洗濯機は容量の段ごとにどこがいい? 7〜8kgは日立、10〜11kgはパナソニック、12kg以上はシャープ【21機種実数】

洗濯機を容量の段ごとにどのメーカーを選ぶかまとめた結論編記事のアイキャッチ。21機種の実数で選ぶという要点と家電えらびのサイト名を記載 洗濯機

本記事はアフィリエイト広告(楽天・Amazon)を含みます。

この記事は洗濯容量の段ごとにメーカーを1つずつ選びます。当サイトが第1に挙げるのは7〜8kgは日立、10〜11kgはパナソニック、12kg以上はシャープです。2026年8月25日に7社の公式ページを開き、21機種(ドラム式12・タテ型洗濯乾燥機2・縦型全自動7)の容量・消費電力量・水量・寸法・質量・運転音・防水パン条件・発売状況を書き写しました。

先に3行で

  • 7〜8kgは日立 BD-CG80P。洗濯〜乾燥の消費電力量 約1,380Whは、この段で数値を確認できた4機種の中でいちばん小さい値でした
  • 10〜11kgはパナソニック NA-SD10UBL。当サイトがこの段で数値を書き写せたのは2機種だけです。その中で、ヒーター式なのに乾燥まで使うと水が減る点を採りました
  • 12kg以上はシャープ ES-12X2。洗濯〜乾燥590Whは、この値を公表している13機種で最小でした
洗濯容量の3段(7〜8kg/10〜11kg/12kg以上)と当サイトが第1に選ぶメーカーの対応図。7〜8kgは日立BD-CG80P、10〜11kgはパナソニックNA-SD10UBL、12kg以上はシャープES-12X2(ES-12X2は2026年10月3日確認)。

まず答え:容量の段ごとに、当サイトが選ぶメーカー

洗濯容量 第1に(総合) 第2に 第3に
7〜8kg
7社すべてが持つ容量
日立 BD-CG80P
乾燥の電気が最小
シャープ ES-7S2
音と水が最小
AQUA AQW-D8A
高さ943mm
10〜11kg
収録2機種のみ
パナソニック NA-SD10UBL
高さ960mm・水が減る
シャープ ES-PT11L(タテ型)
ドラム式を置けない家
—
12kg以上
乾燥まで使う段
シャープ ES-12X2
洗濯〜乾燥590Wh
パナソニック NA-LX129FL/R
洗濯〜乾燥800Wh・自動投入
AQUA AQW-DXS12A-L/R
高さ943mm

第4・第5の選択肢と根拠は、このあと段ごとに書きます(10〜11kgは収録2台のため第2まで、12kg以上は生産終了品の東芝 TW-127XP5L/R を順位から外したため第4まで)。洗浄力の順位は入っていません。当サイトは1台も買っておらず、1度も洗っていないからです。

この記事の材料

数値はすべて各社の公式ページで確認しました(2026年8月25日)。電気代は「消費電力量(Wh)÷1,000 × 31円/kWh」で1回あたりを計算しています(例:590Wh=約18円。単価は末尾の「注記」)。ただしアイリスオーヤマの2機種は消費電力量を公式ページに見つけられず、電気の比較に入れられません。価格は扱いません(実査をしていないため)。

なぜこの3段で分けたのか

容量の呼び名は当サイトが作ったものではありません。4本目の「洗濯機は何キロを選ぶ?」で7社のラインアップを数えると、7社そろって持っている容量は7kg・8kg・10kgの3つだけでした(9kgは4社、11kgは2社、12kgは6社。いずれも同記事の7社の容量表)。乾燥6kgを満たす機種の最小は洗濯10kgとも同記事で分かっています。ただし11kgと12kgは7社共通ではないので、この3段に割ったのは当サイトの判断です(「洗うだけ」「乾燥の入口」「乾燥まで使う」の3つ)。入口記事「洗濯機のメーカーはどこがいい?」が代表機種を12kg級でそろえたのも同じ理由です。迷うのは容量の次の「どのメーカーか」です。

段に人数は書きません。4本目で数えたとおり、各社が公式に出している人数の目安はそろっていません(同じ4人家族に、東芝は「容量7kg以上がおすすめです」、アイリスオーヤマは「ドラム式11kg〜」)。当サイトは人数の目安を作りません。何人なら何kgかは4本目をご覧ください。

7〜8kg段の洗濯〜乾燥消費電力量の帯グラフ。日立BD-CG80P 1,380Wh、シャープES-7S2 1,600Wh、AQUA AQW-D8A 1,873Wh、東芝TW-84GS5L 1,980Wh。アイリスオーヤマHDK852Z-Wは不明と明記。

【7〜8kg】7社すべてが持っている容量の段

収録は10機種(ドラム式5・縦型全自動5)。この段のドラム式で、公式がヒートポンプ式と書いている機種は1台もありません(方式を公表していない2機種=AQUA AQW-D8A・アイリスオーヤマ HDK852Z-W は分かりません)。収録したヒートポンプ式・ハイブリッド式は、すべて12kg以上でした。乾燥の電気が上の段と違う理由です。

第1に(総合):日立 BD-CG80P

理由は2つ。①洗濯〜乾燥の消費電力量が、この段で数値を確認できた4機種で最小(約1,380Wh=1回あたり約43円。次がシャープ1,600Wh、AQUA 1,873Wh、東芝1,980Wh。アイリスオーヤマ HDK852Z-W は不明)。②乾燥で増える水もいちばん少ない(75L→80L=+5L。他は+12〜23L)。8kg/4.5kg、約65kg。

気になる点:①乾燥の公式名は上位機と同じ「風アイロン」ですが、この機種は「風アイロン(低温ヒート式)」で除湿は水冷除湿=ヒートポンプ式ではありません(→5本目の機能名の翻訳表)。②公式の仕様表で液体洗剤・柔軟剤の自動投入は「ー」=非搭載。

第2に(洗濯中の音と水を減らしたい人):シャープ ES-7S2

洗濯時の運転音24dBは、数値を確認できた19機種でいちばん小さい値(2番目は東芝AW-12VP4の約29dB)。洗濯のみの水57Lも、数値を確認できた20機種で最小。7kg/3.5kg、約73kg。

気になる点:乾燥まで使うと水が23L増えます(57L→80L)=収録中で最大の増え方で、公式の乾燥方式も「ヒーターセンサー乾燥(水冷除湿)」。洗濯〜乾燥1,600Wh(約50円)。

第3に(洗濯機の上が詰まっている人):AQUA AQW-D8A

高さ943mmは収録したドラム式12機種でいちばん低い数字(同率が同社のAQW-DXS12A、3番目がNA-SD10UBLの960mm)。8kg/4.5kg、公式の看板は「まっ直ぐドラム」。

気になる点:乾燥方式の分類を公式が書いていません。表記は「高効率&除菌乾燥」だけなので、当サイトはヒーター式ともヒートポンプ式とも書けません(記載を見つけられなかっただけです)。洗濯〜乾燥1,873Wh(約58円)、約80kgはこの段のドラム式5機種で2番目に重い値(いちばん重いのはアイリスオーヤマ HDK852Z-W の約81kg)。

第4に(乾燥はいらない・電気を減らしたい人):日立 BW-V80P

縦型全自動の8kg。洗濯の消費電力量44Whは、数値を確認できた縦型8kg 4機種で最小(パナソニック47、AQUA 52、シャープ67Wh)。高さ930mm・約36kg。

気になる点:①乾燥機能はありません。②標準使用水量92Lは、同じ8kgのドラム式(洗濯のみ69〜78L)より多い=電気は縦型が少なく、水はドラム式が少ないので、どちらか一方が全面的に得ではありません。③4本目のとおり、日立には5kg台・6kg台の全自動洗濯機がありません。

第5に(置き場所も通路も狭い人):AQUA AQW-V8B

縦型全自動の8kg。奥行539mmは収録21機種でいちばん浅く、質量約34kgも21機種でいちばん軽い数字です。洗濯52Wh・約90L。気になる点:乾燥機能はありません。防水パンの条件は奥行内寸540mm以上=本体が浅いことと、置ける防水パンが小さいことは別の話です。

この5台に当てはまらない人

洗うだけで水道代を抑えたい:シャープ ES-GV8L=水83Lは収録の縦型8kgで最小(ただし67Whは逆に最大)。防水パンの条件がいちばん小さい:東芝 TW-84GS5L=奥行内寸500mm以上(条件を確認できた15機種で最小=ハイセンスと同率。ただし洗濯〜乾燥約1,980Whは、この値を確認できたドラム式11機種で最多タイ)。ほかにパナソニックの縦型8kg NA-FA8K6(47Wh)。アイリスオーヤマの2機種は、消費電力量・運転音・防水パン条件を公式ページに見つけられず、順位を付けられません。「性能が低い」ではなく当サイトが比較できないという意味です。

この段の商品カードについて(正直に書きます)

この段で用意できている商品カードは第1の日立 BD-CG80P(右開き・BD-CG80PR-W)の1台だけです。左開き(BD-CG80PL-W)と、第2以降の4機種のカードはありません。ドラム式は開く向きが設置場所で決まるため、購入前に必ずご確認ください。型番は上のとおりですので、カードが無いものは公式ページか販売店でご確認ください。

乾燥まで使ったときの水の増減を示す図。パナソニックNA-SD10UBLは78Lから65Lへ13L減少。日立BD-CG80Pは75Lから80Lへ5L増加、シャープES-7S2は57Lから80Lへ23L増加。AQUA AQW-D8A・東芝TW-84GS5Lも12〜23Lの範囲で増加する(個別数値は本文になし)と注記。

【10〜11kg】乾燥まで使いたい人の入口の段

当サイトが寸法や消費電力量まで書き写せた機種は、この段に2台しかありません(NA-SD10UBL/ES-PT11L)。第3以降は作れないので、2台で止めます。

第1に(総合):パナソニック NA-SD10UBL

10kg/5kgのドラム式。理由は2つ。①高さ960mmは収録ドラム式12機種で3番目に低い数字(943mmのAQUA 2機種に次ぐ)。ただし960mmは本体の値で、給・排水ホースを含むと1,010mmです(幅と同じく、カタログの高さがどちらを指すかは社ごとに違います)。②ヒーター式なのに、乾燥まで使うと水が減ります(78L→65L=−13L)。公式の乾燥方式は「低温風パワフル乾燥(ヒーター/排気式)」で、排気式は除湿に水を使いません。

気になる点:①洗濯〜乾燥1,980Whは、この値を確認できたドラム式11機種で最多(東芝TW-84GS5Lと同値。約61円・195分。アイリスオーヤマ HDK852Z-W は不明)。乾燥を毎日使うなら、12kg以上のヒートポンプ機のほうが電気は少なくなります。②乾燥5kgは洗濯容量の半分。③パナソニックは、仕様表の「対応防水フロアー」に奥行(内寸)540mm以上と書いています(NA-SD10UBL の仕様ページ、2026年10月23日確認)。ほかに共通の判定ページもあります(公式の用語は「防水フロアー」。判定値は幅内寸590mm以上・奥行内寸540mm以上・搬入経路710mm以上)。

第2に(ドラム式を置けない家で、乾燥も使いたい人):シャープ ES-PT11L

タテ型洗濯乾燥機の11kg/6kg。上から入れる形のまま乾燥6kgを持つ、この段で唯一の選択肢。質量約47kgは収録ドラム式12機種(約65〜95kg)より18kg以上軽い。

気になる点をはっきり書きます。洗濯〜乾燥2,200Whは、この値を確認できたドラム式11機種のどれよりも多い値です(その11機種の最大は1,980Wh、最小は590Wh)。約68円・約220分。乾燥を毎日使う人に、当サイトはこの機種を勧めません。また公式の水量88L(洗濯〜乾燥)と115L(洗濯のみ)は負荷が違う測定値(115Lは11kg、88Lは6kg)。引き算しないでください。

この段について、書けないことが2つあります

① 他社の10kgクラスを調べていないので、この段の「最小」「最大」は2台の中の話です。② この段の商品カードは1台も用意できていません。型番は上のとおりですので、公式ページか販売店でご確認ください。

12kg級ドラム5機種の洗濯〜乾燥消費電力量の帯グラフ(590〜1,330Whで約2.3倍の差)。シャープES-12X2 590Wh、AQUA AQW-DXS12A 950Wh、ハイセンスHWF-D120XL-W 1,085Wh、日立BD-STX130P 1,150Wh(公式表示「NEW」のみ)、東芝TW-127XP5 1,330Wh(標準コース・生産終了品)。パナソニックNA-LX129FL/R(800Wh・標準乾燥モード)はこの5機種に入れていないと注記。ES-12X2と東芝の状態は2026年10月3日確認。

【12kg以上】乾燥まで使う人の段(主戦場)

収録9機種(ドラム式6・縦型全自動2・タテ型洗濯乾燥機1)。収録したヒートポンプ式・ハイブリッド式は、すべてこの段にあります。そのため12kg級ドラム5機種の洗濯〜乾燥は590〜1,330Whと、8kgの段(数値を確認できた4機種で1,380〜1,980Wh)より少ない値が並びます。

第1に(総合):シャープ ES-12X2

  • 洗濯〜乾燥590Whは、この値を公表している13機種で最小(約18円)。12kg級5機種の最大=東芝の約1,330Whとは約2.3倍の差
  • 1回の水道代+電気代を「円」で公式に公表している唯一の社(洗濯〜乾燥=31.1円。単価は水道137円/m³+下水道125円/m³=日本電機工業会調べ、電気31円/kWh)
  • 12kg/6kg、洗濯〜乾燥の水49L、約80kg。乾燥は「ふわカラハイブリッド乾燥」

シャープは2026年9月10日に ES-12X2 を発売しました。2025年度モデル ES-12X1 と、容量・水量・消費電力量・寸法は同じ数字です(2026年10月3日に公式の仕様で確認)。

気になる点:①高さ1,120mmは収録21機種で最も高い数字(ドラム式12機種の最低943mmとの差は17.7cm。21機種でいちばん低いのはアイリスオーヤマ ITW-80B01-W の917mm=ホース含まず)。吊り戸棚や窓の下に置く人は、ここで外れます。②外形の幅640mmは排水ホース込みで、ボディ幅は596mm。カタログの幅がどちらを指すかは社ごとに違います。③ドラム式は左開きと右開きで型番が分かれ、設置場所で決まります。

第2に(洗剤の自動投入を重視する人):パナソニック NA-LX129FL/R

12kg/6kgのドラム式で、公式の看板は「トリプル自動投入」。洗濯〜乾燥800Wh(標準乾燥モード。約25円)/620Wh(省エネ乾燥モード)、水55L、81kg、乾燥は「ヒートポンプ方式(トップユニット方式)」。標準乾燥モードの800Whは、この記事に収録した12kg以上のドラム式6機種を各社の代表の1値で並べると、第1のシャープ ES-12X2(590Wh)に次いで少ない値です(AQUA 950Wh、ハイセンス 1,085Wh、日立 約1,150Wh、東芝 約1,330Wh)。

発売の時期:パナソニック NA-LX129FL/R は2026年10月上旬に発売の機種です(公式動画の説明文は「2026年10月1日発売」。製品ページの脚注は「2026年10月上旬発売予定、当社調べ」、公式の比較表の表示は「NEW」。2026年10月3日確認)。店に並んでいるかは、買う前に販売店でご確認ください。

気になる点:①奥行732mmは収録21機種でいちばん深い数字で、防水パンの条件は、仕様表の「対応防水フロアー」に奥行(内寸)540mm以上と書かれています(NA-LX129FL の仕様ページ、2026年10月23日確認)。②同じ「自動投入」でも、入れられるものは社によって違います:パナソニックの公式FAQは液体洗剤・柔軟剤・酸素系液体漂白剤に加えて「おしゃれ着用液体中性洗剤(トリプル自動投入機種のみ)」を挙げますが、日立の公式Q&Aは「粉末洗剤、液体の中性洗剤、漂白剤は自動投入タンクに入れないでください」(ともに2026年9月11日確認)。③この機種の商品カードはありません。

第3に(洗濯機の上が詰まっている人):AQUA AQW-DXS12A-L/R

高さ943mmは収録したドラム式12機種でいちばん低い数字(同率は同社の8kg AQW-D8A)。ES-12X2より17.7cm低い数字。12kg/6kg、洗濯〜乾燥950Wh(約29円)・水59L、乾燥は「ヒートポンプ乾燥」。

気になる点:質量約95kgは収録21機種でいちばん重い数字(次が日立BD-STX130Pの約92kg)。低さと運びやすさは別。この機種の商品カードはありません。

第4に(乾燥はいらない・12kgを洗うだけ):日立 BW-X120P

縦型全自動の12kg。消費電力量64Wh・標準使用水量123Lは、収録した縦型12kg 2機種でどちらも少ないほうです(NA-FA12V6は70Wh・139L)。約55kg。気になる点:①公式ラインアップに「取り扱い先限定」とあり、どこでも買える機種ではありません。②乾燥機能はありません。③123Lは、同じ12kgのドラム式(洗濯のみ72〜84L)より39〜51L多い値。商品カードもありません。

⚠️ 順位から外した機種:東芝 TW-127XP5L/R(生産終了品)

東芝の公式ページで、TW-127XP5 は「生産終了品」と表示され、公式の商品一覧にも載っていません(2026年10月3日確認)。新しく作られていない機種のため、当サイトは順位から外しました。店に在庫が残っていれば買える場合がありますが、買えるとは限りません。数値は、12kg/乾燥7kg(収録した中で乾燥7kgは、この機種と日立BD-STX130Pだけ)、洗濯〜乾燥 約1,330Wh(標準)/約670Wh(乾燥節電。時間は約87分→約215分に延びます)、水約61L、防水パン奥行内寸520mm以上、乾燥は「ふんわリッチ速乾(ヒートポンプ除湿乾燥)」。東芝の公式の商品一覧には、13kg/7kgの TW-137XP6 が「New」と表示されています(当サイトは TW-137XP6 の数値をこの記事に収録していません)。

この4台に当てはまらない人

いちばん大きい容量が欲しい:日立 BD-STX130P(13kg/7kg)=収録21機種で最大の洗濯容量、洗濯〜乾燥は約1,150Wh(標準)。気になる点:公式の表示は「NEW」のみで、数値は2026年8月25日に確認した公表値です。洗うだけの電気を減らしたい:ハイセンス HWF-D120XL-W(12kg/6kg)=洗濯のみ40Whは数値を確認できた19機種で最小(洗濯〜乾燥は1,085Wh)。気になる点:発売時期を確認できていません。この2機種のカードはありません。

パナソニックの縦型12kgを探している:NA-FA12V6(70Wh・約51kg)。気になる点:①標準使用水量139Lは、数値を確認できた20機種で最も多い値(東芝AW-12VP4と同値)。②乾燥の欄にあるのは「槽・風乾燥:化繊2kg」=洗濯乾燥機の乾燥容量(6〜7kg)とは別の数字で、衣類をまとめて乾かす機能ではありません。

ドラム式は置けないが12kgで乾燥まで使いたい:東芝 AW-12VP4(タテ型洗濯乾燥機12kg/6kg)。気になる点を先に書きます。洗濯〜乾燥約2,850Whは、この値を公表している13機種で最も多い値です(約88円・約210分。ES-12X2の590Whとは約4.8倍の差)。運転音は洗濯時 約29dBと静かですが、防水パンの条件は奥行内寸550mm以上=収録中で最大。公式の乾燥の呼び名は「ハイブリッド乾燥」ですが、シャープ ES-12X2 の「ふわカラハイブリッド乾燥」とは別のものです(→5本目の機能名の翻訳表)。乾燥を毎日使う人には勧めません。「ときどき乾燥も使う」人向けです。

予算を下げたいときに動かせる4か所の分岐図(①型落ちを狙う=東芝TW-127XP5は「生産終了品」、パナソニック前世代は「在庫僅少」・2026年10月3日確認 ②縦型全自動へ下げる ③容量を1段下げる ④買い替え時期を確認)。それぞれの制約を注記。

予算が合わないときに見る場所

実売価格を調べていないので、「◯万円以下ならこれ」とは書けません。そのかわり予算を下げたいときに動かせる場所を4つ。

  1. 型落ちを狙う。東芝の TW-127XP5 は公式ページで「生産終了品」と表示され、公式の商品一覧から外れました(2026年10月3日確認)。買えるのは店に残っている在庫だけです。パナソニックの前の世代 NA-LX129EL/R も公式の比較表で「在庫僅少」と表示されています(2026年10月3日確認)。「安い」ではなく在庫が終わりに近いという意味です。
  2. 乾燥をあきらめて縦型全自動に下げる。収録の縦型7機種に、衣類をまとめて乾かす乾燥容量の表示はありません(パナソニックの2機種にある「槽・風乾燥:化繊2kg」は別の数字です)。ただし水はドラム式が少なく、縦型は83〜139L → 「ドラム式と縦型どっちがいい?」
  3. 容量を1段下げられないか確かめる。ただし乾燥まで使うなら下げられません(乾燥容量は洗濯容量のおよそ半分)→ 「洗濯機は何キロを選ぶ?」
  4. 買い替え時期なのかを確かめる → 「家電の寿命10年」は本当か。⛔ なお、本体に製造年と「設計上の標準使用期間」を表示する長期使用製品安全表示制度の対象は「電気洗濯機(洗濯乾燥機は除く)」(日本電機工業会)=乾燥機能つきの機種に、この年数の表示はありません
設置の3か所を測る図(①防水パンの奥行内寸500〜540mm以上 ②洗濯機の上の空き〈本文に数値記載なし〉③搬入経路の幅710mm以上)。

買わなくてよい人

  • いま動いていて、不満が「なんとなく」の人。当サイトは1台も洗っていないので、買い替えで汚れ落ちが良くなるとは書けません
  • 電気代を下げたくて買い替える人。 洗うだけなら1回約1.2〜3.4円、毎日回しても年約450〜1,250円。電気が大きく動くのは乾燥を使うときだけ(1回約18〜88円)
  • 置き場所をまだ測っていない人。収録機種の高さは917〜1,120mm、ドラム式の防水パンの条件は奥行内寸500〜540mm以上。先にメジャーを → 「置けるか測る6か所」
1回あたりの電気代の比較図。洗うだけは約1.2〜3.4円(40〜110Wh)、乾燥まで使うと約18〜88円(590〜2,850Wh)。アイリスオーヤマの2機種は消費電力量が不明でこの幅に含まれないと注記。

よくある質問

Q. 洗濯機の電気代は1回いくらですか?
A. 洗うだけなら約1.2〜3.4円(洗濯のみ40〜110Wh・31円/kWh換算)、乾燥まで使うと約18〜88円(590〜2,850Wh)です。アイリスオーヤマの2機種は消費電力量を見つけられず、この幅に入っていません。各社で測定コースが違うので、この幅だけで優劣は決められません。水道代まで含めて「円」で公表しているのはシャープだけです(ES-12X2 31.1円/ES-PT11L 91.3円)

Q. 大きい容量ほど電気を使うのではないですか?
A. 乾燥まで使うなら逆でした。収録したヒートポンプ式・ハイブリッド式はすべて12kg以上にあり、12kg級ドラム5機種は590〜1,330Wh、7〜8kgのドラム式は数値を確認できた4機種が1,380〜1,980Whです。ただし洗うだけなら、水と電気で答えが違います。水はほぼ容量どおりに増えます(縦型8kgは83〜99L、縦型12kgは123Lと139L)。電気は容量ではそろいません(縦型8kgで数値を確認できた4機種は44〜67Wh、縦型12kgの2機種は64Whと70Wh=重なります)

Q. 同じ12kg級なら、どれを選んでも同じですか?
A. いいえ。洗濯〜乾燥は590Wh(シャープ)から約1,330Wh(東芝)まで約2.3倍の差があります(ただし東芝は乾燥7kg、ほかは6kg=乾燥容量をそろえないと比較になりません。東芝 TW-127XP5 は2026年10月3日の公式の表示で「生産終了品」です)。高さも943〜1,120mmで17.7cm違います

段ごとの第1と、条件が強いときの行き先の早見図。7〜8kgは日立BD-CG80P(上が詰まるならAQUA AQW-D8A)、10〜11kgはパナソニックNA-SD10UBL(ドラム式を置けないならシャープES-PT11L)、12kg以上はシャープES-12X2(自動投入ならパナソニックNA-LX129FL/R〈第2・2026年10月上旬発売〉、上が詰まるならAQUA AQW-DXS12A、型落ちなら東芝TW-127XP5L/R〈生産終了品のため順位外・店の在庫だけ〉。12kg以上は2026年10月3日確認)。

まとめ

  • 7〜8kgは日立 BD-CG80P(1,380Whが、この段で数値を確認できた4機種で最小。ただし低温ヒート式・自動投入なし)。10〜11kgはパナソニック NA-SD10UBL(高さ960mm・乾燥で水が減る。ただし1,980Whは、値を確認できたドラム式11機種で最多タイ)。12kg以上はシャープ ES-12X2(洗濯〜乾燥590Whが最小。ただし高さ1,120mmは最高)
  • 条件が1つでも強いなら、そちらが優先です。上が詰まっている=AQUA(943mm)、自動投入=パナソニック(12kg以上の第2=NA-LX129FL/R。2026年10月上旬発売)、型落ち=東芝 TW-127XP5L/R(⚠️ 生産終了品のため順位から外しました。店の在庫だけです)、洗うだけで電気を減らす=日立の縦型(44Wh)。乾燥を毎日使うなら、タテ型洗濯乾燥機(2,200Wh・2,850Wh)は選ばないでください

今日やることは1つだけ。置き場所の「防水パンの奥行内寸」「上の空き」「搬入経路の幅」を測ってください。推薦は、その3つが分かって初めて使えます。

注記:数字の条件

  • 消費電力量は各社で測定コースが違います(日立=標準/省エネ、東芝=標準/乾燥節電、パナソニック=標準乾燥/省エネ乾燥、シャープ・AQUA・ハイセンス=1値)。並べたのは各社の代表的な1値(日立・東芝・パナソニックは標準側)。乾燥容量もそろっていません(東芝TW-127XP5と日立BD-STX130Pは乾燥7kg、ほかのドラム式は3.5〜6kg)
  • 電気代の計算式=消費電力量(Wh)÷1,000 × 31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価・2022年7月22日改定)。発売状況・在庫の表記は、2026年8月25日時点の公式表記です。ただしシャープ ES-12X2、パナソニック NA-LX129FL/R・NA-LX129EL/R、東芝 TW-127XP5・TW-137XP6 の表記は2026年10月3日に確認し直しました
  • 小さなお子さんがいる家庭へ。消費者庁はドラム式洗濯乾燥機内の閉じ込め事故について、こう書いています。「こういった事故事例を踏まえて、万が一閉じ込められても内側から扉を押し開けることができる構造となるよう、2018年5月には電気用品安全法の技術基準における要求事項が明確化されました。しかし、家庭で使用されている従来の製品の中には、そういった構造ではないものもありますので注意が必要です。」(原文の注番号「(※2)」は省きました)。同じページは対策として「閉じ込め時に内側から開けられる構造かどうかによらず、洗濯機を使用していないときは扉を閉めて『チャイルドロック機能』を活用しましょう。」とも書いています(原文の「チャイルドロック機能」のかぎかっこは『』に置き換えました)(Vol.596「ドラム式洗濯乾燥機内の閉じ込め事故に注意!」・2022年7月8日/2026年9月12日確認†)。当サイトは各機種の閉じ込め防止機能の有無を確認していません。
  • 「確認できず」は、当サイトが開いたページに記載を見つけられなかったという意味で、その項目が存在しないという意味ではありません。また「最小」「最大」は収録した7社21機種の中での話(三菱電機などは調べておらず、7社でも代表機種以外は収録していません)

出典(機種の数値は2026年8月25日確認。†は2026年9月12日にURLと本文を確認)

数値・引用文は、上記を当サイトが実際に開いて確認したものです。引用は原文どおり。当サイトはこれらの洗濯機を購入・使用しておらず、汚れ落ちの評価も価格の比較もしていません(カードの価格は販売店の表示値。2026年9月12日時点)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました