37M・MR-CX33M)と「氷点下ストッカー」(MR-CX30M)、そしてパナソニックの「パーシャル/チルド切替室」(サクッと切れる微凍結)が判定基準になります。当サイトはこの機能の有無でグレードを分けており、価格では分けていません。
まず結論から書きます。主要5社(パナソニック・三菱電機・日立・東芝・シャープ)の300L以上400L未満の現行16機種を2026年8月1日に各社公式ページで全数確認したところ、この条件に当てはまったのは5機種でした。
この容量帯にハイグレードは5機種しかない
| メーカー | この容量帯の現行機種数 | うちハイグレード | 該当する機能(公式の名称) |
|---|---|---|---|
| 三菱電機 | 4 | 3 | 氷点下ストッカーD A.I.(MR-CX37M・MR-CX33M) 氷点下ストッカー(MR-CX30M) |
| パナソニック | 4 | 2 | パーシャル/チルド切替室 (サクッと切れる微凍結) |
| 日立 | 2 | 0 | 該当機能を確認できず |
| 東芝 | 3 | 0 | 該当機能を確認できず |
| シャープ | 3 | 0 | 該当機能を確認できず |
| 合計 | 16 | 5 | — |
「確認できず」と書いた根拠(探した範囲)。日立は公式の製品情報(kadenfan.hitachi.co.jp/rei/common/json/ の R-V38X・R-V32X)で、まるごとチルド・真空チルド・デリシャス冷凍などの機能欄が2機種とも「ー」表記でした。東芝は3機種の機能ページ(/gr-y36sv/function/・/gr-y36sc/function/・/gr-y33sc/function/)で氷結晶チルド・Deliチルドの記載を見つけられませんでした。シャープは公式のラインアップ情報(jp.sharp/reizo/lineup/data/products.json)でうるおいチルド・パラパラ冷凍が非搭載でした。いずれも2026年8月1日の確認です。これは「該当する機能を当サイトが確認できなかった」という意味であり、各社の300L台に何の機能もないという意味ではありません。日立・東芝・シャープの機種が持つチルド室や冷蔵室の追加モードについては、この容量帯の中グレードを比較した記事で扱っています。
本記事が扱う5機種は次のとおりです。
- 三菱電機 MR-CX37M(365L)…冷蔵室215Lは5機種で最大。氷点下ストッカーD A.I.〈7L〉とワイドチルド〈10L〉の2室を持つ。ただし335kWh/年で5機種のなかで最も電気を使う
- パナソニック NR-C37WS2(365L)…奥行600mm。野菜室81L。パーシャルとナノイーXに加えて壁際設置に対応。ただし冷凍室72Lは容積比19.7%で、この容量帯16機種の最下位(同じ箱の下位機 NR-C37ES2 と同率)
- 三菱電機 MR-CX33M(330L)…冷凍室80L・容積比24.2%は5機種で最大。325kWh/年
- パナソニック NR-C33JS2(326L)…奥行600mm・野菜室81L・322kWh/年。5機種で2番目に電気を使わない
- 三菱電機 MR-CX30M(300L)…幅540mm。319kWh/年で5機種の最省エネ。ただし野菜室60Lはこの容量帯16機種で最小
そもそも300L台で足りるのか、400L以上にすべきかを決めきれていない場合は、人数別に必要な容量を決める記事を先に読むと、この先の比較が読みやすくなります。
なぜこの容量帯だけ「冷蔵室側」でグレードを分けるのか
グレードとは、当サイトではメーカー公式ページに掲載された搭載機能の構成で決めた区分のことです。価格や発売年では分けていません。価格は販売店と時期で動くため、記事を書いた翌週には基準として使えなくなるからです。
当サイトが400L台・500L以上の記事で使ってきた「各社の看板の鮮度保持技術を持つか」という基準は、この容量帯では使えません。300L台には、各社の看板技術がほとんど降りてきていないからです。三菱電機の「切れちゃう瞬冷凍A.I.」に必要な瞬冷凍室は、この容量帯の4機種すべてで各室定格内容積に欄そのものがありませんでした。パナソニックのクーリングアシストルームも同様です。
一方で、冷凍室側の急速冷凍(三菱電機の急速冷凍、パナソニックの急凍機能、東芝の一気冷凍、シャープのおいそぎ冷凍)は16機種のほとんどが持っているため、これも分類の軸になりません。
そこでこの容量帯では「冷蔵室側に何を持つか」で3段階に分けました。読者がこの容量帯で実際に迷うのは「肉や魚をどう保存できるか」であり、そこがきれいに3段階に分かれるためです。
| グレード | 300〜400L帯での定義 | 判定に使った公式の機能名 | 機種数 |
|---|---|---|---|
| ハイ(上位) | 冷蔵室に「凍らせずに氷点下・微凍結で保存する専用室」を持つ | 三菱電機「氷点下ストッカーD A.I.」「氷点下ストッカー」/パナソニック「パーシャル/チルド切替室」 | 5機種(本記事) |
| 中(ミドル) | 専用室はないが、チルド室に加えて冷蔵室側の追加モードを公式に持つ | 日立「サッと急冷却」/東芝「速鮮チルドモード+解凍モード」/シャープ「低温新鮮モード」 | 4機種 |
| 低(ベーシック) | チルド室だけで、上の専用室・追加モードをどちらも持たない | 上記がいずれも記載されていない機種 | 7機種 |
この基準は300〜400L帯だけのもの
重要な注意です。この線引きは300〜400L帯専用で、当サイトの他の容量帯の記事とは中身の基準が違います。
たとえば400L台のハイエンド機を比較した記事でも「ハイグレード」という言葉を使っていますが、あちらは「各社の看板の鮮度保持技術を持つか」で分けています。同じ言葉でも、判定に使っている機能が違います。
したがって容量帯をまたいで「この機種はハイグレードだ」と言い切ることはできません。本記事で「ハイ」「上位」「高機能グレード」と書くときは、すべて「300〜400L帯のなかでは」という限定がついています。
現行5機種と、紛らわしい型番の見分け方
冷蔵庫の型番は、世代違い・グレード違いが1〜2文字しか変わらないことがよくあります。この容量帯では特に、三菱電機の「CX」と「C」、パナソニックの「WS・JS」と「ES」が別グレードなのに見分けにくく、上位モデルを買ったつもりで下位モデルを買う原因になります。
本記事は2026年8月1日にメーカー公式のラインアップで現行として確認できた5機種だけを扱います。先に見分け方を示します。
| 本記事が扱う型番 | 1〜2文字しか違わない型番 | 違いの読み方 |
|---|---|---|
| MR-CX37M(三菱電機・ハイ・365L) | MR-CX37K/MR-CX37J | 三菱電機は末尾の1文字が世代。M が本記事の対象 |
| MR-CX33M(三菱電機・ハイ・330L) | MR-C33M | 「CX」と「C」は別グレード。MR-C33M は寸法も各室容積も同じで、冷蔵室に2段のチルド室を持つ点も同じ。違いは下段〈7L〉が氷点下ストッカーD A.I. ではなくワイドチルドであることの1点 |
| MR-CX30M(三菱電機・ハイ・300L) | MR-CX27M | 数字が容量帯を表す。MR-CX27M は272Lで本記事の対象外 |
| NR-C37WS2(パナソニック・ハイ・365L) | NR-C37ES2 | パナソニックはWS・JS が上位、ES が低グレード。末尾の数字が世代。NR-C37ES2 は寸法も各室容積も同じだが、パーシャルとナノイーXを持たない |
| NR-C33JS2(パナソニック・ハイ・326L) | NR-C33ES2 | 同上。NR-C33ES2 は寸法も各室容積も同じ低グレード |
| (左開き) | MR-CX37ML/MR-CX33ML/NR-C37WS2L/NR-C33JS2L | 末尾の L が左開き。MR-CX30M の左開き型番については、当サイトは確認していません |
本記事は現行5機種と、比較のために挙げた MR-C33M・NR-C37ES2・NR-C33ES2 の仕様のみを各社公式ページで確認しています。上の表に挙げたそれ以外の型番(MR-CX37K・MR-CX37J・MR-CX27M など)については仕様を確認していないため、性能の優劣は判断できません。本記事はあくまで「現行型番はこれです」という提示にとどめます。
ハイグレード5機種の横並び比較表
数値はすべて各社公式の製品仕様ページによります(いずれも2026年8月1日に取得し、2026年8月5日にページの到達を再確認)。
| 項目 | 三菱 MR-CX37M |
パナ NR-C37WS2 |
三菱 MR-CX33M |
パナ NR-C33JS2 |
三菱 MR-CX30M |
|---|---|---|---|---|---|
| 定格内容積 | 365L | 365L | 330L | 326L | 300L |
| 冷蔵室 | 215L | 212L | 180L | 173L | 170L |
| 冷凍室 | 80L | 72L | 80L | 72L | 70L |
| 容積に対する冷凍の比率 (当サイト計算値) |
21.9% | 19.7% | 24.2% | 22.1% | 23.3% |
| 野菜室 | 70L | 81L | 70L | 81L | 60L |
| 幅 | 600mm | 600mm | 600mm | 600mm | 540mm |
| 奥行 | 656mm | 600mm | 656mm | 600mm | 656mm |
| 高さ | 1,820mm | 1,850mm | 1,698mm | 1,695mm | 1,750mm |
| 最小必要設置スペース(幅) (本体幅+左右各5mm) |
610mm | 610mm | 610mm | 610mm | 550mm |
| 上方に必要なすきま | 50mm以上 | 50mm以上 | 50mm以上 | 50mm以上 | 50mm以上 |
| 据付に必要な奥行 | 660mm | 600mm | 660mm | 600mm | 660mm |
| 年間消費電力量 | 335kWh/年 | 330kWh/年 | 325kWh/年 | 322kWh/年 | 319kWh/年 |
| 年間電気代の目安 (31円/kWh換算) |
10,385円 | 10,230円 | 10,075円 | 9,982円 | 9,889円 |
| 省エネ基準達成率 | 104% | 105% | 105% | 105% | 105% |
| 冷蔵室の低温保存室 | 氷点下ストッカー D A.I.〈7L〉+ ワイドチルド〈10L〉 |
パーシャル/ チルド切替室 (容量は記載を 確認できず) |
氷点下ストッカー D A.I.〈7L〉+ ワイドチルド〈10L〉 |
パーシャル/ チルド切替室 〈10L〉 |
氷点下ストッカー 〈9L〉のみ (チルドと切替式) |
| 製氷 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 |
| ドア | 片開き3ドア (左開き型番あり) |
右開き (左開き型番あり) |
片開き3ドア (左開き型番あり) |
右開き (左開き型番あり) |
片開き3ドア |
| 発売時期 | 2025年6月20日 | 2025年10月中旬 | 2025年5月23日 | 2025年10月中旬 | 2025年6月20日 |
この表でいちばん大事な注意:〈 〉内の容量だけ、測定の基準が違います。定格内容積・冷蔵室・冷凍室・野菜室の各値は「定格内容積」です。一方、冷蔵室の低温保存室に付けた〈7L〉〈10L〉〈9L〉〈10L〉は「食品収納スペースの目安」で、棚やケースを配置した状態で実際に食品を置ける空間の目安を示す別の数え方です(三菱電機の取扱説明書:「貯蔵室ごとに、定格内容積と併せ食品収納スペース…の目安を< >内に表示しています」/パナソニックの仕様ページ:「<>内の数値は食品収納スペースの目安」)。したがって〈 〉内の値どうしは比べられますが、〈 〉の値を定格内容積(冷蔵室173Lなど)と足したり引いたりすることはできません。
最小必要設置スペース(幅)と上方のすきまは、5機種とも「左右各5mm以上・上方50mm以上」という公式の記載から当サイトが本体幅に足して求めた値です。根拠は、パナソニックが製品仕様ページの記載、三菱電機が取扱説明書4ページの「周囲を左右0.5cm以上、上部5cm以上あけることができる所」(mr-cx30m.pdf・mr-cx33_37m.pdf 共通)です。ただし三菱電機とパナソニックは、どちらも製品仕様ページに「設置条件により若干異なることがありますので、10mm程度余裕をとってください」と同じ文言で注記しています(2026年8月6日確認)。壁際に寄せる場合はさらに追加の条件があります(後述)。実際に測るときは、この表の値ぎりぎりで計画しないでください。
パナソニック NR-C37WS2 の低温保存室の容量は、当サイトが製品仕様ページ(panasonic.jp/reizo/products/NR-C37WS2/spec.html)と製品ページを2026年8月5日に確認した範囲では記載を見つけられなかったため、この表では数値を書いていません。NR-C33JS2 は同じ形式の仕様ページに「うち、パーシャル/チルド切替室<10L>」と記載があります。容積に対する冷凍の比率は、公式の冷凍室容量を定格内容積で割った当サイトの計算値です。省エネ基準達成率は、三菱電機は製品トップページ、パナソニックは製品仕様ページの記載です。発売時期は、パナソニックは製品ページ、三菱電機はWIN2Kの商品ページ(displayProduct.do)の「発売日」欄の記載です。
高機能だから電気代が安い、とは限らない
省エネ性能とグレードの関係を先に片づけます。結論は「高機能グレードだから電気代が安い」も「高機能グレードだから電気を食う」も、この容量帯では成立しないです。
16機種の順位でみると、ハイグレードは2位から13位まで散る
300〜400L帯16機種を年間消費電力量の少ない順に並べると、ハイグレード5機種の順位は2位・3位・6位・8位・13位でした。そして1位は低グレードのシャープ SJ-PT32R(317L・313kWh/年)です。

| 順位(16機種中) | 型番 | グレード | 年間消費電力量 | 年間電気代の目安 | 省エネ基準達成率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位(最少) | SJ-PT32R(317L) | 低 | 313kWh/年 | 9,703円 | 108% |
| 2位 | MR-CX30M(300L) | ハイ | 319kWh/年 | 9,889円 | 105% |
| 3位 | NR-C33JS2(326L) | ハイ | 322kWh/年 | 9,982円 | 105% |
| 3位(同値) | NR-C33ES2(326L) | 低 | 322kWh/年 | 9,982円 | 105% |
| 5位 | R-V32X(315L) | 中 | 324kWh/年 | 10,044円 | 104% |
| 6位 | MR-CX33M(330L) | ハイ | 325kWh/年 | 10,075円 | 105% |
| 8位 | NR-C37WS2(365L) | ハイ | 330kWh/年 | 10,230円 | 105% |
| 13位 | MR-CX37M(365L) | ハイ | 335kWh/年 | 10,385円 | 104% |
| 16位(最多) | SJ-X374R(374L) | 低 | 354kWh/年 | 10,974円 | 100% |
順位は主要5社の現行16機種のなかでの順位です。同じ値の機種は同順位としています(3位が2機種、6位が2機種、8位が4機種)。表には本記事の5機種と、順位の両端・比較に使う機種だけを抜き出しています。
年間電気代の目安は「年間消費電力量 × 31円/kWh」で当サイトが計算した値です。単価は公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が示す目安単価31円/kWh(税込・令和4年7月22日改定。https://www.eftc.or.jp/qa/・2026年8月5日確認)を使っています。実際の電気料金は契約中の小売電気事業者とプランによって変わるため、この金額を保証するものではありません。
年間消費電力量の測定条件はJIS C 9801-3:2015で、5社とも同じ規格を公式に明示しています。この点で16機種の比較が崩れることはありません。数字の読み方をもっと詳しく知りたい方は、年間消費電力量の読み方と電気代の計算方法をまとめた記事をご覧ください。
ハイグレード5機種のなかにも16kWhの開きがある
5機種だけを取り出しても、最少の MR-CX30M(319kWh)と最多の MR-CX37M(335kWh)で16kWhの差があります。31円/kWhで換算すると年496円、10年で4,960円です。

ここで注意したいのは、差の理由が「グレード」ではなく「容積」に見えることです。5機種を容積の小さい順に並べると 300L→326L→330L→365L→365L となり、年間消費電力量の順番(319→322→325→330・335)とほぼ一致します。つまりこの5機種のなかでは、大きい機種ほど電気を使うという素直な関係になっています。
ただしこの関係は容量帯の外では逆転します(後述)。「同じグレードのなかで比べたときだけ成立する話」として読んでください。
省エネ基準達成率の最高値は、ハイグレードではない
省エネ基準達成率とは、国が定める省エネ基準に対して、その機種がどれだけ達成しているかを百分率で示した値です。100%は基準をちょうど満たした状態を意味します。
ハイグレード5機種の達成率は104〜105%にほぼ固まっています(MR-CX37M だけが104%で、残り4機種が105%)。一方、300〜400L帯16機種で最も高い達成率は、低グレードのシャープ SJ-PT32R の108%です。この容量帯には110%を超える機種が1機種もありませんでした(当サイトが2026年8月1日に主要5社の公式ページで確認した16機種の範囲)。
さらに、達成率の高さと年間消費電力量の少なさは順番が一致しません。たとえば325kWhの MR-CX33M が105%なのに対して、333kWhの SJ-PW37R(中グレード)は106%です。kWhが多いほうが達成率は高い、という逆転が起きています。
この逆転がなぜ起きるのかについて、当サイトは今回参照した各社の仕様ページから理由を確認できませんでした。したがって本記事では達成率を参考値として載せるだけにとどめ、比較は年間消費電力量の実数(kWh)で行っています。
容量帯そのものが不利:300L台は450L級より電気を食う
5機種のなかで比べる前に、知っておいたほうがよい事実があります。「小さい冷蔵庫にすれば電気代が下がる」は成立しません。
| 容量帯 | その帯で最も省エネな機種 | 年間消費電力量 | 年間電気代の目安 (31円/kWh換算) |
|---|---|---|---|
| 300〜400L(本記事) | SJ-PT32R(317L・低グレード) | 313kWh/年 | 9,703円 |
| (参考)本記事のハイグレード最少 | MR-CX30M(300L) | 319kWh/年 | 9,889円 |
| 400〜500L | SJ-MF43R(429L) | 247kWh/年 | 7,657円 |
| 500L以上 | R-HZC54Y(540L) | 252kWh/年 | 7,812円 |
本記事で最も電気を使わない MR-CX30M(300L・319kWh)と、400〜500L帯で最も省エネな SJ-MF43R(429L・247kWh)を比べると、129L小さいほうが年72kWh=年2,232円多くかかります。10年で22,320円の差です。さらに、当サイトが集計した400〜500L帯の28機種のうち26機種が313kWh未満でした。313kWhは300〜400L帯16機種の最少値(SJ-PT32R)です。つまり400〜500L帯の28機種中26機種が、300L台のどの機種よりも電気を使いません。本記事の最省エネ MR-CX30M(319kWh)より少ない機種の数は、この26より多くなります。
つまり300L台を選ぶ理由は「置ける場所」と「本体価格」であって、電気代ではありません。置き場所に余裕があるなら、400L台のハイエンド機を比較した記事のほうが、電気代の面では有利な選択肢がそろっています。
「氷点下・微凍結の専用室」で2社は何が違うのか
この容量帯のハイグレードを分けている機能は、三菱電機とパナソニックで名前も構成も違います。どちらも冷蔵室のなかにある、通常のチルド室とは別の低温保存スペースという位置づけです。
三菱電機:氷点下ストッカーD A.I. とワイドチルドの2室(MR-CX37M・MR-CX33M)
三菱電機の MR-CX37M と MR-CX33M は、冷蔵室のなかに「氷点下ストッカーD A.I.〈7L〉」と「ワイドチルド〈10L〉」という2つの部屋を別々に持っています。三菱電機はこの2室をまとめて「フレッシュゾーン」と呼んでいます(氷点下ストッカーD A.I. が下段、ワイドチルドが上段)。〈 〉内の容量は、取扱説明書の仕様表に冷蔵室の内数(食品収納スペースの目安)として記載されているものです。
温度と保存日数も公式に記載があります。三菱電機の製品仕様ページには、氷点下ストッカーD A.I. について「チルドや冷蔵室より低温の約-3℃〜0℃※2で、生のまま※3約3〜10日間保存できます。さらに、高品質解凍により、ドリップ流出を抑えておいしく解凍できます。」と書かれています(2026年8月5日確認)。
※2・※3は三菱電機の注記で、※2は「運転状況により0℃を超える場合があります」、※3は「食品の種類や保存量、投入時の状態により凍る場合があります」という内容です。約3〜10日間という幅は食品によって変わる目安であり、賞味期限・消費期限を延ばすものではありません。
つまり低温保存のスペースが2段階に分かれているのがこの2機種の特徴です。当サイトが確認した範囲では、この容量帯16機種のなかで冷蔵室の低温保存室を2室持つ機種は、この2機種だけでした。確認した範囲は、三菱電機4機種の製品仕様ページ(/home/reizouko/product/{型番}/spec/)、パナソニック4機種の製品仕様ページ(panasonic.jp/reizo/products/{型番}/spec.html)と製品ページ、日立2機種の製品情報(kadenfan.hitachi.co.jp/rei/common/json/)、東芝3機種の機能ページ、シャープのラインアップ情報(jp.sharp/reizo/lineup/data/products.json)です(2026年8月1日・8月5日)。

MR-CX30M は「氷点下ストッカー」1室。チルドへの切り替え式
同じ三菱電機のCXシリーズでも、MR-CX30M は構成も名称も違います。製品仕様ページのフレッシュゾーンの欄には、上位2機種の「氷点下ストッカーD A.I.」ではなく「氷点下ストッカーまたはチルド(切り替え式)」と記載されており、説明文は「肉や魚の専用ルーム。氷点下なのに凍らせず※1、生のままおいしさ長持ち。チルドにも切り替えて使用できます。」です(2026年8月5日確認)。ワイドチルドはなく、取扱説明書の仕様表に載る冷蔵室の内数も「氷点下ストッカールーム〈9L〉」の1室だけです。
取扱説明書にも同じ内容があります。7ページに「氷点下ストッカーの食品は『氷点下保存』を設定したとき、約-3℃〜0℃になります」「『氷点下保存』に設定しないときはチルドの温度帯(約0℃)になります」と書かれており、操作部の氷点下保存ランプが消灯=チルドの温度帯、点灯=氷点下保存中という説明もあります。つまり1室を氷点下とチルドで使い分ける設計です。

読み方をまとめるとこうなります。
- 上位2機種(MR-CX37M・MR-CX33M)…氷点下ストッカーD A.I.〈7L〉とワイドチルド〈10L〉を同時に別々の部屋として持つ。氷点下と冷蔵の中間温度を両方いっぺんに使える
- MR-CX30M…氷点下ストッカー〈9L〉の1室を、氷点下とチルドで切り替えて使う。1室ぶんの容量は上位2機種の氷点下ストッカー〈7L〉より2L大きいが、同時に2つの温度帯は使えない
保存日数について(2026年8月19日追記)。MR-CX30M の保存可能日数は、当サイトが2026年8月5日に確認した製品仕様ページと取扱説明書には記載がありませんでした。ただし公式の機能紹介ページ(上の図の出典と同じページ。「このページはMR-CX30Mを中心にご説明しています」と明記)には「肉や魚を生のまま、おいしく長く(約3~7日)保存できます」とあります(2026年8月19日確認。食品の種類や状態により変わる旨の注記が同ページにあります)。上位2機種の「約3〜10日間」は氷点下ストッカーD A.I. についての記載で、本機とは日数の幅も異なります。温度帯は約-3℃〜0℃です。
パナソニック:パーシャル/チルド切替室とナノイーX
パナソニックの NR-C37WS2 と NR-C33JS2 は、冷蔵室に「パーシャル/チルド切替室」を持ちます。公式ページには「操作パネルで切り替え。保存する食材に合わせて、パーシャル室(サクッと切れる微凍結)とチルド室を選べます。」と書かれており、三菱電機の MR-CX30M と同じく1室を切り替えて使う方式です。下位グレードの NR-C37ES2・NR-C33ES2 が「チルドルーム11L」を持つのに対し、この2機種はパーシャルに切り替えられる、という違いが公式の機能比較表で示されています。

温度は「約−3℃の微凍結」と公式に記載されています。保存日数は「肉は食材別に約14日間あるいは約10日間、魚は約7日間、新鮮に保存できます」という記載で、製品ページの図では約14日間=牛ももステーキ肉・豚ロース肉・豚バラ肉・加工肉、約10日間=ミンチ肉・鶏肉・作り置き、約7日間=イワシ・サーモンと示されています(2026年8月6日確認)。

ここは出所を分けて読む必要があります。上の食品名は製品ページの説明図に示された目安で、その裏づけとして公式が挙げている試験成績書つきの結果は、対象食品がこれより狭いためです。公式の※1によると、試験依頼先は(株)テクノサイエンス、方法は「周囲温度25℃・パーシャル『中』設定とチルド設定」。14日は豚ロース肉・豚バラ肉で「14日保存後の生菌数が10⁷未満」、10日相当の対象は鶏もも肉・牛ミンチ肉・鶏ミンチ肉・加熱後の作り置き食品・加熱前の下ごしらえした食品、7日はイワシ一尾で「7日保存後のK値をチルド設定33.7%に対しパーシャル設定17.7%=約16%抑制」という結果です。つまり魚の「約7日間」は、鮮度の指標が抑えられたという結果であって、「7日間保存できる」と公式が書いているわけではありません。公式には「運転状況や食品の種類・状態や量によって、効果が異なります。賞味期限・消費期限を延ばす効果はありません。」という注記もあります。三菱電機の「約3〜10日間」とは測定した食品も条件も違うため、当サイトは日数を2社で横並びにはしていません。読者が比べられるのは「どちらも約-3℃前後の温度帯である」という点までです。
あわせて「ナノイーX」(冷蔵室のみ)と「奥まで見えるフルオープン」(野菜室のみ)も、この2機種にはあって下位2機種にはない機能です。
2社の低温保存室を、同じ基準の容量で比べる
低温保存室の容量は、三菱電機とパナソニックで同じ「食品収納スペースの目安」という基準で比べられます。三菱電機は取扱説明書の仕様表に冷蔵室の内数として、パナソニックは製品仕様ページの冷蔵室の欄に「うち、パーシャル/チルド切替室<10L>」として記載しているためです。
| 型番 | 低温保存室の名称(公式) | 容量 (食品収納スペースの目安) |
同時に使える温度帯 |
|---|---|---|---|
| MR-CX37M | 氷点下ストッカーD A.I.+ワイドチルド | 7L+10L=17L | 2つ(氷点下とチルド) |
| MR-CX33M | 氷点下ストッカーD A.I.+ワイドチルド | 7L+10L=17L | 2つ(氷点下とチルド) |
| NR-C33JS2 | パーシャル/チルド切替室 | 10L | 1つ(切り替え式) |
| MR-CX30M | 氷点下ストッカー(チルド切り替え式) | 9L | 1つ(切り替え式) |
| NR-C37WS2 | パーシャル/チルド切替室 | 記載を確認できず | 1つ(切り替え式) |
NR-C37WS2 の低温保存室の容量は、当サイトが2026年8月5日に panasonic.jp/reizo/products/NR-C37WS2/spec.html と製品ページ panasonic.jp/reizo/products/NR-C37WS2.html を確認した範囲では記載を見つけられませんでした。「無い」のではなく「当サイトが確認できなかった」という意味です。同じ形式の NR-C33JS2 の仕様ページには記載があるため、掲載場所が違うだけの可能性があります。
この表から言えることは1つです。低温保存室を「同時に2つの温度帯で使いたい」なら、選べるのは MR-CX37M と MR-CX33M の2機種だけです。残る3機種は、氷点下(パーシャル)に設定するとその1室はチルドとしては使えません。肉も魚も加工品もまとめて低温で置きたい家庭では、ここが実際の使い勝手の差になります。
室の配分が2社でまるで違う
この5機種を並べていちばんはっきり出るのが、三菱電機とパナソニックで「どの部屋を大きくしているか」が違うという点です。
冷凍室は三菱電機、野菜室はパナソニック

| 型番 | 定格内容積 | 冷蔵室 | 冷凍室 | 野菜室 | 何を優先した配分か |
|---|---|---|---|---|---|
| MR-CX37M | 365L | 215L | 80L | 70L | 冷蔵室が5機種で最大 |
| NR-C37WS2 | 365L | 212L | 72L | 81L | 野菜室が最大。冷凍の比率は16機種で最下位 |
| MR-CX33M | 330L | 180L | 80L | 70L | 冷凍の比率24.2%が5機種で最大 |
| NR-C33JS2 | 326L | 173L | 72L | 81L | 326Lなのに野菜室は365L機と同じ81L |
| MR-CX30M | 300L | 170L | 70L | 60L | 野菜室60Lは16機種で最小 |
同じ365Lの MR-CX37M と NR-C37WS2 を比べると、冷凍室は三菱電機が8L大きく(80L対72L)、野菜室はパナソニックが11L大きい(81L対70L)という関係になります。定格内容積は同じでも、中身の割り振りが違うわけです。
野菜を箱買いする家庭ならパナソニック、肉や作り置きを凍らせる家庭なら三菱電機、というのが、この数字から言える範囲の使い分けです。
365Lなのに冷凍室は326L機と同じ72L

もう1つ、購入前に知っておくべき事実があります。パナソニック NR-C37WS2(365L)の冷凍室72Lは、39L小さい NR-C33JS2(326L)とまったく同じ容量です。
容積に対する冷凍室の比率は19.7%で、300〜400L帯16機種のなかで最下位でした(当サイトの計算値)。正確には同じ箱の下位機 NR-C37ES2(365L・冷凍室72L)と同率の最下位で、単独最下位ではありません。「大きいほうを買えば冷凍室も広くなる」という思い込みは、この2機種では成立しません。
逆に比率が最も高いのは MR-CX33M の24.2%(330Lで冷凍室80L)です。365Lの NR-C37WS2 より、35L小さい MR-CX33M のほうが冷凍室は8L大きいことになります。
なお、この容量帯は5社とも製氷スペースを独立した容量として公表しておらず、冷凍室の数字に含めています(当サイトが5社の公式仕様表で確認)。三菱電機の仕様表にはそもそも「製氷室」と「切替室」という項目が用意されていて、3機種とも値が「0」と表示されます(displayProductSpec.do?pid=354330・354327・354337・2026年8月5日確認)。各室の合計も定格内容積とぴったり一致します(80+215+70=365/80+180+70=330/70+170+60=300)。つまり「載っていないから分からない」のではなく、独立した製氷室・切替室を持たないことが公式の数字で確認できます。そのため冷凍室の容量はそのまま横並びで比べられます。ただし400L以上に上がると数え方が変わり、日立だけが製氷室の容積を冷凍室に含めて表示するようになります。容量帯をまたいで冷凍室を比べるときは注意してください。詳しくは冷凍室の容量表記と冷凍室で選ぶときの考え方をまとめた記事で解説しています。
容量を上げると何が増えるのか:300→330と330→365で答えが違う
同じメーカーで1サイズ上げたとき、増えるのはどの部屋なのか。三菱電機のCXシリーズは3機種そろっているので、階段状に確認できます。
| ステップ | 冷蔵室 | 冷凍室 | 野菜室 | 増えたのは |
|---|---|---|---|---|
| MR-CX30M(300L)→ MR-CX33M(330L) | 170→180L +10L |
70→80L +10L |
60→70L +10L |
3室すべて |
| MR-CX33M(330L)→ MR-CX37M(365L) | 180→215L +35L |
80→80L ±0 |
70→70L ±0 |
冷蔵室だけ |
| NR-C33JS2(326L)→ NR-C37WS2(365L) | 173→212L +39L |
72→72L ±0 |
81→81L ±0 |
冷蔵室だけ |
ここが、この記事で当サイトが数字を突き合わせて分かった点です。「1サイズ上げても増えるのは冷蔵室だけ」という説明は、本記事の5機種では半分しか当たりません。
- 300L→330L(MR-CX30M→MR-CX33M)では、冷蔵室・冷凍室・野菜室が10Lずつきれいに増えます。冷凍も野菜も広くなるので、この1段は「上げれば全部広くなる」が成立します
- 330L→365L(MR-CX33M→MR-CX37M)では、増えるのは冷蔵室35Lだけ。冷凍室80L・野菜室70Lは据え置きです
- パナソニックの326L→365Lも、増えるのは冷蔵室39Lだけ。冷凍室72L・野菜室81Lは据え置きです
グレードの外まで広げると、3室とも増える階段は他にもある
ここで本記事の5機種だけを見て「冷凍室を広げるために1サイズ上げる意味があるのは三菱電機の300→330だけ」と結論づけると誤ります。300〜400L帯16機種の各室容積を当サイトが全数で並べ直したところ、同じメーカーで1サイズ上げたときに3室とも増える階段は、6つのステップのうち3つありました。
| ステップ(小 → 大) | グレード | 冷蔵室 | 冷凍室 | 野菜室 | 3室とも増えるか |
|---|---|---|---|---|---|
| MR-CX30M 300L → MR-CX33M 330L | ハイ(本記事) | +10L | +10L | +10L | ○ |
| R-V32X 315L → R-V38X 375L(日立) | 中 | +39L | +9L | +12L | ○ |
| SJ-PT32R 317L → SJ-PW37R 374L(シャープ) | 低 → 中 | +24L | +24L | +9L | ○ |
| MR-CX33M 330L → MR-CX37M 365L | ハイ(本記事) | +35L | ±0 | ±0 | × |
| NR-C33JS2 326L → NR-C37WS2 365L | ハイ(本記事) | +39L | ±0 | ±0 | × |
| GR-Y33SC → GR-Y36SC(東芝) | 低 | +30L | ±0 | ±0 | × |
この表は、主要5社の300L以上400L未満の現行16機種のうち、同じメーカーで容量だけが違う組み合わせ6ステップを当サイトが抜き出し、各室の定格内容積を引き算したものです(2026年8月5日に各社公式で確認)。内訳は次のとおりです。日立 R-V32X=冷蔵186L・冷凍66L・野菜63L/R-V38X=冷蔵225L・冷凍75L・野菜75L(公式仕様ページの容積図 /rei/lineup/rv32x/img/specImg61.png・/rv38x/img/specImg61.png)。シャープ SJ-PT32R=冷蔵183L・冷凍73L・野菜61L/SJ-PW37R=冷蔵207L・冷凍97L・野菜70L。東芝 GR-Y33SC=冷蔵174L・冷凍82L・野菜70L/GR-Y36SC=冷蔵204L・冷凍82L・野菜70L。いずれも各室の合計が定格内容積と一致することを検算しています。シャープの SJ-PT32R → SJ-PW37R はシリーズが別で、グレードも低→中に変わります。パナソニックの NR-C33ES2 → NR-C37ES2 は NR-C33JS2 → NR-C37WS2 と同じ各室容積のため、重複を避けて1行にまとめています。
したがって、正しい言い方はこうなります。本記事の5機種のなかでは、冷凍室を広げる目的で1サイズ上げる意味があるのは MR-CX30M → MR-CX33M(300→330L)の1段だけ。ただしグレードにこだわらないなら、シャープの317L→374L(冷凍室+24L)のほうが冷凍室の増え方は大きいです。
この容量帯で冷凍室の容量が最も大きいのは97Lで、当サイトが確認した16機種のうちシャープの SJ-X374R(低グレード)と SJ-PW37R(中グレード)の2機種がこの値です。本記事のハイグレード5機種の最大は MR-CX33M・MR-CX37M の80Lなので、冷凍室の広さを最優先するなら、そもそもハイグレードを外したほうが大きい部屋が手に入ります。その2機種は300L台の安い7機種を比較した記事と300L台の中グレード4機種を比較した記事で扱っています。
同じ箱の「1つ下」と何が違うのか
この容量帯には、ハイグレード機とまったく同じ寸法・同じ各室容積で、機能だけを落とした下位グレード機が存在します。上乗せ分が何の対価なのかを、数字で分解します。
3組の差分
| ハイグレード機 | 同じ箱の下位機 | 完全に同じもの | 上位で増える機能(公式の名称) | 年間消費電力量の差 | 10年の電気代差 |
|---|---|---|---|---|---|
| MR-CX33M (325kWh) |
MR-C33M (342kWh・低) |
330L/冷蔵180L・冷凍80L・野菜70L/600×656×1698mm がすべて同一。冷蔵室が上〈10L〉・下〈7L〉の2段構成である点も同じ | 下段〈7L〉が氷点下ストッカーD A.I. になる(1点のみ) 下位機の下段はワイドチルド。上段〈10L〉のワイドチルドは両機とも同じ |
上位が17kWh少ない | 上位が5,270円お得 |
| NR-C37WS2 (330kWh) |
NR-C37ES2 (330kWh・低) |
365L/冷蔵212L・冷凍72L・野菜81L/600×600×1850mm がすべて同一 | パーシャル/ナノイーX/奥まで見えるフルオープン野菜室/壁際設置/フルフラットガラスドア | 差なし | 0円 |
| NR-C33JS2 (322kWh) |
NR-C33ES2 (322kWh・低) |
326L/冷蔵173L・冷凍72L・野菜81L/600×600×1695mm がすべて同一 | パーシャル/ナノイーX/奥まで見えるフルオープン野菜室 | 差なし | 0円 |
| MR-CX37M | 存在しない | — | 三菱電機の365Lはこの1機種だけ | — | — |
| MR-CX30M | 存在しない | — | 三菱電機の300Lはこの1機種だけ。300〜400L帯16機種のなかでも300Lはこの1機種だけ | — | — |
「存在しない」と書いた根拠:主要5社の300L以上400L未満の現行16機種を2026年8月1日に全数確認した結果、三菱電機の365Lは MR-CX37M、300Lは MR-CX30M しかなく、同じ寸法・同じ各室容積の下位グレード機が見つかりませんでした。主要5社以外のメーカーはこの集計に含めていません。
三菱電機で増えるのは「下段が氷点下になること」だけ
ここは誤解されやすいので、公式の記載どおりに書きます。MR-C33M も冷蔵室に2段のチルド室を持っています。三菱電機の製品仕様ページは「上段には加工食品や乳製品…下段には肉や魚をたっぷり保存。上段と下段で分けられるので、ニオイ移りが少なく衛生的です。(Cシリーズは上下段ともにワイドチルドです)」と書いており、取扱説明書の仕様表にも「うちワイドチルド(上)〈10L〉/うちワイドチルド(下)〈7L〉」と内数が載っています(2026年8月6日確認)。
したがってMR-CX33M と MR-C33M の違いは、この下段〈7L〉がワイドチルドのままか、氷点下ストッカーD A.I.(約-3℃〜0℃)に置き換わるかの1点だけです。部屋が1つ増えるのではありません。上段〈10L〉のワイドチルドは、どちらの機種も同じように持っています。
そのうえで上位の MR-CX33M のほうが年17kWh少なく、年527円、10年で5,270円安くなります(342−325)×31×10=5,270円。省エネ基準達成率も105%対100%で上位のほうが高い値です。店頭での上乗せが5,270円以内なら、電気代だけで価格差を吸収したうえで、下段が氷点下になる分が付いてくる計算になります。判断の式は「(下位機のkWh − 上位機のkWh)× 31円 × 使う年数 = 電気代で取り返せる本体価格差」です。
パナソニックでは1kWhも変わらない
一方、パナソニックの2組は年間消費電力量がまったく同じです。NR-C37WS2 と NR-C37ES2 はどちらも330kWh、NR-C33JS2 と NR-C33ES2 はどちらも322kWh。達成率も両方105%。つまり上の式の答えが0円で、「上位機のほうが省エネだから長い目で見れば得」という理屈は使えません。上乗せは100%が、パーシャル・ナノイーX・奥まで見えるフルオープン野菜室(NR-C37WS2はさらに2軸ヒンジとフルフラットガラスドア)という機能そのものの対価です。
これは悪いことではありません。「その機能を使うか、使わないか」だけで決められるからです。微凍結パーシャルを使う予定がないなら、同じ箱の下位機を選んでも電気代で損はしません。下位グレードの詳細は300L台の安い7機種を比較した記事にまとめています(同じ箱のペアは全部で5組あり、そちらでは低グレード側から5組すべてを分解しています)。
そもそも下位機が存在しない2機種
MR-CX37M(365L)と MR-CX30M(300L)には、同じ箱の下位グレード機がありません。三菱電機の365Lと300Lは、それぞれこの1機種だけだからです。
この2機種については「上位を選ぶか下位で我慢するか」という悩みが発生しません。その容量・その幅を選んだ時点で、ハイグレードしか選択肢がないということです。特に MR-CX30M は、300〜400L帯16機種のなかで300Lちょうどの機種が他にありません。
置けるかどうか:必要な幅は「本体幅+10mm」で決まる
冷蔵庫は放熱のためのすきまが必要なので、本体の外形寸法ではなく「最小必要設置スペース」で判断するのが正しい測り方です。この5機種は、2社とも「左右各5mm以上・上方50mm以上」で共通していました。つまり設置に必要な幅は本体幅+10mmで求められます。
| 型番 | 本体幅 | 設置に必要な幅 | 上方のすきま | 本体奥行 → 据付に必要な奥行 | 高さ | 壁際に置くときの追加条件 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| MR-CX30M | 540mm | 550mm | 50mm以上 | 656 → 660mm(+4) | 1,750mm | 製品仕様ページに追加の注記を確認できず |
| MR-CX37M | 600mm | 610mm | 50mm以上 | 656 → 660mm(+4) | 1,820mm | 壁から30mm以上 |
| MR-CX33M | 600mm | 610mm | 50mm以上 | 656 → 660mm(+4) | 1,698mm | 壁から30mm以上 |
| NR-C37WS2 | 600mm | 610mm | 50mm以上 | 600 → 600mm(±0) | 1,850mm | 側面5mmのままで90度開く(2軸ヒンジ) |
| NR-C33JS2 | 600mm | 610mm | 50mm以上 | 600 → 600mm(±0) | 1,695mm | 壁から15mm以上 |
「本体幅+10mm」の根拠
数字の出どころを先に示します。いずれもメーカー公式の記載で、当サイトが図から読み取った推定値ではありません。
- 三菱電機3機種…取扱説明書の4ページに「周囲を左右0.5cm以上、上部5cm以上あけることができる所」と明記されています(
mr-cx30m.pdf・mr-cx33_37m.pdfとも同じ文言。図中にも「0.5cm以上のすき間」「5cm以上のすき間」の表記あり。2026年8月5日確認) - パナソニック2機種…製品仕様ページに「左右各5mm以上、上方向に50mm以上のスペースを確保」と記載されています(2026年8月5日確認)
したがってMR-CX30M は550mm、残り4機種は610mmが最小の設置幅です。この容量帯で幅54cmのすき間に入るハイグレードは MR-CX30M だけで、しかも550mmで済みます。当サイトが確認した16機種のうち幅600mm未満は3機種(MR-CX30M・R-V32X・SJ-PT32R)で、そのなかでハイグレードは MR-CX30M だけでした。
ただし、この数字ぎりぎりで計画してはいけない
公式の値をそのまま使って「550mmの穴があるから入る」と判断するのは危険です。三菱電機自身が、製品仕様ページの据付スペースの欄に次の注記を付けています。
「〔据付スペースの図の寸法〕は最小設置スペースで年間消費電力量の測定条件とは異なります。設置条件により若干異なることがありますので、10mm程度余裕をとってください。」(/home/reizouko/product/mr-cx30m/spec/ ほか・2026年8月5日確認)
同じ趣旨の注記は、パナソニックの製品仕様ページにもあります。「設置条件により若干異なることがありますので、10mm程度余裕をとってください。」(panasonic.jp/reizo/products/NR-C37WS2/spec.html・NR-C33JS2/spec.html とも同じ文言・2026年8月6日確認)。つまり5機種とも、メーカー自身が「実務上はさらに10mm程度みてほしい」と書いています。読者側の目安としては次のようになります。
| 型番 | 公式の最小設置幅 | 10mmの余裕を足した実務上の目安 |
|---|---|---|
| MR-CX30M | 550mm | 560mm |
| MR-CX37M・MR-CX33M | 610mm | 620mm |
| NR-C37WS2・NR-C33JS2 | 610mm | 620mm |
「設置条件により若干異なることがありますので、10mm程度余裕をとってください」は、三菱電機の製品仕様ページとパナソニックの製品仕様ページの両方に同じ文言で記載されています(2026年8月6日確認)。あわせて床の傾きや幅木の出っ張り、コンセントの位置などで実寸は変わるため、どのメーカーでも「ぴったり」で計画しないことをおすすめします。測り方そのものは設置スペースと搬入経路の測り方をまとめた記事で解説しています。
壁際に置くなら、条件が5機種で分かれる
すきまの数字が同じでも、「壁にぴったり寄せて、横からドアを開けたい」場合の条件は5機種で違います。ここが実際に効く差です。

- NR-C37WS2 は側面5mmのままで問題ありません。公式に「側面に5mmのすき間をあけていれば、壁際に設置しても90度までドアの開閉が可能な2軸ヒンジを搭載」と書かれています。あわせて「1軸ヒンジの場合は側面15mm以上あきが必要」とも明記されており、これが上位機のいちばん分かりやすい実利です
- NR-C33JS2 は壁から15mm以上必要です(製品仕様ページの記載)。同じパナソニックでも、2軸ヒンジは NR-C37WS2 側の装備です
- MR-CX37M・MR-CX33M は壁から30mm以上必要です。製品仕様ページに「※壁際に設置し横から扉を開けにくいときは、壁から30mm以上のスペースが必要です。」と明記されています
- MR-CX30Mについては、当サイトが
/home/reizouko/product/mr-cx30m/spec/を2026年8月5日に確認した範囲では、この壁際30mmの注記を見つけられませんでした。「不要」という意味ではありません。壁に寄せて置く予定があるなら、購入前にメーカーまたは販売店へ確認してください


この差を「必要な壁までの距離」に置き換えると、こうなります。右側を壁に寄せる置き方をする場合、NR-C37WS2 なら5mm、NR-C33JS2 なら15mm、MR-CX37M・MR-CX33M なら30mm。同じ幅600mmの機種でも、ドアを開けるために必要な余白が25mm違います。キッチンの壁際に押し込む前提なら、この25mmが最後の分かれ目になることがあります。
本体幅540mmが2機種あるが、必要な設置幅は10mm違う
幅54cmクラスを探している読者は、たいてい「ここしか置けない」という制約を抱えています。ここで当サイトが16機種を調べていて見つけた、他では見かけない事実を書いておきます。
この容量帯には本体幅540mmの機種が2つあり、必要な設置幅がメーカーで10mm違います。
| 型番 | 本体幅 | 左右に必要なすきま | 設置に必要な幅 | 公式の出どころ |
|---|---|---|---|---|
| MR-CX30M(三菱電機・ハイ) | 540mm | 各5mm以上 | 550mm | 取扱説明書4ページ「周囲を左右0.5cm以上」 |
| R-V32X(日立・中グレード) | 540mm | 各10mm | 560mm | 公式仕様ページの容積図に「10/540/10」「560」と明記 |
日立の値は、公式の製品仕様ページに掲載されている容積・寸法図(kadenfan.hitachi.co.jp/rei/lineup/rv32x/img/specImg61.png)に、本体幅540mmの左右に10mmずつ、合計560mmとして図示されているものです(2026年8月5日確認)。同じ図で幅600mmの R-V38X は左右各5mm・合計610mmです。

つまり「幅54cmクラスは左右に余分なすきまを求める」というのは、日立の機種の話であって、共通の傾向ではありません。三菱電機の MR-CX30M は、幅600mmの機種と同じ「左右各5mm」で済みます。幅54cmのすき間しかない読者にとって、この5機種のなかで最も条件がゆるいのが MR-CX30M です。
しかもその550mmという値は、高機能をあきらめた結果ではありません。MR-CX30M は氷点下ストッカー〈9L〉を持つハイグレードでありながら、319kWh/年で5機種の最省エネでもあります。「幅54cmに入るのは安い機種だけ」という思い込みは、この容量帯では成立しません。
ただし譲るところはあります。MR-CX30M は300Lなのに高さ1,750mmで、330Lの MR-CX33M(1,698mm)より52mm高いのと、野菜室60Lが16機種で最小という点です。幅を削ったぶんが縦と野菜室のしわ寄せになっている、という構図です。この2つは後述します。
奥行600mmで買えるのはパナソニックの2機種だけ
逆に、奥行が最も有利なのはパナソニックの2機種です。
NR-C37WS2 と NR-C33JS2 は本体奥行600mm、しかも据付に必要な奥行も600mmで増分ゼロです。当サイトが集計した300L以上の3つの容量帯・87機種を通しても、奥行600mmちょうどの機種はパナソニックの4機種しかなく、そのうち2機種がこのハイグレードでした(残り2機種は同じ箱の低グレード NR-C37ES2・NR-C33ES2)。
三菱電機の3機種は本体奥行656mmで、据付には660mm必要です。パナソニックとは60mmの差があります。キッチンの通路幅が厳しい、冷蔵庫だけカウンターから出っ張らせたくない、という場合には決定的な違いになります。

300Lなのに330Lより52mm背が高い MR-CX30M
もう1つ、寸法で見落としやすい逆転があります。
MR-CX30M(300L)の高さは1,750mm。MR-CX33M(330L)の高さは1,698mm。小さいほうが52mm高いのです。
理由は幅です。MR-CX30M は幅を540mmに絞っている(MR-CX33M は600mm)ぶん、容量を縦方向で確保しています。「小さい冷蔵庫=背も低い」という前提で吊り戸棚の下や階段の踊り場を考えると、想定が狂います。
ちなみに5機種で最も高いのは NR-C37WS2 の1,850mmで、これは300〜400L帯16機種のなかでも最も高い部類です。上方に50mm以上のすきまも要るので、実質1,900mm分の高さが必要になります。
ドアの開き方と野菜室の位置
5機種とも片開き(右開き)の3ドアです。当サイトが確認した300〜400L帯16機種のなかに、観音開き(フレンチドア)の機種は1機種もありませんでした。400L以上ではフレンチドアが主流なので、これは容量帯による違いです。
左開きの型番は、MR-CX37ML・MR-CX33ML・NR-C37WS2L・NR-C33JS2L の4つを公式で確認しています。MR-CX30M の左開き型番については、当サイトは確認していません(「無い」と断定はできません)。
また5機種とも野菜室が真ん中です。当サイトが確認した16機種すべてが野菜室まんなかで、冷凍室が真ん中の機種はこの容量帯に1機種もありませんでした。「冷凍室をよく使うので真ん中に欲しい」という希望がある場合、この容量帯では選択肢がゼロなので、400L以上へ上げる必要があります。
5機種を1機種ずつ:選ぶ理由と、選ばない理由
ここまでの数字を、機種ごとにまとめ直します。5機種すべてに「選ばない理由」を書きます。どれか1つを勧めるための記事ではないからです。
三菱電機 MR-CX37M(365L)|冷蔵室215Lは5機種で最大。ただし電気代も最大
この5機種で冷蔵室が最も大きい215L。氷点下ストッカーD A.I.〈7L〉とワイドチルド〈10L〉の2室を持ち、低温保存のスペースが2段階に分かれています。冷凍室80L(比率21.9%)、野菜室70L。外形600×656×1,820mm、据付に必要な奥行は660mm。急速冷凍、フリーアクセスデザイン、ダイレクト給水式自動製氷を搭載しています。発売日は三菱電機WIN2Kの商品ページに2025年6月20日と記載されています。左開きの MR-CX37ML があります。
選ばない理由
- 335kWh/年(年10,385円)で、5機種のなかで最も電気を使います。MR-CX30M(319kWh・年9,889円)とは年496円、10年で4,960円の差になります。300〜400L帯16機種のなかでも13位です
- 省エネ基準達成率104%は5機種で唯一の104%(他4機種は105%)
- 365Lに上げても、冷凍室80L・野菜室70Lは330Lの MR-CX33M とまったく同じです。増えるのは冷蔵室35Lだけ。冷凍や野菜を広げたくて上げるなら、この選択は効きません
- 奥行656mm・据付660mmで、パナソニック2機種より60mm深くなります
- 壁際に寄せて横からドアを開けたい場合は、壁から30mm以上必要です(前述・公式の注記)。5機種のなかで最も余白を食います
パナソニック NR-C37WS2(365L)|奥行600mm・野菜室81L・壁際設置。冷凍の比率は16機種で最下位
本体奥行600mm、据付に必要な奥行も600mmで増分ゼロ。当サイトが調べた3つの容量帯87機種のなかで奥行600mmちょうどはパナソニックの4機種だけで、そのうちの1台です。野菜室81Lは5機種で最大、冷蔵室212Lも MR-CX37M に次ぐ大きさ。パーシャル/チルド切替室(サクッと切れる微凍結)、ナノイーX(冷蔵室のみ)、奥まで見えるフルオープン野菜室、シャキシャキ野菜室、急凍機能、AIエコナビ、わけられるん棚、自動製氷(製氷おそうじ機能付)を搭載。この5機種で唯一2軸ヒンジを搭載し、「側面に5mmのすき間をあけていれば、壁際に設置しても90度までドアの開閉が可能」(公式)。ドアはフルフラットガラスです。330kWh/年(年10,230円)、省エネ基準達成率105%。右開きで、左開きの NR-C37WS2L があります。発売時期は公式ページに2025年10月中旬と記載されています。
選ばない理由
- 冷凍室72L・容積に対する比率19.7%は、300〜400L帯16機種で最下位です(同じ箱の下位機 NR-C37ES2 と同率)。365Lもあるのに、326Lの NR-C33JS2 と冷凍室の容量がまったく同じです
- 高さ1,850mmは5機種で最も高く、上に50mm以上のすきまも必要です。吊り戸棚の下に置く場合は要注意です
- 同じ箱の下位機 NR-C37ES2 と、年間消費電力量が1kWhも変わりません(どちらも330kWh)。パーシャル・ナノイーX・フルオープン野菜室・壁際設置・ガラスドアを使わないなら、上乗せ分は回収できません
- パーシャル/チルド切替室の容量(L)を、当サイトは公式で確認できませんでした(
products/NR-C37WS2/spec.htmlと製品ページを2026年8月5日に確認)。同じ形式の NR-C33JS2 の仕様ページには〈10L〉と記載があるため、この1機種だけ容量で比べられません - 低温保存室は切り替え式で、パーシャルにするとその1室はチルドとして使えません。氷点下と冷蔵の中間温度を同時に使いたいなら MR-CX37M・MR-CX33M(2室)のほうが向いています





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